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2008年8月23日 (土)

夢のシネマパラダイス491番シアター:釣りバカ日誌シリーズ

釣りバカ日誌

B0009rqxe6 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、谷啓、名古屋章、丹阿弥谷津子

監督:栗山富夫

(1988年・松竹・93分)

内容:鈴木建設に勤める浜崎伝助は、仕事よりも釣りが好きという釣りキチサラリーマン。高松支社から東京本社の営業三課へ転勤してきたハマちゃんは、ある日の昼下がり、食堂で孤独な老人と出会う。意気投合したハマちゃんは釣り初体験の老人を釣りに連れて行き、師匠と弟子の関係にまでなるのだが、実はこの老人、鈴木建設の社長・鈴木一之助だった・・。

評価★★★★/80点

冒頭10分で2回も合体してしまうほど(しかも2回目は熱烈合体ってww)ハマちゃんとみち子さん夫婦のイチャツキ具合がハンパなくて今見るとチョイ引き

しかもスーさんの方もこの頃はまだ現役っぽくて(笑)、石田えりと三國連太郎が嫁に手を出す義父という関係にしか見えなくてw、そういう怪しい匂いがイヤでも漂ってくるのも、イイ(笑)。

石田えりのフェロモンがまたスゴイんだww

釣り好きの条件は、短気とスケベだと言うみち子さん。最っ高です♪

そいえばマドンナって1作目はまだ出てなかったんだね。まさか営業三課の山瀬まみ!?とも思ったけど、鶏がら女ってことで一蹴されてたし(爆)。

あと、ハマちゃんが四国の高松に居たってことで関西弁を流暢に話すところなんかも新鮮で面白かったな。

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釣りバカ日誌2(1989年・松竹・96分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、原田美枝子、谷啓

 内容:過労で体調を崩し、医者から引退を勧められたスーさんだが、後継者が育っていないのが悩みの種。そんなスーさんは釣り道具一式を抱えて行方をくらませてしまう。捜索に出たハマちゃんは、愛知県渥美半島の高級ホテルでスーさんを発見。が、スーさんの隣には美人女性がいて・・・。

評価★★★☆/70点

大昔の脂ぎった三國連太郎だったらソッコーで原田美枝子の服を引っぺがして襲ってたんだろうけど、老いさらばえた御老体ではさすがに無理だったか・・(笑)。

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釣りバカ日誌3(1990年・松竹・96分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、谷啓、五月みどり

 内容:伊豆の星ヶ浦にヒラメ釣りに行ったスーさんとハマちゃんは、そこで雪子という女性と出会う。実は彼女はスーさんが戦中に兵隊として滞在していたときに思いを寄せていた女性の娘だった。一方、鈴木建設は星ヶ浦をリゾート地にしようと開発計画を進めていた…。

評価★★★★★/90点

釣りバカシリーズの中で1,2を争う面白さ。

こう言うとお前何言ってんだと笑われるかもしれないが、それを承知で言わせてもらう。

日本の喜劇映画史上の最高傑作だと。

コンドームをも釣り餌にしてしまう&精子が濃すぎるハマちゃんの絶倫っぷり、所構わず当たり散らすスーさんのブチキレ社長っぷりと両者ともに相方を押しのけてでも前に出ようとする覇気にあふれていて、酸いも甘いもかみ分けた両者の激突が映画史に残る名コンビを生み出す瞬間を捉えていて実に面白い。

みち子さんの理想的な奥さんっぷりも最高だし、なによりスケベは健全であることをこれほど高らかに謳い上げた映画が他にあるだろうか(笑)。

ハマちゃん&スーさん釣りバカコンビは永久に不滅です!

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釣りバカ日誌4

0728 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、谷啓、尾美としのり、佐野量子

監督:栗山富夫

(1991年・松竹・96分)

評価★★★★/80点

内容:子宝に恵まれないのが唯一の悩みだったハマちゃんに待望のニュースが!愛妻ミチ子さん御懐妊~!一方、スーさんは甥の和彦の積極性のなさに頭を悩ませていた。。

“釣りバカシリーズ最高傑作!”

最近すっかり丸くなってしまった同シリーズにおいて、やはりシリーズ初期は笑いにキレとキワドさとアクの強さがあった。ようするに勢いがあった。そのシリーズ初期作品の中でも1番脂のノッている出色の出来なのが本作である。

マンボウのようにボケーッとしている男・宇佐美和彦と妹が付き合うことに大反対して大暴れし、手の付けられない状態に陥っている八ちゃんをおとなしくさせるため、八ちゃんの首を絞めて落としちゃうハマちゃんとか、ミチ子さんの出産現場に飛び入り参加してしまうスーさんとか、しかもミチ子さんの大事なアソコをしっかり覗き込んじゃってるからねスーさんったら。

ラマーズ法をこの映画で初めて知った人も多いはず。オイラなんてこれ多感な中2のときに見てるわけだからね・・・(笑)。

ヒッヒッフッうーん、ヒッヒッフッう~ん

よろしい。

はい、次は切迫呼吸やって!

ハッハッハッハッハッハッ、、、、ドサッ

しかし、11時を回って出社してそれがお笑いになっちゃうハマちゃんって幸せもんだなぁ・・・。

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釣りバカ日誌5(1992年・松竹・95分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、谷啓、中本賢、乙羽信子

 内容:長男・鯉太郎が生まれて溺愛するハマちゃんだったが、会社に連れて行った鯉太郎が行方不明になってしまう。社内はてんやわんやの大騒ぎになり、責任をとらされたハマちゃんは丹後半島のスッポン養殖場に左遷させられるハメに・・・。

評価★★★★/80点

マドンナを登場させず鯉太郎ネタだけで1作つくり上げることができちゃうというのはある意味すごい。釣りバカシリーズならではの強みだろう。

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釣りバカ日誌6(1993年・松竹・96分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、喜多嶋舞

 内容:岩手は釜石を舞台に、ハマちゃんが社長に間違われて大騒動となる様をおもしろおかしく描いたシリーズ6作目。

評価★★★★/75点

鈴木建設の社歌が流れると思わずハモッてしまうのはオイラだけだろうか。。

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釣りバカ日誌7(1994年・松竹・97分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、名取裕子、山岡久乃、寺尾聰

 内容:福井に出張したスーさんは、そのままハマちゃんと東尋坊で釣り三昧。その最中、2人は田上彩子という女性と知り合い、仲良く釣りを楽しんだ。数日後、スーさんは歯医者で歯科医として働く彼女と再会。ハマちゃんに内緒で週末に釣りへ行く約束を取り付けるが、それがハマちゃんにバレてしまい・・・。

評価★★★★/80点

釣りバカコンビ絶交宣言&断釣宣言と奥の手を出し、シリーズネタのレパートリーのパターンはこの7作目で出しきったかんじで、これ以降は偉大なるマンネリへとまい進していく。

でも今回、誠意誠意で当時話題になった羽賀研二が出てて笑っちゃったけど、山田洋次ってどうでもいい芸能ネタも拾うんだとビックリw

けど、ギャグに世相を取り入れるのもこういう簡単に色褪せちゃうやつだと問題あるよね(笑)。

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釣りバカ日誌8(1996年・松竹・111分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、柄本明、室井滋

評価★★★★/75点

砂浜で股間を室井滋の顔に押し付ける柄本明!デパートという公共の場でミチ子さんにちょっかいを出すハマちゃん。

が、今回のMVPは、インパール作戦で生き残ったその精神力で、自力で浣腸を行い、悶え苦しむスーさんに決定!

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釣りバカ日誌9(1997年・松竹・115分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、小林稔侍、風吹ジュン、浅田美代子、中村梅之助

 内容:新任の営業部長として配属された馬場(小林稔侍)は、ハマちゃんと同期。真面目で仕事一筋の彼は、妻と離婚し、息子との父子関係もうまくいっていない。そんなある日、大口の取引きを失う危機に見舞われるが、ハマちゃんの人脈で事なきを得る。ハマちゃんに救われた馬場は、お礼がしたいと小さなバーに連れて行くが、どうやら馬場はママの茜(風吹ジュン)にホレているようで・・・。

評価★★★/65点

“わたしは、これで会社をやめました。”

あのCMにウチの親父が爆笑してたのを子供ごころに何でだろうと思ってたけど(笑)。。タバコのCMだったっけ?

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花のお江戸の釣りバカ日誌(1998年・松竹・118分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、黒木瞳、酒井法子、山田純大、市川團十郎

 内容:時は幕末。浜崎伝助は8年前に釣りが原因で藩をクビになり、長屋で浪人暮らしの身。そんなある晩、隅田川に夜釣りへ出かけた伝助は、寂しげなご隠居・鈴木一之助と知り合い意気投合する。が、実はこのお方、東北は庄内藩の江戸家老だった・・・。

評価★★★/60点

市川團十郎のシーンはてっきり合成なのかと思ってたアフォなボク・・・。

だって60年代あたりの往年の時代劇に出てくる名優かなにかと思っちゃったんだもん。オーラが全然違ってたし。

と思ってたら現在もしっかりご存命であらせられるのね。スミマセン海老蔵さん・・・。

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釣りバカ日誌10(1998年・松竹・110分)

 監督:栗山富夫

 出演:西田敏行、三國連太郎、金子賢、宝生舞、浅田美代子、夏八木勲

 内容:スーさんがななななんと社長を辞めると宣言!ビルのメンテナス会社に再就職し、さっそくとあるビルに派遣させられるが、そこはあろうことか鈴木建設で・・・。

評価★★★★/75点

“最強の嫌がらせ!”

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釣りバカ日誌イレブン(1999年・松竹・112分)

 監督:本木克英

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、村田雄浩、桜井幸子、谷啓

 内容:女子社員が物凄っごく可愛がっていたウサギをあろうことか食べてしまったハマちゃん責任を感じて沖縄へ逃亡か!?ってウサギ食べられるんかいっ。。

評価★★★/60点

この頃の釣りバカは明らかなネタ切れ状態。以前の作品と全く同じネタを使うどころか、寅さんからも拝借しちゃう始末。

寅さんの場合は様式として完成されていたけど、これはマンネリのそしりを免れない。

えっ?11作目で気付くなって?

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釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇(2001年・松竹・111分)

 監督:本木克英

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、宮沢りえ、吉岡秀隆、青島幸男、大杉漣

 内容:ある日、ハマちゃんのところに鈴木建設の釣り同好会の会長と副会長として親しくしていた高野常務(青島幸男)が退職の挨拶にやって来た。高野常務は生まれ故郷の山口県萩市に帰り、長年の夢だった釣り三昧の悠々自適の生活を送るのだという。それを羨望の眼差しで聞き入るハマちゃんは、なんとか常務をカムバックさせたいスーさんに連れられて萩を訪れることに。ところが2人は、高野の姪の梢(宮沢りえ)から高野が入院していることを知らされる・・・。

評価★★★/65点

“最強満ヘェ獲得トリビア!”

コンドームは釣りのとき、餌として使うことができる!

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釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!(2002年・松竹・109分)

 監督:本木克英

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、鈴木京香、小沢征悦、杉浦直樹、丹波哲郎

 内容:鈴木建設が請け負った富山県の美術館建設で設計に絡むトラブルが発生。発注元でハマちゃんの釣り仲間でもある富山の老舗薬問屋の偏屈会長・黒部五郎(丹波哲郎)が美術館を自分でデザインすると言い張り、奇抜な要求をハマちゃんが受け入れたのだという。それに憤慨した設計部のエース・桐山桂(鈴木京香)はスーさんに直談判。結局、2人は会長説得のため富山に出向くことになるが・・・。

評価★★★★/75点

お笑いの質が明らかに異質になっている・・・。

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釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!(2003年・松竹・116分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、谷啓、高島礼子、笑福亭仁鶴、三宅裕司

 内容:佐々木課長(谷啓)がついに次長へ昇進!代わりに営業三課の新しい課長になった海外帰りのエリート・岩田(三宅裕司)は、問題児のハマちゃんを目の仇に再教育に乗り出す。一方、そんなこと露知らずのスーさんは、リフレッシュ休暇を取ってハマちゃんを強引に連れ出し、念願の四国八十八ヶ所巡りに出発する。その道中、男勝りの美人トラック運転手みさきと出会い・・・。

評価★★★/65点

“サラリーマン専科と合体!”

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釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?(2004年・松竹・107分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、江角マキコ、筧利夫、吉行和子

 内容:不況吹き荒れる世の荒波が鈴木建設にも押し寄せ、人事制度改革に着手することになったが、経営コンサルタント会社の早川薫(江角)の提案を聞いたスーさんは、安易なリストラにつながりはしないかと一抹の不安を覚える。一方その頃ハマちゃんは、新任課長を出し抜いて1週間の有給休暇をとることに成功、秋田へ釣り旅行に出かける。そこで水産試験場の福本哲夫(筧利夫)と知り合い意気投合したハマちゃんは、彼の実家に招かれることになったが、その道中の新幹線で哲夫の同級生である薫と隣り合わせの席になる。もちろんハマちゃんは彼女がリストラの仕掛け人だとは露知らず・・・。

評価★★★★/75点

“小津映画と釣りバカとの見事な合体!!”

ハマちゃんとスーさんコンビが霞んでしまうくらい江角マキコが良い仕事してます。

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釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪(2005年・松竹・115分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、伊東美咲、金子昇、ボビー・オロゴン、尾崎紀世彦

 内容:スーさんはハマちゃんを連れて長崎県佐世保に出張。が、到着するなりハマちゃんは現地営業所の久保田(金子)に釣り船を手配させ、釣りバカ米兵ボブとともに海に直行。夜も元歌手の河口(尾崎)が経営する米兵相手のバーでドンチャン騒ぎをする始末。が、そこでハマちゃんは、久保田が東京転勤を拒んでいる理由が、バーのマドンナで河口の娘・美鈴(伊東美咲)との関係にあることを知る。。

評価★★★☆/70点

ハマちゃん、北朝鮮に拉致られる!?の方が現実味があって良かったんちゃう・・・?

釣りは世界を救う!

ハマちゃんなら金正日と互角にやり合えるんじゃないかな(笑)。なんてね。。

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釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!

Kgusmvunoh 監督:朝原雄三

出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、石田ゆり子、宮崎美子、大泉洋、片岡鶴太郎

(2006年・松竹・107分)

内容:かつて社長秘書を務めるなど社内のマドンナ的存在だった沢田弓子(石田ゆり子)が会社の再雇用制度で7年ぶりに職場復帰し、ハマちゃんの営業三課に配属された。が、エリート証券マンと結婚して幸せに暮らしていると思われた彼女には何やら事情があるらしいことをスーさんは察知する。しかも、そんな彼女に八ちゃんが一目ボレしてしまい・・・。

評価★★★/60点

鈴木建設の伝説的マドンナという名に恥じない石田ゆり子の映えっぷりだけが見所。

韓国の純愛ものでも通用しなさそうな石田ゆり子と大泉洋の中身スカスカなラブロマンスも釣りバカシリーズだけでは許されるってか・・・。おいおい。

また、飄々としているばかりでイマイチはじけない大泉洋も宝の持ちぐされというかんじでもったいない。

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釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束(2007年・松竹・114分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、檀れい、星由里子、高嶋政伸

 内容:鈴木建設の社長の座を降り、会長職へ就いたスーさんだったが、散歩中に行方不明になってしまう。捜索に出たハマちゃんは岡山で若い女性と一緒にいるスーさんを発見するが・・・。

評価★★★/60点

元気のない三國連太郎、、終焉のとき近しか・・・。おいおい

鈴木建設のリゾート開発に反対する側にどさくさに紛れ込んでしまうハマちゃんというのも今まであったし、ネタ的にはもう尽き果てちゃってるよね。鯉太郎もいつの間にかデカくなっちゃって。

年齢的に合体もそろそろ、、、ねぇww

終焉のとき近し、だな。。

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釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(2008年・松竹・110分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、常盤貴子、竹内力、山本太郎、北村総一郎

 内容:会社の健康診断で再検査となったハマちゃんは、胃カメラを飲むことを大騒ぎしながら嫌がるが、総務部の派遣社員・河井波子の説得でなんとか検査終了。晴れて社員旅行に参加したハマちゃんは波子の故郷でもある大分県へ。釣りのことしか頭にないハマちゃんは、漁師をしている波子の兄の船で釣り三昧だったが・・・。

評価★★★/60点

これ見て胃カメラも結婚式での祝辞も絶対にやりたくなくなった・・・。

でも、常盤貴子モロにイイっす。こんな人と一緒になりたいものだけど。。

しかし、釣りバカシリーズの恋愛ってデートもそこそこに即行プロポーズになっちゃうのね。釣りの合い間に仕事して給料もらえるハマちゃんといい、羨ましいよホンマ・・。

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釣りバカ日誌20 ファイナル(2009年・松竹・118分)

 監督:朝原雄三

 出演:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、松坂慶子、吹石一恵、塚本高史

 内容:折からの不況下、業績不振に陥っている鈴木建設。そんなの頭の片隅にもなく釣りしか頭にないハマちゃんだったが、釣りの人脈がもとで大型受注に成功。会長賞を受賞したハマちゃんは褒美に釣り休暇をもらって北海道へ。スーさんも旧友の墓参りついでに一緒に行くことになるが・・・。

評価★★★/55点

正直いって全22作の中で1番グッダグダで歯切れの悪い作品になってしまった気がする・・。

スーさんを三途の川に片足突っ込ませるシークエンスに力を入れるより、ハマちゃんから次世代にバトンを渡すくらいの余裕をもったシナリオにするべきで、悪ノリするポイントが明らかにズレている。

笑いと感動で締めてほしかったけど、なんかイタさとサブさだけが残ってしまったな。。

2008年7月13日 (日)

夢のシネマパラダイス457番シアター:男はつらいよ第1章/寅さんの帰郷(1)~(2)

◇登場人物◇

車寅次郎(渥美清)・・・昭和15年11月29日生まれ。父は車平造。母は芸者のお菊(ミヤコ蝶々)で、妹のさくらは腹違いの異母妹。平造のもとで育てられていたが、16歳の時に葛飾商業学校を中退してそのまま家を飛び出した。その後、奄美大島でハブに咬まれて死んだとされていたが、約20年ぶりにとらやに帰ってくる。その間に平造と異母兄は死去。

さくら(倍賞千恵子)・・・父は車平造。母は早くに亡くしており、寅さんが家出した後に平造と秀才の兄も亡くしたため、平造の弟である叔父・車竜造ことおいちゃんに引き取られて暮らしていた。その後、朝日印刷所の工員、諏訪博(前田吟)と結婚。1年後に一人息子の満男が生まれる。

おいちゃん(森川信1~8作、松村達雄9~13作、下條正巳14~48作)・・・本名は車竜造で、車平造の弟。両親を早くに亡くしたさくらの育ての親。

おばちゃん(三崎千恵子)・・・本名は車つね。お見合い結婚でおいちゃんと結婚。料理が得意で、芋の煮ころがしを作らせたら右に出る者はいない。

諏訪博(前田吟)・・・さくらの夫。父親は北海大学の名誉教授・諏訪飈一郎(志村喬)。父親とそりが合わず、高校を中退してそのまま実家の岡山から家出して上京。そこを朝日印刷のタコ社長に拾われて工員として住み込みで働くことになる。その住み込み寮の隣にある<とらや>の娘・さくらに片想いすること3年、寅さんが帰ってきた同じ年に結婚するに至った。

諏訪満男(中村はやと・第2作~26作、沖田康浩・第9作、吉岡秀隆・第27作~48作)・・・葛飾高校を卒業後、一浪するが城東大学経済学部に入学。卒業して光陽商事に就職し、靴の営業をしている。高校の後輩・及川泉(後藤久美子)に想いを寄せている。

タコ社長(太宰久雄)・・・本名は桂梅太郎。中小零細企業・朝日印刷所のビンボー経営者で、常に金策に駆けずり回っている。お見合いで小春という女性と結婚し、二男二女に恵まれる。長女はあけみ(美保純)。

御前様(笠智衆)・・・柴又の帝釈天題経寺の住職で、寺の一角にある幼稚園の園長も務めている。妻を早くに亡くしている。ちなみに御前様の娘(第1作)や姪(第16作)に寅さんはゾッコンになっている・・・。

源公(佐藤蛾次郎)・・・寅さんの舎弟。

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第1作・男はつらいよ

313s1vhm4cl__sl500_aa192_ マドンナ:光本幸子

出演:渥美清、倍賞千恵子、光本幸子、前田吟、三崎千恵子、森川信、志村喬、笠智衆

公開:1969年8月

舞台:京都府、奈良県

内容:世界にも類を見ない長寿シリーズとして、最終作となった1995年の「寅次郎紅の花」まで全48作が作られた「男はつらいよ」の記念すべきシリーズ第1作。今は亡き渥美清扮する車寅次郎の笑いとペーソスにあふれる活躍が、心地よいテンポで描かれる。家出をしてテキヤとなって全国を渡り歩いていた寅さんは、両親の死を風の便りに聞き、故郷の柴又へ帰ってきた。妹・さくらの見合いの席をぶち壊してしまった寅さんは、帝釈天のお嬢さんに失恋して、また旅に出る・・・。シリーズの基本パターンがすでに出揃った完成度の高い一本。

評価★★★★★/100点

今回のMVPは、文句なしにバッッターの御前様、そして奄美大島でハブに咬まれて死んだはずの寅さんこと渥美清に決定!

帰ってきた寅さんは、すでに不動だった。。

全てにおいて文句の付けようがない。

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第2作・続・男はつらいよ

P1004000310 マドンナ:佐藤オリエ

出演:渥美清、倍賞千恵子、佐藤オリエ、東野英治郎、山崎努、ミヤコ蝶々

公開:1969年11月

舞台:北海道、京都、三重県柘植

内容:寅さんが生みの母を訪ねる一編。中学時代の恩師の家で先生の娘・夏子に一目惚れした寅さんは、浮かれてしまい飲み食いしすぎて入院してしまう。が、病院で大騒動を巻き起こし脱走。旅先の北海道で優しい母親の夢を見た寅さんは、関西に探しに行くが、やっと会えた母は連れ込み宿を経営する元気なオバハンだった・・・。

評価★★★★/80点

今回のMVPは、バイブレーションベッドと鏡完備の怪しげなグランドホテルに決定!

男はつらいよ史上最も哀しい場面にカウンターパンチを食らった気分だが、寅さんの人間としてのルーツの深いところを見出した気がする。

ますます寅さんが好きになりましたとさ。

2008年7月12日 (土)

夢のシネマパラダイス456番シアター:男はつらいよ第2章/寅さん確立!(3)~(7)

第3作・男はつらいよ フーテンの寅

マドンナ:新珠三千代

出演:渥美清、倍賞千恵子、新珠三千代、香山美子、春川ますみ、河原崎健三

公開:1970年1月/観客動員:52万人

舞台:三重県湯の山温泉、鹿児島県種子島

内容:旅先の伊勢で病に倒れた寅さんは、そこでお志津さんという温泉女将に出会い一目惚れし、旅館の番頭をつとめることになるが・・・。森崎東がメガホンをとった異色作。

評価★★★/65点

今回のMVPは、寅さんをグーで殴れるのはアンタしかいない!の博に決定。

寅さん映画史上でも他に類を見ない冷酷なマドンナに寅さんもオイラも成すすべなし。

山田洋次が監督だったら、あそこまで露骨な顔をマドンナにさせたかどうか・・・。

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第4作・新・男はつらいよ

Da504 マドンナ:栗原小巻

出演:渥美清、倍賞千恵子、栗原小巻、財津一郎、横内正

公開:1970年2月/観客動員:48万人

舞台:名古屋

内容:競馬で当てた大金で、おいちゃん夫婦をハワイ旅行に招待しようとする寅さんの珍騒動とともに、とらやに下宿した美しい幼稚園の春子先生への恋心が描かれる。映画の前身であるTV版「男はつらいよ」のディレクター・小林俊一を監督に迎えた一編。

評価★★★★/80点

“寅さん映画の笑いが確立された記念碑的作品。”

寅さんの血が流れてる馬!?爆走!

<とらや>に忍び込むおいちゃんとおばちゃん!?さらに寅さん傷害罪!?

今回のMVPは、寅さんとの丁々発止で前半戦の笑撃のトリを務め上げた財津一郎に決定!

笑うことがなかったマドンナ先生が笑ったシーンに象徴されるように、人間にとって笑いがいかに大切なものなのかということを身をもって体感できる極上の逸品。

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第5作・男はつらいよ 望郷篇

マドンナ:長山藍子

出演:渥美清、倍賞千恵子、長山藍子、井川比佐志、杉山とく子、松山省二

公開:1970年8月/観客動員:72万人

舞台:千葉県浦安、北海道

内容:テレビ版でさくらに扮した長山藍子がマドンナ役で登場。かつて世話になったヤクザの親分を訪ねた寅さんは、すっかり落ちぶれた親分の姿と義理のすたれた任侠道に失望し、マジメな生活を送ろうと決心する。浦安の豆腐屋に就職した寅さんは住み込みで働くが、店の娘・節子に恋をしてまたも騒動を巻き起こす・・・。

評価★★★/65点

長山藍子のあらわな太股攻撃にますます顔が四角くなり、事あるごとに他人の首を絞めようとする寅。

今回のMVPは、寅さんの恋敵がこいつか!の井川比佐志に決定。

望郷とは名ばかりの<とらや>の自虐ネタは寅さん映画の常套手段ではあるが、今回は後半戦にイマイチつながらず、もう一段盛り上がりに欠ける。

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第6作・男はつらいよ純情篇

Otokoha6 マドンナ:若尾文子

出演:渥美清、倍賞千恵子、若尾文子、森繁久彌、宮本信子

公開:1971年1月/観客動員:85万人

舞台:長崎県、静岡県浜名湖

内容:旅先で助けた家出妻を実家へ送り届けた寅さんが柴又へ帰ってみると、おばちゃんの遠縁にあたる美しい人妻・夕子が寅さんの部屋に下宿していた。聞くところによると彼女は夫とうまくいかず別居中なのだという。それを聞いて一気にのぼせる寅さんだったが・・・。

評価★★★★/80点

“帰るところがあるってのは、つくづくイイもんだねぇ。”

エロ医者に診られまくるわ、寅さんにあらぬ妄想をかけられまくるわ、ここぞとばかりに若尾文子で遊ぶ山田洋次。

今回のMVPは、アンタ顔をハチに刺されたのかあッの宮本信子に決定。

「帰るところがあると思うからいけねぇんだ。でも帰っちゃおっかなぁ、、、いや、やっぱり帰らないオレ帰らないよ絶対、、、でもやっぱり帰ろっかなぁ、、、ダメだ帰らない帰らないって決めた、、、でも、帰ろっか、うん、帰っちゃう、オレ帰っちゃうもんねーー!」

前作望郷篇よりもこちらの方がそう呼ぶにふさわしい優れた本歌取り。

そうやって連綿と続いてきたんだね、ねぇ寅さん。

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第7作・男はつらいよ奮闘篇

Otokoha7 マドンナ:榊原るみ

出演:渥美清、倍賞千恵子、榊原るみ、田中邦衛、柳家小さん

公開:1971年4月/観客動員:92万人

舞台:静岡県沼津、青森県

内容:1年ぶりに生みの母親(ミヤコ蝶々)と再会した寅さんは、沼津のラーメン屋で津軽訛りの花子という少女に出会う。普通のコより知恵が遅れていると感じた寅さんは、とらやに帰ってきてもなにかと花子の面倒を見てやる。そんな寅さんに「あんたの嫁になりたい!」と花子はプロポーズし、寅さんも真剣に悩むのだが・・・。

評価★★★★/85点

寅の最臭兵器がとらやを猛爆!!さらに、いたいけな少女でもてあそぶエロタコ!

今回のMVPは、津軽の純粋培養娘・花子に決定。

今まで寅さんを見守る側にいた自分が、寅さんの真の姿を目にすることができた心に残る思い出の一品。

今回の寅さんはホンマにカッコ良かった。心強かった。心温まったわ。

でも、終わりはちょっとせつなかったね。

北の大地  寂しさ漂う  やませかな、、、

やませが吹きつけるごとく寅さんの心の中は悲哀でいっぱいだったんだろうけど、でも寅さんはいつも笑うんだ。

北風なんかに負けない太陽なんだ。そして皆を照らしてくれる。寅さんが元気じゃないと、さくらも元気出ないやろ。

そう、その笑顔が欲しかったんだよ。寅さん

夢のシネマパラダイス455番シアター:男はつらいよ第3章/寅さん純愛慕情(8)~(19)

第8作・男はつらいよ 寅次郎恋歌

00000604252l マドンナ:池内淳子

出演:渥美清、倍賞千恵子、池内淳子、志村喬、中沢祐喜、穂積隆信

公開:1971年12月/観客動員:148万人

舞台:岡山県備中高梁

内容:博の母親が死去し、お葬式の際に博の父である老哲学者から「一家の団欒こそ真の幸福である」と諭された寅さん。柴又帝釈天前に開店した喫茶店の未亡人ママ・貴子に入れ込んだ寅さんは、真剣に幸福な家庭を築くことを夢見て、彼女の息子の自閉症を治してやるまでに奮闘するが・・・。

評価★★★★/80点

“超強力ハリケーン寅ネード本州横断!!”

寅さん映画の中でも群を抜いてトゲトゲしい寅さんが今回は大いに暴れまくる。

また、受難の連続で悲痛の表情を浮かべっぱなしの妹さくらを見て、これほどいたたまれない気持ちになったこともない。

そして志村喬の「バーーッ」伝説は必見!

今回のMVPは、髪をふり乱しながら寅さんに最後の咆哮を挑み続けた、おいちゃんこと森川信に決定!

2時間という長さを微塵も感じさせない喜怒哀楽に富んだ至福の一品。

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第9作・男はつらいよ 柴又慕情

マドンナ:吉永小百合

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉永小百合、宮口精二、松村達雄

公開:1972年8月/観客動員:189万人

舞台:石川県金沢

内容:“寅さんの憧れの人”ファン投票で1位になった吉永小百合をマドンナに迎えた作品。この年死去した森川信に代わり、松村達雄がおいちゃん役でレギュラー陣に参加。北陸を旅する寅さんは、そこで出会った娘・歌子に思いを寄せる。小説家の父親とその愛人との板ばさみで悩みながらも、ひたむきに幸せを求めようとする歌子を、寅さんはトンチンカンな言動で見守っていく・・・。

評価★★★/65点

“吉永小百合歓迎パーティー”

下ネタ大乱舞にとらや全員笑い死に。

そして御前様のネタをさも自分のネタであるかのように使いまくる寅。あげくの果てに悪徳不動産に<とらや>接収!?

今回のMVPは、土手を歩く後ろ姿がなんともいえない味を醸し出している歌子の父、宮口精二に決定。

映画自体は、なんか吉永小百合を物語の中でどう転ばしていくかについて持て余しちゃってるようなかんじで、イマイチ盛り上がりに欠ける。

歌子がとらやに遊びに来たけど、いざ皆で席に着いたら会話が続かないあの雰囲気そのままみたいな。

吉永小百合マドンナ参戦に対する映画スタッフ一同のおもてなしで終わっちゃったような気がする。そっかぁ、だから再び「寅次郎恋やつれ」でマドンナに起用したのかなぁ。

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第10作・男はつらいよ 寅次郎夢枕

00000604254l マドンナ:八千草薫

出演:渥美清、倍賞千恵子、八千草薫、米倉斉加年、田中絹代

公開:1972年12月/観客動員:211万人

舞台:山梨県甲府、長野県奈良井

内容:死んだテキヤ仲間の墓参りをして柴又へ戻った寅さんだったが、自分の部屋は大学教授に間借りされていた。むくれた寅さんの前に幼なじみで美しくなった千代が現れ、淡い恋心を抱くが、大学教授も秘かに好意を抱いており・・・。

評価★★★★/80点

“今回は頭が冴え渡る寅さん、たったひとつを除けば、、、冗談じゃないよ~~とこっちがヘタリ込みたくもなってしまう罪作りな一品。”

デカラッキョ&チビラッキョにニセ寅出現と思いきや、寅さん映画でなななんとマクスウェル理論!?どうなる<とらや>!!

そして、関東一円でその名を轟かすマカオの寅VSタバコが主食の東大理学部インテリ助教授のナンセンス対決の火蓋が切って落とされる。

今回のMVPは、問答無用にこの作品を名作にまで高めてしまったお千代坊に決定。

亀戸天神でのお千代さんの寅さんへの逆プロポーズシーン。

寅さんに冗談にゃにゃいよ~~と片付けられたお千代さんがひとり遠ざかっていく時に2回寅さんの方を振り返ってるわけなのよアータ!!寅さんに「ちょっと待ったぁ」と呼び止めてもらいたかったに決まっとるやんけワレー!寅のバカーー

消化不良、、、でも、ゆえに心に残ってしまう作品なのでした。。。

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第11作・男はつらいよ 寅次郎忘れな草

21hsfaa94xl__sl500_aa192_ マドンナ:浅丘ルリ子

出演:渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、織本順吉、江戸屋小猫

公開:1973年8月/観客動員:239万人

舞台:北海道網走、釧路

内容:柴又に帰ってきた寅さんは、悪気はないのに法事の席をめちゃめちゃにして、とらやの面々と大喧嘩のあげく放浪の旅に出た。北海道へやって来た寅さんは、網走の街で安キャバレーを回っている歌手のリリーと知り合ってすっかり意気投合。やがて柴又に帰った寅さんを訪ねてリリーが突然とらやにやって来て・・・。歴代マドンナの中でも最高の人気を誇るリリーが初めて登場。その後、第15作「寅次郎相合い傘」、第25作「寅次郎ハイビスカスの花」、シリーズ最終作「寅次郎紅の花」と4度にわたって登場している。

評価★★★★/80点

“「また来ちゃった」ととらやを訪れるリリーとそれを迎える寅さん。ああ、やっぱりこの2人が1番お似合いなんだよ。”

ご先祖様の仏壇を前にしてバカ騒ぎを繰り広げる寅さんをお天道さまはちゃんと見ていた!バチ当たりの寅、ついに過労死か!?

そして衝撃の事実が判明!なんと寅さん職安に行く&満男の初キスはリリーだった!

今回のMVPは、とらやの手にも負えない激しい気性でさすがの寅さんもタジタジの松岡清子ことリリーに決定!

花言葉「純愛」を身にまとった孤独な渡り鳥リリーと天下一の放浪人寅さんの運命の絆の扉が今開かれる。

忘れな草、、、花言葉は「真実の愛」。

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第12作・男はつらいよ 私の寅さん

Image1143 マドンナ:岸恵子

出演:渥美清、倍賞千恵子、岸恵子、前田武彦、津川雅彦

公開:1973年12月/観客動員:241万人

舞台:熊本県

内容:柴又に帰った寅さんはある日、小学校時代の友だち・柳文彦と再会。彼の家で妹で独身の美しい女流画家・りつ子と出会うが、のっけから大喧嘩になってしまう。しかし、病気になったりつ子の看病に訪れるうちに彼女のことが好きになってしまった寅さんは、ゲージュツを鑑賞しようと足しげくアトリエに通うようになるのだが・・・。

評価★★★★/80点

“ミッション・インポッシブルin寅さん”

酒の飲みすぎであまりの茹で上がり具合に恐れおののいた茹でダコ社長、勢いあまって入水自殺か!?

一方、恋の重病にかかった寅さん改め熊さんがついに強行手段に打って出る!ななんと虫捕りの網で女を次々に捕獲!?

そして、さくらに魔の手が忍び寄る・・・。

今回のMVPは、この作品の中で最も心に残るせつないシーンで流れる「別れの曲」を作曲したショパンに決定!!

男はつらいよシリーズ史上最大の作戦、、、その作戦名は、、“お留守番”。寅さんの新たな一面が露わになる貴重な一品をとくとご堪能あれ。

「君の名は」で待つことにかけては右に出る者がいない岸恵子をマドンナに配しているのもなにか意味深なかんじがして面白い。

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第13作・男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

マドンナ:吉永小百合

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉永小百合、高田敏江、宮口精二、泉洋子

公開:1974年8月/観客動員:194万人

舞台:島根県

内容:寅さんは夫に蒸発されて苦しむ女性を助けたりで忙しい日々を送っていた。そんなある日、山陰の津和野で以前、片想いの相手だった歌子と再会。夫に死別した彼女の力になり、偏屈な父親との和解を仲介することに・・・。吉永小百合が「柴又慕情」に続いて登場。

評価★★★☆/70点

“恋やつれと命名しておきながら実は恋愛話がメインじゃないというのはいったい・・・。”

ホレたハレたの年じゃない寅さん、世紀の重大発表に柴又大激震!!しかし結婚前の大事な体に傷をつけられた寅さん大暴走で<とらや>文字通り血の海に・・。

そして2年ぶりの再会をはたした歌子のやつれ顔を見て寅さん危篤状態に、、さらになぜかその責任をとらされて博も切腹!!

どうなる!とらや!?

今回のMVPは、未亡人という言葉に異常な反応を見せたと思いきや、歌子と父親の和解シーンでは大泣きしたりと、最後の意地を見せた松村達雄おいちゃんに決定!

歌子の孤独を和らげ、彼女の進むべき道にポッと明かりを灯して背中を押してやる、そんな寅さんの無償の愛を堪能できる大人な一品。

歌子・吉永小百合の黒子に徹した寅さんもそれはそれで一興か。

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第14作・男はつらいよ 寅次郎子守唄

マドンナ:十朱幸代

出演:渥美清、倍賞千恵子、十朱幸代、上條恒彦、春川ますみ、月亭八方

公開:1974年12月/観客動員:226万人

舞台:佐賀県唐津、群馬県磯部温泉

内容:旅先で見知らぬ男に赤ん坊を押し付けられ、背中におぶってなんとか帰京した寅さん。結局赤ん坊はとらや一家が育てることになるが、ある日、高熱を出した赤ん坊を連れて行った病院で美しく親切な看護婦・京子と出会って一目惚れ。彼女が参加している合唱サークルへ乗り込んでいって大騒動になってしまう・・・。

評価★★★★/80点

“寅さんの辞書に新たな文字が加わった。”

それは「貯金」と「キューピッド」だぁっ!

今回は衝撃づくし。

大黒柱の寅、なななんと貯金を始める!そして柴又を震撼させるさらなる衝撃が!!!

今回のMVPは、男は顔じゃないことを証明し、シリーズの中でも屈指の名シーンに数えられるであろう告白を見せた髭男爵・上條恒彦こと大川弥太郎に決定。

ドタバタあり笑いあり涙あり歌あり絆あり哀愁あり温もりあり、そして愛があり、ようするに味わいのある濃厚な一品。見なきゃ損損。

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第15作・男はつらいよ 寅次郎相合い傘

3928 マドンナ:浅丘ルリ子

出演:渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、船越英二、岩崎加根子

公開:1975年8月/観客動員:200万人

舞台:北海道

内容:うだつの上がらない蒸発男・兵頭と旅をしていた寅さんは、北国の田舎町でキャバレー歌手のリリーとばったり再会。彼女は夫と離婚して、またドサ回りをしていた。ケンカと仲直りを繰り返す2人は結局柴又へ戻り、とらやの面々は2人の結婚を画策するのだが・・・。

評価★★★★★/95点

“波打ち際で寅さん、リリー、パパ(兵頭)が夕日に優しく包まれる場面をはじめとして名場面を挙げ出したらきりがない「青少年に及ぼす影響も大きい」(by御前様)傑作。”

オープニングは上條恒彦&米倉斉加年も出てくるオールスターキャストで送るパイレーツ・オブ・タイガーン!なんとエリザベス女王も友情出演!?

一方、とらやではメロン戦争勃発!冷え症のリリー最強本音爆弾投下により、チェリー連合軍の圧勝、海賊タイガー無残に敗走す。

今回のMVPは、会社では窓際族、家では濡れ落ち葉、渡り鳥である寅さんとリリーは持ちえることができない、身を定める所があることゆえの悲哀を絶妙な味わいで表現したパパ兵頭謙次郎こと船越英二に決定。

リリーのために足を温める、ことはしなかったが朝風呂を沸かす寅さん、リリーのために涙を流す寅さん、リリーのために夢を語る寅さん、リリーのために歌う寅さん、パパとさくらが話しているリリーとの結婚話にうれし笑いが止まらない寅さん、、、さくらが言うようなホントに仲の良い友だち止まりだったとしたらあまりにも悲しすぎる、せつなすぎるよ・・。

「アイツは渡り鳥よ」と言う同じ放浪者である寅さんだからこそ分かることなのか?「オレみたいなバカとくっついて幸せになれるわけねえだろ。」なんて・・・。

ああ゛ーーっ~ため息が。。(×д×;)↓↓ズーン↓・・・.

しかし、ラストでキャバレーの従業員の慰安旅行で温泉に行くバスに寅さんが乗り込んで終わるけど、第25作「ハイビスカスの花」のラストでは、寅さんがバス停でバスを待ってると、温泉に向かうバンドが乗ったマイクロバスが通りかかってリリーと寅さんが再会して終わるんだよね。

この2人の物語はずっと続いていくんだなぁ。しみじみ。

それにしてもリリーの啖呵もその内容も田嶋陽子と言ってること変わらないんだけど・・・。

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第16作・男はつらいよ 葛飾立志篇

マドンナ:樫山文枝

出演:渥美清、倍賞千恵子、樫山文枝、桜田淳子、小林桂樹、大滝秀治

公開:1975年12月/観客動員:213万人

舞台:山形県寒河江、静岡県

内容:かつて想いを寄せた人の娘の面倒をみるうちに学問の大切さが身にしみてきた寅さん。ちょうど<とらや>に御前様の姪で、大学で考古学の助手をしている礼子が下宿することになったことから、寅さんは彼女を家庭教師役にして猛勉強する。と同時に彼女を好きになってしまう寅さんなのだったが・・・。

評価★★★/65点

“寅VSインテリ仁義なき戦いテキサス決斗篇!”

<とらや>バージニア州に移転か!?

さらに寅あらためタイガーキッドに隠し子発覚!!なんと四角い顔のトンビが鷹を産んでいた・・・。

今回のMVPは、団子を口にほお張り、お茶を飲みながらタバコを吸ってしまうという荒技を見せる田所教授に決定。

今回はお高尚なお話のためなのか、マドンナが恋愛に対して全くの無関心状態で、ややあっさりしすぎている感も。

寅さんの心の中に16年間行き続けていたお雪さんとの思い出話の方が心に残る。

大のインテリ嫌いだった寅さんがインテリになろうと悪戦苦闘するさまがなんともほほ笑ましい1作。

寅VSインテリは恋愛指南で圧倒的勝利を収めた寅さんの勝ち!にしても勉強のしすぎで寅さん、鼻声か・・・?

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第17作・男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

31v475b2t3l__sl500_aa192_ マドンナ:太地喜和子

出演:渥美清、倍賞千恵子、太地喜和子、宇野重吉、岡田嘉子、寺尾聰

公開:1976年7月/観客動員:168万人

舞台:兵庫県龍野

内容:飲み屋でみすぼらしい老人が無銭飲食するところに出くわした寅さんは、お金を払ってあげてとらやに連れて帰る。ところがこの老人、日本画の大先生・池ノ内青観だった。青観の生まれ故郷・龍野へ旅のお供をした寅さんは、地元の美人芸者・ぼたんにひと目惚れ。しかし彼女がレストランの社長にダマされて200万円を巻き上げられてしまい・・・。

評価★★★★/80点

“寅さーーん、この幸せ者っ!”

男はつらいよシリーズ史上最も凄惨な幕開けに少々面食らうも、さらなる事件が<とらや>を襲う。

なんと<とらや>、団子屋から宿屋に衣替えか!?さらに第一次七万円戦争で身も心もすさんだ<とらや>の面々にさらなる追い打ちをかけるように勃発する第二次二百万円戦争!

寅さんの怒りもついに頂点に達するが、寅さんのけなげな心が世界を、<とらや>を、そしてぼたんを救う!

今回のMVPは、実人生の生き様そのものから滲み出る存在感を見せた宇野重吉&岡田嘉子に決定。

播州龍野で所帯をもった寅さんとぼたんはおそらく今も幸せに暮らしていることでしょう。

そう思わせてくれる幸せな一品。

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第18作・男はつらいよ 寅次郎純情詩集

マドンナ:京マチ子

出演:渥美清、倍賞千恵子、京マチ子、壇ふみ、浦辺灸子

公開:1976年12月/観客動員:172万人

舞台:長野県別所温泉、新潟県六日町

内容:満男の担任の先生にのぼせた寅さんだったが、彼女の母親・綾を見てそっちの方に鞍替え。。綾は寅さんの幼なじみだったが、今では未亡人で病気がちの身だった。心配性の寅さんは身を固めて花屋になろうと決心するが・・・。シリーズ中で唯一マドンナが死んでしまう珍しい作品。

評価★★★★/80点

キレる博、母娘に手を出す寅さん、爆裂演技!京マチ子。

MVPは、おめかししたタコ社長に決定!

笑いと哀しみのペーソスが見事に融合しているシリーズ中でも上位に入るであろう佳品。

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第19作・男はつらいよ 寅次郎と殿様

マドンナ:真野響子

出演:渥美清、倍賞千恵子、真野響子、嵐寛寿郎、三木のり平、平田昭彦

公開:1977年8月/観客動員:140万人

舞台:愛媛県

内容:例によってとらやの面々とケンカした寅さんは愛媛へ。お墓参りのわけありの美しい未亡人と出会って慕情がつのる寅さん。そして、大洲城18代目当主だというヘンな老人と知り合った寅さんは、その老人に死んだ息子の嫁を東京で探してほしいと頼まれ・・・。

評価★★★★/80点

民主主義とウナギが好きだと豪語する博。

姫を訪ねて三千里、苦悩の旅を続けるゲンナリ寅さんとご乱心お殿さま。

MVPは、とらやの庭に糞をたれた愛犬トラあらためポチに決定!

寅さんの健気で純真な思いやりに胸打たれること請け合いの一品。

2008年7月11日 (金)

夢のシネマパラダイス454番シアター:男はつらいよ第4章/寅さん恋愛指南旅(20)~(28)

第20作・男はつらいよ 寅次郎頑張れ

311wcgwf0fl__sl500_aa192_ マドンナ:藤村志保

出演:渥美清、倍賞千恵子、中村雅俊、大竹しのぶ、藤村志保

公開:1977年12月/観客動員:188万人

舞台:長崎県平戸

内容:とらやに下宿している電気工の青年・良介と仲良くなった寅さん。彼が想いを寄せる食堂のウエイトレス・幸子との仲をとりもつ指南役を買って出る。が、失恋専門の寅さんのこと、万事裏目に出てしまい、良介は自殺未遂までしでかしてしまう始末。一方の寅さんは幸子の美しい姉に一目惚れし・・・。

評価★★★★/80点

“寅さんが言うところの初デートで観る映画おすすめ推奨作品。これを観れば文句なく好きな女を即日落とせます!?”

<とらや>まさかの大爆発!!保険金支払いでセレブに変身!?

さらにタコ社長、物干しざおに天日干しにされ、文字通りの干しタコに。。

今回のMVPは、この時からすでに稀有な実力を発揮していた大竹しのぶに決定。

現役を引退して恋の名アドバイザーへと華麗なる(?)転身を遂げた寅さんを楽しめる一品、、、かと思いきや前言撤回ですぐに現役復帰しちゃうところはご愛嬌。

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第21作・男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

マドンナ:木の実ナナ

出演:渥美清、倍賞千恵子、木の実ナナ、武田鉄矢、竜雷太

公開:1978年8月/観客動員:190万人

舞台:熊本県田の原温泉

内容:さくらの幼友だちでSKDの踊り子・奈々子に夢中になった寅さんは、毎日浅草国際劇場へ通い詰め。その上、九州で知り合った青年が寅さんを頼って上京。彼も一緒になってレビュー狂いになってしまう。寅さんは徐々に恋の指南役へと立場を変えつつも・・。

評価★★★★/75点

とらや再建に乗り出し、タコ印刷工場乗っ取りをもくろむ寅さん。

風のように来て風のように去り、逆転クロスカウンターを寅さんに見舞う木の実ナナ。

MVPは「幸せの黄色いハンカチ」と同様に、素演技で女に手をのばす武田鉄矢に決定!

寅さん&武田の強力2トップが炸裂するオイシイ一品。

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第22作・男はつらいよ 噂の寅次郎

マドンナ:大原麗子

出演:渥美清、倍賞千恵子、大原麗子、室田日出男、泉ピン子、志村喬

公開:1978年12月/観客動員:200万人

舞台:長野県木曽

内容:旅先で人生の儚さに思い至った寅さんは、柴又に立ち寄り修行の旅に出ることを宣言するが、とらやのお手伝いさん・早苗の姿を見るや否やそんな決意はどこへやら。夫と別居中という彼女に同情する寅さんに周囲は冷や冷や。しかし、そこへ早苗の従兄弟・肇が現れ・・・。

評価★★★★★/95点

中央線飛び込み自殺かタコ社長、末期ガンか寅さん!?

MVPはマイ・ベスト・マドンナ、メロメロボイスの大原麗子に決定!

なんとも言えないもどかしさと遣り切れなさが残る忘れられない一品。

寅さん、なんでなぜなんだーとメチャクチャ叫んでジタバタしたい気分。

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第23作・男はつらいよ 翔んでる寅次郎

マドンナ:桃井かおり

出演:渥美清、倍賞千恵子、桃井かおり、布施明、木暮実千代

公開:1979年8月

舞台:北海道支笏湖

内容:北海道で出会った一人旅を楽しむ娘・ひとみは田園調布に住む良家のお嬢さん。その後彼女は、会社社長令息との結婚式を途中で抜け出し、寅さんを頼って柴又までやって来てしまい、とらやは大仰天!あげくの果てには結婚もしていない寅さんが仲人をやってしまうハメに・・。

評価★★★/60点

今回のMVPは、蛾次郎に無間地獄をあびせる御前様に決定!

翔んでるかおりんとナヨナヨ明に全然翔ぶことができない寅さんとオイラ、、、悲しい一品。

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第24作・男はつらいよ 寅次郎春の夢

マドンナ:香川京子

出演:渥美清、倍賞千恵子、ハーブ・エデルマン、林寛子、香川京子

公開:1979年12月

舞台:和歌山県、京都

内容:ビタミン剤のセールスマン、マイケル・ジョーダンは遠くアリゾナからやって来たが、商品が全く売れずに帝釈天の境内で行き倒れ寸前に。御前様が連れて来て、とらやの面々が面倒を見ることになったが、寅さんは大のアメリカ嫌い。そこへ満男が通う英語塾の美しい先生とその母・圭子が顔を出してから事態は一変。圭子が未亡人だと知るや否やベタボレ状態になってしまい・・・。

評価★★★/65点

鬼畜米英を唱える寅とアリゾナの刺客NBAの神様が、<とらや>のシマを巡って仁義なき戦いを繰り広げる変わり種。

今回のMVPはアメ公のハゲたオッサンから愛の告白を受け大真面目に悩むさくらに決定!

思ったことを口にするアメリカ人と思いを胸に秘める日本人の異文化バトルも面白く見られる一品。

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第25作・男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

Tora25a マドンナ:浅丘ルリ子

出演:渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、江藤潤、新垣すずこ

公開1980年8月/観客動員:206万人

舞台:沖縄

内容:旅回り歌手リリーから沖縄で入院中という便りが届き、飛行機嫌いの寅さんはドタバタ騒動の末なんとか沖縄へ。看病した甲斐もあって快方に向かい、2人は猟師町で夫婦気取りの生活を始めるのだが・・・。

評価★★★★★/100点

公然と脱税をはたらくタコ社長。エコノミー症候群か!?寅さん。

今回のMVPは沖縄のお母さんに決定!

寅さん映画で唯一“夫婦生活”を描いているシリーズ最高傑作。

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第26作・男はつらいよ 寅次郎かもめ歌

マドンナ:伊藤蘭

出演:渥美清、倍賞千恵子、伊藤蘭、村田雄浩、松村達雄、梅津栄

公開:1980年12月/観客動員:217万人

舞台:北海道江差、奥尻島

内容:北海道江差でテキヤ仲間の墓参りをした寅さんは、その娘・すみれと出会い、東京での勉学の世話をすることになった。定時制高校に通うすみれの生き生きとした姿を見た寅さんは、自分も入学願書を出してしまう。そんなある日、奥尻からすみれの恋人だと名乗る男・貞夫が現れ・・・。

評価★★★★/80点

今回のMVPは打倒お受験に燃える<とらや>の面々に決定!

国籍詐称、にせ札所持、拉致誘拐。今、男気ある寅さんの素顔が明らかになる。。ちなみに寅さんの生年月日は、1940年(昭和15年)11月29日。

寂寥漂う中にもホロリとさせる良作。

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第27作・男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎

マドンナ:松坂慶子

出演:渥美清、倍賞千恵子、松坂慶子、芦屋雁之助、大村崑、マキノ佐代子

公開1981年8月/観客動員:182万人

舞台:瀬戸内、大阪

内容:瀬戸内の小島で大阪新世界の美人芸者・ふみと出会った寅さん。彼女の生き別れの弟に2人で会いに行くが、弟はすでにこの世にはいなかった。柴又へ帰った寅さんは、ふみの影響ですっかり関西人気取り。と、そこへふみが訪ねてきたもんだからさぁ大変。寅さんその気になっちゃって・・・。

評価★★★★/80点

タコ社長ついに海に還る日がやって来た!?

大阪では寅VS狸の仁義なき戦いが勃発!

そして今回のMVPは、薄幸のおふみさんに決定。

大阪パワーにさすがの寅さんも圧倒されまくりなのも見どころだが、笑いなどどこ吹く風の人情ものに仕上がったこれはこれで味のある一品。

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第28作・男はつらいよ 寅次郎紙風船

マドンナ:音無美紀子

出演:渥美清、倍賞千恵子、岸本加世子、音無美紀子、小沢昭一、地井武男

公開:1981年12月/観客動員:144万人

舞台:福岡県秋月、大分県

内容:九州路の日田で知り合った若いフーテンの娘・愛子に商売のサクラを務めてもらった寅さん。2人で旅をしている途中、病気で寝ている昔の仲間・常三郎から、自分が死んだら女房・光枝をもらってくれと頼まれ、寅さんもその気になる。案の定亡くなった常三郎。寅さんは未亡人となった光枝を連れてとらやに帰るが・・・。

評価★★★/65点

旅先でデリヘルを利用するのか寅さん!?

そして今回のMVPは、寅さん史上最強のウザキャラ岸本加世子に決定!

このウザキャラの暴れっぷりにマドンナが完全に霞んでしまっているどころか、映画自体までもがどこかおかしくなっちゃってる異色作。

なんてったって冒頭の寅さんの夢にまでちゃっかりと出てくる始末だからね(笑)。参っちゃうよ。。

2008年7月10日 (木)

夢のシネマパラダイス453番シアター:男はつらいよ第5章/寅さん心の旅路(29)~(41)

第29作・男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋

マドンナ:いしだあゆみ

出演:渥美清、倍賞千恵子、いしだあゆみ、片岡仁左衛門、柄本明、津嘉山正種

公開:1982年8月/観客動員:139万人

舞台:京都府、神奈川県鎌倉市

内容:京都である老人を助けた寅さん。実はこの御老人、陶芸家の大先生だった。老人の家のお手伝い・かがりさんと仲良くなった寅さんは、彼女の失恋に同情するうちにいつしか心惹かれ、2人で鎌倉のあじさい寺でデートしたまではよかったのだが・・・。

評価★★★★/75点

いしだあゆみがガチでイイ

夫を亡くし、さらに再縁の話も流れた未亡人の憂いを湛えた色気が絶品で、失意のうちに男に安らぎを求めようとする女のサガに見てるこちら側がのぼせ上がってしまう。

そんな彼女のアタックに寅さんなんて持ちこたえられるはずもなくw、その熱を冷ますのに鎮静剤を打つというのは大笑いした。

けど、彼女の思いを受けて立たないのが寅さんの弱さであり悲しいサガなんだよねぇ。せつなくてやり切れないなぁ・・。

オイラだったら京丹後に真っ先に直行するけどねw

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第30作・男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

マドンナ:田中裕子

出演:渥美清、倍賞千恵子、田中裕子、沢田研二、浅丘雪路、内田朝雄

公開:1982年12月/観客動員:228万人

舞台:大分県

内容:大分の温泉地で寅さんが知り合った気の弱い青年・三郎は動物園の飼育係。彼は同宿したOLの蛍子に一目惚れするがアタックできない。そこで我らが寅さんの恋愛指南のご登場となるが・・・。この作品をきっかけに沢田研二と田中裕子は実生活でも結ばれましたとさ。。それ考えると寅さんってスゴイ。

評価★★★★/75点

結局行き着くところは、、、顔なんだよなぁ・・・

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第31作・男はつらいよ 旅と女と寅次郎

マドンナ:都はるみ

出演:渥美清、倍賞千恵子、都はるみ、藤岡琢也、中北千枝子、細川たかし、北林谷栄

公開:1983年8月/観客動員:151万人

舞台:新潟県佐渡

内容:ちょうど芸能界を引退する直前だった都はるみをマドンナ役に起用した一編。フツーのおばさんになりたくて佐渡へ失踪した演歌の女王・京はるみ。そんなこととは露知らず、寅さんはせっせと傷心の彼女を元気づけるのだが・・・。

評価★★★/60点

スターとの恋路は誰もが夢見ることだけど、寅さんそれを叶えちゃうんだからズルイよー!

しかし一時の夢が覚めたときの寅さんのしょんぼり顔はシリーズの中でも随一だった気がするw

まぁ全体的には都はるみのプロモみたいなもんだったけども・・。

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第32作・男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

00000465503l マドンナ:竹下景子

出演:渥美清、倍賞千恵子、竹下景子、松村達雄、中井貴一、杉田かおる

公開:1983年12月/観客動員:149万人

舞台:岡山県

内容:さくらの夫・博の亡き父の三回忌に岡山備中を訪れた寅さん。そこで寺の住職の娘がバツイチの出戻りと聞くやまたまたホレてしまう。寺の養子に入ることを決めた寅さんは仏門の道に入ることを宣言し、柴又帝釈天の御前様に弟子入りすることになるが・・・。

評価★★★★☆/85点

今回のMVPは、うぶな女性役と今現在の成れの果てとのギャップが凄すぎて逆に気持ち悪く見えてしまう杉田かおるに決定!そして、寅さんがあからさまに女をフッてしまう凄っごいムカツク一本。

まんざらどころじゃなく、あと一押しで竹下景子をものにできたやないか、このバカ寅アホ寅脳タリン寅、、、

しかも泣いてたやないけ彼女。女を泣かすなんて、、、クッ、グッウーー・・やりきれん。

しかも変に心に残っちゃうんだよ、ああいう展開だと。

バカ、バカ、バカーー

ようするに、、、相当好きです、この映画。。

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第33作・男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎

マドンナ:中原理恵

出演:渥美清、倍賞千恵子、中原理恵、渡瀬恒彦、佐藤B作、美保純

公開:1984年8月/観客動員:137万人

舞台:北海道釧路

内容:霧深い釧路で出会った渡り鳥美容師の小暮風子と意気投合した寅さん。彼女の恋人であるサーカスのオートバイ乗りから引き離そうと奮闘するが・・・。タコ社長の娘あけみ役で美保純が初登場。

評価★★★/65点

死んだフリはするなーーっ!

熊には効かないぞーーっ(笑)。、、て、あんなオチでいいんかい?

こんな悲しい結末はないな、と博さん言ってたくせに、ラストであそこまで落とすかよ。しかもこれ見よがしに空撮してるし。

意味ないっしょ(笑)。

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第34作・男はつらいよ 寅次郎真実一路

Image981 マドンナ:大原麗子

出演:渥美清、倍賞千恵子、大原麗子、米倉斉加年

公開:1984年12月/観客動員:144万人

舞台:鹿児島県

内容:とらやの面々とケンカをして飛び出した寅さんは駆け込んだ上野の焼き鳥屋で、一流証券会社の課長と知り合う。彼の家で美しい奥さんと出会うが、数日後その奥さんから夫が家出蒸発をしてしまったと連絡が来る。寅さんは彼女と一緒に鹿児島まで夫探しの旅に出る。

評価★★★★★/90点

真実はひとつ。

ふじ子さんのためなら何でもやりますオイラは。ハイ。

「じゃあ、今、奥さんとわたくしの2人っきりてことですか?」と寅さん。

「そうよ。」とふじ子。

この「そうよ。」の声と響きにベロンベロン・・・

あー~あのバカ夫の首根っこひっつかまえて絞めてやりてー・・・。あ、いかんいかん、煩悩が押し寄せてきた・・・。御前様、お助けを。

それにしても、寅さんって飛行機嫌いじゃなかったっけ?

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第35作・男はつらいよ 寅次郎恋愛塾

マドンナ:樋口可南子

出演:渥美清、倍賞千恵子、樋口可南子、平田満、松村達雄、初井言栄

公開:1985年8月/観客動員:138万人

舞台:長崎県

内容:今回は寅さんが恋愛指南役に回って気の弱い青年を助けるパターン。長崎五島列島へやって来た寅さんは老婆を助けたことから東京在住の孫娘・若菜と知り合う。若菜に想いを寄せるカタブツ大学生を手助けせんと張り切る寅さんだったが・・・。

評価★★★/65点

けなげで一本芯の通った若菜さんも、この時から10年も経たないうちにヌード写真集出しちゃうんだからなぁ・・・。世の中って怖いよ寅さん(笑)。

女優ヌードの先陣を切ったのが忘れもしないこの樋口可南子だった。オイラが中学生の頃だったからなぁ、そりゃ鮮烈っスよ。

たしかこの後が宮沢りえで、、、って話はもういいか。。

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第36作・男はつらいよ 柴又より愛をこめて

Dswvqfri マドンナ:栗原小巻

出演:渥美清、倍賞千恵子、栗原小巻、川谷拓三、田中隆三

公開:1985年12月/観客動員:140万人

舞台:静岡県下田、式根島

内容:タコ社長の娘・あけみが嫁ぎ先から家出し、連れ戻し役に寅さんが伊豆下田に派遣される。帰りたくないと駄々をこねるあけみの機嫌をとるため、2人は船で式根島へ渡る。ところが、島の小学校に“二十四の瞳”よろしく美人の先生がいて、寅さんは一目惚れ・・・。

評価★★★☆/70点

“女美人教師と生徒トラちゃん、、、フツーはアブない題材なんだけど、寅さんの手にかかれば一転して人情話になる。。”

もっとも日本人らしい日本人に選ばれタイム誌の表紙を飾った寅さん、なんと女子高生の前で寝ションベン!?一方、タコ入道はTVジャックに成功!

しかし、今回のMVPは、なななんと英語をペラペラと話しちゃってる御前様に決定!

少年のような心と、ケタはずれの包容力を持った頼れる男の心をあわせ持った奇跡のような人間、寅さんの良さを再認識できる一品。

でも、恋に敗れた相手がダサダサの川谷拓三とは・・。でもさ、このダサ男はちゃんと小巻先生に好きだッ!って言ったんだもんな。そう考えると、やっぱり寅さんの負けか。。

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第37作・男はつらいよ 幸福の青い鳥

マドンナ:志穂美悦子

出演:渥美清、倍賞千恵子、志穂美悦子、長渕剛

公開:1986年12月/観客動員:151万人

舞台:福岡県筑豊、山口県萩市

内容:筑豊で昔なじみの旅役者の娘・美保と知り合った寅さん。上京した美保の就職を世話するなどハッスルする寅さんだったが、美保に想いを寄せる画家志望の青年が現れて・・・。

評価★★★/65点

今回のMVPは、なんでお前が、、の出川哲郎に決定!ちなみに有森也美もラストに出てきます。

なんかマドンナと長渕剛のラブストーリーに寅さんが全然絡んでいってない気がしたんだけど・・。

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第38作・男はつらいよ 知床慕情

00000604282l マドンナ:竹下景子

出演:渥美清、倍賞千恵子、三船敏郎、竹下景子、淡路恵子

公開1987年8月/観客動員:207万人

舞台:北海道斜里町

内容:北海道の知床にやって来た寅さんは、無骨な獣医・順吉の家に厄介になっている。やもめ暮らしの順吉のことは、スナックの女主人悦子が何かと世話を焼いていた。そこへ、駆け落ちして東京で暮らしていた順吉の娘・りん子が戻ってくる。寅さんや悦子はりん子を温かく迎えるが、順吉だけは彼女に冷たかった。寅さんは順吉と悦子の恋の橋渡しをする一方で、りん子にホの字となるが・・・。80年代の同シリーズを代表する一本といわれている。

評価★★★☆/70点

マドンナが竹下景子の時はなんとも煮え切らない終わり方をするねんなぁ。

「口笛を吹く寅次郎」でもそうだったけど、もしかして浅丘ルリ子のリリーよりも竹下景子の方が寅さんと合ってるのかもねぇ。明らかに寅さんにホレてるもん。

なのにいっつも寅さん逃げるんだ。もう~~

三船さんに説教する前に自分が行動せい!

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第39作・男はつらいよ 寅次郎物語

マドンナ:秋吉久美子

出演:渥美清、倍賞千恵子、秋吉久美子、伊藤祐一郎、五月みどり、すまけい

公開:1987年12月/観客動員:143万人

舞台:奈良県吉野、和歌山県、三重県志摩

内容:寅さんのテキヤ仲間の遺児・秀吉がとらやを訪ねてきて、寅さんは一緒に母親探しの旅に出る。大阪から吉野へ来て高熱を発した秀吉の看病をしてくれた、同宿の女性にベタボレしてしまった寅さん。やがて、伊勢、志摩に至って母と子は対面を果たすが・・・。

評価★★★/65点

母を訪ねて三千里・寅さんバージョンは、寅さんが伯父さんではなく、お父さんになった唯一の記念作。

リリー(浅丘ルリ子)との気心の知れた息の合ったコンビぶりに比べれば、今回「お父さん」「お母さん」と呼び合っていた隆子(秋吉久美子)とのコンビぶりは、微妙な空気感と距離感が2人の間に流れていて、なんかホンマもんの男と女の関係になるんやなかろうか、と訝っていたっけば、、、キターーッ!!寅さん最大最高のチャンスが!!

女絶ちを宣言した寅が女狂いに変貌する!?

お宿の寅さんの部屋に隆子が入ってきて秀吉の側に寝て、「寅さんもここに来て寝て」と言ったが最後、その時に手ぇ出さないと寅さぁん(笑)。ガバッとさぁ。

が、しかし、潮吹いたのは(コラコラ・・)、隆子じゃなくてガキの秀吉だったというオチには、、、ハハハ、山田洋次め・・・。

しかも、秀吉の寝ションベンがしっかり真上に吹き出してるしよ、、、ハッ、ダメだ、ここらへんで打ち止めにしとけオレ!寅さんが汚されてしまう・・・。AVじゃないんだから。

さてさて、今回のMVPはチョイ役のおとぼけバカ面が印象的だった出川哲郎にしようかと思ったが、やっぱりあのシーンの秀吉に決定!

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第40作・男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日

マドンナ:三田佳子

出演:渥美清、倍賞千恵子、三田佳子、三田寛子、尾美としのり

公開:1988年12月/観客動員:182万人

舞台:長野県小諸市

内容:俵万智のベストセラー「サラダ記念日」にヒントを得て作られた寅さんの大人の恋物語。寅さんは信州で出会った美しい未亡人の女医・真知子に一目惚れ。そこに訪ねてきた短歌が趣味だという姪の由紀とも仲良くなった寅さんは、柴又に戻るやさっそく由紀が通う早稲田大学に出かける。が、ひょんなことから講義を受けるハメに・・・。

評価★★/45点

短歌はお寒いし、マドンナはお堅いし、寅さん映画には珍しく何ら見どころがない作品。

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第41作・男はつらいよ 寅次郎心の旅路

マドンナ:竹下景子

出演:渥美清、倍賞千恵子、竹下景子、柄本明、淡路恵子、マーチン・ロシュバーガー

公開:1989年8月/観客動員:185万人

舞台:オーストリア・ウィーン

内容:東北の田舎の駅で自殺しようとしていた心身症のサラリーマンを元気づけたのがきっかけで、寅さんは彼が一度行ってみたいというウィーンを湯布院と聞き間違えて二つ返事で了解してしまった。そして、とらやの面々の猛反対を振り切って一路ウィーンへ。そこでツアーガイドの久美子に出会い、いつもの恋愛騒動が巻き起こる。

評価★★★☆/70点

世の中に否定された寅、大嫌いだったはずの飛行機に乗ってまで海外逃亡を決断!?

そしてせんべい一枚でふるいつきたいようなイイ女をゲットする!?

しかし、さらなる衝撃が!寅さんの正体は行商人の姿を借りたスパイだった!?

今回は恋愛模様そっちのけで寅さんの異国情緒巡りが描かれるのだけども、そのせいかマドンナの中でも三本の指に入る竹下景子(32作目「口笛を吹く寅次郎」、38作目「知床慕情」)の影が薄く魅力が活かされていなくて盛り上がりに欠けるのが玉にキズだし、寅さんと美しきドナウはやはり畑違い・・w

でも、遠い異国=望郷をテーマにシフトチェンジして描いたのはそれはそれで正解で、マドンナが寅さんを“故郷のかたまりみたいな人”と形容した言葉は、オイラが男はつらいよシリーズを好きな理由を言い当てていてストンと胸に落ちてきた。名言です!

夢のシネマパラダイス452番シアター:男はつらいよ第6章/満男の青春(42)~(47)

第42作・男はつらいよ ぼくの伯父さん

2 マドンナ:後藤久美子

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、壇ふみ

公開:1989年12月/観客動員:191万人

舞台:佐賀県

内容:浪人生活を送る甥の満男は、ブラスバンド部の後輩・泉に想いを寄せていた。が、彼女は両親の離婚で佐賀へ転校。そこで満男はオートバイで彼女の元へ向かった。ところが、そこで寅さんとばったり出くわしてしまい・・・。

評価★★★★/75点

今回のMVPは、キザなバイク乗りを気取っていたが、寅さん映画とは思えない暴走ぶりをみせる釣りバカのスーさんの運転手こと笹野高史に決定!

ってあのシーンだけはホントに寅さん映画じゃなかった。。。

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第43作・男はつらいよ 寅さんの休日

マドンナ:夏木マリ

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、寺尾聰、宮崎美子

公開:1990年12月/観客動員:208万人

舞台:大分県日田市

内容:満男が想いを寄せる泉が、愛人と同棲している父親を探しに九州へ向かう。これに満男も同行していったもんだから、“とらや”の面々も大騒ぎ。急遽、寅さんが援軍に向かうが・・・。

評価★★★/65点

今回のMVPは、湯婆婆が湯屋に帰ってきたぁ!の夏木マリに決定!

だって夏木マリの嗚咽が湯婆婆そのものなんだもん。

しかしまぁ夏木マリと宮崎美子じゃねえ、、そりゃねぇ、、やっぱさあ寺尾聰も鞍替えしちゃうわなぁ・・・。

ちなみに裏MVPは、毎度のごとく(前作でも)満男にドタキャンを繰り返されながらも親友であり続ける友人2人組に決定。

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第44作・男はつらいよ 寅次郎の告白

マドンナ:吉田日出子

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、吉田日出子、夏木マリ

公開:1991年12月/観客動員:211万人

舞台:鳥取県

内容:日本海沿岸の鳥取を旅する寅さんはそこで偶然に泉と再会する。彼女は母親の再婚を素直に喜べず、その寂しさを紛らわすために鳥取に来たのだった。一方、それを泉からの絵葉書で知った満男も鳥取に急行するが・・・。

評価★★★/60点

題名通りの度肝を抜く寅さんの告白!!トリビアの泉のへぇへぇボタンを思いっきり連打したい気分だ。

だって寅さんと妹のさくらが腹違いの兄妹だったなんて、オイラ初めて知ったぞ。

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第45作・男はつらいよ 寅次郎の青春

マドンナ:風吹ジュン

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、風吹ジュン、永瀬正敏、夏木マリ

公開:1992年12月/観客動員:207万人

舞台:宮崎県日南市

内容:東京で就職した泉は、週末になると満男の家に遊びに来ていた。ある日、同級生の結婚式に出席すべく、宮崎に出かけた泉はそこで寅さんと再会。しかし、久々の再会に喜んでいたのもつかの間、ささいなことから寅さんは足をおもいっきり挫いてしまう・・・。御前様こと笠智衆のシリーズ遺作。

評価★★★/60点

いいかげんに告れよ満男さん。見ててかわいそうになってくる・・。

キスまでされてんねんで泉に。玉砕せいや玉砕

でも満男の定番テーマ曲である徳永英明も時代を感じさせるなぁ。

あ、全然寅さんのことが思い浮かんでこない。今回はそれだけ影が薄かったということか。。

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第46作・男はつらいよ 寅次郎の縁談

マドンナ:松坂慶子

出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、松坂慶子、城山美佳子、島田正吾、光本幸子

公開:1993年12月/観客動員:216万人

舞台:香川県

内容:就職がなかなか決まらない満男は、思い悩んだあげく家出をしてしまう。満男捜索を請け合った寅さんは、瀬戸内海の小島・琴島で漁師をしている満男を発見。満男は島の看護婦・亜矢にベタボレしていて、寅さんも満男が世話になった旧家の娘・葉子に恋をしてしまう・・・。

評価★★★★/75点

オイラも就職活動したなぁ。満男の苦悩はよーーく分かるよ。

でも亜矢ちゃんに対する中途半端な態度だけは全くもって分からねぇぞ。

って、亜矢ちゃんも満男に見切りつけたと思ったら他の男に手出してるし・・・。オイラも肝に銘じよう。。

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第47作・男はつらいよ 拝啓車寅次郎様

マドンナ:かたせ梨乃

出演:渥美清、倍賞千恵子、かたせ梨乃、吉岡秀隆、牧瀬里穂、山田雅人、小林幸子

公開:1994年12月/観客動員:217万人

舞台:滋賀県長浜市

内容:靴会社に就職して半年が過ぎた満男は、大学の先輩から誘われ、先輩の実家で祭りでにぎわう長浜を訪れる。案内役は先輩の妹・奈穂。ふたりは急速に打ち解けていき・・・。日本三大山車祭りのひとつ、湖国近江の長浜曳山祭りを舞台に、またもや寅さんと満男の恋が燃え上がる。

評価★★★★/75点

買います!寅さん、オイラ買います!20円の鉛筆!

いやぁ~、物を売るということに対する寅さんの熱弁、我が心に痛く至りましてございまする。

ホントに買いたくなっちゃうもん、あれ聞くとさ。

夢のシネマパラダイス451番シアター:男はつらいよ第7章/ついに夫婦に・・・(48)

男はつらいよ 寅次郎紅の花

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マドンナ:浅丘ルリ子

出演:渥美清、浅丘ルリ子、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、宮川大助・花子

舞台:鹿児島県奄美大島、神戸

公開:1995年12月/観客動員:170万人

内容:日本映画を代表する長寿シリーズの第48作にして最終作。1989年の第42作「男はつらいよ・ぼくの伯父さん」以降は、寅さんの恋と並行して甥の満男の恋や青春が描かれてきた。本作には42~45作における満男のマドンナ・泉と、11作・15作・25作における寅さんのマドンナ・リリーが登場。満男は泉の縁談を壊して思いを告白し、寅さんもリリーと一時の同棲生活を送るなど、それぞれの恋の成就に近いものが描かれている。しかし、96年に主演の渥美清が逝去し、ついにこの一大シリーズも本作をもって終焉の時を迎えた。

評価★★★★★/100点

監督はおそらく予感してたんだろうなぁ、、、

当時高校生だった元ちとせが何年後かにブレイクすることを。

あ、でも断っておきますがそんな理由で★5つ付けたんじゃないっスよ。

寅さんと寅さん映画に対する言葉に表わせないような様々な感情が湧いてきて心がいっぱいになったんです。

ありがとう、寅さん!またいつか会える日まで・・。

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