レアル・マドリー狂想曲第84番:2013-14シーズン開幕!
不甲斐ないシーズンを過ごした昨シーズンから気分一新、新シーズンが幕を開けてこちらのテンションもうなぎ上り!!
←今季から指揮をとるアンチェロッティとアシスタントコーチ就任のジダン
昨季はピッチ上というよりもピッチ外でゴタゴタを振りまいたレアル・マドリーだったけど、その張本人といえるモウリーニョが古巣チェルシーに去り、新監督にパリ・サンジェルマンからアンチェロッティを招聘。モウリーニョにより植えつけられたレアルのダーティなブランドイメージは既に払拭された感がある。
さらにレアルならずサッカー界のレジェンド、ジダンがコーチに就任。誰かに頭突きすることはもうないと思うけどw、マドリディスモに品格と平和をもたらす役割としても十二分の働きをしてくれると期待してます!
しかし、それも肝心のサッカーで結果が出なければ意味がない。
で、今日の開幕試合、対ベティス。スタメンは、、
ロナウド ベンゼマ
イスコ エジル
ケディラ モドリッチ
マルセロ カルバハル
セルヒオ・ラモス ぺぺ
ディエゴ・ロペス
ちなみに怪我で、シャビ・アロンソ、イジャラメンディ、ヴァランは召集外。
まずなによりキーパーがカシージャスではないというのが最大の驚きで、なにか昨季のモウリーニョとの確執を思い出しちゃうんだけど・・。
健全なポジション争いをさせるということではチームの活性化を図り新監督の色を出していくという意味では大変結構なことで、右ラテラルのカルバハルとアルベロアもそうだけど、でもキーパーはコロコロと代えられないポジションだからなぁ。次節以降どうなるか興味津々。。
相手に先制を許して、前半にベンゼマのゴールで追いつくものの、後半なかなか攻めきれず。。昨季のバレンシアとの開幕戦の悪夢を思い出しそうな予感が、、という後半41分の土壇場でイスコが決めて逆転勝ち!
バルサの7発大勝とは対照的な、これからの茨の道を思わせる船出だったけどw、まずは勝って良かった。。
サッカー自体は、モウリーニョ時代の超絶カウンターは鳴りをひそめ、細かいパスをつないでポゼッションしていくサッカーを標榜しているかんじは見えたし、両サイドバックもかなり高めに陣取っている攻撃サッカーだったけど、そのかわり守備面はモウリーニョ時代を10とすると、今日は6くらい・・。
サイドを破られるリスクは今日の位置取りからすると致し方ない部分もあるけど、中央バイタルに簡単にボールを入れられて前を向かれるシーンが多くありピンチを迎えていたのは非常に気になった。
ラモスを始めとするDFラインの軽い対応も気になったし、コーナーを8本くらい取られたのも異常だけど、セットプレー時も昨季と同様甘くてヒヤヒヤ・・。
プレシーズンでの評価が相当に高かったことからすると、今日の試合はなんか不安要素の方が大きかった気も・・。
プレシーズンではインテルやチェルシーなど互角相手が多かったことからすると、リーガでは引いて守ってくる相手の方が多いわけで、それをどう崩していき、そして攻め急ぎの中でどう相手のカウンターをいなしていくのか、攻守のバランスのサジ加減が求められていくところだ。まぁ、レアルがいつも抱える課題だけども・・。
さて、選手個々を見ていくと、まずは今季の選手の入れ替えからいうと、出て行ったのがイグアイン、カジェホン、アルビオルの3選手がナポリへ。エッシェンがチェルシーへ。カルバーリョがモナコへ。
一方、新加入はマラガからイスコ。ソシエダからイジャラメンディ。レバークーゼンからカルバハル。そして、、トットナムの至宝ガレス・ベイルは来るのかな!?
記憶に残るゴールを何度も決めてきたイグアインが去ったのは痛いけど、ベンゼマの真の意味での一本立ちとモラタの成長に期待するしかない。
加入組に関しては、3人ともスペインU-21代表世代ということでレアルらしくないw戦力補強となったけど、イジャラメンディなんて50億も払ってるんだから、、ボッタクリ!?いやいや、これからしっかりと育てていって世代交代を進めていってもらいたいものです。イジャラメンディはアロンソの、カルバハルはアルベロアの後釜になるだろうし、そういう意味ではホント楽しみな戦力補強といっていいと思う。
イスコは完全に主力ってかんじで、なんかスナイデルとか、あるいはレアル・マドリー版イニエスタといったら大げさかもしれないけど、今季の活躍が大いに期待できると思う。今日もいきなり1ゴール1アシストで結果出したし。
また、昨季からの伸びしろという点では、2年目のモドリッチがチームの主柱になりそうな期待が持てるし、昨季は怪我でシーズンを棒に振ったマルセロも期待大。
純粋なFWが2枚しかいないという不安はあれど、戦力的には昨季よりソリッドかつ強化されたと思うので、バルサに喰らいついていって頑張っていってもらいたいっス!
昨季バルサに水を開けられる所以になったアウェイでの戦い方が鍵をにぎると思うので、そこもしっかり見ていきたいです。
« 夢のシネマパラダイス395番シアター:そこのみにて光輝く | トップページ | 夢のシネマパラダイス470番シアター:ロボジー »
« 夢のシネマパラダイス395番シアター:そこのみにて光輝く | トップページ | 夢のシネマパラダイス470番シアター:ロボジー »
コメント