夢のシネマパラダイス181番シアター:ダーク・シャドウ
ダーク・シャドウ
出演:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、ジャッキー・アール・へイリー、ジョニー・リー・ミラー、クリストファー・リー
監督:ティム・バートン
(2012年・アメリカ・113分)WOWOW
内容:ポートコリンズの町の名家コリンズ家。その2代目当主バーナバスは、魔女アンジェリークの呪いを受けてヴァンパイアに変えられ、墓に生き埋めにされてしまう。それから200年後の1972年。墓から解放され甦った彼は、すっかり落ちぶれてしまったコリンズ家の再興のために尽力しようとするのだが・・・。
評価★★/45点
ティム・バートン&ジョニデ作品でここまで無感動な映画を見せられるとは思いもよらなかった。
なに、これってジャンル的には何なの!?ていう中途半端というかどっちつかずな散漫さに序盤からついて行けず・・。
「アダムスファミリー」のようなブラックコメディ路線でいけばティム・バートンお得意のB級映画に仕立て上げられるはずなのに、意外にもシリアス要素が随所にまぶされていて逆に気持ちが悪いw
200年の眠りから覚めた主人公が直面するカルチャーギャップにしても、落ちぶれた旧家の復活劇にしても、主人公の200年越しの昼ドラ恋愛劇にしても、ちゃんと整理して掘り下げれば話のとっかかりとして面白くなるのは目に見えてるのに、なぜに犬も食わないような痴話ゲンカに堕してしまうのか理解に苦しむところだ。。
しかし、まさかカーペンターズのトップオブザワールド♪を丸ごと1曲使うとは思いもしなかったわ。キモッww
------------------------
永遠に美しく・・・(1992年・アメリカ・103分)NHK-BS
監督:ロバート・ゼメキス
出演:メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン、ブルース・ウィリス、イザベラ・ロッセリーニ
内容:落ち目の女優マデリーン(ストリープ)と、学生時代から彼女に対抗意識むき出しのヘレン(ゴールディ)が整形外科医アーネスト(B.ウィリス)を取り合って骨肉の争いを繰り広げるブラック・コメディ。過食症に陥るヘレンと容色衰えて精神的にも崩壊寸前のマデリーンは、藁にもすがる思いで不老不死の薬を飲むのだが・・・。
評価★★★/65点
例えば、吉永小百合、三田佳子クラスの大女優がマデリーンとヘレン役をやっているのと同じなのだと思うと、この映画の異様さ、凄さ、寛容さが急に実感として湧いてくる。恐ろしい映画だ。。
« 夢のシネマパラダイス516番シアター:運命を打破せよ! | トップページ | レアル・マドリー狂想曲第90番:14-15シーズン発進! »
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 夢のシネマパラダイス181番シアター:ダーク・シャドウ:
» ナイトミュージアム観てきたよ♪ [141chanの気まぐれ日記]
昨日から公開のテレビでもCMがやってる全米3週連続1位のナイトミュージアムを観てきたよ。 CMで夜の博物館で動き出すぅ〜みたいな感じでやってて気になっちゃって仕方なくてさ。 雰囲気的にはジュマンジとかザスーラのような感じがしたからきっと楽しいんじゃなかろうかと思ってたわけです。 ... [続きを読む]
« 夢のシネマパラダイス516番シアター:運命を打破せよ! | トップページ | レアル・マドリー狂想曲第90番:14-15シーズン発進! »
コメント