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2018年1月 2日 (火)

夢のシネマパラダイス580番シアター:スター・ウォーズ続3部作

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

 

926647_1159095954102428_664934172_n出演:ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライヴァー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンディ・サーキス

 

監督:J・J・エイブラムス

 

(2015年・アメリカ・136分)盛岡フォーラム

 

内容:帝国の崩壊から30年後。帝国軍の残党「ファースト・オーダー」が台頭していた。劣勢に立たされていた共和国陣営は、それを挽回するため、ずっと行方をくらませている最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを探し出そうとする。一方、ファースト・オーダーもルーク抹殺を目論み、ルークの居場所を示す地図を手に入れようとダースベイダーを崇拝するカイロ・レンを送り出す。そんな中、砂漠の惑星で暮らす少女レイは、砂漠で迷子になっていたドロイドBB-8を助けるのだが・・・。

 

評価★★★★☆/85点

 

黒沢清監督の「岸辺の旅」で、いまだ加速度的に拡がりつづける宇宙はまだ始まったばかり、しかもそんな広大な宇宙が10の500乗個も存在している、という印象的なセリフに度肝を抜かれたものだけど、と考えると“遠い昔、はるか彼方の銀河系に”スター・ウォーズのユニバースがあってもおかしくないのではないか。砂漠の惑星ジャクーやジャングルに覆われたタコダナ、緑豊かな惑星ディカーは存在するのかもしれない・・・。

 

要は何を言いたいかというと、今作で描かれた世界は実在すると思わせるだけのリアリティーがあったということだ。

 

エピソード4~6のオリジナルシリーズはセットのミニチュア感や模型との合成のチグハグ感が、プリクエルのエピソード1~3ではこれ見よがしなCG映像の作り物感が目立っていたのだけど、今回はそういう違和感やぎこちなさが一掃され、眼前に広がってくるリアリティと迫力満載の映像に圧倒されてしまった。

 

なかでも砂漠の惑星ジャクーのシーンは、まるで「アラビアのロレンス」を想起させるくらい壮大な映像に彩られていて序盤から心をつかまれたんだけど、そこでポイントになったのがロングショットの多用ではないかと思う。

 

壮大なロケーションと卑小な人間の対比が逆にその世界の中に人物が存在しているという実存感を押し上げているのがミソで、実景映像に加えてスターデストロイヤーや帝国軍の歩行型マシンAT-ATの残骸、ミレニアム・ファルコン号などの巨大ガジェットやジャンクヤードの建物、大型クリーチャーなどが遠近感や奥行きを与えるのに大いなる効果をあげていたと思う。

 

そもそも、ファンと作り手の思いがスター・ウォーズというスペースオペラの世界観をオリジナル公開から30年以上経てなおビッグバンのごとく膨れ上がらせ続けてきたことで、オリジナルの頃から変わらないほとんど奥行きのない王道の物語展開wも深遠なる魅力に昇華されてしまうのだけど、そこで視覚的に嘘くささがないというのはかなり重要なことで、その意味で今回プロダクションデザインの果たした役割というのは大きかったと思う。

 

その点エピソード1~3はエピソード4~6より前の話にもかかわらず、やはりCGの先進性が出過ぎではあったんだよね。

 

しかし今回は、実写と特殊効果の按配が絶妙で、安心してスター・ウォーズの世界に没入することができた。

 

ラストにレイがルークに会いに行く孤島の空撮なんかはまさに鳥肌もので、アイルランドにある世界遺産のキリスト教遺跡の無人島らしいけど、やはり実際の景観に勝るものはないんだなと痛感。

 

登場人物もレイや懐かしのハン・ソロはじめ抜群のキャラクター造型で魅力満載だったし、大満足の一作だった。

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