夢のシネマパラダイス424番シアター:子供にはタジタジっス・・・。
おしん
出演:濱田ここね、上戸彩、岸本加世子、小林綾子、満島真之介、ガッツ石松、稲垣吾郎、泉ピン子
監督:冨樫森
(2013年・東映・109分)
内容:明治40年。山形の雪深い寒村の貧しい農家に生まれたおしんは、7歳になったとき、口減らしのために大きな町の商家に奉公に出された。頑張り屋さんのおしんは女中頭のイジメにもめげず、懸命に仕事をこなしていくのだった。しかしある日、お金を盗んだ疑いをかけられたことで受けた仕打ちが許せず、店を飛び出してしまう。雪山で行き倒れになったおしんは、脱走兵の俊作に助けられるが・・・。
評価★★★★/75点
幼稚園くらいの頃に見たであろうNHK朝ドラのおぼろげな記憶しかない自分にとっては、このベタベタな物語は正直、泣けに泣けた
映像面もすごく良くて、明度を落としたライティングとか厳しい自然の中で生きる人々の暮らしぶりが伝わってくるような美術セットとかすごい印象的だったし、我慢、忍耐、献身、純真、そして諦念や悲しみを抑制するジャパニーズスマイルという東日本大震災であらためて見直された日本人の美徳が、おしんという幼気な女の子を通して伝わってきて大いに心打たれた。
ただ、「女は自分のために働くのではない。夫、子供、親など人のために働くんだ。それが女なんだ!」と大女将さん(泉ピン子)の言う当時の女性観や職業観にその美徳を収れんさせるのは面食らったというか、なんか今の世には合わない気がしたけど、でも女性活躍推進を掲げる現代においても理念だけはご立派で実際そんなに変わってないしなぁ・・。
あ、あと面食らったといえば父親役の稲垣吾郎ww一人だけコントの衣装着てスマスマやってるようなかんじで思わず笑っちゃったんだけど、、オリジナルが伊東四朗だっけ?なんか稲垣吾郎ていうイメージじゃないんだよなぁ。まぁ、この親父さんの立ち位置が内面ともどもイマイチ中途半端だったていうのもあるんだけどね。。
あと、エンディング曲にフランプール×台湾バンドのポップスって、これまたどうなんだろう
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キンダガートン・コップ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ぺネロープ・アン・ミラー、パメラ・リード、リンダ・ハント
監督:アイバン・ライトマン
(1990年・アメリカ・111分)NHK-BS
評価★★★★/75点
内容:シュワちゃんVS幼稚園児!!以上!
“自分にとってアーノルド・シュワルツェネッガーをシュワちゃんと気楽に呼べるようになった記念すべき作品”
小1のときに観た「ターミネーター」における殺人マシーン“アーノルド・シュワルツェネッガー”によるトラウマ。
そしてそのイメージを踏襲したその後のアクション映画たち。
それにより不死身の肉体マシンというイメージとアーノルド・シュワルツェネッガーという固い響きがワンセットとして自分の中にインプットされていたわけで。
ところが、「ツインズ」での笑顔をふりまき、初エッチで至福の表情を見せた肉体マシン・シュワルツェネッガーに人間味を見出し、本作での子供たちとの交流に新たなヒーロー像を見出し、つづく「ターミネーター2」で極悪ヒーローから正真正銘のヒーローへと変身を遂げるさまを目の当たりにした。
そこで初めてそれまで“アーノルド・シュワルツェネッガー”としか呼ぶことができなかった自分は“シュワちゃん”と呼ぶことができるようになったのだった。
そういう意味でも今作は自分にとって印象深い作品なのでっス。
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機関車先生(2004年・日本・123分)DVD
監督:廣木隆一
出演:坂口憲二、堺正章、倍賞美津子、大塚寧々、伊武雅刀
内容:昭和30年代初頭。北海道で教師をしていた吉岡誠吾は、剣道の試合中の事故で声を失ってしまい、母親の故郷である香川県の葉名島に臨時教師として赴任してきた。全校生徒7人との暖かな交流と成長を軸に、それを取り巻く島の大人たちの人間模様を織り交ぜたドラマ。
評価★★★/60点
視聴率9%くらいの民放の連ドラ総集編てかんじw
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アトランティスのこころ(2001年・アメリカ・101分)WOWOW
監督:スコット・ヒックス
出演:アンソニー・ホプキンス、デビッド・モース、アントン・イェルチェン
内容:母と2人暮らしの少年ボビーの家に、年老いた下宿人テッドがやって来た。彼は不思議な力を持っていて、ボビーは彼と心を通い合わせながら成長していく。原作はスティーブン・キングのベストセラー小説。
評価★★★/65点
少年が線路の上を歩いているだけで、いやが上にも「スタンド・バイ・ミー」を想起させるが、そもそもスタンド・バイ・ミーと同じ俎上で比べられること自体今作にとって酷なことはない。
だって超えられるわけないもん(笑)。しかも同じ原作者ときたらもう、ね。結果は自ずと・・。
だから個人的にも予想の範疇で事は進んだけど、にしてもやや退屈が過ぎたな。。
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アバウト・ア・ボーイ
出演:ヒュー・グラント、トニー・コレット、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト
監督:ポール・ウェイツ、クリス・ウェイツ
(2002年・アメリカ・101分)2002/09/25・MOVIX仙台
内容:亡き父の遺産で気ままに暮らしている、38歳・無職・独身のウィル。彼は恋したシングルマザーを口説くために、偶然知り合った12歳の少年マーカスを利用するが、彼は精神が不安定な母親を抱えていて・・・。
評価★★★★/75点
コメディとシリアスの微妙な狭間を英国の風が優しく吹き抜けていく。まさにキリング・ミー・ソフトリー♪
また、映画としての押しの弱さが鼻につかないのもこの映画のスゴイところで、ヒュー・グラントの特性が良い方向に出たのが勝因だろう。
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奇跡の人(1962年・アメリカ・106分)NHK-BS
監督:アーサー・ペン
出演:アン・バンクロフト、パティ・デューク、ヴィクター・ジョリー
内容:ブロードウェイで大ヒットとなった、偉人へレン・ケラーの実話に基づく戯曲の映画化。少女へレンは生後19ヶ月の時にひどい熱病にかかったのが元で目が見えず、耳も聞こえず、言葉も話せない三重苦を背負う。家庭教師として、そんな彼女の面倒を見ることになったのは、不屈の盲目女性教師サリバンだった・・・。舞台版から継続して起用されたバンクロフトとデュークがアカデミー主演女優&助演女優賞をダブル受賞した。
評価★★★★/75点
オイラはこの映画を密かにこう呼んでいる。
「裏エクソシスト」と。。
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ポネット(1996年・フランス・99分)NHK-BS
監督・脚本:ジャック・ドワイヨン
出演:ヴィクトワール・ティヴィソル、マリー・トランティニャン、グザヴィエ・ボーヴァワ
内容:事故で亡くしてしまった愛する母親の死に直面した4歳の少女が、死と向かい合いアながら乗り越えてゆくまでを心温かい眼差しで描いた一品。4歳で主演したティヴィソルはベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞。
評価★★★/60点
感動と倦怠の間のエアーポケットにすっぽりハマッて身動きがとれなくなってしまった自分は、終始ボケーット。。
、、泣く気マンマンで泣けないとすっげぇストレス溜まるな
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