夢のシネマパラダイス461番シアター:幸せの処方箋はいかが?
ヤング≒アダルト
出演:シャーリーズ・セロン、パットン・オズワルト、パトリック・ウィルソン、エリザベス・リーサー、コレット・ウォルフ
監督:ジェイソン・ライトマン
(2011年・アメリカ・94分)WOWOW
内容:ヤングアダルト小説のゴーストライターをしている37歳のバツイチ女メイビスは、大都会の高層マンションで一人暮らしをしていた。小説のシリーズ終了を告げられ、うだつの上がらない日々を過ごす中、高校時代の元彼バディから赤ちゃんの誕生パーティを知らせるメールが届く。彼女は、再会すればバディは必ず自分のほうを向いてくれると確信して意気揚々と田舎に帰郷するのだが・・・。
評価★★★/65点
とことん自己チューなKY女王が勘違い上等!といわんばかりに周りをかき回すだけかき回して、嫌われキャラのまま退散していく話にいったい何を見出せばよいのか・・・
コメディとしての笑いも、スウィートな味わいも、ハートウォーミングな温かみも一切ない、ビターを超えた残酷さに面白さよりも気の毒さの方が上回ってしまったかんじ。
いったい誰をターゲットにした映画なんだろこれって(笑)。
ただ、コーラをボトルでガブ飲みし、酒に溺れ、のべつ幕なしに罵声を浴びせるタカビー女をリアルに演じたシャーリーズ・セロンの卓越した演技力にはあらためて目を見張るものがある。
ヌーブラ&パンスト姿の色気ゼロの痛々しさをあそこまで出せる女優はそうはいないだろう。「モンスター」の殺人鬼よりもこっちの方がよっぽどモンスター級だと思う。
最近は貫禄ある悪役もすっかり板についてきたシャーリーズだけど、ハリウッド一のクラシカルな美人女優でありながら様々な役柄に体当たりで挑戦する女優魂は今後も買いたいところだ。
しかし、「アタシはアタシよ!」と開き直った清々しさとは程遠いサバサバした顔で締めた主人公が、大都会に戻ってどう復活を遂げるのか見てみたいような、見たくないような・・・w
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アメリカン・スウィートハート
出演:ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジョン・キューザック、ビリー・クリスタル
監督:ジョー・ロス
(2001年・アメリカ・103分)MOVIX仙台
評価★★★☆/70点
内容:共演をきっかけに結ばれた映画スターのエディとグウェンだったが、1年後、グウェンの浮気が原因で別居。グウェンの妹キキは姉の付き人をしているが、エディに密かに恋心を抱いていて・・・。
“ハリウッドの奇怪な業界人どもの中でフツー人のジュリア・ロバーツの存在感が埋没しちゃっているのはストーリーを進めていく上では明らかにマイナスだった。”
ハリウッドの内幕ものはけっこう好きなんだけど、今回は細かいところまで妙にツボにハマって笑ってしまった。
オードリーとキャサリンのヘプバーン間違いを手始めに、一日中プレスインタビューで作り笑いをふりまき続けるエディとグウェンの別居カップル、人妻を寝取った男とその男を殺し損ねた男の失笑バトル、映画の興行成績を上げるためなら手段を選ばずハプニング・トラブル・スキャンダル大歓迎の宣伝マンのリー、オスカー3度受賞の巨匠?ワイドマンの迷作「時を超えて」など、クセのあるキャラの小ネタが散らばっていて面白おかしく見れる。
ビリー・クリスタルが脚本に携わっている効果は大きいといえよう。
しかし、一方では、それら小ネタが小ネタ以上にストーリーを転がしていかない文字通り散発的なものに終始していることも否めず。。
それゆえ、肝心の恋愛パートにテンポがつながっていかず、さらにそれを担うべきジュリア・ロバーツもゴーマニズム女優グウェン(キャサリン・ゼタ)の陰に隠れる役柄そのもので、いまいちパッとしない。
これだけの豪華なメンツを取りそろえているわりには、あまりにもさっぱりとしすぎた中身になっているのは、見終わったあと何にも残らない映画に成り下がっているという点でちょっと残念。
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ディボース・ショウ(2003年・アメリカ・102分)WOWOW
監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジェフリー・ラッシュ、ビリー・ボブ・ソーントン
内容:結婚前に財産分与を決めておく婚前契約を題材に、コーエン兄弟が贈るラブコメ。離婚訴訟専門の辣腕弁護士マイルズが、財産目当ての結婚と離婚を繰り返す女マリリンと出会う。壮絶な騙し合いを重ねるうち、弁護士は女に惹かれてしまい・・・。
評価★★★★/75点
自分に血清と免疫が備わったのか、それともコーエン兄弟の毒牙がすり減ったのか分からんが、毒素が消え去って自分の頭はいたって正常。しかし、毒素が抜けたら抜けたで、いっぱしの軽妙洒脱なショウになっており、フツーに楽しめてしまうのであった。
「レディ・キラーズ」(2004)になると、毒素どころじゃなく匂いまで消えちゃってるのには思わず閉口しちゃったけどね。。
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スコルピオンの恋まじない(2001年・アメリカ・101分)NHK-BS
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、ヘレン・ハント、シャーリズ・セロン、ダン・エイクロイド
内容:1940年のNY。保険会社に勤めるブリッグズは腕利きの保険調査員だが、彼は最近入社した同僚のフィッツジェラルドと犬猿の仲。しかし、同僚の誕生パーティに居合わせた2人は、催眠術をかけられて互いに惹かれあうようになってしまう。そんな頃、巷では宝石泥棒が頻発していて・・・。
評価★★★☆/70点
ウディ・アレンの妄想が相当入り込んではいるが、ヘナヘナR2-D2と悪のオーラ漂う女ダース・ベイダーの奇々怪々ワールドツアーに思わず舌鼓を打つ。
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Dr.Tと女たち(2000年・アメリカ・122分)WOWOW
監督:ロバート・アルトマン
出演:リチャード・ギア、ヘレン・ハント、ファラ・フォーセット、ローラ・ダーン、シェリー・ロング
内容:Dr.Tはダラスのモテモテ産婦人科医。患者に婦長に愛妻に娘に義理の妹にさらにその娘に魅惑的な恋人に、、、振り回されるリチャード・ギアなのですた。。
評価★★/40点
もうこうなったら最後の手段だ。
ケーシー高峰を派遣するっきゃない!
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10日間で男を上手にフル方法(2003年・アメリカ・115分)WOWOW
監督:ドナルド・ペトリ
出演:ケイト・ハドソン、マシュー・マコノヒー、アダム・ゴールドバーグ、マイケル・ミシェル
内容:人気女性誌の編集者アンディは、「こうすれば男に嫌われる!」という企画をダメもとで出すが、あっさりとゴーサインが出てしまう。彼女は次号までの10日間で男性と出会い、恋をして、フラれなくてはいけなくなった。そんな彼女は、これまたワケありの広告マンのベンと、とあるパーティで出会う。。
評価★★★/65点
ケイト・ハドソンの笑顔はゼロコンマ1秒でオイラの顔面を自然に脱力させる超強力魔法なのだ!それでなんとか見続けたようなものなのだ・・。フ~。。
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チャーリーと14人のキッズ(2003年・アメリカ・92分)WOWOW
監督:スティーブ・カー
出演:エディ・マーフィ、ジェフ・ガーリン、スティーブ・ザーン、レジーナ・キング
内容:E・マーフィ扮するエリートサラリーマンが仲間とともに自宅に保育園を開園。キッズパワーに圧倒されながらも大奮闘!が、ライバル保育園が登場し・・・。
評価★★★★/75点
見どころは、負け組3羽ガラスと子供たちとのドタバタハッピーバトルだが、何にもましてアンジェリカ・ヒューストンの制服お化け姿が1番強烈。。
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