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2018年1月 2日 (火)

夢のシネマパラダイス139番シアター:スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐

321602view003 出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、サミュエル・L・ジャクソン、イアン・マクディアミッド

監督・脚本:ジョージ・ルーカス

(2005年・アメリカ・141分)2005/07/21・盛岡フォーラム

評価★★★★★/90点

内容:アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなる過程など、すべての謎が明らかにされるSWサーガのシリーズ最終作。共和国と分離主義者の戦いは、全銀河に拡大。拉致されたパルパティーン最高議長を、オビ・ワンとアナキンが救出するが、アナキンはジェダイに反旗を翻し・・・。

“終わりではなく、始まりなんだ!!”

タトゥイーンで水平線に沈んでいく双子の夕日を見つめるラーズ夫妻、その手にはしっかりと抱きしめられたルークが。

このラストを見て、スターウォーズサーガが完結したという感慨よりも、サーガが遂に幕を開けたという感慨の方がひときわ強かった。

においが全くしないこの映画の中で唯一においが立ち込める異質なシーンがこのラストシーン。

そう、30年前の「スター・ウォーズ」のにおいだ。

オビ・ワンのジェダイのマントからでさえもこの時ばかりはプンプン匂ったねアレック・ギネスのにおいが。

このラストシーンにはそれまでの余計なツッコミを入れる気をなくさせるくらい本当のフォースがあったし、このシーンだけでこの映画ひいては旧シリーズと新シリーズの間に絶大なバランスをもたらした。

それにより無理矢理の★5つに、させられました。

まあ自分の場合、エピソード1のときはジェダイ聖堂に堂々と入っていけるほどの善の人だったのだけど、エピソード2においてシスの暗黒卿ダース・ジョージ・ルーカスの強引な手法によりデジタルテクノロジーというダークサイドに引き寄せられて落ちてしまった・・。

そしてついに今作でわたくしダース・レアル・マドリディスタは完全に操り人形と化したのだったw

ダース・ルーカスの繰り出す技の数々にきわめて従順なイエスマンと成り果てあとはなすがまま。いや、それどころではない。上映20分くらい前から劇場で鳴り響き始めたジョン・ウィリアムスの音楽にすでに気分は高揚。

そして“遠い遠い昔、、、”とともに幕を開けたオープニングのテロップの一行目の最初の文字「WAR!(戦争だ!)」、この3文字+ビックリマーク!を見た瞬間にマグマ噴出、心の中でもの凄い雄たけびを上げていた、、、ウォーーーッ!

完全にこの映画の虜となってしまった自分。

なんという変わりようだ。エピソード1をこきにこき下ろしていた自分が、まさか喝采するまでに至るとは。。

どうやらアナキンと同じ道を歩んでしまったらしい。

しかし、ラストで大いに救われた。昔の善き心を取り戻すことができたのだから。そうでなければおそらく旧シリーズと新シリーズを自分の中で分断させたままにしてしまうところだった。

でもエピソード2もそうだったけど、相も変わらずヘイデン・クリステンセンには脱帽。あの目の力よ。

よーし、もし子供が出来たら絶対旧シリーズから見せてやるぞ。

それがダークサイドに落ちた自分のせめてもの罪滅ぼしだ。

Posted at 2005/07/22

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