夢のシネマパラダイス310番シアター:侵入!エイリアン!
メン・イン・ブラック
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リンダ・フィオレンティーノ
監督:バリー・ソネンフェルド
(1997年・アメリカ・98分)仙台第1東宝
評価★★★/60点
内容:地球上のエイリアンの動きを監視する機密機関の捜査官たちの活躍を描いたSFコメディ。逃走中の犯人を追っていた刑事のジェームズは、男が2枚のまぶたでまばたきするのを目撃した。やがて彼の前に、地球上のエイリアンを監視する機密機関の者だと名乗る男、Kが現れる。そしてエイリアンの存在を知ったジェームズは、KのいるMIBを訪ね、新人エージェントJとして行動を開始する。
“ピカドンをあんなにむやみやたらと使うもんじゃありません。”
でもニューラライザーがあれば便利だろうなぁとついつい妄想を働かせてしまう・・・。
ところでドノフリオの着ぐるみを着たエイリアンの動きって、欽ちゃんのマネしてる小堺一機と江頭2:50をかけ合わせた動きに似てるよね
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メン・イン・ブラック2(2002年・アメリカ・88分)MOVIX仙台
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ララ・フリン・ボイル
内容:5年前、相棒のKと地球の危機を救ったJの前に、セクシーで凶悪なエイリアン、サーリーナーが現れた。Jは現役時代の記憶を消されたままのKを復帰させて戦おうとするのだが・・・。
評価★★/45点
“こんなもんが世界で4億3千万ドル稼いじゃうんだからなぁ。やっぱエイリアンの陰謀なのか・・・”
「パラサイト」という映画で、イライジャ・ウッドがマジな顔して「メン・イン・ブラック」はエイリアンの陰謀で作られたんだあッ!と言ってたから・・。ハハ。。
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メン・イン・ブラック3(2012年・アメリカ・108分)WOWOW
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、エマ・トンプソン、ジェマイン・クレメント
内容:ある日、Kが忽然と姿を消した。そしてJは上司から「Kは40年前に亡くなっている」と告げられる。Jは、かつてKが捕らえ、月の刑務所に幽閉されていた最凶エイリアン・ボリスが脱獄したことと関係していると踏むのだが・・・。
評価★★★/65点
帰ってきたJKコンビというより帰ってきたバリー・ソネンフェルドという感の方が自分は強いのだけど、10年前と何ら変わりばえのしない演出は逆に懐かしさがこみ上げてきて思わずニンマリw。予想通りの画と予想以上のストーリーで安心して見ていられた。
ただ、今さらMIB!?という賞味期限切れ感は新機軸のシナリオの発想をもってしても頭のすみから消えることはなく、、女っ気がないのもマイナス要因だったし・・。
差し引きでこの点数かな。。
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カウボーイ&エイリアン
出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ、ポール・ダノ
監督:ジョン・ファブロー
(2011年・アメリカ・118分)WOWOW
内容:1873年、西部開拓時代のアリゾナ。荒野で目を覚ました一人の男。彼はすべての記憶を失い、左腕には奇妙な腕輪を着けていた。そしてなんとかたどり着いた町で列車強盗のロネガンだとして逮捕されてしまう。ところが、その夜、町の上空に未知の飛行物体が飛来、建物を破壊し町の人々を連れ去っていく。町を牛耳っていたダラーハイドは、ロネガンや手下を引き連れ追跡するが・・・。
評価★★/40点
こりゃあれだわ。ダウンタウンのアカン警察に出てくるアカン飯だわ(笑)。
ウエスタン納豆とSFアイスクリームをウネウネと混ぜたらどんな味がするんだろーっ!?
、、ってアカンわー!!
、、って始めから分かってるやろー!!ていうくだりがピッタリくる映画だったw
パラマウントにユニバーサルにドリームワークスと超メジャーが一同に会し、6人の脚本家が名を連ね、、って要するにタライ回しでしょこれって・・。
そんな難企画の映画が面白くなるはずがない(笑)。
まぁ、ウエスタン納豆の味の方が濃かったと思うけど、オイラにとって初のハリソン・フォード西部劇(ロバート・アルドリッチの「フリスコ・キッド」1979年に主演級で出ている)がこんな異色ものだなんてなんか残念・・・。
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インべージョン(2007年・アメリカ・96分)WOWOW
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:二コール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーザム、ジャクソン・ボイド、ジェフリー・ライト
内容:ある日、スペースシャトルが原因不明の爆発を起こし、アメリカ全土にその破片が飛散した。しかも、その残骸の中には謎の生命体が付着していた。やがて、ワシントンで精神科医をしているキャロルのもとに、外見は同じだが夫が別人になっているのではないかと訴える人が相談に訪れる。最初は単なる妄想だと思っていたキャロルだったが、彼女の周りでも不可解なことが起こり始め・・・。
評価★★★★/75点
CGに金かけなくても、顔の表情ひとつでスリリングなSFサスペンスは撮れてしまうんだという発想と巧さには脱帽。無表情ってこんなに怖いんだ・・。
犯罪や戦争が消えた世界は、人間が人間でなくなった世界という皮肉めいたテーマも面白かったし、その中で様々な表情を内包しながら極限状況に追い込まれていくN・キッドマンの熱演にも思わず引きつけられてしまう。
宇宙ウイルスにより人間の感情がなくなり、戦争も貧困も殺人もなく苦しみのない世界が実現されるというくだりは、なにかロボトミー的なものを思わせるし、ヒトラーやらスターリンやらが行った全体主義国家の監視統制社会を匂わせていて、そこらへんは「es」(2001)、「ヒトラー最期の12日間」(2004)を撮ったドイツ人監督の特色が出ているのかなとは思った。
ただ、難点としては、ウイルスの目的が結局うやむやで分からないまま終盤の追っかけっこになだれ込んでいくことで、肝心のところがそれこそ無感情のままポイ捨てされたようなかんじで、それこそハリウッドじゃなくてドイツで製作されてれば、いろんな意味でもっとエグイ映画になったんじゃないかと思うんだけどw。
まぁ、でも総じて楽しめる映画ではあったかな。
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パラサイト
出演:ジョシュ・ハートネット、ジョーダナ・ブリュースター、イライジャ・ウッド、ショーン・ハトシー
監督:ロバート・ロドリゲス
(1998年・アメリカ・104分)WOWOW
評価★★★/60点
内容:水を介して人間に寄生する謎の生物に7人の高校生が立ち向かう!
“青春ホラー映画のはずなのにお笑い映画がパラサイトしちまってるよ。。”
ロバート・パトリックの存在そのものがお笑いになっちゃってるし、可愛い女のコがどでかい怪物になるってだけでもなんだか笑える。そしてさすがのファムケ・ヤンセン・・・。
イライジャが真剣な顔してスピルバーグやソネンフェルドやエメリッヒはエイリアンなんだと言われてもねぇ、、しかもそこは納得する場面じゃなくて笑う場面やろ。
「メン・イン・ブラック」はエイリアンが作らせた映画なんだ!とかX-ファイルは本当の話をドラマ化したものなんだ!
、、ってイライジャくん、よく頑張ってあんなマジな表情つくって言うことができましたね。誉めてつかわす。
それにしても猛り狂った時の女は恐いわ・・・。
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ノイズ(1999年・アメリカ・109分)DVD
監督・脚本:ランド・ラビッチ
出演:ジョニー・デップ、シャーリズ・セロン、ニック・カサヴェテス、ジョー・モートン
内容:宇宙飛行中に2分間交信が途切れるトラブルに襲われながら無事帰還した飛行士スペンサー。しかし、それ以来、スペンサーは別人のようになり、彼の新妻はその異常に気付き始める・・・。
評価★★/40点
シャーリズ・セロンの青い瞳しか印象に残らない。
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