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2017年1月 3日 (火)

夢のシネマパラダイス283番シアター:カリフォルニア・ダウン

カリフォルニア・ダウン

Poster2出演:ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ヨアン・グリフィズ、ポール・ジアマッティ

監督:ブラッド・ペイトン

(2015年・アメリカ・114分)WOWOW

内容:ある日、ネバダ州で大地震が発生するが、それは前触れに過ぎなかった。今度はカリフォルニア州を縦断する巨大断層を震源とする本震が発生、高層ビル群やゴールデンゲートブリッジが次々と倒壊し、ロサンゼルなどの大都市は壊滅してしまう。そんな中、救難活動に奔走するレスキュー隊パイロットのレイは、ビルに取り残された妻エマを間一髪で助け出す。そして最愛の娘が残されたサンフランシスコへ向かうが…。

評価★★★☆/70点

いわゆるディザスタームービーは天災、災害のスペクタクル映像に驚愕し、阿鼻叫喚の地獄絵図と化す人々のパニック映像に戦慄しハラハラドキドキする、つまり神視点から人の不幸を見て楽しむ一面が少なからずあると思う。

しかし、東日本大震災を経験した者にとって、地震と津波を扱った映画はもはや他人事では見ていられないというか、必要以上に感傷的になってしまう部分があって、エンタメとして純粋に楽しめなくなっちゃってるんだよね

でもその点でいえば、今回の映画はレスキュー隊員を主人公にしているわりに話が主人公のドウェイン・ジョンソンとその家族のミニマムな視点にのみ絞られていて、普通なら物足りなさを感じてしまうのだけど、家族の絆を前面に打ち出されると逆に見やすくて個人的には良かったかなと。

あとは何といっても映像の凄さだろう。

東日本大震災ほど災害映像がYouTubeなどを通して残されたことはないと思うけど、世のクリエイターに与えた影響力はやはり大きいんだなと映画を見て実感した。

津波で完全に浸水したがれきの街中をパワーボートで走るシーンの汚泥で黒々とした水の汚さとか細かいディテールまでリアリティがあって印象的だった。

これからのディザスタームービーは東日本大震災というフィルターをどうしても避けられないと思うけど、日常の理屈ではどうすることもできない現実に打ち負かされたとしても、そこを突き抜けた向こう側で魂を揺さぶることのできる豊かな想像力を存分に発揮した作品を作っていってほしいものだ。

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デイライト(1996年・アメリカ・114分)NHK-BS

 監督:ロブ・コーエン

 出演:シルベスター・スタローン、エイミー・ブレネマン、スタン・ショー

 内容:マンハッタンとニュージャージー州を結ぶ海底トンネルで爆発事故が発生。トンネルの出口はふさがれ、帰宅途中の人々が閉じ込められてしまう。元緊急医療隊員のチーフだったキットが救出に向かうが・・・。

評価★★★☆/70点

“ヒロインが言い放った極めつけの一言!!”

Don’t leave meーーー!!置いてかないでーー!!

犬を助けようとしたキットが下に落ちてしまい、そのキットを助けようとしたマデリーンも下に落ちてしまう場面。

キットは、いいから早く逃げろ!と他のみんなを先に進ませようとするが、マデリーンはすっかり青ざめた表情で、待ってーー、さっき助けてあげたじゃないのよ!置いてかないでーー!と泣き叫ぶ。

従来通りの映画だったら、いいから先に行ってて、と言うはずのシーン。

このシーンの大いに取り乱すマデリーンには正直驚いたが、一方では、そうだよな人間だもん意地でも生きたいよ、一応ヒロインであっても体裁なんて気にしてられないよなと妙に感心してしまった。

そうなのだ。Don’t leave me!という一言に集約されるように、この映画には無敵のヒーローもいなければ健気なヒロインもいないというか意図的に描いていない。キットがジョージを見捨てて行くシーンはその典型だろう。

しかし、もともと考えてみるとこの映画、トンネル落盤というパニックものとしては地味ぃ~な題材を扱っている。そして中身も実に地味なのだ。

1番の見せ場はキットが通気口からトンネルの中に入っていく序盤のシーンなのではと思ってしまうくらい地味な映画だ。

そしておそらく映画の作り手もそのことは百も承知しているのだと思う。

それゆえ大仰なヒーローぶった描き方は最初から切り捨て、地に足をつけた1人の人間としてよりリアルに描いていく道を選んだということなのだろう。

そして主人公を取り巻く者たちもまたとにかく意地でもトンネルから抜け出して生きたい、その必死さのみに焦点を絞って描いている。囚人というキャラをこの中に入れたのは1つのポイントだろう。

とにかく目立とう目立とうという気負いばかりが先行してしまう昨今のパニックものの映画としては珍しく堅実な描き方に終始していて好感がもてたし、題材の地味さからいっても身の丈に合った描き方、リアルな描き方をしてくれたと思う。

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ボルケーノ(1997年・アメリカ・104分)NHK-BS

 監督:ミック・ジャクソン

 出演:トミー・リー・ジョーンズ、アン・ヘッシュ、ギャビー・ホフマン、ドン・チードル

 内容:大地震の発生したロスで突如、火山が噴火。地上のすべてを飲み込むマグマ・溶岩流の猛威に人間が立ち向かう。パニックに陥った住民を救うため、ロス危機管理局長のマイクに率いられた消防隊とレスキュー隊が己の死をも顧みず救助に当たる。果たして彼らはロサンゼルスを火の海から守れるのか!?

評価★★★★/80点

“なぜ世界第2位の火山大国日本がこのネタを思いつかないんだ・・・。”

大都市のド真ん中を溶岩流が流れる。

日本人が見ると、なにげに荒唐無稽に見えないところがちょっと怖いのだけど、それがかえってリアリティを出していて見応え抜群。

ただ実際のところ、東日本大震災を見ても分かるとおり、自然の猛威に人間は勝てるわけがないんだよなぁ・・・。ビルを倒すとこなんかは9.11テロを思い出しちゃったりして。。

しかしだ!人間はなんだかんだいっても焼け野原から必ず立ち上がる!一応スゴイ生き物なんでっスてことを映画を見て実感。

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ダンテズ・ピーク(1997年・アメリカ・108分)仙台第1東宝

 監督:ロジャー・ドナルドソン

 出演:ピアース・ブロスナン、リンダ・ハミルトン、ジェイミー・レネー・スミス

 内容:火山地質学者ハリーは、地震の調査のため休火山“ダンテズ・ピーク”のふもとの町を訪れていた。噴火の兆候を察知した彼は、人々に警告するが、、、ドッカーーン!!!降り注ぐ火山灰、流れ出す溶岩など、自然の猛威が次々と町に襲い掛かる。

評価★★★/65点

“リンダ・ハミルトンにとっちゃ噴火なんて屁みたいなもんだろ、、という自分のイメージの方がはるかに怖い・・・。

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