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2010年9月25日 (土)

尖閣諸島は日本の領土

沖縄の尖閣諸島沖で、9月7日、中国の漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、漁船の船長が公務執行妨害容疑で逮捕された。日本の法律に基づいて粛々と対応するとした日本政府に対し、猛反発した中国側は政治・経済・文化交流など様々な分野で対抗措置をとり緊張が高まっていたのだが、急転直下、24日に那覇地検が逮捕した中国人船長を釈放し、その日のうちに船長は中国へ帰国した

日本の領土(領海)に侵入した外国の者を取り締まるのは当然のことだと思うのだけど、それを中国側が要求していたところの無条件釈放してしまうなんて、個人的には腑に落ちないところがある。これでは中国の圧力に屈したばかりか、中国の尖閣諸島の領有権の主張をも飲んだということにもなりかねないのではないかなと思うんだけど・・。

せめて強制送還などの措置を取ることはできなかったのか。

尖閣諸島が日本領という考えは、右は自民党から左は共産党に至るまで完全一致していて、どうやら本当に日本領みたいなのね。おいおい・・(笑)

尖閣諸島は、久場島、大正島、魚釣島などからなる諸島で、ずっと無人島だったところを1895年1月に日本領(沖縄県)に編入。歴史的にはこの措置が尖閣に対する最初の領有行為だという。

所有者のいない地に対しては国際法上、最初に占有した「先占(せんせん)」に基づく取得および実効支配が認められているということで、日本の領有は国際法上全くもって正当なものなのだ。

要は早いもの勝ちってことw

って、実際そういうことっしょ(笑)!?。「この島オレのもん!」と最初に言ったもの勝ちってことだよね。。

しかも、その日本の領有に対し、1970年代にいたる約80年間、隣国から異議が唱えられたことは一度もないというんだから、何をいまさら中国は言ってくるんだというかんじだわさ。

さて、もうちょっと詳しく見ていこう。歴史好きの血が騒ぐちゅうもんで。。

そもそもの日本の領有の端緒となったのは、1884年に日本人の古賀辰四郎という人が、尖閣諸島をはじめて探検したことにあるらしい。翌85年に古賀は日本政府に対して同島の貸与願いを申請。政府は現地調査を行った上で1895年1月14日の閣議決定によって日本領(沖縄県)に編入した。

翌1896年には、古賀が30年間の無償貸与を受け、久場島に古賀村ができ、200人余が住んでいたという。その後、第2次大戦終了までに無人島化し、今に至るみたい。

でも、この1895年って、日清戦争(1894~95)があった年なんだよね・・。

この戦争の日本の勝利により、清は台湾を日本に割譲(1945年まで台湾は日本領だった)しているわけで、これより北にある尖閣諸島を日本政府が日本領に組み込んだのは自然な流れだったといえる。

それより以前に正式にどこに帰属しているわけでもなかった南西諸島の領有権問題(1879年に琉球王国が明治政府に消滅させられ沖縄県になったが、それまで琉球と朝貢関係を結び宗主国を自負していた当時の中国・清はこれに反発し、領有権を主張していた)は日清戦争で決着していたってことになる。当然そこに尖閣諸島も含まれていたわけだ。

いわばこの領土問題は今から100年以上前に既に決着していたはずなのだが、1970年代に入ってから中国や台湾が尖閣諸島の領有権を突如主張し始めた。台湾が70年に入って尖閣諸島の領有権を主張し始め、中国も71年12月の外交部声明で領有権を主張した。

背景には1969年に公刊された国連アジア極東経済委員会の報告書で、尖閣周辺の海底に石油・天然ガスが大量に存在する可能性が指摘されたことが背景にあるという。

ちょうど沖縄の日本返還交渉に重なる時期(1972年正式返還)でもあるのが興味深い点なんだけど。。

たしかに尖閣諸島は明代・清代などの中国の文献に記述が見られるというが、それは当時、中国から琉球に向かう航路の目標としてこれらの島が知られていたことを示しているだけであり、中国側の文献にも中国の住民が歴史的に尖閣諸島に居住したことを示す記録はないという。

さらに、中国が領海法に尖閣諸島を中国領と書き込んだのは92年のこと。それまでは、中国で発行された地図でも、尖閣諸島は中国側が「領海」とする区域の外に記載されていた。

やっぱ客観的に見て日本領なのよ!

だからといって、日本政府がこの地域に領土問題は存在しないと頑なな態度をとり続けることが果たして有効なのかはかなり疑わしく、かえって中国・台湾に付け入る隙を与えているように見えて仕方ない。

米軍が尖閣諸島の久場島と大正島を射爆場として使用していた事実があり、現在も未返還であるにもかかわらず、日中間の問題としてアメリカはこの問題から事実上逃げているわけだから、もうこれは日本政府が断固とした対応を取らなければならないはず。

なのにこれだもん。チャーター機で返すなんてww

こんな弱腰ならば最初っから逮捕なんてするなっちゅう話なのよ。

菅政権にはまたまたガックリだわ・・。

でも、今回のことで、尖閣諸島ってどこにあるのかなと世界地図を見直してみたんだけど、盛岡に住んでるオイラからすると九州以南って意外に分かってないなと思った。

例えば上海と鹿児島って同緯度にあるとか(上海ってもっと南にあると思ってた)、対馬ってどちらかといえば韓国の方に近いとか、台湾のすぐそばに与那国島や石垣島があるとか、海洋国家としてみれば日本って実はめちゃくちゃ広いんじゃなかろうか!?と思っちゃった。

2007年4月18日 (水)

長崎市長銃撃事件&米大学銃乱射事件

昨夜(17日)起こった長崎市の伊藤一長市長射殺事件。

そして16日に32人もの死亡者を出したアメリカ東部バージニア州のバージニア工科大で起こった銃乱射事件。

銃は恐ろしい・・・ということをまざまざと見せつけられた2日間となった。

そして暴力で全てを解決しようという卑劣で愚かな考え方の恐ろしさも・・・。

絶対に許してはならないテロだ。

伊藤一長市長を撃った指定暴力団山口組系「水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者の犯行動機は今のところ、自分が所属する暴力団と関係が深い土建業者が長崎市発注の公共工事から外されていたためといわれており、周囲にも「あいつ(伊藤市長)は最近全く仕事をよこさない。オレを相手にしていないということだ。許さない。」などと話していたという。

まあまだ裏に何かキナ臭いものが隠れているような気もするし、テレ朝の「報道ステーション」宛に送付された(事件当日午前に送付されてきたらしい)城尾容疑者からの文書も真実から目をくらませるための囮作戦の文書かもしれない、なんてことまで考えてしまうが、まだ二転三転しそうな雰囲気もする。。

オイラは命の危険を冒してまで偉くなりたくはないけど、結構政治家を狙った襲撃事件てあるんですね。

1番有名なのは、1960年に日比谷公会堂で行われた立会い演説会で17歳の右翼少年に刺殺された旧社会党委員長浅沼稲次郎暗殺事件だと思うけど、この事件の決定的瞬間を写した報道写真がこの年のピュリツァー賞を受賞してるんだよね。

その他にも古くは三木赳夫元総理や大平正芳元総理が殴られたり刺されたりする事件があったり、最近でも1990年には本島等・長崎市長が右翼団体構成員に狙撃された事件、1992年には金丸信・自民党副総裁が講演会で狙撃されている。

1994年には細川護熙元総理の狙撃事件、02年には民主党の石井鉱基衆院議員が右翼団体代表に自宅前で刺殺され、06年8月15日には小泉前首相の靖国参拝に反対した自民党元幹事長の加藤紘一衆院議員の実家と事務所が放火される事件が起こっている。

他にもいろいろな襲撃事件があって、あの悪党党幹事長の浜田幸一ジイサンも1990年に暴力団組員に金属棒で殴られて負傷した事件が起こっているんですね。

政治家も大変やなぁ。。

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そして、さらなる衝撃を受けたといえるのが、アメリカのバージニア大学で起きた銃乱射事件だが、2,3年に1回は必ず起こるかんじで、またかよと思っちゃうところもあるけど。

でもこれだけの惨事が起きながら、アメリカ国内での銃規制の声が全く聞こえてこないのはホント恐ろしい国だと思うね。結局死ななきゃ分からないのかね。

まあ、今回の犯人である韓国人男子学生チョ・スンヒ容疑者(23)も相当に頭がオカシな奴だったらしく、仮想の恋人を作っていたとか(笑)、なんか引きこもり系のアブナい系だったらしいのだけど。

それにしたって手軽に銃が合法的とはいえ手に入れられる社会じゃなければ、こんな惨たらしい事件は起きなかったはず。

でも1番驚くのは大学の危機管理体制だよな。

だって1回目の銃撃が朝の7時15分に学生寮で起きて、この時点で2人死亡してるわけやろ。

普通だったらこの時点で大学を封鎖して授業停止するのが一般的な日本人の考える常識じゃないだろうか。しかるに、この大学はそんなことを気にかける様子もなく(犯人は既に大学敷地内にはいないと判断したらしいが)、フツーに授業を開始してしまった。

そしたら1回目の銃撃事件から2時間半後の9時45分ごろに教室棟で大乱射殺戮が行われたわけやろ。

もうここまでくると日本人のオイラには全く理解できない領域だよ・・・。

殺人事件が大学で起きてもフツーに授業できちゃう神経がオイラには理解できない(笑)。。何なんだいったい。

ちなみに銃による10万人あたりの犠牲者数はアメリカがダントツの1位。また銃による死者は年間3万人、うち2万人は拳銃自殺者で、のこり1万人が銃による殺人だという。

ま、勝手にやって下さいなトンチンカン国家アメリカ、と言いたいけど、強力なロビー活動を行い、強大な集票力と資金力を持つ全米ライフル協会(会員数300万人!)の恩恵に預かっている政治家も多数いるわけで、遅々として銃規制は進まない。ホント終わってるよ、かの国は・・・。

でも、今日の新聞見ててビツクリしたんだけど、銃を所有する世帯の割合って、アメリカがダントツ1位かと思いきやスイスが1位なんだね。以前「あいのり」でスイスの銃社会を取り上げてたけど、アメリカを上回る銃大国だったとは驚き。

スイスが35.7%、2位のアメリカが33.5%、3位がフィンランドで23.7%・・・以下日本はわずか0.6%となっている。

しかしそのスイスも銃による10万人あたりの犠牲者数では0.5で6位。アメリカが4.0でダントツ1位。2位がイスラエルで1.2。3位がノルウェーとポルトガルで0.65。日本は0.02。

日本の200倍だぞアメリカは・・・ホント恐っそろしいわ。。

ま、銃所持禁止が自衛手段を奪うだとか、自衛のために武器を持つ権利を尊重するのは当然だだとか、学生が武器を持つことが許されていればこんな事件は起きなかっただとかいう意見が公然とまかり通っちゃうのだから、ホント糾弾するだけバカバカしいよ。

死ななきゃ直らないよあの国は。。

2006年11月 7日 (火)

日清「ラ王」がぜいたく品!?

北朝鮮の核実験により国連安全保障理事会の制裁決議が決まってから約3週間。

北朝鮮が6カ国協議に復帰すると言う電撃的なニュースもあったが、この制裁決議はしっかりと世界が足並みを揃えて履行しなければならないということは当然のことだが、その中に北朝鮮への輸出を禁止する「ぜいたく品」なる物も含まれている。

しかし、この「ぜいたく品」って何なんだ?と少し疑問に思っていたのだが、昨日の新聞に、「ぜいたく品」のリスト作りに政府が苦慮している、という記事があった。

アメリカ等が今も続けている金融制裁は相当な効果をあげていることは、北朝鮮が6カ国協議に復帰してきたことからも十分推測できるわけで、かなり北の経済は逼迫しているとオイラは思う。

そんな中でそもそも「ぜいたく品」が北の一般市民には全く関係ないことも明らかなわけで、金正日オンリーあるいはその周辺の中枢部に的を絞って狙い撃ちするものだろう。

では、一体何が金正日にとって「ぜいたく品」なのか?ということで、その同じ記事には金正日のお気に入りや好物が挙げられていたのだが、これがまたお笑いもんなのでありんす・・・。いや、、、笑っちゃいけないのかもしれないけどさ。。

築地市場のトロとか松坂牛はまだしも、日清カップラーメン「ラ王」(何味なんだっ?味噌?しょうゆ?ハハ・・)、キッコーマンのしょうゆ、、、あ゛、やっぱ「ラ王」はしょうゆ味かな。。文明堂のカステラ、サントリーウイスキー「インペリアル」。。。。

おいおい、、メーカー名まで分かるんかい(笑)!

ちなみにオイラは一平ちゃん味噌ラーメンが1番かな。

あとは何?NECのパソコンにダイキン工業のエアコンだとおっわりゃー!

ソニーは問題起こしすぎて北の将軍様にもそっぽを向かれちゃったか。。。

なになに?車はホンダのCB250にトヨタのセルシオだとー?さらにマツダのRX7、ドイツのベンツ、アメリカのハーレーダビッドソン(笑)。

ハーレーに乗ってる金正日、、、想像しただけでちょっと笑えるな。。

他にはロスマンズ・ロワイアルの煙草、スキャバルのスーツ、、、、知らん。

でも、例えば築地以外のトロだったらいいのかだとか、前沢牛とか神戸牛だったらいいのか、だとか、、、、やーめた、、アフォらしくなってきた(笑)。

さて、6カ国協議がどういう展開を見せるのか、、世論調査によれば日本人の大半は期待していないらしいけど、、まあ実際日本が出来ることは限られてるというのが実情なんだろうけど。

6カ国協議も本質は、アメリカvs北朝鮮の間に中国が入るという3者協議で、日韓ロシアは蚊帳の外というのが事の本質でしょ。とにかく北は金融制裁解除を、アメリカは核査察を求める、それをお互いどこまで歩み寄れるかってところでしょう。

が、当のアメリカも中間選挙で共和党が相当危ういみたいなので、死に体のブッシュもどこまでこの問題に本腰になれるか・・・。中国は北寄りとはいえ、北の核保持は絶対に許せないはずで、2回目の核実験を意地でも阻止するはずなんだけど、どこまで本気で強行に出れるかはまだ怪しい。

アメリカのポチ改め対米従属まっしぐらの日本だけが、1番強行にギャーギャー騒いでるといったところだろうな、悲しいことに。。そこにつけ込んで今度の6カ国協議に日本を外せと北が言ってきたらしいけど、明らかに6カ国協議のメンバー国の足並みを乱れさせる意図が見え見え。

日本はここは冷静になるべきで、粛々と出来ることを履行していかなければ。

しかし、そこで核武装論はないだろ・・・。

それじゃ北の将軍様と思考回路が同じじゃん。。

そういうレベルの低い考え方はあまり言わない方がええんちゃう?

まあ、日本の技術力があれば速攻で作れちゃうとは思うんだけど、日本が核を保持したら北がどう出るか、というよりも世界がどう出るか、という方をよっく考えた方がいいよ、政府のお偉方さん方。

特に日本は資源の大半を輸入に頼ってるわけだから、しかも、日本国内のエネルギー供給の4~5割くらいは原子力に頼ってる状況でしょ?

原子力の平和利用をするために作ってるんだ、とイランが認められないこの状況で、同じく原子力の平和利用を認められウランを外国から輸入し大量に保持している日本が核を持ったら、、最悪ウランの輸入を制限されることだってあり得るぜよ。

そんなことになったら日本は一巻の終わりでっせ、とオイラは思うんだけど。

そこまでして北にお付き合いすることはないだろ、と思う。

でも、核武装を真剣に考えてる輩はもちろんそういうことまで考慮して言ってるんだよね?核を持つことが国益に叶うと思って言ってるんだよね?

じゃあ、広島で声高にそれを言いなさい!

そしたらオイラも、ああ、本気で真剣に死に物狂いで日本のためにマジに言ってるんだな、と真剣に考えることができそうだから。。

余談。。。

核実験しないと核作れない、、、じゃあ日本のどこで核実験するんだろね(笑)。

おいおい、しかもそもそもその作った核弾頭を日本のどこに配置するんだ?

どこに置くんだろ、、、(笑)。。考えれば考えるほど非現実的やな。。

2006年8月16日 (水)

小泉特攻大作戦in靖国

小泉劇場の完遂が昨日の早朝達成された。

靖国参拝を8・15に堂々と参拝するという公約を遂に果たすとともに、5年に渡る小泉劇場の終幕を迎える大団円としてはこれ以上ない幕引き劇ではないだろうか。

しかし、オイラには小泉座長の開き直りとも取れる場当たり発言に終始した参拝後の会見を聞くにつけ、まるで後先考えずに特攻していくちょっと頭の足りない暴走族にしか見えないんだよなぁ・・・(笑)。

だってオイラと同レベル程度の幼稚な発言内容なんだもの。

もうちょっと説明責任というものを果たしてほしい。

おそらく、小泉座長にとっては、靖国参拝というのは千鳥ヶ淵戦没者墓苑や、日本武道館で行われる全国戦没者追悼式、はたまたおそらく広島の原爆記念公園に参ることと純粋に同義なのだろうと思われる。

そのために「A級戦犯のために行ってるのではなく、戦没者全体に哀悼するために行っているのだ」だとか、「戦争を美化するために行っているのではない。これは心の問題だ」とかいうことが平気で口を出るのだと思われる。

純粋で単純なことなのだ。小泉座長にとっては。

あるいは、裏に何か、例えば東アジア共同体構想を破壊するための工作?だとかアメリカ追従を果たすためにアジアと距離を置くためだとか、、、こちらが窺い知れない何かデカイ思惑があるのかもしれないが、、、。今それを勘繰っても意味のないことか。

しかし、小泉座長にとって純粋で単純なことだからこそ、説明責任をしっかり果たすべきなのだ。

そもそも靖国と他の施設とはその意味合いが隔絶してしまっていることは確かなはず。

いわゆる皇軍(天皇の軍隊)しか祭られないという側面や、戦前戦中の戦争を遂行するための国家施設だった、軍国主義のシンボルだったこと等の問題を差し置いたとしても一つ確実なことがある。

それは東京裁判で有罪となったA級戦犯が合祀されているということ。この時点で靖国は政治的施設になっていると見るのが自然だとオイラは思う。

それに対し、「心の問題だ。」「他国に干渉される筋合いはない。」と他者の異論反論を全く排除した独走で片付ける小泉座長の姿勢にはやはり疑問を抱いてしまう。

小泉座長は以前からA級戦犯を戦争犯罪人と認めているし、東京裁判についても認めているし、過去の戦争において日本のアジア諸国に対する加害責任も認めている。

なのに靖国に参拝するというのは、中韓から見れば反発が出るのは自然な成り行きという問題以前に、既に矛盾しているのは誰がどう見ても確かだろう。言葉と行動が両立していないのだから。

だからこそ、小泉座長には、①遊就館を筆頭とする靖国史観と今の靖国のあり方について②A級戦犯が合祀されていることについて今後どうすべきなのか、③明らかな政教分離違反という問題について「心の自由、思想の自由」以外のちゃんとした考え、をはっきりと答えとして提示してもらわなければならない。

少なくともこの3点についてクリアできなければ靖国参拝はすべきではない、と思う。

今回の小泉特攻大作戦に成否の別があるのか甚だ疑問ではあるし、小泉劇場における単なるパフォーマンスと後世には語られる可能性も否定できない。

しかし、ともかく、いろいろな点で火を付けたというのは確かだ。

しかも今回の行動は少々はヤケクソ気味である。。。

世紀の放火魔か、はたまた世紀の先導者か。。

今までの小泉座長のやり方を見ていると、最初の点火だけはかっこよく決めるのだが、その後颯爽と安全地帯に逃げていく、その丸投げの仕方は、、、放火魔のそれとよく似ている・・・。

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