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2013年7月 9日 (火)

夢のシネマパラダイス366番シアター:アントキノイノチ

アントキノイノチ

56f4a1e585 出演:岡田将生、榮倉奈々、松坂桃季、鶴見辰吾、檀れい、柄本明、宮崎美子、原田泰造

監督:瀬々敬久

(2011年・松竹・131分)WOWOW

内容:高校時代のある出来事をきっかけに心を閉ざしてしまった青年・永島杏平。彼は父親の紹介で、遺品整理屋で働くことに。それは、遺族に代わって故人の部屋を掃除し、遺品の整理をする仕事だった。彼は同僚の久保田ゆきの下で仕事を教わっていくが、彼女もまた永島と同じく心に傷を負っていた・・・。

評価★★☆/50点

遺品整理人ということで、「おくりびと」の二番煎じみたいなものかと思っていたら、それ以下だったというオチ・・。

役者は悪くないんだけど、構成、演出ともに並み以下でイマイチだった。

特にストーリー展開の雑さは目に余るものがあると思ったんだけど、もうちょっと遺品整理の仕事を丹念に描いてほしかったし、そうじゃないと自分たちの過去としっかり向き合うという作業に説得力が出てこないと思う。

また、その点でいえば主人公の高校時代の回想シーンをこまめに挟んでくるのもいちいちテンポが悪く感じたし、しかも事がややこしく分かりづらくてしっくり来ない。。

どす黒い密室空間と化したありふれた学校の教室の中で少年が心を引き裂かれていく様は生々しい現実感覚として映し出されてはいるのだけど、その深刻さに遺品整理という“今”が完全に負けてボヤけてしまっている。

こういうのを詰め込みすぎっていうと思うんだけど、映画を作ってる方も詰め込みすぎてわけ分かんなくなっちゃったのか、ヒロインまで死なせてしまう始末。

あまりにもタチが悪い・・・。

ちなみに、何度も言うようだけど、役者は全く悪くない。

生きることは誰かとつながっていること、というメッセージは強く共感できただけに、陳腐なシナリオと詰めの甘さは残念だった。。

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ココニイルコト

01 出演:真中瞳、堺雅人、中村育二、小市慢太郎、黒坂真美

監督:長澤雅彦

(2001年・日本・112分)DVD

評価★★★★/85点

内容:東京の広告代理店に勤めていた駆け出しのコピーライター、相葉志乃はある日、上司の橋爪常務との不倫が奥さんにバレて50万円の手切れ金とともに大阪支社へ飛ばされてしまう。愛人だった橋爪本人からは何の連絡もなく、公私、心身ともにボロボロになっていく志乃。と、志乃とともに中途採用で入社してきて、初出社の日に堂々と遅刻してきた時でさえもいつも屈託なく笑顔を浮かべている奇妙な新人、前野悦郎が「ま、ええんとちゃいますか」という口癖とともに志乃の心の傷を徐々に癒やしていく・・・。

“自分がイマイルココでもうちょっと頑張ってみようかなという気持ちになることができたのはこの映画のおかげ。”

この映画が公開された頃、新入社員として入って勤めていた会社を辞めた。

厳しい就職戦線に放り込まれ、その中でなんとか内定をもらった会社。ただ内定をもらうことだけに躍起になり、どこでもいいから手当たりしだいの面接を受けまくっていた自分。

そして自分の中で妥協し折り合いをつけて入った会社。

そして2年後、当然のごとく自分の中で次第に折り合いがつかなくなってくる。こんな夢や希望がないような会社で自分の夢や希望なんてものもただ飼い殺しにされていくだけなのだろうかと。

2年経ってはたと気付くバカ男。あれ?でも待てよ、自分の夢とか希望って何だっけ・・・。

2年経ってそんなことさえも忘れてしまっていたアホ男。

そして表面的には他にやりたいことがあるからという理由で辞めた。

実際には日頃から嫌がらせを受けていたとんでもないブチギレ上司にブチキレて辞めてやったというのが真相なのだが・・・。

さて、辞めたはいいものの、これからオレはどうすればいいんだろう(笑)。

いや、笑い事ではなかったのだこれが。

約1年!オイラは身動きがとれなくなってしまったのだ。自分の夢や希望って何だろう、、、ただお金を得ればいいのか、いや違うだろ、本当にやりたいことって何なのか、大学でやってた考古学?サッカー関係?映画?どうやって食ってくんだオレ、、、、、そんなこと就職試験受けまくってたときに考えるだろオイ、また妥協して会社入ってまた同じことの繰り返しか?オレは社会には適合しないな、、あ、マジでハジかれたのかな、、、ドヨヨ~ン。。

どんどんネガティブになっていく自分自身にがんじがらめになってしまい、自分の夢や希望どころか生きる希望さえ見失いかねない状態になってしまった。

失業保険でなんとか食いつないでいたもののそれも底をつき、、、と、そんなときに出会ったのがこの映画だった。

「ま、ええんとちゃいますか。」

はっ?

「ま、ええんとちゃいますか。」

えっ?

「まぁ、ええんとちゃいますかぁ。」

あっ・・・。

ま、ええとちゃいますか、、かぁ。そっかぁ。

それまで自分で自分に重しをかけていた肩の力がスーッと抜けていったのを今でも覚えている。

自分のやりたいこととは違う営業部に配属、しかも出向社員という相葉志乃、そして演技初心者の真中瞳になにか自分を重ね合わせて見ることができたのが大きかった。

キスシーンなど1つもない変なといえばちょっと変な恋愛映画。

いや、ていうかオイラは恋愛映画とは思ってないんだけどね、これ。

「願うこと、それだけで幸せ。」かぁ・・・。

願いは誰でもひとつは叶うよ♪

願えば誰でもいつかまた飛べるよ♪

無理に答え出さないで 灯した火を消さないように♪

って光永亮太も歌ってんねんもんな。

ありがとう、前野さん。

オレ、ココでもうちょっと頑張ってみることにしました。あなたの着信メッセージ、オレのところにもちゃんと届きましたから。

時には挫けそうになることもあるけど、おかげで今はしっかりちゃっかり生きてます。

つまづいて遠回りしてまたスタートラインについて。

前はフライングしちゃったけど、今回は曇りなき眼でしかと見ることができる夢と希望に向かってさわやかな風のごとく走ることができています。

オレって遅咲きなのかもな、なんてね。いかん、図に乗ってしまった・・・。

こんなオレでいいのかな。

「ま、ええんとちゃいますか」

ウン、アリガトウ。

Posted by 2005/11/25

2013年7月 6日 (土)

夢のシネマパラダイス445番シアター:ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

Shawshankredemptionsi01_2出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ウィリアム・サドラー、ボブ・ガントン

監督・脚本:フランク・ダラボン

(1994年・アメリカ・142分)盛岡フォーラム

評価★★★★★/95点

内容:モダンホラーの旗手スティーヴン・キングには珍しい非ホラー小説の傑作「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化。1947年、銀行の若き副頭取アンディは、妻と不倫相手の男を殺した罪でショーシャンク刑務所に収監された。やがて囚人たちから一目置かれる存在になったアンディは、ノートン所長の不正行為の隠れミノとして利用されるようになる。20年近くの歳月が流れ、アンディは妻を殺した真犯人を知る男にめぐり合うが、その存在を所長は握りつぶしてしまう・・・。

“いつも不思議に思うのだけど、、、”

アメリカの雷っていっつもあんなに激烈なの?

外が青白く光った瞬間ピカドーンッと、間隔置かずにまた青く光ってピカドーーンッの繰り返し。しかもハンパないんだなこれが。

子供の頃に欠かさず見ていた「大草原の小さな家」でも全くこれと同じ雷しかなくて、子供心に不思議だなぁと思ってたけど。

やっぱアメリカってデカイんだねぇ(笑)って、、おい!あのー、、寅さんでもこういう雷あったんですけど、、、。。

でもこの映画、自分の中では劇場で観てから10年以上経って★5っつに昇りつめた稀有な映画なのだ。この10年で4,5回は観ているが、そのたびに個人的評価を上げている。そして遂に満点献上。

そのような映画はこの映画と「魔女の宅急便」の2本だけだ。

他の様々な映画体験の場数を踏めば踏むほどショーシャンクと魔女宅は自分の中で相対的評価を上げていく。

なんでだろう・・・。それこそ雷どころじゃなくいっつも不思議に思うのだけど・・・。

ただ両作ともに劇場で観たときの印象は心の中にさほどのインパクトを残さず、まぁどこにでもあるようなカンジの良い映画という印象だった。

ところが、だ。

自分のつたない映画人生を重ねていくうちに、この“どこにでもあるような”が、実は意外に曲者であることに気付いていくのだ。

“どこにでもあるような”こととは、つまるところ“日常”である。

だが、この“日常”の風景を切り取った映画が実に少ないことに、いろいろな映画に出会ってきてある時ふと気付くのだ。

映画とは“非日常”を楽しむものであるという側面ばかりを見てきた、またそれを求めてきた自分がある時、“日常”を見る奥深さや楽しみ、そして考えさせられることに気付いたとき、真に映画のもつ可能性と素晴らしさに目覚めさせられたのである。

それを教えてくれた映画はたくさんあるわけだが、魔女宅とショーシャンクほど自分の中で上昇曲線を今においてさえも描き続けている映画はない。

それはなぜか。不思議不思議不思議・・・。

ただ、“日常”を切り取るということにおいて両作は特異な面を持っているというのは共通する。

ファンタジーの中の“日常”、堀の中の“日常”という非日常空間の中における“日常”を綴っているという点だ。

ここで魔女宅の方は夢のシネマパラダイス218番シアターの拙レビューに譲るとして、とにかくその点に今でも自分の評価を上げ続ける原因が求められるのではないかと勝手に自分では納得している。

屋外作業に靴磨き、クリーニング作業に図書係、石磨きに本の仕分け整理、高校卒業試験対策ゼミの教官に帳簿づけ、税理士にチェスの駒づくり、ひと仕事の後のビール、不味そうな飯、貴重なタバコ、仲間たちとのとりとめもない会話、キャッチボール、映画観賞、“フィガロの結婚”、リタ・ヘイワースのポスター、、、そして忘れてはならない穴掘り。

約20年にわたる非日常の中のアンディやレッドの“日常”を希望という名のもとに描き出した素晴らしい映画だと思う。

だが、あくまでも非日常の中のという前置きが付くということを忘れてはならない。

これが単なる普通の日常になってしまうと、ブルックス爺さんのように堀の外の本当の日常の中で生きていけなくなり、首を吊ってしまいかねない。いや、何十年も堀の中にいたレッドはそうなる寸前だった。

しかしレッドはアンディの導きにより、青い海と青い空と白い砂浜という、いわば非日常の中の日常へと旅立ったのである。

                ・

                ・

自分はこう思う。それでいいじゃないか、と。

(追記)

いつも観るたびに囚人仲間のヘイウッド(ウィリアム・サドラー)を敵役と思い込んでしまうオイラ。。どうしてもダイ・ハード2の印象が・・。

あと、トミー役は当初ブラピだったらしいが、「リバー・ランズ・スルー・イット」などによりスケジュールが合わず、ギル・ベロウズに白羽の矢が立てられたらしいです。

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スリーデイズ

3b566d08 出演:ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー、レニー・ジェームズ、オリヴィア・ワイルド、リーアム・ニーソン

監督・脚本:ポール・ハギス

(2010年・アメリカ・134分)WOWOW

内容:大学教授のジョン・ブレナンは妻ララと息子と幸せな日々を送っていた。ところがある日、家に押しかけてきた警察によってララが逮捕されてしまう。容疑は殺人。妻の無実を信じて奔走するジョンだったが、3年後、有罪が確定してしまう。無実を信じるジョンは、最後の手段を決意、綿密な脱獄計画を練り上げていくのだが・・・。

評価★★★★/80点

1番好きなハリウッドスターは誰かといわれたら昔はハリソン・フォードとジャッキー・チェンと即答していたけど、今はこれといった名前が挙がらない・・。

それはつまるところメジャー作品で表看板を張れるアクションヒーローが不在ということにつきると思うのだけど、先の2人に共通するのは賞レースに全く絡んでこないw、ユーモアと勇気を忘れない、つまるところシリアスな役が似合わない楽天的ヒーローが自分は好きなのだ、ということに今気付いた(笑)。

今これに当てはまるのはウィル・スミスくらいなものだろうけど、この楽天的ヒーローとは真逆にいるのがラッセル・クロウだ。

「インサイダー」「グラディエーター」「プルーフ・オブ・ライフ」「ビューティフル・マインド」「シンデレラマン」etc..その一連の作品群に共通するのは孤独な一匹狼というイメージなのだけど、特にドン底に突き落とされたところから鋭い眼光で巨大権力に敢然と立ち向かう姿がこれほどハマる役者はいない。

悲しみや苦悩にうなだれうつむきながら歩くシリアスな姿にはいつも胸がしめつけられてしまうのだけど、悲劇・復讐・反骨の3点セットに弱い自分にとって不屈の精神と決して折れない信念を身にまとったラッセル・クロウはまさにドンピシャの俳優なのだということに今気付いた(笑)。。

その点でいえば、今回の作品もラッセル・クロウの持ち味が存分に発揮されていてまさにドンピシャ!

愛妻が無実の罪でムショ送りにさせられた一般人が妻を脱獄させるという絵空事をリアルに昇華させている。

獄中で自殺未遂した妻が病室のベッドに手錠でつながれ昏睡しているシーンの残酷さには見てるこちらも言葉を失くしてしまったけど、それを目の当たりにしたズブのド素人が腹をくくって妻を脱獄させる決心をするというくだりから、インターネットやYoutubeを駆使して脱獄計画をリサーチしていく描写は非常に丹念で、その手口の甘さが露呈してあたふたするところもリアルで、ドキドキしながら見入ってしまった。

ただ、普通ならば脱獄して真犯人を見つけて冤罪が晴れてハッピーエンドというところにカタルシスを持ってくるところを、あくまで脱獄一点張りに焦点を当て、家族3人で再び幸せに暮らせるかどうかのみにカタルシスを持ってきているのだけど、まるでダスティン・ホフマンの「卒業」のような複雑な余韻を残すラストがこのカタルシスを雲散霧消させる。

それは一般人が自分の手を血で染めてまで妻を脱獄させることで一体何が得られるのかという現実であり、人間が理性を超えた狂気に走る恐怖である。

それをも垣間見せるポール・ハギスはしかしどこまでも理性的だ。

「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)以来、最良の脚本家であるというポール・ハギスに対する自分の見方は、今回の映画を見て改めざるをえないようだ。

ポール・ハギスは信頼のおける立派な映画監督だ。

とともに最も一筋縄ではいかない脚本家でもあることを確信した。

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グリーンマイル

134330_01出演:トム・ハンクス、デビッド・モース、ボニー・ハント、ジェームズ・クロムウェル

監督:フランク・ダラボン

(1999年・アメリカ・188分)109港北

評価★★★★/80点

内容:死刑囚専用の監房で看守主任を勤めるポールのもとに、死刑囚コーフィが送られてくる。彼は子供のように純真で、凶悪犯とは思えないほど怖がりで泣き虫な大男だった。そして彼の存在が看守たちの間に様々な葛藤を呼び起こしていく。

“あのジョン・コーフィはアメリカ版トトロなんだ、とふと思った。”

そして口からは真っ黒クロすけを吐き出すのだww

でも久々に心から良い映画を見たなってかんじ。泣けるし。デビッド・モースってあんなにデカかったっけ?とちょっと驚いたし。あげくに一晩に4回もヤッちゃってるしさ

じゃなんで★5つじゃないのか、というとあまりに良すぎる、というかこっちの善すぎるという字が正しいかもしれない。

少なからずも短絡的にお涙頂戴もの、泣きたいモード系のつくりになっていて、やり方があざといんだよね、ショーシャンクに比べると。

例えば死刑になるフランス系男にしたって、ホントにここは死刑囚専用の監房なのかいと疑うほどイイ奴に見えてしまうし。

善玉、悪玉がはっきりと区別されているんだよね、このやり方って。。

善い奴の対極にいるジョン・コーフィと悪い奴の対極にいるチビ看守。死刑囚(実は無実ってとこがミソ)と看守。黒人と白人。貧しき者と富める者。幼児性の持つ無垢と狡猾性&残虐性(どちらかと言えばこいつも幼児性ってとこがこれまたミソ)。性善と性悪。

よくぞここまで分けたなぁというかんじだ。

つまり、およそ看守と囚人という枠を無視した性善と性悪という図式の中でごちゃ混ぜになって展開していると思うのだ、この映画って。

となると監房と死刑というのは、この図式を成り立たせるためのお膳立てであるとしか言いようがない。そこが透けて見えるのがあざといんだよね。。

人には誰にでも内なる闇が存在するということを忘れてはいけません。

ますますアイツがトトロに見えてきた・・・。

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刑務所の中(2002年・日本・93分)WOWOW

 監督:崔洋一

 出演:山崎努、香川照之、田口トモロヲ、松重豊、村松利史、大杉漣

 内容:ある日、ハナワカズイチは銃砲刀剣類等不法所持、火薬類取締法違反で懲役3年の刑を受ける。晩秋の日高刑務所で受刑者番号222番を与えられ、刑務所生活が始まった。しかし、ハナワにとって刑務所生活は予想に反して平穏で居心地の良いものだった。。。花輪和一の自身の刑務所体験を綴った同名ベストセラーコミックの映画化。

評価★★★★/75点

“ねがねがねがねがねが願いまーーーす!!”

それにしてもムショ内での映画上映会が「キッズ・リターン」って、、、チンピラとヤクザよ(笑)。

夢のシネマパラダイス310番シアター:侵入!エイリアン!

メン・イン・ブラック

Meninblack 出演:トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リンダ・フィオレンティーノ

監督:バリー・ソネンフェルド

(1997年・アメリカ・98分)仙台第1東宝

評価★★★/60点

内容:地球上のエイリアンの動きを監視する機密機関の捜査官たちの活躍を描いたSFコメディ。逃走中の犯人を追っていた刑事のジェームズは、男が2枚のまぶたでまばたきするのを目撃した。やがて彼の前に、地球上のエイリアンを監視する機密機関の者だと名乗る男、Kが現れる。そしてエイリアンの存在を知ったジェームズは、KのいるMIBを訪ね、新人エージェントJとして行動を開始する。

“ピカドンをあんなにむやみやたらと使うもんじゃありません。”

でもニューラライザーがあれば便利だろうなぁとついつい妄想を働かせてしまう・・・。

ところでドノフリオの着ぐるみを着たエイリアンの動きって、欽ちゃんのマネしてる小堺一機と江頭2:50をかけ合わせた動きに似てるよね

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メン・イン・ブラック2(2002年・アメリカ・88分)MOVIX仙台

 監督:バリー・ソネンフェルド

 出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ララ・フリン・ボイル

 内容:5年前、相棒のKと地球の危機を救ったJの前に、セクシーで凶悪なエイリアン、サーリーナーが現れた。Jは現役時代の記憶を消されたままのKを復帰させて戦おうとするのだが・・・。

評価★★/45点

“こんなもんが世界で4億3千万ドル稼いじゃうんだからなぁ。やっぱエイリアンの陰謀なのか・・・”

「パラサイト」という映画で、イライジャ・ウッドがマジな顔して「メン・イン・ブラック」はエイリアンの陰謀で作られたんだあッ!と言ってたから・・。ハハ。。

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メン・イン・ブラック3(2012年・アメリカ・108分)WOWOW

 監督:バリー・ソネンフェルド

 出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、エマ・トンプソン、ジェマイン・クレメント

 内容:ある日、Kが忽然と姿を消した。そしてJは上司から「Kは40年前に亡くなっている」と告げられる。Jは、かつてKが捕らえ、月の刑務所に幽閉されていた最凶エイリアン・ボリスが脱獄したことと関係していると踏むのだが・・・。

評価★★★/65点

帰ってきたJKコンビというより帰ってきたバリー・ソネンフェルドという感の方が自分は強いのだけど、10年前と何ら変わりばえのしない演出は逆に懐かしさがこみ上げてきて思わずニンマリw。予想通りの画と予想以上のストーリーで安心して見ていられた。

ただ、今さらMIB!?という賞味期限切れ感は新機軸のシナリオの発想をもってしても頭のすみから消えることはなく、、女っ気がないのもマイナス要因だったし・・。

差し引きでこの点数かな。。

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カウボーイ&エイリアン

11102101_cowboys_and_aliens_00s 出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ、ポール・ダノ

監督:ジョン・ファブロー

(2011年・アメリカ・118分)WOWOW

内容:1873年、西部開拓時代のアリゾナ。荒野で目を覚ました一人の男。彼はすべての記憶を失い、左腕には奇妙な腕輪を着けていた。そしてなんとかたどり着いた町で列車強盗のロネガンだとして逮捕されてしまう。ところが、その夜、町の上空に未知の飛行物体が飛来、建物を破壊し町の人々を連れ去っていく。町を牛耳っていたダラーハイドは、ロネガンや手下を引き連れ追跡するが・・・。

評価★★/40点

こりゃあれだわ。ダウンタウンのアカン警察に出てくるアカン飯だわ(笑)。

ウエスタン納豆とSFアイスクリームをウネウネと混ぜたらどんな味がするんだろーっ!?

、、ってアカンわー!!

、、って始めから分かってるやろー!!ていうくだりがピッタリくる映画だったw

パラマウントにユニバーサルにドリームワークスと超メジャーが一同に会し、6人の脚本家が名を連ね、、って要するにタライ回しでしょこれって・・。

そんな難企画の映画が面白くなるはずがない(笑)。

まぁ、ウエスタン納豆の味の方が濃かったと思うけど、オイラにとって初のハリソン・フォード西部劇(ロバート・アルドリッチの「フリスコ・キッド」1979年に主演級で出ている)がこんな異色ものだなんてなんか残念・・・。

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インべージョン(2007年・アメリカ・96分)WOWOW

 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル

 出演:二コール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーザム、ジャクソン・ボイド、ジェフリー・ライト

 内容:ある日、スペースシャトルが原因不明の爆発を起こし、アメリカ全土にその破片が飛散した。しかも、その残骸の中には謎の生命体が付着していた。やがて、ワシントンで精神科医をしているキャロルのもとに、外見は同じだが夫が別人になっているのではないかと訴える人が相談に訪れる。最初は単なる妄想だと思っていたキャロルだったが、彼女の周りでも不可解なことが起こり始め・・・。

評価★★★★/75点

CGに金かけなくても、顔の表情ひとつでスリリングなSFサスペンスは撮れてしまうんだという発想と巧さには脱帽。無表情ってこんなに怖いんだ・・。

犯罪や戦争が消えた世界は、人間が人間でなくなった世界という皮肉めいたテーマも面白かったし、その中で様々な表情を内包しながら極限状況に追い込まれていくN・キッドマンの熱演にも思わず引きつけられてしまう。

宇宙ウイルスにより人間の感情がなくなり、戦争も貧困も殺人もなく苦しみのない世界が実現されるというくだりは、なにかロボトミー的なものを思わせるし、ヒトラーやらスターリンやらが行った全体主義国家の監視統制社会を匂わせていて、そこらへんは「es」(2001)、「ヒトラー最期の12日間」(2004)を撮ったドイツ人監督の特色が出ているのかなとは思った。

ただ、難点としては、ウイルスの目的が結局うやむやで分からないまま終盤の追っかけっこになだれ込んでいくことで、肝心のところがそれこそ無感情のままポイ捨てされたようなかんじで、それこそハリウッドじゃなくてドイツで製作されてれば、いろんな意味でもっとエグイ映画になったんじゃないかと思うんだけどw。

まぁ、でも総じて楽しめる映画ではあったかな。

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パラサイト

Parasite 出演:ジョシュ・ハートネット、ジョーダナ・ブリュースター、イライジャ・ウッド、ショーン・ハトシー

監督:ロバート・ロドリゲス

(1998年・アメリカ・104分)WOWOW

評価★★★/60点

内容:水を介して人間に寄生する謎の生物に7人の高校生が立ち向かう!

“青春ホラー映画のはずなのにお笑い映画がパラサイトしちまってるよ。。”

ロバート・パトリックの存在そのものがお笑いになっちゃってるし、可愛い女のコがどでかい怪物になるってだけでもなんだか笑える。そしてさすがのファムケ・ヤンセン・・・。

イライジャが真剣な顔してスピルバーグやソネンフェルドやエメリッヒはエイリアンなんだと言われてもねぇ、、しかもそこは納得する場面じゃなくて笑う場面やろ。

「メン・イン・ブラック」はエイリアンが作らせた映画なんだ!とかX-ファイルは本当の話をドラマ化したものなんだ!

、、ってイライジャくん、よく頑張ってあんなマジな表情つくって言うことができましたね。誉めてつかわす。

それにしても猛り狂った時の女は恐いわ・・・。

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ノイズ(1999年・アメリカ・109分)DVD

 監督・脚本:ランド・ラビッチ

 出演:ジョニー・デップ、シャーリズ・セロン、ニック・カサヴェテス、ジョー・モートン

 内容:宇宙飛行中に2分間交信が途切れるトラブルに襲われながら無事帰還した飛行士スペンサー。しかし、それ以来、スペンサーは別人のようになり、彼の新妻はその異常に気付き始める・・・。

評価★★/40点

シャーリズ・セロンの青い瞳しか印象に残らない。

2013年7月 4日 (木)

夢のシネマパラダイス425番シアター:ワーナーアニメ倉庫

ハッピーフィート

20070408_216348 声の出演:イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、ロビン・ウィリアムス

監督:ジョージ・ミラー

(2006年・豪/米・108分)盛岡フォーラム

内容:南極。皇帝ペンギンの住むエンペラー帝国。彼らは自分だけの心の歌でハートを伝えて求愛し、最愛の相手と巡り会うことで世代を継承してきた。ところが、ある夫婦のもとに生まれたマンブルは筋金入りの音痴で、皆から仲間はずれにされてしまう。そんな彼には唯一ダンシング~という才能があったが・・・。

評価★★★/60点

テーマに一貫性がないだとか安易な言葉を使いたくはないんだけど、この映画の地すべり的なかじ取りには思わず冷めてしまった・・・。

大団円で描かれるペンギンと人間のダンスコラボなんてドン引き(笑)。

「ベイブ」シリーズの監督だけあって人間との絡みを絵にしたいというのは予想できないことではなかったけど、ここで違和感を感じるのは“踊るペンギン帝国”という非現実のペンギン視点で描かれてきた物語が、後半一気に現実的な人間視点に転換してしまうことなんだよね。

作りものの世界観という前提のアニメとしての一線を超えちゃってるんだ。

そこらへんは例えば「トイ・ストーリー」(1995)や「モンスターズ・インク」(2001)を見れば一目瞭然なんだけど、非現実としての視点は絶対にブレないんだよね。これがブレちゃうと一気に世界観が崩れちゃう。

ただ、その中でそういう視点のブレ―非現実(作りものの世界観)と現実の相違―に挑戦し融合させて成功したのが「ベイブ」(1995)だった。キャラクターの擬人化を実写の中で描ききってしまったわけで、その中でCGの果たした役割は大きかった。

まぁ、それに携わった監督がフルCGで描かれた世界観の中でもできるやろと考えたのは想像に難くない。いわば「ベイブ」とは逆のことに挑戦してみようと考えたわけだ。

しかし、結果としては違和感ありありのものになってしまった。。

フルCGアニメという媒体で描かれるペンギン帝国というファンタジー世界の中で人間をエイリアンに見立てるところまではペンギン視点で描かれているのでまだ良いとしても、マンブルが動物園に“軟禁”されてからは一転して人間視点になってしまう。そこでテーマが完全に変容してしまうわけだよね。

そこに違和感を感じるか感じないかで評価も分かれてくるのだろうけど。個人的には違和感ありありだったと。。

しかしこれ、アカデミー賞で「カーズ」をおさえて長編アニメ賞を受賞してるんだ・・・。同じCGアニメの出来としてはどうみても「カーズ」の方が上なのに。。

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ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊(2011年・オーストラリア・100分)WOWOW

 監督:ジョージ・ミラー

 声の出演:イライジャ・ウッド、ロビン・ウィリアムズ、ハンク・アザリア、ブラッド・ピット、マット・デイモン

 内容:タップダンスの達人マンブルは、息子エリックがダンス嫌いなことに頭を悩ませていた。そんなある日、エリックが家出してしまい・・・。

評価★★★/65点

前作で指摘した人間視点へ転換してしまう気持ち悪さはファンタジー世界(ペンギンが踊る世界)が人間世界にも適用されてしまう気持ち悪さともいえ、それはつまるところ動物キャラをことさらデフォルメしないで描く実写志向によるところが大きいと思うのだけど、それを今回は実写の人間を出すという反則技wを使い見事に(?)解決してしまった。

さすがは「ベイブ」の監督だけのことはある。(「マッドマックス」を作った監督でもあるけど・・

また、よく踊りよく歌うだけの中身は相変わらずだけど、キャラ立ちが前作にも増して面白くできているのでそれだけでも十分楽しめてしまう。

はっきりいって主人公マンブルが脇役かと見まがうほどサブキャラが立っていて、鳥ペンギンの預言者スヴェンや元教祖さまのラブレイスはもとより、ウィルとビルのオキアミコンビが非常に秀逸で、さすがバナナマンだなって思ったww

これはスピンオフに期待だな♪

まぁ、全体的にみても地球温暖化など現実的な問題も絡めているし、安心して子供にも見せられる良作だと思う。

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ポーラー・エクスプレス(2004年・アメリカ・100分)DVD

 監督:ロバート・ゼメキス

 声の出演:トム・ハンクス、ノーナ・ゲイ、ピーター・スコラーリ

 内容:クリスマスイブの真夜中23時55分。サンタクロースの存在を疑う一人の少年の家の前に、轟音とともに巨大な蒸気機関車がやって来る。車掌は少年に「一緒にサンタクロースの国に行こう」と誘い、北極点へ一路向かうのだった・・・。

評価★★★/65点

80’sテイストのアナログなノリで走り抜けてほしかった気もするけど、あの時代がもはやノスタルジーとして語られるようになった今となっては、CGという黒魔法の極北に突き進んで満足する他ないのか、、と思うとちょっと哀しくなった。

でも、フォレスト・ガンプで羽毛を飛ばしたゼメキスが今回は切符を飛ばしてくれるとは乙なもんだね。

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