夢のシネマパラダイス64番シアター:ロード・オブ・ザ・リング
出演:イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、リブ・タイラー、イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、クリストファー・リー
監督・脚本:ピーター・ジャクソン
(2001年・アメリカ・208分)2002/03/23・MOVIX仙台
評価★★★★/75点
内容:遙か昔の中つ国。悪の指輪を手にしたホビット族の青年フロドを中心とする9人の仲間が、指輪を狙う悪の冥王の追っ手から逃れて指輪を抹消するまでの壮大な戦いのドラマ。J・R・R・トールキンのファンタジー大作の完全映画化第1弾!
“何の予備知識もなしで見た1回目。脳をフル回転させても彼らの旅について行けないもどかしさ。オレを置いてかないでくれ・・”
だってわけ分かんねーもんw
なに?エルフって。なに?ホビットって。ドワーフ?あ、中つ国って所が舞台なのか、、、ってどういう所だよ。。
愛しいしと?指輪のことか。イシルドゥアってやつに渡って、結局今はビルボの手にあるわけか。ん?ビルボとフロドはどういう関係だ?ガンダルフとビルボは知り合いらしいな。ドラゴンの一件って何だろ?
なんで家小っちゃいのかな。サウロンってやつが悪玉で指輪を取り返そうとしているわけか、、、クエスチョン、クエスチョン、クエスチョン??のオンパレード。
30分過ぎて既に自分の脳の理解能力容量はパンク状態。
サルマンとサウロンの名前似てるしっ。えっ、サルマンが指輪取り返そうとしてるやつだっけ?あ、違う違うサルロン、じゃないサウロンだ。
もーーこんがらがってきた~
その後もゴンドールやらオークやらエルロンドやら似たような言葉が次々と襲ってくる。
9人の旅の仲間で名前と顔が一致するのはフロドとガンダルフのみという悲惨さ。
そしてなんとなく大筋を理解することができたくらいで観終わる。
すげえ壮大なんだなぁ、、、以上。
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ダメだダメだもう1回観ないとダメだこりゃ。ん~、もう1回観てもダメかもな。
てことでネットを駆使してLOTRについて血まなこになって調べまくるオイラ。。
そこで用語解説やらキャラクター紹介やらでみっちりお勉強!
そして1週間後。さあ2回目だ!
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おもっしれーーい!面白いじゃん、これ、、という成り行きで★4つと相成ったわけです。。
要はオープニングのケイト・ブランシェットのナレーションを理解できるかできないか、ここでもし躓いたら一巻の終わりだね。
自分の場合は、このオープニングのくだりをかみ砕いて理解しようと格闘している間もなく、フロドとガンダルフ、ガンダルフとビルボの意味深な会話が割り込んできて思考回路が混線し、あとはもうねずみ算式にクエスチョンが増えていき、プッツン、、ジエンドとなったわけで。
そして予備知識を得た2回目、分かる分かるぞ!
謎が解けていく快感ってやつだこりゃ。
天空の城ラピュタで、ラピュタの心臓部に潜り込んだムスカが手帳を見ながら古文字を解読するときの「読める!読めるゾ!」と興奮して声がうわずり狂喜乱舞するような様を想像していただきたい。
まさに自分はそんな状態にあったのだ。しかも、暗がりの劇場の中で独りムスカ状態にあってニヤついていたのだ。ムフフ。
自己分析するに自分は指輪とともにダークサイドにやすやすと堕ちちゃうタイプだな。。
しかし、結局2回分払うことになっても映画館で観といてヨカッタ!
Posted at 2002.04.02
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