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2015年7月28日 (火)

夢のシネマパラダイス202番シアター:図書館戦争

図書館戦争

20130105_7b4155出演:岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、嶋田久作、児玉清、栗山千明、石坂浩二

監督:佐藤信介

(2013年・東宝・128分)WOWOW

内容:2019年に制定された“メディア良化法”による検閲とそれを実行する武装組織・メディア良化隊に対抗すべく、図書館が創設した防衛組織・図書隊。高校時代に大切な本を目の前で守ってくれた図書隊員に憧れを抱いたことをきっかけに図書隊に入隊した女性・笠原郁は、鬼教官・堂上の下で過酷な訓練の日々を送る。そしてついに彼女は女性初の図書特殊部隊・ライブラリータスクフォースに大抜擢される・・・。

評価★★☆/50点

子供だましのドンパチが始まった途端急激にツマラなくなった“ごっこ映画”という言葉が一番しっくりくるかな・・。

特定秘密保護法案が成立し、国民の知る権利が侵害されている現在、この映画で描かれるメディア良化法が制定された検閲社会は絵空事ではないリアリティがあるし、現に中国なんかは今でもそういうことやってるし、日本だって戦前はそういう世の中だった。

その点では武力による実行行使も辞さないメディア良化隊なる武装組織が存在する世界観には一定のリアリティがあり違和感はない。

が、問題はそれに対抗する図書隊も武装化が許され合法とされているところだ。

強制力がハンパない検閲を合法としておきながら、反検閲組織をも合法とするのは明らかな矛盾だろう。しかもその合法とされる者同士が撃ち合いをしてしまうのだからそんなオカシな話はないw

ここはどう考えても普通に違法なレジスタンスとした方が無理がないように思えるんだけど。そこがずっとピンと来ないまま安っぽい恋愛ごっこまで見せられちゃっては幻滅もいいところ・・。

ただ、唯一この映画の描写で考えさせられたのは、このトンでもない法案が施行されたにもかかわらず、世の中の景色が普段の日常と何ら変わりがないという点だ。

特定秘密保護法案や憲法解釈の変更だけすればオッケーというゴリ押しの安保法制とか現実の社会でもきな臭い空気が漂い始めていると思うんだけど、自分も含め無関心が生み出す世の中の空気に流され、ある時ふと気付いたら自分の国が平気で人を焼く国になっていたなんてことになったら怖いよなぁ、、と。

実は他人事ではない怖い映画なんだよねこれって。

だからこそ、そこんとこをちゃんと描くガチな映画を見たかったなってことで、残念賞

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華氏451

Fahrenheit451dvdcover 出演:オスカー・ウェルナー、ジュリー・クリスティ、シリル・キューザック、アントン・ディフリング

監督・脚本:フランソワ・トリュフォー

(1966年・イギリス・112分)NHK-BS

評価★★★☆/70点

内容:極度に機械化され、あらゆる知識や情報がテレビで伝達される未来社会では、読書が禁止されていた。隠された本を焼却する焚書隊の一員のモンターグは、本を隠し持った妻にそっくりの女性と出会って恋に落ち、彼女を通して本の魅力を知る。彼を逮捕に来た隊長を殺害したモンターグは、人々が自由に読書を楽しみ、それを後世に伝えようと一冊ずつ暗記しているという「本の国」に逃亡するが・・・。

“これを観て、本を読みたいとは別に思わなかったけど、映画を見たいとはつくづく思った。”

サンダーバードかよっ!と思ってしまう消防隊ならぬ焚書隊の出動シーン、壁掛けテレビから流れてくる奇妙な双方向番組、乗り降りが大変そうな階段付きモノレール、車の走っていない郊外の街、ジェット噴射機を背負って空を飛ぶ人間、なのにボートは手漕ぎ・・。

そういうチープさとレトロ感の入り混じった40年前に捉えられた近未来を、赤や緑の原色を使った人工的な世界観で描写した絵づくりは素敵で、本の燃えていく様は美的ともいえるセンスを発揮している。

さすがはトリュフォー、映像詩人と呼ばれるだけのことはある。

この映画を観て、本を読みたいとは別に思わなかったけど、映画を見たいとはつくづく思った。本の良さというよりは、やっぱ映画ってイイよねていう、そういう気にさせられた作品だったと思う。

その中でも、やはり白眉はラストの白い雪で包まれた森の中で本を暗誦する人々のシーン。

聞くところによると、あの雪は撮影中に偶然降ってきたんだそうで、やはり人工ではない自然の白にはどのシーンもかなわないといったところだろうか。

でも、自分だったら何の本になろうかなぁ。

よし!官能小説を暗記して人々を癒そう!クゥ~~ッ

って、エロ本も発禁なのww!?

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アルファヴィル(1965年・フランス・100分)NHK-BS

 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 出演:エディ・コンスタンティーヌ、アンナ・カリーナ、ラズロ・サボ

 内容:1984年。左利きの探偵レミー・コーションは地球から9千キロ離れた星雲都市アルファヴィルに潜入する。アルファヴィルはアルファー60という電子頭脳に支配された思考構造符号化社会で、住民のすべては記号化され、個人の自由は完全に剥奪されていた。そこには愛の言葉さえ存在せず、詩人や芸術家は処刑されまくっていた。そのアルファヴィルに潜入したレミーの目的は、アルファー60を開発したブラウン教授の救出と、先遣隊で行方不明のアンリの捜索だった。レミーは教授の娘ナターシャを救出するのだが・・・。

評価★★★/60点

第3級誘惑係てことは、もちろん第1級もあるわけっしょ。

いったいどんなことしてくれはるんやろ、、、うっ、、映画そっちのけで気になる

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ジョージ・ルーカスのTHX-1138(1971年・アメリカ・86分)NHK-BS

 監督・脚本:ジョージ・ルーカス

 出演:ロバート・デュバル、ドナルド・プレザンス、イアン・ウルフ

 内容:25世紀の未来世界。人類は地下都市に住み、コンピュータの支配下に置かれていた。セックスは禁止、精神安定剤の服用は義務。そんな中、主人公の“THX-1138”は、その管理社会からの脱出を企てる・・・。

評価★★★/60点

セックスは不浄だという未来社会だとぉ。許せん。オイラが言うと信憑性に欠けるけど、決して不浄じゃねえんだ!!

、、と思わせるほど、イヤ~な管理社会を描くことには成功している。

でも、ただそれだけ。。

ルーカスがやりたいこと、見せたいことがたくさんあるらしいってことは何となく分かるのだが、それが空回りしちゃってるかんじ。

見せ方次第ではかなり面白い映画にできると思う。例えば「ガタカ」(1997)だとか。

まぁ、初監督作品としてはこんなとこかといった出来。

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シックス・デイ(2000年・アメリカ・123分)MOVIX仙台

 監督:ロジャー・スポティスウッド

 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ロバート・デュバル、トニー・ゴールドウィン、マイケル・ルーカー

 内容:容易にクローンが作れる近未来。テクノロジーの暴走を防ぐための「6d法」により社会は秩序を保っていた。しかし、2010年、帰宅したアダムは、もう一人の自分を目撃。アダムは真相を突き止めようとするが・・・。

評価★★/45点

天下無双のシュワちゃんが2人出てきても、クローンものはやはりキモかった・・・。

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リベリオン(2002年・アメリカ・106分)WOWOW

 監督・脚本:カート・ウィマー

 出演:クリスチャン・ベール、エミリー・ワトソン、テイ・ディグス、アンガス・マクファーデン

 内容:第3次世界大戦後の警察国家。感情こそが戦争の源だとみなされ、人々は精神制御剤の服用を義務づけられていた。ある日、違反者を取り締まる役人プレストンが、忘れていた“感情”に目覚める。そしてただひとり、武術と銃の技術を融合させた究極の戦闘術“ガン=カタ”を駆使して国家に立ち向かう!

評価★★★/60点

好き勝手に人間同士で殺し合うのは自由だが、犬コロまで巻き込むのは頼むから止めれ。。

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