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2017年6月 9日 (金)

夢のシネマパラダイス92番シアター:日本で一番悪い奴ら

日本で一番悪い奴ら

726e10046ecd674011df6e77103d9da710bfd01f出演:綾野剛、YOUNG DAIS、植野行雄、矢吹春奈、瀧内公美、青木崇高、音尾琢真、ピエール瀧、中村獅童

監督:白石和彌

(2016年・東映・135分)WOWOW

内容:柔道の腕を買われ北海道警察に入った諸星だったが、刑事の腕はさっぱり。そんな諸星は、やり手の先輩刑事・村井から成績を上げるためには裏社会に飛び込んで協力者(スパイ)を作れとアドバイスされる。言われるままにそれを実践した彼は、やがて暴力団幹部の黒岩と組み、拳銃検挙のエースに上り詰めていくのだが・・・。

評価★★★/65点

 

1976年道警に採用~2002年逮捕に至る悪徳刑事の四半世紀の転落人生。

成果主義の成れの果てもここまで行き着くと驚きを通り越して笑うしかないけど、法の番人がこんなことホントにしちゃうのかと思えてしまうくらい「アウトレイジ」も霞んでしまうほどの違法行為に唖然ボー然。

開巻直後、逃走する犯人を追うカーチェイスシーンで「シートベルトするバカがどこにいる!」と主人公が怒鳴られるセリフがあり、昭和リアリズムに徹する自負と覚悟がよく伝わってきて、全編通してそれは貫かれていたと思う。

また、序盤も序盤でヤバイ先輩の言うことを鵜吞みにして真面目な正義漢から簡単に道を踏み外してしまう行動力はまるで体育会系のノリで、到底頭の良いヤツのすることではないと思うんだけど、そのどこか間の抜けた単純バカっぷりを綾野剛が上手く体現していたように、役者陣も頑張っていたと思う。

けど、ギラギラギトギトとした脂ぎったエネルギーには乏しくまだ品の良さが抜け切れていないかんじがあって、そこは今の日本映画の限界点なのかなぁというかんじはした。

まぁ結局、体育会系のノリと言った通り、当事者の内面度外視で突っ走っていくので、もうお笑い茶番劇でいくしかないんだよねコレwその点で芸人のデニス植野やTKO木下の配役は的を射ているとは思った。

オープニングに東映のロゴマークが出てくるとそれだけで期待値3割減してしまうんだけど(笑)、その減退分は十分取り戻してくれる映画ではあったかな。

といっても、主人公があまりにも簡単に悪党に両足ズブズブになって豹変してしまう過程がドスルーされている所が消化不良で、そこが最後まで引っかかり、この点数。。

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L.A.コンフィデンシャル

115670_01出演:ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガー、ガイ・ピアース

監督・脚本:カーティス・ハンソン

(1997年・アメリカ・138分)1998/08/01・盛岡フォーラム

評価★★★★/80点

 

内容:ロサンゼルス、深夜のコーヒーショップで6人の男女が惨殺され、3人のロス市警刑事が独自の捜査に乗り出す。いがみ合いながら別の側面から事件を追う彼らは、それぞれに小さな手掛かりを見つけ、やがてそれは1本の線で結ばれていく。1950年代初頭のロスを舞台に、犯罪者を追い続ける刑事たちの非情な生きざまを描いたクライムサスペンス。

“バドに影響されて思わずとってしまった行動、、があえなく轟沈す。”

自分が学生時代にアパートで一人暮らしをしていた頃。

某テレビ局で月曜19時からやってた離婚相談番組が異様な高視聴率をとっており、かくいう自分も見ていたくちで、再現シーンで男が女に暴力をふるっている場面が出てくると一人で吠えてた頃のお話w

初夏のある日を境に自分の部屋の真上の2階の部屋から夜毎20代と思われる男女の言い争う声が聞こえてくるようになったのだ。

最初はただの喧嘩だなと思いながら、暇な時なんかはソッと聞き耳を立てたりして喧嘩の様子を窺ったりしてヒッチコックの「裏窓」的気分を味わっていたりした。

しかし、ひと月もすると何やら尋常ではない様子。男の罵声と女の叫び声がけたたましく鳴り、ドタバタ走り回ってるんだかプロレスでもしてるみたいな音が階下の自分の部屋に響き渡るようになったのだ。

こりゃ暴力ふるってるなと勘ぐりを入れるものの、はやる気持ちを抑えて様子をみることに(男の声から想像するにチーマーぽい奴なのではないかと思い、関わりたくないと思った・・)。

それからひと月ほどは一時小康状態になり、喧嘩だかの声とかもの凄い音が時折聞こえてくるくらいになった。今から思えば嵐の前の静けさ。。

そしてその日は突然やって来た。

連れと夕飯を食べていると、良い雰囲気をかき消すようにまた2階でいつものごとく始まってしまったらしい。

「窓閉めたら?」「閉めても聞こえるって。」「テレビの音量上げよっか。」「音量上げても聞こえてくるから集中できないって。」「ていうかチョー迷惑だよね。」

「バドだったら絶対ブチ切れて一目散に行ってるだろうなぁ。」「ああ、いつも話してる映画の人?」「そうそう。バドならたぶん2階から突き落とすと思う」とかなんとか話してるうちに、酒が入ってるらしい2階のバカ男がブチ切れたらしく、今までにないくらいヤバイ状態に。

もはや彼らの声だけで2階の惨状が分かってしまうくらいヤバイ状態。明らかに泣き叫んでいる女に男が暴力をふるっている。

もう居ても立ってもいられなくなり部屋の中をぐるぐるぐるぐる歩き回る、、う゛~~助けに行くべきか・・。

「警察呼んだ方がいいんじゃない?」「つーか隣の住人とか何やってんだ。ったくよーー!」周りの住人に対してあたる自分(頼むー。2階の隣の部屋の住人でもいいから何とかしてくれーと心の中ですがっていた・・)。

が、、遂に女の悲鳴と助けを求める声が聞こえてくるや、自分の中で臨界点突破!

外に飛び出し、2階に向かって「うっせーーんだよ2階っ、聞こえてんのかゴラァ」みたいなことを言ったはず。

そしたら見るからにヤバそうな奴が2階のベランダから顔を出し何やらほざいた。テメーには関係ぬぇんだよ、ブッち殺したろかぁ○×△ピー○×ピー△・・!

自分の中で臨界点蒸発!

気付いたら階段を駆け上り、2階のその部屋を開けようと必死こいていた。。

が、鍵がかかっている。ドアノブをいくらやってもドア開かず。。

と、ドアが突然開き、涙かなんかで目が真っ赤に充血している女性が出てきた。うっ、意外に若い。

それは置いといて、後ろから何やら瓶を手に持って呂律が回っていないヤバーい男が何かほざきながらやって来るではないか。

マジで一瞬退く。

あーもーどーにでもなれ!

たしか何秒か言い合いになったのは覚えている。

と、奴の不意の瞬速パンチを喰らい後は何がなんだか。。

2階に上がってきていた連れによると廊下でもみ合いになっており、結局奴に馬乗りになられ、ボカスカやられていたらしい(涙)、情けねー♪

しかし、話はそこで終わらない。

なんと見知らぬ第3の男が突然やって来て、馬乗りになっている奴にジャンプキックかなんかを食らわし、奴を簡単にのしてしまったのだ。

え!?誰?どなた??(助けてくれてアリガトーーっ)

「彼女と付き合ってるんだよ。ていうかお前は誰?」

え????「あ、、下に住んでる者なんスけど・・」

な、なななんと、目を腫れぼったくしているあの女、、二股かけてたことが発覚!

「あとはこれ3人の問題だからあとはいいよ。」とかなんとか第3の男に言われ、頭の整理も付かないまま部屋に戻った。

「・・・なんかバカみたね。」

たしかに・・。

結局バドになれなかった自分。

しかし、今もなおバドの人格は多大な影響を与えつづけている。いや、心の拠り所になっていると言ってもいいのかもしれない。

ていう映画レビューでも何でもない個人的体験談でありました。

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