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2013年9月23日 (月)

夢のシネマパラダイス409番シアター:塔の上のラプンツェル/ディズニーアニメ倉庫

塔の上のラプンツェル

20110512092552f67 声の出演(日本語吹き替え):中川翔子、畠中洋、剣幸、岡田誠、石原慎一、佐山陽規

監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード

(2010年・アメリカ・101分)

内容:ある王国で妊娠中の女王が病気になるが、不思議な力を持つ魔法の花によって元気を取り戻した。そして無事に産んだ女の子ラプンツェルの髪の毛にはその魔法の力が受け継がれていた。が、花の持ち主だった老婆は若返りを図るためにラプンツェルを誘拐。その後18年にわたって深い森の奥の高い塔の上で人知れず育てていたのだが、ある日、追っ手から逃れようと塔に迷い込んだ大泥棒フリンと遭遇したことで運命の歯車が動き始める・・・。

評価★★★★/75点

なぜこの映画が面白いのかというと、プロットの良さはもちろんだけど、キャラクターの生き生きとした造形力によるところが最も大きい。

特にあまたのお姫様を生み出してきたディズニーの中でも今回の髪長姫は屈指のヒロイン像を提供してくれた。

普通、塔の中から一歩も出られないとなると、部屋の片隅でひざを抱えて外を見ている内気なキャラを想起するけど、躁鬱状態の振り幅が激しいくらいに表情筋がよく動くラプンツェルの豊かな感情表現はとてもチャーミングだったし、金色に輝く大蛇のような髪の毛を自在に操るアクションを含め活発なキャラクターは魅力十分だった。

また、動物キャラの面白さも特筆もので、軍馬マキシマスのキャラ立てはこちらも表情の付け方を含め魅力十分。ディズニーには珍しく動物キャラが言葉を話せない設定がキャラクターの造形力を一段高めていてプラスになっていたと思う。

塔の上に捕らわれているヒロインを救い出すというプロットは、かの有名なカリオストロの例を出すまでもなく鉄板ネタではあるのだけれど、この映画の強みはプロット構成ではなくキャラ立てにあるのだと思う。

チャラ男の盗賊フリンもそうだけど、ディズニーの古典アニメの王道キャラからより現代風にアレンジされたキャラ立てが、今作を全体的にディズニーらしくない毛並みのする良作にしたのだと思う。

2006年にピクサーを傘下に収めたディズニーだけど、ようやくピクサーとよい意味で融合してきたなという印象を受けた。

あ、あと、しょこたんの吹き替えはさすがでございました。さすがアニオタだけのことはある!

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美女と野獣(1991年・アメリカ・84分)DVD

 監督:ゲイリー・トルースデイル、カーク・ワイズ

 声の出演:ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、リチャード・ホワイト

 内容:森の中にひっそりと建つ城には、若く精悍だがわがままな王子がいた。ある時、彼は魔女に心を試され、醜い野獣に姿を変えられてしまう。そんな彼の城に発明家のモーリスが迷い込んでしまい、娘のベルが捜しにやって来るのだが・・・。ギリシャ神話以来親しまれてきた美女と野獣のロマンティックなラブストーリーをもとにしたディズニーアニメ。アニメ作品として初めてアカデミー作品賞にノミネートされた。

評価★★★★/80点

ディズニーアニメは大人の観賞に堪えない子供だましの作品ばっかりwと決めてかかっている自分からしても、唯一この映画だけは別格。

悲恋&叶わぬ恋を下地にしたストーリーラインのシンプルな良さもあれど、やはり最も評価すべきは音楽だろう。

ブロードウェイミュージカルをほうふつとさせる洗練された甘美で軽快な音楽とミュージカルナンバーが、まるで映画に永遠の生命を吹き込んだかのように作品を牽引していて、本格ミュージカルとしても最良の出来だと思う。

特に、時計やロウソクや食器たちがコーラスダンサーとして歌い踊る、アニメならではのレビューは見応えも十分!

彼らのキャラクタ設定も面白く魅力的だったし、ディズニーの古典として長く見つづけていってもらいたい映画だと思う。

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アラジン(1992年・アメリカ・90分)DVD

 監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ

 声の出演:スコット・ウェインガー、ロビン・ウィリアムス、リンダ・ラーキン

 内容:神秘と魅惑の都アグラバ、大いなる夢と希望を抱いた貧しい若者アラジンは、市場で出会った美しい娘ジャスミンに一目ぼれし、彼女が盗っ人として捕まっていたのを助け出した。ジャスミンは実はアグラバ王国の王サルタンの娘で、結局役人に捕まったアラジンは、城の石牢に閉じ込められてしまう・・・。アラビアンナイトの物語を下敷きに、不思議なランプを手にした若者の愛と冒険を描いたファンタジーアニメ。

評価★★★/60点

「美女と野獣」にメロメロになった勢いそのままに見たっけ、ほとんど琴線に触れなかったことにショックを受けたのを今でも覚えている

何が面白くないのかというと、端的にいえばジャスミン姫のキャラクタだ。

王族という堅苦しい場に飽き飽きし、自由な暮らしとちょっと危険な冒険と恋に憧れるという点では、「ローマの休日」のオードリーを想起するけど、もとからしてアグレッシブで活動的なキャラクタなので、宮殿に囚われの身と自分で言うところにセツナ感が感じられず、感情移入できない。

そこにチョイ悪ヤンキーとハクション大魔王と悪徳大臣が現れて、、ってストーリーが完全に読めてしまうのもツマラナイし。

子供向けですw

いかに「美女と野獣」がスペシャルワンな作品だったのかってことがこれ見てよく分かった。。

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ターザン(1999年・アメリカ・88分)NHK-BS

 監督:ケヴィン・リマ、クリス・バック

 出演:トニー・ゴールドウィン、ミニー・ドライバー、グレン・クローズ、ロージー・オドネル

 内容:英国貴族の息子として生まれながら、嵐によってアフリカに漂着した一人の赤ん坊。両親を失った赤ん坊はメスのゴリラ、カーラに助けられ、ターザンと名付けられてたくましく育っていく。しかし、成長したターザンの前に文明人が現れたことから、ジャングルの平和が破られることになる・・・。幾度となく映画化されてきた「ターザン」のアニメ化。

評価★★★☆/70点

アニメにおける動物と人間の融和のコラボレーションは、胡散臭くて個人的には引いてしまうことが多いんだけど、これはギリでセーフだったかんじ。ラストはあまりにもな展開で失笑しちゃったけど、CGの使い方も程よい案配でフツーに楽しめた。

00年代に入ってから凡打続きのディズニーにあっては珍しい良品だと思う。

けど、これ以降、鳴かず飛ばずなのはいかがなものでしょう、ディズニーさん・・。

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ダイナソー(2000年・アメリカ・82分)DVD

 監督:エリック・レイトン、ラルフ・ゾンダグ

 声の出演:D・B・スウィーニー、ジュリアナ・マルグリーズ、ジョーン・プロウライト

 内容:6500万年前の白亜紀。突如、巨大隕石が地球に衝突し、大地は荒廃の一途をたどった。キツネザルに育てられたイグアノドンのアラダーは、なんとか一命をとりとめて方々をさまよううちに、クローン率いる草食獣の群れと遭遇する。彼らは命の大地と呼ばれる楽園を求めて移動を開始するが、後ろからは凶暴な肉食恐竜軍団が迫っていた・・・。

評価★★★/55点

ハリウッド版GODZILLAのクローンが出てきよった。。おもろない。

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アトランティス/失われた帝国(2001年・アメリカ・95分)NHK-BS

 監督:ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ

 声の出演:マイケル・J・フォックス、クリー・サマー、ジェームズ・ガーナー、レナード・ニモイ

 内容:1914年。地図製作者にして言語学者の青年が、亡き祖父の意思を継ぎ、伝説の大陸アトランティスを求めて壮大な冒険の旅に出て、その隠された秘密に迫るアドベンチャー。

評価★★★/60点

宮崎アニメでこういう題材の映画をもう一度見てみたいと思いを馳せるのには打ってつけの作品。

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リロ&スティッチ(2002年・アメリカ・86分)WOWOW

 監督・脚本:クリス・サンダース、ディーン・デュボア

 声の出演:クリストファー・マイケル・サンダース、デイヴィー・チェイス

 内容:ハワイのカウアイ島。両親を早くに亡くした5歳の少女リロは、姉のナニと2人で暮らしている。いつも一人ぼっちのリロのために、ナニはペットを飼うことにするが、ペットショップでリロが見つけたのは犬には見えない“小犬”だった。リロはその小犬をスティッチと名付けて飼うことにする。ところがこのスティッチ、見た目とは裏腹に凶暴な性格で手に負えない問題児だった・・・。

評価★★/40点

それぞれのキャラが原石のまま放置されていて、1+1が1にしかなっていない。最近のディズニーはこういうお粗末感が多く見られる。体力の限界かな。

、、と、道理でピクサーとくっつかざるを得ないわけだ。。

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トレジャー・プラネット(2002年・アメリカ・96分)WOWOW

 監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー

 内容:15歳の少年ジムは惑星モントレッサで母親と2人暮らし。なにかと騒ぎを起こしては母を困らせている問題児のジムだったが、ある日、不時着した宇宙船にいた男からある箱を手渡されたことによって海賊から追われる身になってしまう。その箱の中には、莫大な財宝が眠るという伝説の“トレジャー・プラネット”への地図が入っていた・・・。スティーヴンソン原作による不朽の冒険小説「宝島」のアニメ映画化。

評価★★☆/50点

ディズニーという枠の中でやらざるを得ないためなのか、ハジけることができておらず、せっかくの好奇心をそそる格好の題材とキャラクターの魅力的な配置が全く活かされていない。ホント子供だましの映画そのものズバリというかんじ。

しかも飛翔感がない。致命的。。宮崎アニメを見慣れているとどうしても気になるところ。

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ライアンを探せ!(2006年・アメリカ・82分)WOWOW

 監督:スティーヴ・スパズ・ウィリアムズ

 声の出演:キーファー・サザーランド、ジェームズ・ベルーシ、エディ・イザード、ウィリアム・シャトナー

 内容:NY動物園の人気者、野生の王者ライオンのサムソン。しかし、サムソンの息子ライアンは子猫のような吠え方しかできず、みんなにバカにされていた。そんなある日の夜、いじけたライアンが乗り込んだコンテナを積んだトラックが出発してしまい、朝には出航する船へと運ばれてしまった。最愛の息子を救出するため、サムソンは仲間たちと動物園を脱出し、サムソンの行方を追うのだが・・・。

評価★★★/60点

“どうせなら題名をプライベート・ライアンSavingPrivateRyanにすればよかったのに(笑)。。”

中身は幼稚園児向けレベルだったけど、思ったよりは楽しめたかな。なにより、動物キャラの表情が豊かで面白いんだわ。

フルCGアニメに関しては、「レミーのおいしいレストラン」(2007)などのピクサーアニメを見てもそうだけど、ジャパニメーションよりもハリウッドの方が断然表現力では上をいっていると思う。デフォルメの仕方がおそろしく上手いと思うんだよね。

日本の方はCGアニメというとなにかと正確性と精緻さによる写実性にこだわりがちだけども、それがかえって表現の幅を狭めちゃってるんじゃないかなと。しかも中身がないんだもん、これがまた、っていつの間にか最近のジャパニメーションに対する不平不満になってしまったな。。

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