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2014年7月 1日 (火)

夢のシネマパラダイス45番シアター:YES,WE CAN!!CHANGE WE NEED!!

オール・ザ・キングスメン

Kkz105 出演:ブロデリック・クロフォード、マーセデス・マッケンブリッジ、ジョン・アイアランド、アン・シーモア

監督・脚本:ロバート・ロッセン

(1949年・アメリカ・109分)DVD

内容:不正を憎む実直な下級役人だったウィリーは、苦労の末に州知事に就任する。やがて権力を増大させた彼は、いつしか腐敗政治に手を染めていた。そんな時、彼の息子が事故を起こす。事故隠しに奔走するウィリーは、やがて自ら破滅を招いていくのだった・・・。アカデミー作品・主演男優・助演女優賞を受賞。

評価★★★★/80点

今、このての映画作ったら、絶対サスペンスとかアクション方面に舵が行っちゃうんだろうな。。

日本を牛耳ってるどこぞやの政党じゃないけど、あまりにも現実政治がアホらしいから、テレビのワイドショーとかTVタックルの永田町時代劇で十分だもんな(笑)。あるいはキムタク総理みたいに、現実逃避としておもいっきり理想的にヒーローとして描いちゃうとかしかないだろ。

でも、逆にそういう中で今回の映画を見るとすごく新鮮だし面白いわけ。

シンプルな話の筋立ての中に典型的な金権政治の何たるかが凝縮されているわけで、日本でいえば鈴木何某の政治人生そのものじゃんみたいな。

ド田舎出身で理想に燃えてた1人の男が金権政治の権化と化していく様が非常に分かりやすく描写されていく。

撃たれても、なぜ俺は撃たれたんだ?とのたまうウィリー・スタークと同じように鈴木何某も、なんで政治家やめなきゃならんの?と涙流しながら訴えるわけだ。(結局復活しちまったけど・・)悪の道を突き進んでるなんて自分じゃこれっぽっちも思ってなかったんだろうな。

さらに、この映画の面白いところは、ウィリー・スタークの右腕がセイディという女性だということ。非常に有能な参謀でありながら金権力の虜となっていく様は大きなインパクトを与える。アカデミー賞で助演女優賞獲ったのも納得。

理想論を語ることは誰にだってできるけど、その理想を現実のものにするために自ら立ち上がる奴ってのはそうなかなかいるもんじゃない。

まさに正義の人。

しかし、その理想を実現する先に必ず立ちはだかる様々な抵抗勢力や敵と闘わなければならない中で、理想を実現するための手段、必勝法は金だ!ということにウィリーは行き着いてしまうわけだ。

理想を実現するためにはどんな手段も厭わないというやり方が悪の道へと知らず知らずのうちに引き寄せていき、しまいには自分の理想さえねじ曲がってしまう。けど、自分では正しいことをしていると信じきったまま。。

こうなっちゃうと、もう手がつけられませんわな・・。

映画の中で印象的に使われていた「善は悪から生まれる」という言葉の意味はそういうところにあるのだと思った。

でも、この言葉自体すでにねじ曲がっちゃってるけどね。。

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スーパー・チューズデー~正義を売った日~(2011年・アメリカ・101分)WOWOW

 監督・脚本:ジョージ・クルーニー

 出演:ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、エヴァン・レイチェル・ウッド

 内容:アメリカ大統領選を前に行われる民主党予備選で最有力候補に躍り出たペンシルベニア州知事マイク・モリス。そんなモリス陣営の優秀な選挙スタッフとして辣腕を発揮していたスティーヴンだったが、ライバル陣営の選挙参謀から巧みな引き抜き工作を仕掛けられる・・・。

評価★★★/60点

クリーンな政治家なんていないってことは今までイヤというほど見せつけられてきたわけで、それからすると二十歳の女のコに手を出した云々というのはスケール小さすぎて拍子抜けもいいところ。。

もうちょっと「大統領の陰謀」のような骨太な人間ドラマを期待していたので・・・。

ただ、民主党支持者のジョージ・クルーニーが民主党側から選挙戦裏側のダークサイドを描いているのが見どころといえば見どころで、しかも自らのセックススキャンダルをもみ消してしまう議員を自ら演じるというのは、良い意味でふてぶてしいまでの底意地の悪さが垣間見えて、反骨精神にあふれた映画人としての確かな見る目を感じさせてくれる。

ただ、どうだろう、、ソダーバーグに撮らせてたらどうだったのかなぁなんて思ってしまう自分もいたりして・・

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候補者ビル・マッケイ(1972年・アメリカ・112分)NHK-BS

 監督:マイケル・リッチー

 出演:ロバート・レッドフォード、メルヴィン・ダグラス、カレン・カールソン

 内容:カリフォルニア州の上院議員選挙で、民主党は共和党の現職候補ジャーモンに対して、党の長老で州知事も務めたジョン・マッケイの息子ビル・マッケイを候補者に立てた。清新で有能な若手弁護士でもあるビルは、はじめは選挙参謀たちの思惑通りに、対立候補の現実主義に対抗した主張を続けるのだったが・・・。

評価★★☆/50点

途中からビルが勝ってもジャーモンが勝ってもどっちでもよくなった・・・。

うーん、オイラがこの映画の製作者だったら、レッドフォードをジャーモン側の参謀にして、ビル役はダスティン・ホフマンにするけどなぁ。当て馬候補とはいえ、レッドフォードだとカッコ良すぎる。。

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エディ・マーフィのホワイトハウス狂騒曲(1992年・アメリカ・112分)WOWOW

 監督:ジョナサン・リン

 出演:エディ・マーフィ、レイン・スミス、ヴィクトリア・ローウェル

 内容:詐欺師のトーマスは、ある日地元の有力議員が選挙戦を前に急死したことを知り、自分と名前が似ていたことからちゃっかり下院議員選に立候補。巧みなペテンぶりで見事当選したトーマスは、いざワシントンDCへ乗り込む!!

評価★★★☆/70点

ほんと安っぽくて分かりきった展開なのだけど、なにせ現実の政治もホント安っぽいレベルだから、悲しいことに面白いんだわこれ(笑)。。

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アメリカン・プレジデント(1995年・アメリカ・114分)NHK-BS

 監督:ロブ・ライナー

 出演:マイケル・ダグラス、アネット・ベニング、マイケル・J・フォックス、マーティン・シーン

 内容:妻を病気で亡くしてから男手ひとつで娘を育ててきた合衆国大統領アンドリューと、彼の政策に否定的な美人ロビイストのシドニー。そんな2人が次期大統領選を目前にして恋に落ちた。周囲の狼狽ぶりなどお構いなしに堂々と恋愛を楽しむ2人だったが・・・。

評価★★★/65点

“ハリウッドは民主党がお好き!?”

リビア問題や銃規制などタイムリーな問題を取り上げて、さらには京都議定書を批准しもしないくせして地球温暖化対策としてCO2の20%削減法案を打ち出すなどまさに夢のようなリベラリスト大統領、、、ってなに?民主党の大統領になればこうなっちゃうのかしら。。

まぁ、支持率63%というG8ではありえないくらい高人気の大統領を描いているだけに、逆に政治ものとしてはなんとも味気ないものになっているのだけど、アネット・ベニングとのロマコメはフツーに見られるし、後年人気TVドラマ「ザ・ホワイトハウス」で大統領になったマーティン・シーンがこの作品では大統領補佐官になっているというのも見所で、豪華キャストも相まってなかなかどうして面白い作品になっていたと思う。

あ、でもそういえば昔、民主党だったクリントン大統領とモニカ・ルインスキーの不適切な関係てのもあったっけな。結局ホワイトハウスってそういう所なんだね・・・(笑)。

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パーフェクト・カップル(1998年・アメリカ・144分)NHK-BS

 監督:マイク・ニコルズ

 出演:ジョン・トラボルタ、エマ・トンプソン、キャシー・ベイツ、ビリー・ボブ・ソーントン

 内容:トラボルタが脳天気で女ったらしの大統領(=ビル・クリントン?)、エマ・トンプソンが優秀で気丈なファースト・レディ(=ヒラリー?)を演じ、米大統領選の舞台裏を痛烈に暴きだした作品。

評価★★/40点

プロレスの試合中継と化した大統領選という題材を見せられても何ら興味が湧かないんですけど・・・。

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オール・ザ・キングスメン(2006年・アメリカ・128分)WOWOW

 監督・脚本:スティーヴン・ザイリアン

 出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ

 内容:1949年、ルイジアナ州の小さな市の出納官を務めていたウィリー・スターク。小学校建設に絡む役人の汚職を告発していた彼は逆に職を追われてしまうが、その学校で欠陥工事が原因の事故が起こったことから一躍注目の存在となる。そんな彼に新聞記者ジャックは興味を抱き交流を持つ。やがてウィリーは州知事選に出馬し、貧困層の心をつかんだ彼は地滑り的勝利を収めるが・・・。ロバート・ペン・ウォーレンのピュリツァー賞受賞作を1949年作に続いて再映画化した政治ドラマ。

評価★★/40点

あの名作がここまでチンケなものになってしまうのかと半ば唖然としてしまった。はっきりいって何を描きたいのか、何を描こうとしているのかが全くつかめなかった・・・。

ただ単に、あの時彼女とエッチしとけばよかったとモーレツに悔やむ男が上司に寝取られてウガーッとなってたら、その上司が銃で撃たれちゃってそれをボー然と眺めている男の回想としか見られないというか・・・。

“善は悪から生まれる”と言うに至ったスタークの心の変遷ぶりもほとんど描かれていなくて、やけに動きまくるショーン・ペンの演技もウザく感じてしまう始末。。

政治と女はつきものだけど、いったい何に比重を置きたいのかが中途半端な上、そこに加えてジャック(ジュード・ロウ)とアン(ケイト・ウィンスレット)の青春の苦い思い出なんていうプロットを突っ込んでくるので、ますます視点がボヤけていってしまう。

このメンツでギャング映画作った方がよっぽどマシちゃうか(笑)。。

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