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2015年5月11日 (月)

夢のシネマパラダイス229番シアター:あなたは運命を信じますか!?

アジャストメント

1 出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、テレンス・スタンプ

監督・脚本:ジョージ・ノルフィ

(2011年・アメリカ・106分)WOWOW

内容:将来有望な若手政治家デヴィッドはある日、美しい女性エリースと運命的な出会いをする。しかし、彼女との仲が深まり始めた矢先、デヴィッドは謎の黒ずくめの男たちに拉致され、エリースとは本来出会う運命にないと告げられる・・・。人気SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したSFサスペンス・アクション。

評価★★★/60点

ハラハラドキドキ系サスペンス?SFアクション?ラブロマンス?

いったいどういうスタンスでこの映画を見ればいいのか戸惑いながらそのまま見終わっちゃったかんじ・・・。

まぁ終わってみればラブストーリーなんだろうけど、リアルアクション印のマット・デイモン主演なだけに、ノンストップ・サスペンス・アクションを期待していたんだけど、悪役不在ではどうすることもできず・・・。

運命の調整員たちもミスしてばっかで肩透かしだし、どうせだったらコメディにすればよかったんじゃないか!?ジム・キャリーあたりで、、ってそれだと「トゥルーマン・ショー」になっちゃうじゃんw

珍作ですた。。

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トゥルーマン・ショー

Truemanshow 出演:ジム・キャリー、エド・ハリス、ローラ・リニー、ノア・エメリッヒ、ナターシャ・マケルホーン

監督:ピーター・ウィアー

(1998年・アメリカ・103分)仙台セントラル劇場

評価★★★★/80点

内容:トゥルーマン・バーバンクは、とある島の小さな町に住む平凡なサラリーマン。しかし彼の周りには時々不思議なことが起こる。実は彼の生活は、生まれた時から絶えず全世界へライブ中継され、彼の周りの人々も町も海も大空さえもすべて作り物だったのだ。世界中でそのことを知らないのはただ1人、トゥルーマン自身だけ。。しかし、ある日、大空から照明ライトが落ちてきたのをきっかけに、彼は幸福で平穏で退屈な日常に疑問を抱くようになる・・・。名匠ピーター・ウィアーが、「ガタカ」の監督・脚本で知られるアンドリュー・ニコルのユニークなオリジナル脚本を映画化。

“映画公開後トゥルーマン・ショーと似たようなTV企画番組が世界的に流行した現実世界の方がよっぽど恐ろしい・・・。”

特にアメリカ、ヨーロッパにおけるこの手の番組の乱立さには度肝を抜かれる。

この手の番組とは、いわゆる“リアリティ・ショー”“リアルTVショー”と呼ばれるジャンルのTV番組のことで、視聴者参加型の擬似ドキュメンタリータッチの番組のこと。

放送時期は多少前後するが、番組名を挙げるだけでも、例えばアメリカでは「リアル・ワールド」「コップス」「ロードルールズ」「サバイバー」「ザ・モール」「テンプテーションアイランド」「ジェイル・ブレイク」「チェーンズ・オブ・ラブ」etc..

そしてこの映画をマジでもじったといえるのが、「ビッグブラザー」である。

アメリカにホームステイしていた妹は、この番組と「サバイバー」を欠かさず見ていたらしい。

んでもって「ビッグブラザー」についていうと、外界から隔離された家で一般参加者10人だったかが暮らすんだとさ。ところがその家の中には至るところにカメラが仕掛けられていて、その10人の暮らしぶりや人間関係がつぶさにのぞき見できるという趣向。

そして10日だったかに1度、その10人は1人ずつレッドルームと呼ばれる部屋に入って家から出て行ってほしい人を投票する。そこで得票してしまった数の多い2名が今度はTV視聴者の電話投票にかけられ、1人が家から追放されるという仕組みだそうな。

そしてそれを繰り返して最後に残った1人が賞金を手にするというもの。

ところがこの「ビッグブラザー」のスゴイところは、家の中の様子が毎日24時間インターネットのウェブサイトで生中継されているということ。この映画そのものじゃんってかんじ。

日本でいえば古くは「電波少年」から始まり「あいのり」とか、あるいはビッグダディなんかの大家族ものも入るかもしれない。

とにかく「トゥルーマン・ショー」の世界はすでに現実のものとなっている。

そこにはプライベートや個人のプライバシーというルールはもはや存在しない。あるのは番組という名の商業主義とそれに踊らされる視聴者の姿だけである。

もちろん自分もその中の1人であることはいうまでもなし・・・。

ただ忘れてはならないのは、リアリティ・ショーも所詮はツクリモノだということだ。

「サバイバー」のような番組が外界から隔絶された島とか家あるいは刑務所を舞台にしていることは、「トゥルーマン・ショー」と相通じるものがあるだろう。

そしてそれを操る神のような存在、クリストフがTVの裏側にいることを決して忘れてはならない。たとえリアルなニュース映像であろうと彼らの介入なくして我々の視聴者のもとに電波は流れてこないのだから。。

Posted at 2004.11.07

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ガタカ(1997年・アメリカ・106分)盛岡フォーラム

 監督・脚本:アンドリュー・ニコル

 出演:イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュ-ド・ロウ、アラン・アーキン

 評価★★★★★/95点

 内容:遺伝子の優劣によって人間の才能が判断され、その人の未来が決定されている遠くない未来。そのため新生児は受精段階で遺伝子操作を行われ、遺伝子的に優秀な人材のみに選別されていた。そんな中、遺伝子操作をされることなく寿命30年と診断されて生まれてきたヴィンセント。彼は宇宙飛行士になる夢を諦めきれず、悩んだ末、優れた遺伝子を持つある男に成り代わることを決心する・・・。

“青の瞳、蒼の肌、青の空、碧の海、青の光、そのすべてが哀しみ、、、それでも内なる炎は永遠に燃え続ける。”

そして定められた運命、定められた将来を焼失させるのだ。

自分の中にも内なる炎は存在している。

その灯火を消すことはできない。

なぜならそれが消え去ったとき、生きる意味も同時に消え失せてしまうのだから・・・。

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マイノリティ・リポート

235792view002 出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー

監督:スティーブン・スピルバーグ

(2002年・アメリカ・145分)MOVIX仙台

評価★★★☆/70点

内容:西暦2054年のワシントンD.C.。予知能力者を利用して凶悪犯罪を未然に防ぐシステムが実現し、犯罪件数は激減。しかし、ある日、このシステムを管理する犯罪予防局のジョンが殺人を犯すことが予知された。ジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するが・・・。

“さあ、ピッチャーのF.K.ディック、ノーワインドアップモーションから赤球第1球、、投げましたッ!、、、、あ、打ったーーーッ!”

独特な気候現象であるヤヌス・カミンスキー現象によるざらついた天気の中、ここアンブリン球場で行われますピーターパン監督率いる空想団SKGの第22回戦。

なんといってもオーストラリアンキッドマンズを電撃退団した4番クルーズ、日本から眼球持参でやって来たミスター・ヤカモトが5番、そして3番は打率4割以上を常にキープしているスピルバーグということで破壊力抜群のクリーンナップトリオが今回は楽しみで仕方ありません。

しかも本日の試合、スピルバーグがなななんと予告場外ホームランを打つと自ら宣言しております。もし成功すれば場外ホームランを連発するジェームズ・キャメロンを越えることになるのは間違いありませんが、どうなるのか固唾をのんで見ていきたいと思います。

さあ、ピッチャーは往年の名ピッチャーで数々の監督を血祭りに上げてきたF.K.ディック。バッターは3番スピルバーグ。予告場外ホームランなるか!!

ノーワインドアップモーションから赤球第1球、、投げましたぁッ・・・・あっ、打ったーーーッ

大きい大きい大きい、、伸びる伸びますこれは行くかぁ、、、、?、、が、いや思ったほどの伸びではないか、、、あ、センター振り返って立ち止まった、、、取りましたぁ、アウトです。

いやぁ、打った瞬間は完全にイッたと思ったのですが、ちょっと球に勢いがありませんでしたねぇ。一気に失速してしまったかんじです。場外ホームランならず。

どうですかね、張本さん。

「喝~つだ喝!!途中までは凄い弾道の大飛球だったんだけどねえ、、でももっとよく考えて打たんとあかんよスピルバーグは。」

そうですね。わたくしも全く同感です。近未来ヴィジュアルや実現性のありそうな数々のガジェットはよく出来てるのですが、予知夢というアナログ感満載の設定との落差を埋め合わせる説得力にやや乏しかったかなぁと。でも、打った当の本人は悔しがるどころか、にんまりほくそ笑んでますよ。

「喝だーーッッ喝!!自分の中では満足してるみたいやけどね、しっかし観客からもあんましブーイングが聞こえてこないんだよな。」

そのようですね。まあ、期待をもたせてくれるバッティングではありましたね。

さ、次は4番クルーズです。

ん?が、おや?いったい何が起こったのでしょう。

どうやら試合途中打ち切りの模様です。

エッ?あ、、スゴイ情報が入ってまいりました。

なんとミスター・ヤカモトが予知能力者でピッチャーが投げる球種を読んでいたということですが張本さん。

「喝だーーっ喝!!喝!!そんなことしたら野球なんて見る価値もやる価値もないよそんなもん。」

しかも、どうやらヤカモト側はピッチャーが球に細工をするといった行為や八百長、不正といった野球における黒い霧を払拭するために行ったのだと真剣に言い張っているようです。

「喝喝喝っツ!!喝ーーッ!!!なんだその言い訳は。自分は正当だと言っているのか。」

あ、、は、張本さん、もしかしてプッツン来ちゃいました?

「当たり前だこんなの。ふざけるのもいい加減にし○×*△ピーーー・・・」

あ、あの、いったんCMいきます・・・

てかんじの映画でしたww

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