夢のシネマパラダイス376番シアター:キル・ビル
出演:ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、ルーシー・リュー、栗山千明
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
(2003年・アメリカ・113分)MOVIX仙台
評価★★★/65点
内容:結婚式の真っ最中に襲われ、夫とお腹の中にいた子供を殺され、自らも頭部に銃弾を受け4年間昏睡状態になっていたザ・ブライドが長い眠りから目覚めた。彼女はかつてのボスに復讐を開始する!タランティーノが6年の沈黙を破ってメガホンをとり、世界中のB級アクションへ溢れるオマージュを捧げたバイオレンス映画の前編。
“悲しいときーー。悲しいときーー・・・”
友達の笑い話を聞くとき最初は面白くてワハハハって聞いてるけど、途中からもうどうでもよくなってきて、でも面白くないからもういいよとも言えず、、、付き合い笑いでフフッてするときーーっ。
悲しいときーー。悲しいときーー・・・、
タランティーノのネタ話を見るとき最初のSBのマークなどが面白くてワハハハ上手いわーって見てるけど、途中からもうどうでもよくなってきて、でもお金もったいないからもう帰ろうかとも言えず、、、皆に合わせてフフッてするときーーっ。
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キル・ビル Vol.2(2004年・アメリカ・136分)MOVIX仙台
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ゴードン・リュー
内容:オーレン石井を倒したザ・ブライドの標的は、バド、エル・ドライバー、そして最大の標的であるビルの残り3人となった。さっそく彼女は次なる標的バドを倒すためにテキサスの荒野へ向う。一方、日本刀の名手バドはもはや殺し屋としての面影もなく、アル中に落ちぶれていた。が、ザ・ブライドが復讐にやって来ることを予期していたバドの計略にはまってしまった彼女は生き埋めにされてしまう・・・。
評価★★★★/75点
“梶芽衣子の怨み節に捧げるものの見事なタランティーノの語り節。”
咲いてみせたらブッ放された バカなブライド怨み節♪
運命哀しとあきらめて ブライド涙の怨み節♪
憎い口惜しい許せない 消すに消えないこの傷は 尽きぬ女の怨み節♪
夢よ未練と嗤われて 覚めてみせますまだ覚めきれぬ 女ごころの怨み節♪
真っ赤なバラにゃ棘がある 刺したかないが刺さずにゃおけぬ 燃えるブライド怨み節♪
死んで花実が咲くじゃなし怨み一筋生きていく 女いのちの怨み節♪
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
よくぞブライドに化身させてくれた!
ユマ・サーマンがまたカッコ良いんだよなぁ。
色調を抑えたクローズアップの顔のなんと清冽なことよ。
女の強さを芯の中から浮き上がらせたブライド(ユマ・サーマン)に惚れました。。
“人を呪わば穴二つ”という格言があって、人のことを怨んで殺そうとする者は、その報いで自分の墓穴も掘ってしまうことになるという意味なのだけど、全くその通りブライドは埋められちゃうわけで(笑)。
タランティーノはそういうことまでよく分かっていらっしゃるようで。う~ん、、ホントかな(笑)。。。
でもとにかく1作目は個人的にはあまりノレなかったのだけど、今回は相当に入り込んでしまいました。よく出来てる。ウン。
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プラネット・テラーinグラインドハウス
出演:ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、ブルース・ウィリス、ジョシュ・ブローリン、マーリー・シェルトン
監督・脚本:ロバート・ロドリゲス
(2007年・アメリカ・105分)WOWOW
内容:テキサスの田舎町。米軍基地で生物化学兵器が流出、そのガスを浴びた町の人々が次々にゾンビと化してしまう。ゴーゴーダンサーのチェリーはゾンビに右脚を食いちぎられ、女医のダコタは不倫相手が脳みそを食い尽くされてしまう。町中がパニックになる中、チェリーは無くなった脚にマシンガンを装着し、ダコタはガーターベルトに注射器を装着し立ち向かっていくが・・・。
評価★★★☆/70点
昔はゾンビ映画というとスプラッタ要素に耐えられず敬遠してきたんだけど、ウォーキングデッドで耐性ができている今は逆に大好物になってしまったクチ(笑)。
で、70~80年代のB級ホラーテイストを再現したお遊び満載の今作は、ロバート・ロドリゲス生来の資質をリミットMAXにまで押し上げたともいえるけど、もはやくだらない悪趣味の域を超えた痛快レベルにまで昇華されていて、見ていてかなり楽しい♪
特に、片脚マシンガンのヒロイン、チェリーは背徳的エロスをまとっていて、この作品だけで終わらせるのはもったいないほど💕
その他のキャラクターもゲップが出るほどの突き抜け感を有しておりハズレはない。
例え本気バカであろうとも、やっぱり映画愛に彩られた作品はジャンルに関係なく映画好きの心を弾ませるものなのだね。
まぁ、とはいえ〇ン玉ネタはやりすぎかなと思ったし、決して万人向けではないんだけど・・w
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デス・プルーフinグラインドハウス(2007年・アメリカ・113分)WOWOW
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン、ローズ・マッゴーワン、シドニー・タミーア・ポワチエ、ゾーイ・ベル
内容:ダイナマイトボディの美女ジャングル・ジュリアは、テキサス州オースティンの人気ラジオDJ。ある日、彼女は女友達と行きつけのメキシコ料理店で楽しい女子会を開く。しかし、そんな彼女たちを嗜虐的に眺める男がいた。ドクロマークの付いたシボレーを駆るスタントマン・マイクと名乗るその男は、次第に血に飢えた本性をあらわにしていく・・・。
評価★★★★/80点
“THE END”のテロップを見て思わず快哉を叫んでしまったのは初めてかもしれない。
なんだろ、便秘が治ってスッキリしてよっしゃー!みたいな痛快至極な終わり方がとにかく最高で、このカタルシスだけで見る価値あり。
前知識ゼロで見たものだから、前半はスタントマン・マイクのキャラクターをつかむのが手探り状態で、この顔にキズあり男は一体何者なんだ?と思いながら見ていたのだけど、何のことはないただの変態イカレポンチだったというオチw
でもこのカート・ラッセルは今まで見た中で1番輝いてたと思う✨
あとは、タランティーノ十八番の伏線なしの下世話な下ネタ話を女子会トークとしてダラダラと延々見せられるのも、AVの前段のフリートークを早送りするように普通ならイライラするんだけど、タランティーノの手にかかるとニヤつきながら見れてしまうんだよね(笑)。
雑談が映画になるってスゴイよ。だってこの雑談がなければ30分で終わる映画じゃんww
カーチェイスもマッドマックスみたいでアドレナリン全開だったし、音楽センスも良かったし、ブスギャルたちの美脚も💓💓だったし、わたくしはタランティーノの趣味を全面的に支持します♪♪
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コメント
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投稿: Andy | 2007年12月12日 (水) 03時46分
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投稿: Mike | 2007年12月12日 (水) 03時49分