2009年11月22日 (日)

夢のシネマパラダイス407番シアター:想いはつたわる!?

容疑者Xの献身

Yougisya_x_no_kensin 出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、長塚圭史、堤真一

監督:西谷弘

(2008年・東宝・128分)WOWOW

内容:ある冬の日、顔を潰され指も焼かれた全裸の絞殺死体が発見される。が、ほどなく身元は富樫という男性であることが判明。貝塚北警察署の刑事・内海薫(柴咲コウ)と警視庁刑事・草薙(北村一輝)は、富樫の元妻・花岡靖子(松雪泰子)を容疑者と睨むが、彼女には完璧なアリバイがあった。困り果てた2人は、さっそくガリレオこと物理学者の湯川(福山雅治)に相談を持ちかける。そこで偶然にも、靖子のアパートの隣に住むサエない男・石神哲哉(堤真一)が、湯川の大学時代の同級生であることが分かる。やがて、湯川は石神がこの事件に関わっているのではと疑念を抱き始めるが・・・。

評価★★★★/80点

普段、小説をほとんど読むことがないオイラだけど、本屋大賞と直木賞受賞作だけは読むようにしていて。

その中でも、東野圭吾の直木賞受賞作の今回の原作は、宮部みゆきの「火車」と並んで今までで1,2を争うほど印象に残った小説。

なんて哀しく、そして心洗われる作品なんだろうと、サスペンス・ミステリーという範疇を超えた人間ドラマのエンタメ作として一気に読破してしまった。

だから、映画化されると聞いたときは、イエー^^ヾ(。・ω・)人(・ω・)ノーいshinenoteと飛び上がって喜んだけど、月9ドラマと同じ軽妙なタッチで描かれたら原作のテイストが損なわれやしないかという不安要素があって。。

、、だったんだけど、それは全くの杞憂に終わったようだ。

原作には登場しない内海薫を捨て駒にしてまで、あくまで石神と花岡靖子をメインに据え、TVドラマとは一転シリアスなトーンにして、音楽も月9でおなじみの曲はほとんど使わず、、フムフムよく分かっていらっしゃるなという印象。

石神も原作では小太りで目が細い冴えないオッサンで、堤真一はもの凄っかけ離れたイメージだったんだけども、なんともまぁ彼の演技には脱帽しちゃいましたわ。もう彼の独壇場というかんじで、映画の空気を彼一人の存在感で確定させちゃったような。

役者に引き込まれてしまうというのはこういうことを言うのかもしれないなってことを久々に感じさせてくれますた。。

その点では、柴咲コウはホント今回はご愁傷さまでしたとしか言いようがなくて、福山ガリレオとの丁々発止の掛け合いもほとんどなく、、、何の見せ場もなかったな。

ま、それは次回作に期待するとしてだ。ともかく、東野圭吾の文体がそもそもシナリオ的な要素を多分に含んでいるので映像化しやすいという面はあるのかもしれないけど、今回は「手紙」(2006)並みに心に残る秀作になったと思いまッス。

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鉄道員(ぽっぽや)

04ken01 出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、吉岡秀隆、志村けん、小林稔侍

監督:降旗康男

(1999年・東映・112分)1999/05/25・岩手教育会館(試写会)

評価★★★/65点

内容:北海道のローカル単線・幌舞線の終着駅、幌舞。駅長の佐藤乙松は、不器用だが真面目だけが取り柄の筋金入りの鉄道員(ぽっぽや)。職務に忠実なあまり、生後2ヶ月で死んでいった娘や病気で亡くなった妻を看取ることさえできなかった乙松は、近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた。そんなある日、一人の少女が乙松の前に現れる・・・。

“線路は何のためにあんねん!”

前に進むためにあるんだろうが。えっ、乙松さんよ。

なのに決して前へ進むことをせず2時間もの間停車したまま動かないというのは、、、そういう映画オイラは見たくないし、何にも見出せません。

しかも挙句の果てにお棺となって前へ進む、ってのは・・・catface、あの~、勝手に逝ってらっしゃいませ。せっかく志村けんも出てることだし、ドリフでやったら。

雪と駅と健さん3点セットに目一杯サービスして★3っつ。

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ホテル・ビーナス(2004年・日本・125分)DVD

 監督:タカハタ秀太

 出演:草彅剛、中谷美紀、香川照之、市村正親、パク・ジョンウ、コ・ドヒ

 内容:フジテレビで放映されていた人気バラエティ「チョナン・カン」からのスピンオフ企画として製作されたセンチメンタルな群像ドラマ。ある最果ての街。片足が不自由な謎の老オカマ“ビーナス”が経営しているホテル・ビーナスには、生きることに希望を抱けない青年、酒に溺れる医者とホステスをしている妻、花屋を夢見る娘、常にピストルを持っている少年などワケありな人々が住んでいた。そこへある日、流れ者の男が幼い少女を連れてやって来る・・・。

評価★★/45点

フジの新春かくし芸大会でこういう外国語劇やるよね、、ってレベル。。

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人間の証明(1977年・東映・133分)WOWOW

 監督:佐藤純彌

 出演:岡田茉莉子、松田優作、ジョージ・ケネディ、ジョー山中、三船敏郎、岩城滉一

 内容:東京のホテル・ニューオータニでNYのハーレムからやって来た黒人男性(ジョー山中)が、「ストーハ」という言葉と西条八十の詩集を残して殺された。捜査線上に見え隠れするファッションデザイナー八杉恭子(岡田茉莉子)とその息子(岩城滉一)。黒人男性の過去を追って渡米する警視庁の棟居(松田優作)。やがて、八杉と黒人男性の意外な関係、そしてNY市警のシュフタン刑事(G・ケネディ)と棟居の関係が明らかになっていく・・・。「犬神家の一族」に次ぐ角川映画第2弾として、メディアミックスを駆使した大量宣伝とTVCM絨毯爆撃で大ヒットを記録した。「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね?」は流行語になった。

評価★★★/60点

一様で扁平な内容よりも、次から次へと大物が出てくる顔見世興行の方に心が躍る贅沢な一品。

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アカルイミライ

Mirai2 出演:オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也、笹野高史、りょう、加瀬亮

監督:黒沢清

(2002年・日本・115分)2003/01/28・下高井戸

評価★★★/65点

内容:仁村雄二(オダジョー)は、兄貴分的な存在で温厚な有田守(浅野)とおしぼり工場でバイトしている。雄二は他人とうまく渡り合えず無鉄砲な性格で、工場の社長である藤原(笹野)の言動にいちいちムカついてキレかかっている。そんな彼を見かねた守は2人だけにしか分からないサインを提案する。そしてその頃から守は自分が飼っている猛毒のアカクラゲの飼育方法を雄二に事細かに教えるのだった。そんなある日、守はクラゲを託して突然姿を消した・・・。

“守の「行け!」「待て!」の合図”

今、ウチのワン公に必死で教えてるところですflair。。

それくらいしかこの映画から得られるものがなかったんだわ・・・。

解らないようで、、、やっぱ解らない映画でした。

でも、あの真水に慣らされたクラゲたちが海に帰ったらどうなるんだろう。また順応できるのだろうか。それでも川を下っていくクラゲたち。

ラストの少年たちはあのままどこに流されていくのだろう。

時だけは変わらず流れていく・・・。

あのクラゲを見てふと宮崎あおい主演の「害虫」に出てくる、“あらゆる悪徳こそが人間存在の本質であり、善とはただかろうじて悪ではない状態にすぎない”という一説をなぜか思い出してしまった。

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嗤う伊右衛門(2003年・東宝・128分)2004/02/10・ヴァージンシネマズ六本木

 監督:蜷川幸雄

 出演:唐沢寿明、小雪、香川照之、池内博之、椎名桔平、六平直政

 内容:切腹を命じられた父親の介錯をした後、浪人へ身を落とした境伊右衛門は、御行乞食の又市から民谷家への婿入り話を持ちかけられる。相手は民谷家の娘・お岩。彼女は天然痘に冒されたせいで、顔の右側が崩れてしまっていたが、周りの冷たい視線にもめげず凛とした佇まいで懸命に生きていた。そして伊右衛門とお岩は晴れて夫婦となった。が、かつてお岩を好いていた与力の伊東はそれを面白く思わず・・・。

評価★★★☆/70点

内容はたいしたことない。しかし、観てから相当日数が経つというのに、伊右衛門、お岩、与力の伊東の狂気じみた情念だけが脳裏に焼きついて離れない。

離れようとしない・・・。

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天国の本屋~恋火(2004年・松竹・111分)WOWOW

 監督:篠原哲雄

 出演:竹内結子、玉山鉄二、香里奈、新井浩文、原田芳雄、香川照之

 内容:管弦楽団を解雇されたピアニストの健太は、人材管理人を名乗る男に連れられ、「天国の本屋」へやって来る。といっても彼は死んでいるわけではないらしく、ただのアルバイト要員だという。そこへ生前憧れていた翔子がやって来て・・・。松久淳、田中渉の小説「天国の本屋」「恋火」を基に映画化。天国と地上で交錯する愛を描いた異色ファンタジー。

評価★★★/60点

ちょっとイイ話にはなってるけど、映画として優しすぎて正直すぎることが逆にアダになっているかんじ。

ま、オイラの地元の本屋から原作が広まったのはチョット自慢だけどね。

2009年11月16日 (月)

夢のシネマパラダイス340番シアター:人間を引き裂いていく戦争

蟻の兵隊

Ari 出演:奥村和一

監督:池谷薫

(2005年・日本・101分)CS

内容:終戦当時、中国山西省にいた日本兵のうち約2600名が中国国民党軍に編入させられ、共産党軍との内戦参加を強要され中国に残留していた。やがて帰国できた彼らを日本政府は脱走兵とみなし、恩給資格を剥奪、日本軍司令官と中国国民党軍との間に密約があったという残留兵たちの主張を退けていた。残留兵として中国内戦を戦った奥村和一らは、戦後補償を拒み続ける国を相手に裁判で今も闘い続けている・・・。そんな奥村老人にカメラを向け、真相解明に奔走する姿を追ったドキュメンタリー。

評価★★★★/80点

戦争において加害と被害は合わせ鏡のように表裏一体でつながっており、その両面から見なければ戦争の何たるかは見えてこないとはよくいわれる。

しかし、その中で、唯一の被爆国として激烈な被害をこうむった一方、アジア地域に多大の加害を与えた日本において、加害の記憶というのはスッポリ抜け落ちてしまっているといわなければならない。

映画なりドラマなり加害というのを真正面から捉えた作品というのはついぞ見たことがないのだから。

その点で、中国で戦った日本兵・奥村和一を通してあの戦争の加害と被害を両面から見据えることになったこのドキュメンタリー映画を見れたことは、自分にとっては重く貴重な映画体験になったと思う。

補聴器を付け、杖をついた老人が語る生々しい記憶と「殺害現場」を訪れる記憶の道程には息をのむ思いがしたけど、その中でも、処刑した中国人の息子さんに贖罪の思いで面会した奥村氏が、一転して旧日本兵としての顔を垣間見せる場面は圧巻だった。

戦時中の軍事教育がいまだに身体の中に残っているのだ、と言う奥村氏の言葉には衝撃を受けたけど、戦争というのは人間を人間でなくすものなのだということをまざまざと実感させられた映画だったと思う。

オイラの父方の祖父は、シベリア抑留を経験し、祖母は満州から1年半もかけて命からがら日本に引き揚げてきたと聞いたことがあるけど、本人の口からは詳しいことを聞くことなく祖父は亡くなり、祖母は寝たきり状態。

ただ、祖父が抑留時につづった日記が遺品としてあって、でもロシア語で書かれていて内容が分かんないんだよね。親父は常々、誰か翻訳してくれる人いないかなって言ってるけど。

戦後60年以上経って薄れゆく戦争の記憶、祖父母世代の孫にあたるオイラにして既にバトンが渡っていない状態なのだから、どんどん風化していってしまうんだろうな・・。

せめてこういう映画やドラマを見て戦争について知っておかないと。。

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プラトーン

Mp202 出演:チャーリー・シーン、トム・べレンジャー、ウィレム・デフォー

監督・脚本:オリヴァー・ストーン

(1986年・アメリカ・120分)NHK-BS

評価★★★★/80点

内容:アカデミー賞で作品・監督賞など4部門を受賞したオリヴァー・ストーンの話題作。1967年、両親の反対を押し切って志願してベトナムへやって来たクリスは、最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属される。苛酷な環境と過度の緊張が彼の精神をぼろぼろにしていく中、班長のエリアスだけは彼に優しく接し、無益な殺人にも反発を感じている。隊長のバーンズ軍曹はエリアスとは対照的に冷酷無比な男で、2人はことあるごとに対立を繰り返していた・・・。

“オリヴァー・ストーン爆死!!”

戦場の3大要素である虐殺、略奪、レイプをジャングルの蒸し暑さとともにまるでやけのやんぱちのごとく描ききったオリヴァー・ストーン。

彼のマグマのような熱い情熱に彼自身の理性もちょっと壊れちゃったんじゃなかろうか。そうじゃないとたった54日間でこの映画撮れないだろフツー。

どうりで映画にチョイ役で出てきたと思ったら速攻で爆死しちゃうわけだ(笑)。

いや、オリヴァー・ストーン、オイラは認めるよアンタのこと。

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パール・ハーバー

Ph 出演:ベン・アフレック、ケイト・ベッキンセイル、ジョシュ・ハートネット、キューバ・グッティングJr.、アレック・ボールドウィン、ジョン・ボイト

監督:マイケル・ベイ

(2001年・アメリカ・183分)MOVIX仙台

評価★★/40点

内容:第二次世界大戦直前のアメリカ。兄弟同然に育ったレイフとダニーは少年の頃からの夢でもあるアメリカ空軍のパイロットに志願する。視力検査で引っ掛かったレイフは担当看護士のイヴリンに嘆願し、なんとか合格の判をもらうことに成功。とともにイヴリンのハートを射止めようと猛烈アタックを開始する。が、1941年、現地時間12月7日・・・。パール・ハーバーは一瞬にして深紅に染まり、戦争は突然の嵐のように彼らの青春に襲い掛かった。

“1億3500万ドルかけて特攻しかけたこの映画にある意味拍手を送りたい。”

まず正直に白状せい。

監督2人おるやろ。そうやろ。そうとしか言いようがないでこれは。オイラの目は節穴じゃなかよ。

日本人として笑っていいものかどうか、、でも笑うしかないっしょこれ・・・。

燃料満タンで飛び立ったと思ったら実は片道とちょっと分しか入れてなくて、あえなく息切れそのままドボンてなかんじ?

おいおい、製作費1億3500万ドルかけて特攻しかけたのかよこの映画は、、、無残やな。

ついでにこれも言っとく。

戦争の罪より、あのオナゴの罪の方が身近で恐いよ。。。

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カジュアリティーズ(1989年・アメリカ・113分)Video

 監督:ブライアン・デ・パルマ

 出演:マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、ドン・ハーベイ、ジョン・C・ライリー、ジョン・レグイザモ

 内容:1966年、ベトナムの戦場で上官、同僚の4人がベトナム人少女をレイプし射殺するのを目撃した兵士エリクソン。基地に戻った彼は上官らを告発するが・・・。

評価★★★/65点

良く言えばこういう映画をちゃんと作れてしまうアメリカの懐の深さ。悪く言えばいまだに独善を振りかざして世界で罪を犯しまくっているアメリカ、いいかげんやめれ。

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さよなら子供たち(1987年・仏/独・103分)NHK-BS

 監督・脚本:ルイ・マル

 出演:ガスパール・マネッス、ラファエル・フェジト、フランシーヌ・ラセット

 内容:12歳のジュリアンは、パリ郊外のカトリック寄宿学校に疎開している。そこへ3人の転校生がやって来るが、彼はそのうちの1人ジャン・ボネのロッカーをこっそり覗き、ジャンがユダヤ人だと知る。寄宿生活を送るうちに、ジュリアンとジャンは次第に親しくなるが、料理番がゲシュタポに密告し、ジャンら3人の転校生と彼らをかくまった神父が連行され、学校は閉鎖されてしまう・・・。ナチス占領下のフランスを舞台に、子供たちの友情が戦争に巻き込まれていくさまを描いた、ルイ・マル監督の自伝的ともいえるドラマ。ヴェネツィア国際映画祭作品賞受賞。

評価★★★★/75点

“映画を珠玉の価値にまで一気に高めた永遠のラスト。”

少年の瞳に永遠に刻みつけられた別れと光景。

散発的でつながりもまとまりもなかったエピソードの数々の積み重ねが、ラストの少年の表情により一気に意味をもったものになった。

ラストのカットだけはルイ・マルも対象に相当肉薄して思い入れを込めて撮ったと思う。凄いよあの演技は。

ラストを際立たせるがための淡々描写に徹したといえるのかもしれない。

誰かが殺されるわけでもない、戦場でもない。

でも戦争の影、それは人間が隠し持っている憎悪や恐れと不安、が着実に普通の日常生活に侵食してくる。淡々とした画面の節々にそれらがトゲのように突き刺さっていくのが感じられ心が痛くなった。

「蝶の舌」のラストも強烈さと静寂さの中で永遠に刻みつけられたラストとなっているが、この映画もそういう表現がピタリと当てはまるような強いインパクトを残したと思う。

2009年10月11日 (日)

夢のシネマパラダイス156番シアター:バットマンシリーズ

バットマン

Batman89 出演:マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー

監督:ティム・バートン

(1989年・アメリカ・127分)劇場観賞

内容:アメコミの人気ヒーロー、バットマンを23年ぶりにスクリーンに蘇らせたSFアクション。市制200年を迎えるゴッサムシティには悪がはびこり、正義のヒーロー、バットマンの活躍に関心が高まっていた。報道カメラマンのヴィッキーは、取材を進めるうちに大富豪のブルースと出会い恋に落ちるが、実は彼こそがバットマンの正体だった。そんな折、バットマンに倒されたはずの悪者ジャックが、犯罪組織のボスを殺して後釜に座り、街を征服しようと企んでいた・・・。

評価★★★★/75点

スマイリーなジョーカーという強烈なキャラクターだけで、バットマンはおろかダークなゴッサムシティの世界観の向こうを張っているという凄さ。

そしてそれを嬉々として演じるジャック・ニコルソンの凄さ。

後の続編のことを考えると、このことがいかに凄いことだったかということが分かるってもんだ。。

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バットマン・リターンズ(1992年・アメリカ・128分)盛岡中劇

 監督:ティム・バートン

 出演:マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、ミシェル・ファイファー

 内容:クリスマスを目前に控えたゴッサムシティでは、ペンギンと名乗る男が部下を引き連れて街を恐怖に陥れようとしていた。ペンギンは街の実力者マックスと結託し、シティに君臨しようと企むが、その野望に気付いたバットマンことブルース・ウェインは、ペンギンたちに闘いを挑む。

評価★★★★/75点

“悪者キャラが主で、正義のヒーローが従という普通では考えられない逆転現象をはじめとして、完全にティム・バートンだけの世界へと進化を遂げた恐るべき作品。”

ただ1ついただけないのは、バットマンがキャットウーマンとマックスの前で、マスクをはずしてしまうこと。

最大の禁じ手でしょうよそれって。。

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バットマン・フォーエバー(1995年・アメリカ・119分)盛岡フォーラム

 監督:ジョエル・シュマッカー

 出演:バル・キルマー、クリス・オドネル、ジム・キャリー、トミー・リー・ジョーンズ

 内容:バットマンに恨みをもつ二重人格の犯罪者トゥー・フェイスと、狂気の科学者リドラーの挑戦に、バットマンと相棒ロビンが立ち向かう!

評価★★★☆/70点

シリーズ中では1番好きな悪役キャラであるトゥー・フェイスとリドラーが、この作品をなんとか持ちこたえさせている。

それにしてもバットマン弱すぎ・・。ロビンと合わせて1人前ってかんじ。

色恋沙汰もとってつけたようなただの蛇足だし。。

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バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997年・アメリカ・124分)1997/08/30・セントラル劇場

 監督:ジョエル・シュマッカー

 出演:ジョージ・クルーニー、アーノルド・シュワルツェネッガー、クリス・オドネル、ユマ・サーマン

 内容:街中をすべて凍らせてしまうMr.フリーズと、植物の帝国を築こうとするポイズン・アイビーに、バットマンとロビンらが立ち向かうシリーズ第4作。

評価★★/35点

オレから言わせりゃ、この映画はさしずめ「レイプ・ザ・バットマン」だな。。

ティム・バートンのバットマンが完全に犯されて崩壊しちゃったてとこだな。

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バットマン・ビギンズ

310 出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、渡辺謙

監督・脚本:クリストファー・ノーラン

(2005年・アメリカ・140分)2005/07/09・ピカデリー

内容:バットマンの超人的能力の秘密、コウモリ姿の理由など、若かりし日のブルース・ウェインの秘密とともに仮面の戦士バットマン誕生秘話が明かされるシリーズ第4作。

評価★★★☆/70点

スパイダーマンシリーズが打ち立てた、生身の苦悩を背負ったスーパーヒーローとしてのアイデンティティの確立というレールに臆面もなくそのまま乗っかっているのは多少引っかかるが、二番煎じの烙印を押すまでには至らない無難な仕上がり。

何回も言うようだけど、あくまで無難な仕上がりですから。。

特に優れてもいないが欠点もないといったかんじ。

なにかパズルでいうと、重要な決めのワンピースが抜け落ちちゃってる気もするが、並み居る人海戦術にうまくはぐらかされたかも・・。

特にゲイリー・オールドマンよ!

だってハリウッド史上最凶の汚職警察官スタンスフィールド(「レオン」)がまっさか善良な正義を貫く警察官になっちゃうなんて・・・。そんなゲイリー・オールドマンを見るのもまたオツなものではあったけどさ。

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ダークナイト

20080909_309814 出演:クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、マギー・ギレンホール、モーガン・フリーマン

監督:クリストファー・ノーラン

(2008年・アメリカ・152分)2008/09/01・盛岡フォーラム

評価★★★★☆/85点

内容:ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。が、ジョーカーと名乗る正体不明の男が次々と凶悪事件を引き起こしていき、ゴッサムシティは混乱のるつぼに・・。そんな中、正義感に燃えるハービー・デント地方検事が新しく赴任するが・・・。

“アザだらけのヒーロー”

正義か悪か、善人か悪人か、敵か味方か、西側か東側か、資本主義か社会主義か、あちら側かこちら側か、、、という単純な二項対立で全てに片がつけられるとお気楽に考えられていた80年代、世界の警察として君臨していた超大国アメリカでは、勧善懲悪のヒーローであるスーパーマンが幻想の大空を駆け回っていた。

それから10年後、病める現代人が世の中にあふれ出した90年代、少年時代に両親を殺された暗い過去を抱え、抑えがたい復讐心に駆り立てられる二面性を持ったヒーロー、バットマンがゴッサムシティの闇を駆け回り、バットマンのせいで醜い怪人となり復讐に燃える男、そして実は彼の両親を殺した犯人ジョーカーとの因果応報戦は一筋縄ではいかないヒーロー活劇の新機軸を示した。

さらにそれから10年後、ヒーロー不在の00年代、スーパーパワーを持ちヒーローになること自体に苦悩する落ちこぼれ高校生の青春劇として描かれるに至ったスパイダーマンは、等身大の人間としてヒーローを地に降り立たせた。

それは、9.11によりヒーローでありつづけることの存在意義に大きな傷を付けられたアメリカの憂いでもあり、しかしそれが物語にも深みをもたせることにもつながったわけだが、今回それらがお茶らけて見えてしまうほどのさらなる進化・・?いや、深化を遂げてしまったのが本作「ダークナイト」だ。

空を飛び回るヒーロー、闇を駆け抜けるヒーロー、等身大のヒーローときて、まさか犬に追っかけられるヒーローというのを誰が想像しえただろうか(笑)。

ストーリーよりもデザイン、内容よりもスタイルを重視したティム・バートン版バットマンの真逆をいくコンセプトのもと作られたといえる本作は、アメリカ的な二項対立で世界を捉えることの限界を露わにした。

そして、勝手に制裁を加える無法者として市民から非難されるバットマンと、混沌と恐怖の配達人ジョーカーが生み出すめくるめく暴力の連鎖は、9.11を境に噴出した我を忘れ怒り狂ったアメリカの暴走と世界の混乱、さらにつきつめていけばスーパーパワー・アメリカの世界覇権の終わりと世界の多極化に伴なう混沌と新たな犠牲の形を暗に示しているともいえ、まさにアメコミ映画としてのマンガ的娯楽性以上に、社会派映画としてのドラマ性、さらに犯罪大作としてのカリスマ性を備えたもの凄い作品に仕上がっている。

フィクションとしての一線をはるかに超えてしまった映画というのはそうざらにはないと思うのだけど、まさかアメコミ映画でこういう稀有な映画体験をしてしまうとは思いもよらなかった・・・。ていうかアメコミ映画とはいえないなこれは。。

なによりも登場人物たちそれぞれに込められた心理的な軌跡が幾重にも重なって物語をグイグイと引っ張っていく構成はかなりのもので、それだけでも観る価値のある作品だといえよう。

毒をもって毒を制するやり方で正義を成そうとする中、次第にエスカレートしていく必要悪とモラルの狭間に陥っていくバットマン=ブルース・ウェイン。

法律を武器に悪をこらしめる最も潔癖なホワイトナイト(光の騎士)でありながら、「ヒーローとして死ぬか、生きながらえて悪に染まるか」という言葉を自ら体現してしまったハーベイ・デント=トゥーフェイス。

ゴッサム・シティ最後の良心の体現者ジム・ゴードン。ブルースとデントの間で揺れ動くレイチェル。

そして、虚無の塊にして純粋悪の権化、究極の二者択一を矢継ぎ早に突きつける中で観る側をも不安と混沌に巻き込み、我々の善悪を試してくる史上最凶の悪役ジョーカー。

これら5人の堅固な登場人物を、さらにマイケル・ケイン、モーガン・フリーマンらが脇を固め、陣容は完璧な布陣。

また、見せ場の連続と驚異的なプロットの詰め込みを、恐ろしいほど細分化されたカット割りと、一つ一つのシーンを全て見せず寸止めの極致で押しとどめる編集(例えば流血シーンを見せないで観客に想像させるetc.)の妙など、技術面も特筆もの。

これがホントのA級映画なんだよ。うん。

ジョーカー役のヒース・レジャーの怪演についてはもはやどんな言葉も意味を成さないだろう。この映画を見れば分かる、とにかくこの映画を見てくれ、とだけ言いたい。

さて、ジョーカーが繰り出す究極の二者択一、その最たるものがクライマックスで描かれた、市民が乗るフェリーと囚人が乗るフェリーがお互いを爆発させる起爆装置によって天秤にかけられ、午前0時までに相手の船を爆発させないと自分たちの船も爆発してしまうという恐ろしいものだったが、ここでの救いのありかが“独りよがりでくだらない正義漢”をもつスーパーヒーローではなく、浅ましさの象徴とも捉えられる一般大衆と悪人の集団である囚人であったことに善悪を超えたところにあるモラルと良心を感じ取ることができ、暗く重い映画にあって一縷の希望の光を見出した気がした。

我々の良心は、大丈夫だろうか・・・!?

夢のシネマパラダイス408番シアター:ジャッキー押忍!

ヤングマスター/師弟出馬(1980年・香港・100分)NHK-BS

 監督:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、ウェイ・ペイ、ユン・ピョウ

 内容:捨て子だったタイガーとチェンは、正風道場のカン先生に拾われ、カンフーを学びつつ今や立派な若者に成長していた。そんなある日、カン先生の厳しい修行に嫌気がさしていたタイガーが道場を飛び出し、大悪党キム一味の用心棒となってしまう。そんな彼を心配したチェンは、彼を連れ戻しに向かうのだが・・・。

評価★★★★/75点

“弟子にして下さい!マスター・ジャッキー!”

我らがジャッキーだったらマスター・ヨーダにも勝てる!

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プロジェクトA

51d98cnmw9l__sl500_aa240_ 出演:ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポー、ディック・ウェイ

監督:ジャッキー・チェン

(1984年・香港・105分)DVD

内容:20世紀初頭の香港を舞台に、海上警察と陸上警察のいがみ合いと海賊討伐を、徹底したアクションで描いたジャッキー・チェンの娯楽大作。ドラゴンが所属する海上警察隊と、ジャガーが率いる陸上警察隊は、事あるごとにいがみ合っていた。ある日、両者は酒場で乱闘騒ぎを起こし、その非が海上警察側にあるとの裁定が下ったことで、ドラゴンたちは陸上警察に組み込まれてしまう。しかし、大掛かりな密輸組織を追って、大立ち回りを演じたドラゴンは、ジャガーと意気投合した。

評価★★★★☆/85点

“ジャッキーに飛び蹴りされたい!”

しかし、ジャッキーの決死の時計台からの落下シーンでの落下直後のセリフが、

「1つ大事なことを学んだよ。地球には間違いなく引力があるよ。エヘヘ。」って(笑)。

この期に及んでもまだ笑いを取りにいくジャッキー。

深刻さなど微塵もみせないジャッキーの映画魂にはホントに感服してしまう。

オイラの中でジャッキーはハロルド・ロイドやバスター・キートンをも超えた!まさに伝説shine

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プロテクター(1985年・香港・97分)テレ東木曜洋画劇場

 監督:ジェームズ・グリッケンハウス

 出演:ジャッキー・チェン、ダニー・アイエロ、ソーン・エリス、ロイ・チャオ

 内容:ファッションデザイナー誘拐事件をきっかけに、ジャッキー扮するNYの刑事がシンジケートを相手に香港とNYを行ったり来たりの大活躍、、、といきたいところだったが、ジャッキー2回目のアメリカ進出となった今作はまたもや不発に終わる。。3度目の正直となった「レッド・ブロンクス」で念願だった全米1位を獲得するまでさらにここから10年の月日を要した。

評価★★★/60点

やっぱジャッキーが銃を使うと面白さも半減やな・・・。

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サンダーアーム龍兄虎弟(1986年・香港・98分)NHK-BS

 監督:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、アラン・タム、ローラ・フォルネル

 内容:数千年の昔、聖地エルサレムを中心とする宗教戦争で、6種の「神の秘宝」が各地に四散した。そして、その6種の秘宝を集めることに狂奔していた邪教集団の教祖は、宝探しのプロフェッショナル“アジアの鷹”ことジャッキーに目をつける・・・。ジャッキーが石垣から木に飛び移るシーンの撮影中に誤って落下、頭蓋骨陥没骨折の重傷を負ったことでも有名。

評価★★★☆/70点

誘拐シーンでさえも思わず笑ってしまうほどの演出で彩られている本編を味わった後は、演出の域を超えたシリアスなNGシーンでお口を調えて下さい。

ジャッキー命punch

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プロジェクトA2(1987年・香港・105分)DVD

 監督:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、マギー・チャン、ロザムンド・クワン、リッキー・ホイ

 内容:前作で海賊グループの壊滅に成功したドラゴンは、その功を買われ水上警察署長に任命された。が、ダイヤ泥棒の濡れ衣を着せられてしまい、さらにドラゴンの就任を快く思わない前署長がドラゴンを失脚させるために陰謀を張り巡らしてきて・・・。

評価★★★★★/90点

TVのリモコンの消音ボタンを押してそのまま観続けても面白さが全く減退することがない。この映画の凄さはそこにある。

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プロジェクト・イーグル(1991年・香港・116分)NHK-BS

 監督・脚本:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、ドゥドゥ・チェン、エバ・コーポ

 内容:「サンダーアーム/龍兄虎弟」のキャラクターである“アジアの鷹”が再び登場する、ジャッキー版インディ・ジョーンズ。

評価★★★★/80点

キートンとフェアバンクスはいつものことながら、インディ・ジョーンズにチャーリーズ・エンジェルかよ。ジャッキー最高っ!押忍!

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ツイン・ドラゴン

Pibf1182_l 出演:ジャッキー・チェン、シー・チェン、レン・シークアン

監督:チュン・チュアン

(1992年・香港・104分)DVD

評価★★★★☆/85点

内容:赤ん坊の時に生き別れになり離ればなれに育った双子の兄弟。兄はNYで一流指揮者となり、弟は香港の暗黒街で生きていた。その双子が再会を果たし、マフィアを相手に戦いながら繰り広げる恋のさや当てを描いたアクション・コメディ。ジャッキーは一人二役の大奮闘。

“ジャッキーこそサイレントどたばた喜劇の正統な後継者であるということをこれほどまでに示している映画もなかろう。”

大げさな仕草、単純明快な筋立て!

セリフなんていらない。字幕でいい!

音なんていらない。簡単な想像力だけでいい!

色なんていらない。モノクロでいいんだ!

サイレント映画にしても十分すぎるほど通じちゃうんだ。これぞジャッキーなのだ!

ジャッキー命!押忍っ!

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レッド・ブロンクス(1995年・アメリカ・105分)盛岡中劇

 監督:スタンリー・トン

 出演:ジャッキー・チェン、アニタ・ムイ

 内容:NYのブロンクスで休暇を過ごしていたクーン刑事が、ダイヤ密売シンジケートによって荒廃した街を救うため、巨大な悪に立ち向かう!

評価★★★★★/100点

同時上映だったスタローンの「ジャッジ・ドレッド」がなんとチンケに見えたことか。。

ジャッキー映画の中で実はこれが1番好き。

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WHO AM I?(1999年・香港・120分)Video

 監督:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、ミッシェル・フェレ、山本未来

 内容:ヘリの墜落で救出された男は記憶を失っていた。原住民から“フー・アム・アイ”と名付けられた男は、自分の記憶を求めて町に出るが、なぜか命を狙われるハメに・・・。

評価★★★/65点

ワールドワイドにロケするのは結構だが、それと反比例してジャッキーのコミカルアクションが減るのは困る。

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シャンハイ・ヌーン(2000年・アメリカ・111分)WOWOW

 監督:トム・デイ

 出演:ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン、ルーシー・リュー、ロジャー・ユーファン

 内容:西部開拓時代のアメリカ。アメリカに連れ去られた中国の王女を救い出すため、近衛兵チョンとガンマンのロイが手を組んだ!ジャッキーのハリウッド進出第2弾となった西部劇カンフー・アドベンチャー。

評価★★★☆/70点

単純明快、完璧なご都合主義、コミカルアクション。

これがジャッキー映画なのでっス。ハリウッドに行っても変わらないスタンスはご立派。命がけアクションは影をひそめたものの、やはり見ていて楽しい。

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ラッシュアワー2(2001年・アメリカ・90分)WOWOW

 監督:ブレット・ラトナー

 出演:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、エリザベス・ペーニャ、チャン・ツィイー

 内容:香港のアメリカ大使館で、少女による爆破事件が発生。香港にバカンスに来ていたリー捜査官とカーターが捜査を進めるうちに、事件は思いもよらない方向へ展開していく・・・。

評価★★★/55点

白すぎケバすぎチャン・ツィイー、、、けど喜んで彼女のかかと落とし受けます!

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タキシード(2002年・アメリカ・99分)DVD

 監督:ケヴィン・ドノヴァン

 出演:ジャッキー・チェン、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、ジェイソン・アイザックス

 内容:運転の腕前を買われて富豪の運転手にスカウトされたジミー。ある時、富豪のタキシードに袖を通してみると、なんとダンスや格闘技までこなせる特殊能力が身についてしまった。実は諜報部員だった富豪になりすまし、ジミーは危険な任務に挑むのだが・・・。

評価★★/40点

ジェニファーのお色気攻撃が、いちいちウザイ。。

と、エロエロな自分が言うのもなんだかだけど、オイラはジャッキーだけが見たいのよ、ジャッキー映画では。

まぁ今までのジャッキー映画でジェニファーと似たような女キャラがいないではなかったけど、ジャッキーとテンポが合ってないんだよなぁ今回は。かみ合わないテンポに最後までノリきれず・・・。

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シャンハイ・ナイト(2003年・アメリカ・114分)DVD

 監督:デビッド・ギブソン

 出演:ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン、ドニー・イェン、アイダン・ギレン

 内容:1887年、アメリカで保安官となったチョンに、中国皇帝の龍玉を守っていた父が謎の英国人に殺されたとの報せが届く。チョンはかつての相棒ロイを連れ、ロンドンへ向かう。

評価★★☆/45点

“ジャッキーvsドニー・イェン3分12R紫禁城-ニューヨーク-ロンドン決戦の方が客呼べると思う。。”

好きな映画スターは誰かと訊かれたら真っ先にジャッキーの名を挙げるオイラでもさすがにこれは評価できない。

話にキレがなければジャッキーにもキレが・・・見てて哀しくなってきちゃったよ。。

前作は、異文化同士の出会いと摩擦によるギャップのコミカルさが面白かったし、アクションにもそのコミカルさが反映されていた。

もともとジャッキー映画のアクションはコミカルさが売りだから、その点でも前作はストーリーとアクションの相乗効果がしっかりかみ合っていたと思う。

ところが、本作ときたら。

何が問題って、ジャッキーの中国人としてのアイデンティティが全くゼロになっちゃってて、ほんとジョン・ウェインという名前のアメリカ人になっちゃってるんだよね。だから相棒のホンマもんアメリカ人との絡みも全然面白くない。

妹リンちゃんを主人公にした方が良かったんちゃうか。。

あ゛っ、次作“シャンハイ・モーニング”なんてのはナシだぞ(笑)。

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メダリオン(2003年・香/米・88分)DVD

 監督:ゴードン・チャン

 出演:ジャッキー・チェン、クレア・フォーラニ、リー・エバンス

 内容:聖なるメダルで死者を蘇らせることができる少年ジャイ。彼を狙う犯罪組織スネークヘッドを、香港警察のエディが追う。一度は命を落とすエディだったが、メダルの力で超人的パワーを得て復活する!スゴッ。。

評価★★★/60点

最初はハリウッド映画としてのいい加減さが目に付いてどうなることかと不安になったけど、途中からは香港映画としてのいい加減さが板について安心して見ることができたというオチ。

たとえハリウッドで映画を作ろうともジャッキー映画の基本は香港映画特有のいい加減さにあると思うわけで。そうじゃないとジャッキー映画は面白くならないのでっス!といういい加減な感想・・。

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80デイズ

80day 出演:ジャッキー・チェン、スティーブ・クーガン、セシル・ドゥ・フランス、ジム・ブロードベンド

監督:フランク・コラチ

(2004年・アメリカ・121分)2004/11/16・MOVIX仙台

評価★★/40点

内容:1956年にアカデミー作品賞受賞した「80日間世界一周」をジャッキーの製作総指揮・主演でリメイク。19世紀のロンドン。変わり種の発明家フォッグ氏は王立科学アカデミー長官ケルヴィン卿と80日間で世界一周ができるかどうか賭けをし、無謀な旅に出ることに。フォッグ氏のお供をするのは、イングランド銀行から有名な仏像を盗み、フォッグ氏の助手に成りすましているパスパルトゥーことラウ・シン(ジャッキー)だった・・・。

“シュワちゃん、サザエさんになるの巻!?いやいや、あれは「あたしンチ」に出てくるオカンそのものだぁッ!フ~~ッ、、、アホらし・・・。”

そもそもなぜジャッキーである必要があるのか。

徹底的にジャッキー色に染めてくれるのならまだしも、あれじゃただロケハンを映画にしただけだろ、おい。。

しかもスケールがどう考えても50年前のオリジナル版の方がデカイぞ・・・。

カメオ出演という言葉を生み出したともいわれる元祖デヴィッド・ニーブン版には、フランク・シナトラ、マレーネ・ディートリッヒ、シャルル・ボワイエ、バスター・キートンをはじめとして43人もの往年の大スターが出てくるけど、今回のはどうだ。

どっかの首相じゃないけどサプライズが足りへんよサプライズが。

しかしまぁオリジナル版はいろいろな意味でビッグだったわけで、トッドAO方式なる大型スクリーン方式で撮影され、エキストラは7万人!

それは1950年代後半という時代が映画産業に求めたニーズでもあったわけで、世界一周というプロットも含めその時代と見事にマッチした当時としては破格にビッグな映画だったのだ。

それでなければアカデミー賞で5部門も獲れるはずはなかろう。

だが、それから50年後のグローバリゼーション全盛の今の時代に八十日間世界一周をリメイクすることにどんな面白さを見出せるというのか。

企画段階で気付けよ、と言ってやりたいがネタ切れ問題が深刻なハリウッドにとってはワラをもつかむ気持ちだったのか・・・。

もう、やけのやんぱちでジャッキーを起用したとしか考えたくないけど、ハリウッド超大作と呼ぶにはあまりにも貧相で稚拙であり、またジャッキー映画と呼ぶにはあまりにも笑うに笑えない薄っぺらさである。

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THE MYTH/神話

Imgf27cfd53exz1i7 出演:ジャッキー・チェン、キム・ヒソン、レオン・カーフェイ、マリカ・シェラワット、チェ・ミンス

監督・脚本:スタンリー・トン

(2005年・香/中・120分)2006/03/27・MOVIX仙台

内容:我らがジャッキーが初めて挑んだ本格武侠アドベンチャー。考古学者のジャックは最近同じ夢ばかり見ていた。その夢に登場する美しい女性のことが頭から離れないジャックだったが、この夢が何を意味しているのか分からなかった。一方、今から2200年前、秦の時代。皇帝の信頼厚い将軍モンイーは、隣国の朝鮮から迎える新たな妃・ユシュウ姫の警護を任されるが・・・。

評価★★★★/80点

「グリーン・デスティニー」が火をつけ、それ以来毎年のように送り出されてきた武侠映画。

そこに最後の大物ジャッキー・チェンがついに重い腰を上げた、ということだけでもジャッキーファンの自分は感涙ものなのだが、一抹の不安としてあったジャッキーのアイデンティティであるコミカル要素がはたして武侠映画の要素と相容れるのかという部分も、現代(コミカルないつものジャッキー)と2200年前の昔(シリアスなジャッキー)という2段階構成にすることによって、ジャッキーの良さと特徴を活かすことに成功している。

2段階構成にしたことにより武侠映画としては異質になったものの、そのかわりストーリーに深みが増したこと、ジャッキーの硬軟織り交ぜた信頼に足るアクション、今までのジャッキー映画の中でピカ一の韓国美人女優キム・ヒソンが相手役となりロマン要素も十分、中国政府の前面協力によるスケール感アップと久々にジャッキー映画を心ゆくまで堪能できた気がする。

もちろんジャッキー映画に伝統的な稚拙さやご都合主義もいつになく健在なのだが、ジャッキーファンのオイラにとってはこの部分が健在であればあるほどジャッキー映画の良さが際立ってくると思っているので、その点でも合格点です。

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プロジェクトBB

Projekutobb 出演:ジャッキー・チェン、ルイス・クー、マイケル・ホイ、カオ・ユアンユアン、ユン・ピョウ

監督:ベニー・チャン

(2006年・香港・126分)2007/04/10・盛岡名劇

内容:ギャンブル狂のサンダル(ジャッキー)、妻がいながら他の女に貢いでいるフリーパス(ルイス・クー)、心を病んだ妻を抱える大家(マイケル・ホイ)は3人組の泥棒チーム。そんなある日、大家の家に空き巣が入り、盗んで貯めた大金が盗まれてしまった。追いつめられた3人は、ギャングのボスから仕事を請け負い、富豪のリー家から赤ん坊を誘拐してしまうのだが・・・。

評価★★★★☆/85点

「香港国際警察NEW POLICE STORY」(2004)でハリウッドナイズされたジャッキーの香港への原点回帰といえる帰還にもろ手を挙げて喜んでから3年、ついに香港でのジャッキーの本領発揮といえるアクションコメディがお目見えした!

「赤ちゃん泥棒」(1987)はたまた「スリーメン&ベイビー」(1987)をなぞったような、これぞ香港映画というユル~いストーリー、ジャッキー映画十八番のドタバタ劇、そしてジャッキーのコミカル&決死アクションの三拍子そろった、これぞ香港ジャッキー映画決定版といえる出来で、「ツイン・ドラゴン」(1992)を彷彿とさせる三拍子そろった楽天的なジャッキー映画を見ることができて非常に満足度は高かった。

必死の格闘バトルで死人が1人も出ないところもいつもながらに好感が持てるし、今回は吹き替えで観たんだけど、マイケル・ホイ役の広川太一郎の脱力オヤジギャグ満載のアドリブも炸裂して十分に楽しめる。

もうちょっとアクションの方に比重を置いてほしかったかんじもするけど、まぁ年だしねジャッキーも。あんまり無理されてもね。例えば、階段の長い手すり(しかもカーブがかっている)をうつ伏せになって頭から滑り降りるシーンひとつとっても、フツーに考えたら本当に危ないで。エンドロールのNG集にもあったけどさ。

ジャッキー最高!!

しかし、赤ん坊を投げるわ落とすわ引っ掴むわ爆走させるわ凍らせるわ電気ショックを与えるわ、、、アンタらちょっとやり過ぎだぞ(笑)。

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ドラゴン・キングダム

869cdda7 出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラノ、コリン・チョウ

監督:ロブ・ミンコフ

(2008年・アメリカ・105分)WOWOW

評価★★★★/80点

内容:ボストンに住む気弱なカンフーオタクの学生ジェイソン。ある日、彼は不良たちに脅されて、中国人の老人が経営する馴染みの質屋に盗みに入るハメに。そして不良に撃たれた老人に謎の棒を託されたジェイソンも追い詰められてしまい、ビルの屋上から転落・・・。が、目を覚ますと、そこは言葉も通じない古代中国だった。そんな中、ジェイソンの前にルー・ヤンという酔拳の達人が現れ、その棒がジェイド将軍によって石に封印されてしまった孫悟空の武器「如意棒」だと知らされる・・・。

“これがホントのドラゴンボールだ!!”

宮本武蔵vs佐々木小次郎、武田信玄vs上杉謙信、星飛雄馬vs花形満、バッファローマンvsウォーズマン、矢吹丈vs力石徹、孫悟空vsべジータ、アル・パチーノvsロバート・デ・ニーロ、、、

これらドリームマッチにまた新たな1ページが加わった。

ジャッキーvsジェット・リーshine!!

この2人の共演を見れただけでもファンとしては嬉しいかぎりだけど、往年のカンフー映画にオマージュを捧げつつ、元祖酔拳のジャッキーと元祖少林寺拳法のジェット・リーという最高の素材を甦らせた手腕もなかなかのもので、しかもこれを実現したのがアメリカ映画というところがスゴイしビツクリ。

かなり香港映画のお勉強というか好きじゃないとこういうのは作れないと思うんだけど、2人のキャラを殺さずに両雄並び立たせた作り手の上手さには思わず納得してしまった。

スター・ウォーズでいえば、オビワン・ケノービとマスター・ヨーダにジャッキーとジェット・リーをあてて、2人の間にルーク・スカイウォーカー役のカンフーオタク少年を介在させるつくりは、まぁ型にハマりすぎているといえばそれまでだけどもね。

でも、これしか選択肢はなかっただろうし、あるいはハリウッドに対抗して本場香港でホンモノの1本を2人に作ってもらうってのは欲張りかな。。

2009年9月20日 (日)

夢のシネマパラダイス367番シアター:チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光

Uyftlnepsr 出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎

監督:中村義洋

(2008年・東宝・120分)DVD

内容:東城大学附属病院の天才外科医・桐生(吉川晃司)をリーダーとする<チーム・バチスタ>。拡張型心筋症に対する手術で成功率60%といわれる高難度のバチスタ手術を26連勝した7人の精鋭集団だ。しかし、突如として3例立て続けに術中死が発生。単なる不運なのか、あるいは医療ミスか、はたまた故意なのか??桐生は、日陰の存在である心療内科医の田口(竹内結子)に調査を依頼するが、そこへ厚生労働省から型破りなキレモノ役人・白鳥(阿部寛)が派遣されて来て、事件を殺人と決めつけるのだった・・・。

評価★★★/65点

原作→TVドラマ→映画という順番で見たのは、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(2007)と同じなんだけど、1クール続くTVドラマと比べちゃうとどうしても浅い印象が拭えないんだよなぁ・・・。

でも、主人公の田口を女性設定に変えたのは、TVドラマとの差異を考える上では巧かったと思うし、TVドラマが原作のオチをさらにひねった三段落ち(桐生→氷室→垣谷)で締めたのと比べると、映画の方はより原作に近い流れを踏襲していて、まぁ分かりやすく作られてて出来としては決して悪くはないんだけども。。

ただ、強烈かつアクの強いキャラクターのオンパレードが売りの本作において、白鳥役に阿部寛を起用したのははたしてどうだったんだろうというのはあって。

たしかにドンピシャではあるのだけど、田口役を女性にしたことで、2人のコンビがどうしても「トリック」シリーズの巨根&貧乳コンビを想起させてしまい、ちょっと損をしてる面はあるかなと。だって「トリック」コンビの方がド級に強烈なわけで。しかも、阿部寛って基本的に良い人だし(笑)。。

見てて全然ムカツかなかったのは、白鳥がこの映画の生命線であったことを考えると、映画の印象を弱めてしまっていて、阿部寛の起用が吉と出たかどうかはビミョーだったんじゃないかなというのが個人的な印象。

その点ではTVドラマでの仲村トオルの方がハマってた気が。

まぁ、続編でどうアレンジしてくるかだね。

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パッチ・アダムス

00000587003l 出演:ロビン・ウィリアムス、モニカ・ポッター、フィリップ・シーモア・ホフマン

監督:トム・シャドヤック

(1998年・アメリカ・116分)仙台セントラル劇場

評価★★★★/80点

内容:医師と患者は対等という信念のもと、笑いと思いやりを治療に取り入れて独自の医療活動を行ってきた実在の精神科医、パッチ・アダムスの若き日の物語を綴るヒューマンドラマ。

“死ぬまでに1回はパッチみたいな医者に出会いたい。”

先日ほんと何年ぶりかで病院(皮膚科)に行った。

、、、参ったね全く。

午前中けっこう早く行ったにもかかわらず、まぁ初診だったこともあるけどさ、1時間半くらい待たされーの。

んでやっとで自分の番。

「はい、どうぞ、そこに座って。ハイ、見せて」

手とひざの後ろを見せるオレ。

「はい、いいですよ。今までアトピーって言われたことないの?」

「あ、あります。」

「そうでしょぉ・・・。薬出しときますから1日2回塗るように。。。今日は終りです。」

「はっ、はぁ~ハイ。」

1時間半待って、診察1分30秒。

なんやねん、早く終わって嬉しいような悲しいような・・・。

でもよ、ギャグの1発くらいかませよおバタリアン女医。アンタの顔がギャグだったけどさ(笑)。

ただまるで機械的な処理をされるとちょっとムッときますね。

そんな先日の小言でございました。

まぁ日本にはパッチみたいな医者なんていねえよなぁ。特にデッカイ大学病院とかには。ウチのオカンが看護師しとるから耳にタコができるくらい内幕話を聞かされるねん・・・。

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白い巨塔(1966年・大映・150分)DVD

 監督:山本薩夫

 出演:田宮二郎、東野英治郎、滝沢修、船越英二、小川真由美、田村高廣

 内容:貧しい家に育って、大阪・浪速大学医学部の助教授にまでなった財前五郎は、もうすぐ定年を迎える教授の後任選挙の候補者に挙げられていた。しかし、五郎を嫌う教授は対抗馬を仕立て上げ、2つの陣営は互いに金と組織の力に物をいわせて策謀を繰り広げる。山崎豊子の小説の映画化で、学閥、派閥抗争に明け暮れる医学界の醜悪な実態を凄まじい迫力で描いた人間ドラマ。

評価★★★★☆/85点

“で、結局オイラはいくらお包みすればええの?”

金はあるで(笑)。

言ってみてぇーー。

さておき、2003年版TVドラマから入ったくちのオイラからすると、あれをたった2時間半に収めてしまう力量には本当に恐れ入ってしまう。凄い。

それにしても個人的に1番印象に残ったのは冒頭の字幕。

「この映画の原作には特定のモデルがない。したがって、この映画にも一切のモデルはない。これは架空の物語である。」

って普通こんな手の込んだ言い方するかぁ?

特定のモデルがない、ってそれはつまり不特定多数のモデルがあるっつうことやないけ(笑)。

あな恐ろしや・・・。

2009年6月10日 (水)

夢のシネマパラダイス197番シアター:恐怖のウイルス感染★バイオハザード★

バイオハザード

Bhl 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ

監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン

(2001年・アメリカ・101分)2002/09/09・MOVIX仙台

評価★★★/65点

内容:外部と遮断されたバイオ研究所で、人類を滅亡させる新型ウイルスが流出。事態収拾のため特殊部隊が送り込まれるが、ウイルスによってゾンビと化した研究所員たちに襲われ、次々と命を落としていく。隊員のアリスは必死の攻防を繰り広げるが・・・。

“他人がプレイしているTVゲームを横で見ていることほど味も素っ気もないことはない。。この映画にも同じことを感じる。”

冒頭からバイオハザードの世界に難なく入っていけるのはこの映画の巧みさではある。

しかし、ただそれだけという感がどうしても否めない。

自分がTVゲームでプレイしている時に感じる怖さというものはこの映画からは感じられないのだ。

ゾンビにとっ掴まれてガリガリ喰われてしまう時に自分に及んでくる生々しい感触も、次の角を曲がると何かが潜んでいるのではないかという得体の知れない言い知れぬ恐怖もここには無い。

良くも悪くも洗練されてしまっていると言えばいいだろうか。

ま、そりゃ自分がプレイしているという自分主体のTVゲームと、作り手主体の映画とでは、はなっから較差が生じてしまうのは当然といえば当然だけど。

バイオハザードの世界観を表現しきれていたということからすれば、この映画はこれはこれで成功しているといえるのかもしれない。

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バイオハザードⅡ アポカリプス

Biohazard_2 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス、オデッド・フェール

監督:アレクサンダー・ウィット

(2004年・アメリカ・94分)DVD

評価★★★/60点

内容:無事に地下施設から生還したアリスたちは、アンデッドに支配されたラクーン・シティからの脱出を図ろうとするが、脱出口のブリッジは封鎖されていて・・・。

“完全に安心しきって、くつろいで見れてしまうのは、やはり結局のところコントローラを自分が握っているか作り手側が握っているかというところに行き着いてしまう。”

1作目よりもスケールがでかくなっていて見応えがあるのはたしかで、ラクーン・シティの市街戦なんかは、ふと「ブラックホーク・ダウン」を思い浮かべてしまうほどの出来栄え、、、と言ったら言いすぎだな、ハイ。

ところがだ、スケールがでかくなっているのはいいものの、それに比例して面白さが付いてくるのではなく、ミラジョヴォの強さが比例してしまったのが何とも救いようがないところ。。

おかげで超人になっちゃいました、、、ってキン肉マンにでも出とけぇ!!

だから非常に安心して見れちゃうのねこれ・・・。

ん?待てよ。

自分がプレステでバイオハザードやる時はいっつも絶望的な戦いを繰り広げてるんだけど。そこんとこどうなのよ。

安心して見させるのは、この作品においては限りない罪でっせアータ!

だから、要するに、、、ミラジョヴォいらね。。。

あ、そうしないと客来ない?

そっかぁ、、客寄せかぁ、、、ってことにならないでね3作目は。

って作るのかよ!

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バイオハザードⅢ(2007年・アメリカ・94分)WOWOW

 監督:ラッセル・マッケイ

 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン、アシャンティ

 内容:T-ウイルスの感染は世界中へ広がり、地上世界は急速に砂漠化、さらに人類は次々にゾンビ化していく。その中で、地下施設に潜っていたアンブレラ社は、アリス計画なるものを始動させる。一方、アンブレラ社の研究施設から脱走していたアリスは、ウイルスの及ばない安息の地アラスカを目指すが・・・。

評価★★★/60点

はっきりいってバイオハザードという冠を付けてるのがバカらしいくらいかけ離れちゃってる作品になっちゃってて、しかも1作目の偽クローン映画みたいなかんじ。。

そこにプラス「エイリアン4」とヒッチコックの「鳥」かよっ!

さらに、2作目ですでに95万パワーの超人の域に達していた女戦士ミラジョヴォが今回さらなる進化を遂げ、なんとスーパーサイヤ人に変貌!!なんじゃそりゃ(笑)。ドラゴンボール実写版にでも出とけ!

が、一方では、灼熱の砂漠を舞台に、さんさんと降り注ぐ太陽にさらされている渇きまくったアンデッド軍団という設定は今までにない光景で、、、ようするにバイオハザードと思って見なければそれなりに楽しめる作品になってはいる。

しかし、、続編まだいくのかよ・・。次の舞台は宇宙か(笑)!?

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アウトブレイク(1995年・アメリカ・129分)DVD

 監督:ウォルフガング・ペーターゼン

 出演:ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー

 内容:アフリカの小村に派遣された米国陸軍伝染病医学研究所のサムは、そこで未知のウイルスに侵された村人たちが次々と死んでいくのを目の当たりにする。ところが、その直後、カリフォルニアのシーダークリークという町で同じ症状の伝染病が発生してしまう・・・。

評価★★★☆/70点

“警報!警報!レベル4発生!レベル4発生!下手な人間関係を持ちこむことは禁止されています。繰り返します。ヘタクソな人間関係描写は被害を甚大にするだけですので即刻止めてください。”

アメリカ映画にありがちな夫婦愛を織り込んでいるのはまだ許せる。

がしかし、悪役D・サザーランド少将を逮捕したときのモーガン・フリーマン准将の満面の笑みを見たときは思わずブチ切れそうになりましたがな。

いかにもなパターン化されたアメリカ映画なんだよなぁ毎度のことだけども・・。結局全てが安易なハッピーエンドで終わっちゃう。ていうか全然問題は解決されてないままじゃん。

このての題材を扱うならもう一段高いレベルでつくってほしいもんだ。

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ウルトラヴァイオレット(2006年・アメリカ・87分)WOWOW

 監督・脚本:カート・ウィマー

 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー

 内容:21世紀末、新種のウイルスが蔓延。感染した人間はファージと呼ばれ、超人的な知能と運動能力を持つかわりに12年しか生きられない運命にあった。ファージを根絶しようとする政府は掃討作戦を繰り広げるが、ファージも地下組織を結成し反抗を試みていた。そして、ファージ最強の女戦士ヴァイオレットが政府の最終兵器を強奪することに成功するが、それはたった9歳の少年だった・・・。

評価★★/40点

この監督の前作「リベリオン」は少ない予算の中で出来ることを密にやり込んでいる印象があったが、今作は使いこめるだけの予算を得たことで、かえって中身がスカスカになってしまった感が・・・。

無敵のミラジョヴォも正直見飽きたし(笑)。なんかもう女版セガールのキャリアを邁進しているかんじやな。。

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カサンドラ・クロス(1976年・イギリス・128分)NHK-BS

 監督・脚本:ジョージ・P・コスマトス

 出演:バート・ランカスター、リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン、エヴァ・ガードナー

 内容:ジュネーブのWHO本部を爆破しようとしたテロリストが、襲撃に失敗して逃げる途中、誤って細菌に感染。そしてそのままストックホルム行きの大陸横断鉄道に潜り込んでしまう。秘密漏洩を恐れたアメリカ陸軍のマッケンジー大佐は、ポイントを切り換えて列車の進路を変更させ、今は使われていないカサンドラ大鉄橋ごと千人の乗客もろとも爆破しようと目論むのだが・・・。

評価★★★/65点

まるで聖闘星矢の必殺技に使われてそうな題名のカッコ良さから、いったいどんな映画なんだろうと思ってたら、トンでもない惨劇映画だったなww。ラストで半分死んで半分生き残るって・・。

セガールが乗ってたらねぇ(笑)。。

しかし、こういう映画にソフィア・ローレンだとかエヴァ・ガードナーといった大物女優が出てるとは意外だった。

あと、「グラディエーター」(2000)やハリポタシリーズでヨボヨボの爺さんだったリチャード・ハリスの若かりし日の姿を見れたのは収穫だったかも。

2009年5月25日 (月)

夢のシネマパラダイス190番シアター:ブレイブ ワン

ブレイブ ワン

Ccdedab2ccdedcdd 出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、メアリー・スティーンバージェン

監督:ニール・ジョーダン

(2007年・アメリカ・122分)WOWOW

内容:NYでラジオパーソナリティをしているエリカ・ベインは、婚約者デイビッドとの結婚式を間近に控えていた。が、ある夜、2人は散歩中に3人組の暴漢に襲われ、デイビッドは亡くなってしまう。なんとか一命をとりとめたエリカは、恐怖と復讐心から一丁の拳銃を手に入れるが・・・。処刑人として自ら悪を裁くもうひとりの自分に目覚めた女性を描くアクション・サスペンス。

評価★★★☆/70点

「タクシードライバー」(1976)の少女が30年後、同じNYで銃を持つ処刑人になったという意味でみれば、かのトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)とかなりリンクするところもあって興味深く見られるし、なにより一線を越えれば誰もが人殺しになれてしまうという紙一重の恐怖を圧倒的な眼力の存在感で演じたジョディ・フォスターから片時も目を離すことができない。

感情のないような怖い顔の裏に隠された憎しみや悲しみ、自分の中の見知らぬ他人をのぞいてしまった恐れや迷いといった様々な思いがうずまいている複雑な様を、グリーンの瞳に閉じ込めながら、ラジオDJとしての静謐な語り口の中で、また“最後の善人”テレンス・ハワードとの微妙なやり取りの中で難なくこなしてしまう。

そして、モラルとアンモラルの狭間に観る者を引きずり込み、深く考えさせることに十分すぎるほどの説得力をもたせたジョディ・フォスターはやはりスゴかった。

最初は正当防衛、次が他人の救出、そして最後が裁きと、なにか9.11後のアメリカをそのまま見せられているような、そんな時代の今を切り取った映画でもあるのかもしれない。

「死ぬのは簡単、生きるのは大変」、、、まさに言い得て妙な映画ですた。どんとはれ。。

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ドミノ

6dca47c0f334c60c 出演:キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、エドガー・ラミレス、ルーシー・リュー、クリストファー・ウォーケン

監督:トニー・スコット

(2005年・米/仏・127分)DVD

評価★★★/60点

内容:名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンに生まれたドミノ・ハーヴェイ。何不自由ない環境に恵まれるも、父は彼女が幼いときに亡くなり、母は再婚相手探しに奔走する日々。家族愛を知らずに育った彼女は、トップモデルとして活躍するが、彼女の心が満たされることはなかった。そんなある日、彼女は新聞に載っていたバウンティハンター(賞金稼ぎ)の募集広告を目にする・・・。

“時間軸をズラしたり、過剰で派手な映像トリックを使ってドミノ・ハーヴェイのスリリングな人生を描こうとしているが、それがだんだん小細工にしか見えなくなってきて、逆に本質的なものが何も見えずに邪魔になってくる・・・。”

とにかくあっち行ったりこっち来たりで何かとせわしない映画なのだが、ストーリー的にやってることは、愛情を捨てた女とクールになりたい男どもの退屈人生脱出計画で、すごく単純で単調。

骨太にできる自信がなくてああいう背伸び感覚の手法になったのか、とも勘繰りたくなるが、まぁ、トニー・スコットはいつもそうだからな。。

しかし、結局ドミノ・ハーヴェイとは何者だったのかがよく分からなかったというのが正直なところ。いっそのことジェリー・ブラッカイマーあたりに任せた方が逆に良かったんじゃないw!?

唯一、ビバヒルメンバーの自虐ネタはツボに入ったけどね。葉っぱを吸ってるイアン・ジーリングや、本当は父親コンプレックスのガキだった!ブライアン・グリーンの方にリアリティを感じてしまったのはオイラだけか・・?

しかし、キーラ・ナイトレイ胸ないなぁ、、と思ってたら実物もなかったな・・・(笑)。

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ファイト・クラブ

1716 出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム・カーター

監督:デビッド・フィンチャー

(1999年・アメリカ・139分)新宿文化シネマ

評価★★★/65点

内容:ヤング・エグゼクティブのジャックは不眠症と鬱状態を抜け出せず、カウンセリングに通う日々を送っていた。が、カリスマ性のあるタイラーと知り合い、秘密の組織“ファイト・クラブ”に入会。最初は殴り合うことでお互いを認め合うという集まりに過ぎなかったのだが、次第に社会に不満を持つ男たちが集まってきて、遂にはテロ行為をおっ始め・・・。偽善に満ちた現代を挑発するD・フィンチャー監督の衝撃作。

“ていうか不眠症のヤツがこれ観たらすぐ寝れると思うんだよね・・・”

2時間恍惚感と倦怠感がいっしょくたに脳みそに押し寄せてきて、頭だけがパニくってグッタリきます。

それが当ファイト・クラブの強みでございます。

それでも眠れない方は神通力も失せてきた教祖デビッド・フィンチャーの“パニック・ルーム”をご利用いただきますと倦怠感だけをジワジワと感じることができますので、こちらと合わせてご利用ください。

2009年3月23日 (月)

夢のシネマパラダイス228番シアター:世界中がアイ・ラブ・ユー

ラブ・アクチュアリー

Love_2 出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイ

監督・脚本:リチャード・カーティス

(2003年・英/米・135分)2004/02/18・仙台フォーラム

内容:「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家R・カーティスが初監督に挑み、人種も職業も異なる19人の人々が織り成す様々な恋愛模様と愛情の物語をクリスマスと絡めてロマンティックに描いた群像ラブ・コメディ。豪華キャストはもちろんだが、劇中で流れる絶妙な選曲は必聴。必ずやサントラを買いたくなるはず!

評価★★★★★/100点

“今オレにどんな憎しみや怒りを買う言葉をかけても無駄だぜ。映画を観終わった今この時だけは、さすがのオレも愛であふれかえってるからな(笑)!”

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ホリデイ

Holidaybt3 出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドワード・バーンズ

監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ

(2006年・アメリカ・135分)WOWOW

内容:ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)とロスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)。クリスマス前に共に失恋した傷心の2人は、インターネットを介して出会い、お互いの家を交換して2週間の休暇を過ごすホーム・エクスチェンジをすることに。やがてアイリスはアマンダの仕事仲間マイルズ(ジャック・ブラック)と、一方のアマンダはアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)と出会い恋に落ちるのだが・・・。

評価★★★★/75点

涙を一滴もしぼり出すことができない不器用な女アマンダが涙を流すまで、そして涙がドボドボと溢れ出てくる哀れな女アイリスが笑顔を取り戻すまでを、ホーム・エクスチェンジという環境の変化とそこで始まる恋愛模様を軸に同時並行で描いていくのだけど、休暇も女もおらへんオイラからすると、イイ男とイイ女の道楽にしか見えないのが悔しいところ・・・weep

ジャック・ブラックまでシャウトを封印して好感度上げようとしちゃって、、何やってんだよって言いたくなったけどさ(笑)。

でも、キャメロンは相変わらず音痴だったし、ケイトはますますキャシー・ベイツっぽくなってたし、ジュード・ロウは子持ちのパパという役どころを新鮮味たっぷりに演じてくれたし、結局のところ映画としては面白楽しく見れてしまった。

また、ハリウッドの生き字引きで90歳の元脚本家アーサー爺さんとアイリスの交流もかなり良い話に仕上がっていて、映画自体も下ネタ描写を除けばハリウッドの往年のロマコメ映画の小洒落た香りを漂わせており、そこらへんは女性監督ならではの味わい深さと品の良さがあったように思う。

ただ、せっかくイギリスを舞台にしているのだから、もっとなんかこうイギリス特有のユーモアセンスを織り込んでもらいたかったように思うんだけど、まぁハリウッドそのものというべきキャメロンにそれを求めるのは酷だよな。

しかし、現実を忘れさせてくれる、いわば非現実空間に身を置くのが休暇の理想とするならば、これほど夢のようなホリデイはないだろう。羨ましいかぎりっス。。

オイラにそんな夢のようなホリデイがやって来る日は訪れるのだろうか、、、と考えると鬱になってきた・・・。

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ノッティングヒルの恋人

3001243 出演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エヴァンス、ジーナ・マッキー

監督:ロジャー・ミッチェル

(1999年・アメリカ・123分)1999/09/15・ジョイシネマ1

評価★★★★/80点

内容:ロンドンのノッティングヒルで本屋を営むウィリアムと美しいハリウッド女優のアナ。偶然の出会いから始まった2人の恋の行方は如何に!?

“シュールだけど素敵!”

アナ・スコット(J.ロバーツ)がたとえ一般人だったとしても、あのヒステリックで高飛車度満点な女はオイラは願い下げでっす。。。

だって、けっこう最低な傷つけ方してない?この女。“ヘナヘナ”ウィリアム(ヒュー・グラント)くんも従順すぎるよちょっと(笑)。

ただ、ハリウッド大物女優とつぶれかけた本屋の店主であるごく平凡な男という、まるでジュリア・ロバーツを一躍スターダムにのし上げた「プリティ・ウーマン」の逆バージョンのような体裁を取りながら、終始ハリウッドから遠く離れたロンドンの下町・ノッティングヒルを舞台に、しかもウィリアムの現実的視点からあくまで逸脱せずに夢のような恋物語を紡いでいるのが素直に共感できる所以なのではないかな。

さらにそこに英国ユーモアがたっぷりと振り掛けられて全体的にセンスの良い小粋な作品に仕上がったと思う。ジュリア・ロバーツが出ているにもかかわらずね・・・(笑)。

アメリカが舞台だったら面白くなかっただろうね。

ウィリアムの取り巻き連中も、同居人スパイクをはじめとして妹ハニーや友人たちなど皆よかった。アナ・スコット以外はね、、、おいおい。

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ユー・ガット・メール(1998年・アメリカ・119分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ノーラ・エフロン

 出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、グレッグ・キニア

 内容:小さな絵本店を切り盛りするキャサリンの目下の宿敵は、大手書店チェーンの御曹司ジョー。彼女のストレス解消法はメル友とのEメールのやり取りだったが、なんとその相手は・・・。

評価★★★★/75点

自分の生涯ベスト1映画である「ゴッドファーザー」をベタ褒めしている映画を貶めるなんてそんなこと僕にできるはずがないじゃありませんか。

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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年・アメリカ・102分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ウディ・アレン

 出演:アラン・アルダ、ウディ・アレン、ドリュー・バリモア、ルーカス・ハース、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、エドワード・ノートン、ゴールディ・ホーン

 内容:NYのリッチな弁護士一家を中心とする人々の恋愛模様を綴ったミュージカル・コメディ。ウディ・アレンが往年のミュージカル映画にオマージュを捧げ、演技派役者を揃えつつ吹き替えなしの歌声に彩られた一作に仕上げている。

評価★★★☆/70点

かなり鼻につくウディ・アレンが出てなければ★4っつにしたのに・・・(笑)。。

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フレンチ・キス(1995年・アメリカ・111分)Video

 監督:ローレンス・カスダン

 出演:メグ・ライアン、ケヴィン・クライン、ティモシー・ハットン、ジャン・レノ

 内容:パリでフランス美人と恋仲になってしまった婚約者を取り戻すため、極度の飛行機恐怖症と闘いながらパリへ飛んだアメリカ女性ケイトは、途中で何やら怪しげなフランス人男性リュックと出会う。性格もなにもかも違う2人はやがてひょんなことから一緒に婚約者を探し始めることになるのだが・・・。

評価★★★★/75点

“メグ・ライアンとフレンチキスできるなら前の座席にいる奴にションベンかけることなんて容易い!!(一応ネタバレですw)”

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めぐり逢えたら(1993年・アメリカ・104分)NHK-BS

 監督・脚本:ノーラ・エフロン

 出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、ロス・マリンガー

 内容:妻を亡くしたショックから立ち直れないシアトル在住の建築家。彼の8歳の息子がラジオの身の上相談に電話。それを聞いていたボルチモアに住むアニーは彼に運命の赤い糸を感じてしまい・・・。

評価★★★★/80点

映画の恋に恋している映画だけど、好き勝手にプロットを押し付けがましくするようなことはせず、さらりと笑いの要素も加えて描いたサジ加減は秀逸。

夢のシネマパラダイス144番シアター:包帯クラブ

包帯クラブ

I_n_image_20071217_191719 出演:柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり、関めぐみ

監督:堤幸彦

(2007年・東映・118分)WOWOW

評価★★★/65点

内容:高校3年生のワラ(石原さとみ)は、家事の最中に誤って包丁で手首を切ってしまい病院に直行するが、リストカットと勘違いされてしまう。ブチ切れた彼女は、思い余って屋上のフェンスを乗り越えるが、そこに変な関西弁を話すディノ(柳楽優弥)が現れ、フェンスに包帯を巻き始めた。身体の傷と同じように心の傷も包帯で治すために、と。数日後、ワラは失恋して落ち込む親友のタンシオ(貫地谷しほり)の話を聞き、公園のブランコに包帯を巻く。その行為に感動したタンシオは、包帯クラブを発足させネットで広げてゆくが・・・。

“やらない善より、やる偽善の方が良い”

オイラ的には、正直興味や共感がわくようなお話とはいえなかったのだけど、柳楽優弥と石原さとみの存在感極まる演技に引き込まれて最後まで見入ってしまった。

柳楽くんに関しては、「星になった少年」(2005)で役者として成長していく過程をリアルタイムで見せられるという、例えば田中麗奈の「がんばっていきまっしょい」(1998)もそうだったんだけど、貴重な映画体験をさせてもらい、将来が楽しみだなと思ってて、今回の映画を見て役者として本当に大きく成長したんだなぁということを実感させてもらった。

石原さとみは、柳楽くんとは違って、すでに女優として出来上がっちゃってるなという印象で、どこにでもいそうな女の子をピンポイントで演じることで逆にそれが際立って見えたかんじ。

まぁ、映画の内容やテーマに関しては、ディノたちとは世代が一つ違うせいか、理解できるようなできないようなよく分からないかんじだったんだけど、でもあの年頃の子って皆なんかよく分からない不安だとか痛みを持ってるものなんだよね。

いや、もしかして社会全体がよく分からない不安定さに覆われているといった方がいいのかもしれない。

五木寛之が言うところの「現在は鬱の時代なのだ」と。だから癒しがブームになるのだろうし。

しかし、若者の鬱屈したエネルギーのやり場の対象となるとともにそれを受け止めてくれるはずの大人の世界が鬱きわまれりになっちゃってるもんだから、傷や悩みなんて持って当たり前の世代の若者にとってはこれほど生き辛い時代もそうはあるまい。

そして、そういう時代の空気を敏感に感じ取ってしまうのも、また若者なわけで、その意味ではディノたちの行動は、今を変えるには自分を変えなければならないという純粋な心の発露といえるのかもしれない。

人の痛みを自分の痛みだと感じられなければ世界は変えられないのだ、と。

そう考えると、実はすごくイイ映画なのかも、と思っちゃうんだけど、でもまさか高田延彦の「出て来いやーッ!!」のマネをビルの屋上で豪快にされても、、ねぇ(笑)。。

感化されるまでには至らなかったかなぁ・・・。うーん。。

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ペイ・フォワード

Payit 出演:ケビン・スペイシー、ヘレン・ハント、ハーレイ・ジョエル・オスメント

監督:ミミ・レダー

(2000年・アメリカ・124分)DVD

評価★★☆/50点

内容:「世界を変えたいと思ったら何をする?」という問いに対し11歳のトレバー少年は、“ペイ・フォワード”=受けた厚意をその相手ではなく周りの人へと贈る、と答えた。彼のこの奇想天外なアイデアは着実に広がっていき、奇跡を巻き起こす。

“次へ渡せるような映画じゃない。”

「めぐり逢えたら」と「フィールド・オブ・ドリームス」ガンガン引用しとるやんけ。ていうか引用を超えとるよあれじゃ。盗用ってやつ?

肝心の映画の中身もなんちゅうか、シモネット先生風に言えば、「非常に婉曲した恋愛映画」ってかんじ。

しかも恋愛映画としてのエピソードがSEXするかしないかだけだもんよ。。7回以上ディナーしたらHしなきゃならないのかよ、、みたいな。

7回かぁ・・・。

ハッ、、、いかんいかん。。

ま、いいや。とにかくもっと他に描くことあるだろよ、と。

おかげで終盤は地滑り的に中途半端なネタが押し寄せてくる。

ボン・ジョヴィのリッキーしかり、ホームレスのオバハンがいきなりアーリーンの母親だと!?

しまいには唐突に刺されるって!?さらにはいつの間にかロウソク持っている人々・・・?

Hの話よりこっちの話を膨らませてくれよな。泣くに泣けませんよあれじゃ。

“可能な王国”じゃなくて、“可能なかぎり詰め込んだ映画”になっちゃったよ。しかもぎゅうぎゅう詰め・・・。

扱ってる題材はすっごく良いのに。あれじゃ台無し。

もっとネタを絞ってアメリカ映画らしくあざとく描く方がまだかえって許せるのに。

とにかく周りの人にはペイ・フォワードしたくない映画です。。。

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フィッシャー・キング(1991年・アメリカ・137分)NHK-BS

 監督:テリー・ギリアム

 出演:ロビン・ウィリアムス、ジェフ・ブリッジス、アマンダ・プラマー、マーセデス・ルール

 内容:過激なトークが売り物だった人気DJジャックは、「ヤッピーたちを殺せ!」という彼の言葉を真に受けた孤独なリスナーが、レストランで銃を乱射し7人の犠牲者を出したことですっかり落ちぶれてしまっていた。3年後、ジャックは恋人の経営するビデオショップに居候していた。そんなある日、泥酔したところを暴漢に襲われたジャックは、ホームレスの奇妙な男に助けられる。

評価★★/40点

“まったく同じ題材とストーリーをコーエン兄弟で見たい・・・。”

2009年3月21日 (土)

夢のシネマパラダイス252番シアター:冬山に行く人の気が知れない・・

ミッドナイト・イーグル(2007年・松竹・131分)WOWOW

 監督:成島出

 出演:大沢たかお、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、袴田吉彦、石黒賢、藤竜也

 内容:かつて戦場カメラマンとして世界を駆け巡っていた西崎は、戦場でのトラウマから一線を退き、今では山岳カメラマンとして星空を撮り続ける日々を送っていた。そんな彼はある日、山中で赤い閃光を目撃する。やがて、米軍の戦略爆撃機ミッドナイトイーグルが北アルプス上空で消息を絶ったとの極秘情報が入り、政府は自衛隊を現場へ向かわせる。一方、西崎も、後輩の新聞記者・落合とともに厳戒の現場へ向かうが・・・。

評価★★☆/50点

猛烈な吹雪が吹き荒れる真冬の北アルプスを舞台にした視界のきかない山岳アクション、東京で事件の真相を追う週刊誌記者の私怨の入り混じったサスペンス、米軍ステルス機が墜落したにもかかわらず、全く蚊帳の外の米軍を差し置いて指令を下しつづけるリアリティのない国家安全保障会議室。

この3つが並行して描かれるのだが、しかしてこの欠点ありまくりの3つが足を引っ張り合って全くもって弛緩しまくった映画になってしまっている。

ラストの快晴の北アルプスの空撮シーンを見せたかったのはミエミエだけど、そこに至るまでの過程がいろんな意味で視界ゼロじゃあ全く体を成さない。

邦画版クリフ・ハンガーの道はまだまだ遠い、、らしい。。

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バーティカル・リミット

Image2171 出演:クリス・オドネル、ビル・パクストン、ロビン・タニー、スコット・グレン

監督:マーティン・キャンベル

(2000年・アメリカ・124分)2000/12/17・MOVIX仙台

評価★★★/65点

内容:世界最高峰のひとつ“K2”を目指すアタック隊が遭難。女性クライマー、アニーら3人が取り残されてしまう。そしてアニーの兄ピーターら6人のレスキュー隊が氷壁爆破用のニトロを背負って救出に向う。肺気腫の危険が迫り、残された時間は22時間。想像を絶する決死の救出作戦が始まった。

“ゼェゼェゼェ・・・ハァ、ゼェ、ゼェ、、、こっちまで息苦しくなってくる。。”

肺水腫になってるわけじゃないのになぜかこっちまで呼吸が息苦しくなってきた。

こ、、呼吸困難!?ちゅ、注射をく・だ・さ・い・・・。

冗談はさておき、息苦しくなったのはマジよマジ。

この映画についていうと、うーんなんだろう、余計な要素が多すぎるんだよねぇ。

神聖なK2もそりゃ吹き荒れるわな。

特に人間関係が変に入り乱れているというのは余計だと思うのですが。一応山岳レスキューアクションという触れ込みなのは分かるけど、ボーンのような憎まれ役は必要なのだろうか。。

ホントに憎むべきは自然の偉大なまでの力であって、それに比べたら人間関係のしがらみなんて小っぽけなもんでしょ。

そんな小っぽけな要素がこの映画では大々的に描かれ吹き荒れるわけで・・・。

なんかねぇ。。

ボーンへの復讐を見事に完遂してしまうウィックのラストや、ボーンがトムを殺す場面だとかホント安っぽく見えてしまうわけ。

こんなん描いてるヒマあったらもっとアニーのキャラを掘り下げてもらいたかった。どうもアニーの気持ちとか掴めなかったし、ボーンに1人が死ぬか3人全員死ぬかと言われて苦しむトムに、結局薬を打たないアニーの行動。明らかにそれまでの彼女の言動からすると矛盾してるわけでしょあれって。

なんかアニーってよく分からない女だったんだよね。。

だからこの映画はアニーとピーターにもう的を絞っちゃってやってもらいたかったなと思う。

それができないというのは、はっきりいえば作り手に自信がなかったということっしょ。

いろいろ飾りつけてそれらしく見せるというやり方はあまり好きじゃないですな。

しかもK2という荘厳さに何を飾り付ける必要があるのか、もうちょいよく考えてもらいたい。

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ホワイトアウト(2000年・東宝・129分)日劇東宝

 監督:若松節朗

 出演:織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市、石黒賢

 内容:辺り一面、雪に覆われた12月。日本最大の貯水量を誇る新潟県奥遠和ダムの作業員・富樫は、遭難者の救出の途中、猛烈な吹雪による“ホワイトアウト”に遭遇し、共に救出に向かっていた同僚を亡くしてしまう。それから2ヵ月後、富樫は、ダムの爆破をネタに政府に50億円の要求を突きつけるテロリストグループによるダムジャック事件に巻き込まれてしまう・・・。

評価★★☆/50点

“これってあれでしょ、吹雪はハリウッド並みだってことをやりたかったんでしょ?”

まぁ頑張ったとは思うんだけど、いかんせん雪と吹雪にアクションを含めた映画そのものがうまくカモフラージュされてるなというかんじが強いんだよね。。

なんかまん丸太っている羊の毛を剃ったら、めちゃか細い羊だったみたいな。

アクションなんかあまりどうってことない出来だったし。

だからってインパクト出すために平田満や河原崎建三をあっけなく殺しちゃう使い方っていうのもなんだかなぁ。しまいには松嶋菜々子の足を容赦なく撃っちゃうてのもなんだかなぁ。あげくのはてに、その松嶋菜々子を酷寒の中に置き去りにして行っちゃう織田裕二もなんだかなぁ。

それより何より、ダムの放流で流された織田裕二の服が速攻で乾いちゃうのもなんだかなぁ。

粗を探せばキリがないけど、これだけは言いたい。

寒い中ホントご苦労さんね(笑)。

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クリフハンガー(1993年・アメリカ・113分)DVD

 監督:レニー・ハーリン

 出演:シルベスター・スタローン、ジョン・リスゴー、マイケル・ルーカー

 内容:同僚の恋人を救えずに登山レスキューを断念したゲイブだったが、旅客機を墜落させた犯罪集団についに怒り爆発!再び山に向かうゲイブだったが・・・。

評価★★★/60点

オープニングがクライマックス!以上です。。。

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八甲田山(1977年・東宝・169分)DVD

 監督:森谷司郎

 出演:高倉健、北大路欣也、栗原小巻、三國連太郎、秋吉久美子、緒形拳

 内容:明治35年、日露戦争に備えた耐寒訓練と国威発揚のために、真冬の八甲田山越えに挑むことになった徳島大尉率いる少数精鋭の弘前第31連隊27名は、綿密な計画のもとに十和田湖を迂回して八甲田を踏破する11日間の日程で弘前を出発。一方、3日遅れで青森を発った神田大尉率いる青森第5連隊は、大隊長の指示により210名という大編成になったばかりか、案内人もいない状態だった。かくして自然を力でねじ伏せようとした神田隊は寒波の中で立ち往生してしまう・・・。

評価★★★☆/70点

“ラストでガックリ・・・”

結局、死の行軍を生き残った連中も日露戦争で全員戦死かよっ!

今まで3時間ぶっ通しで見続けてきたのはいったい何だったんだ・・・。ものスゴッ虚しくなったんですけど。。

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