レアル・マドリー狂想曲第83番:2012-13シーズンを振り返って・・
今シーズンを一言で言い表すとすればこうなるよね。
なんてったって今季はこのブログで我が愛しのレアル・マドリーを取り上げるのはやっとで2回目なのだから、、って今シーズン終了だよ・・。いかに応援してる自分のテンションが低かったのかってことだよね
まぁ、序盤も序盤でバルサに独走を許してしまったリーガでの躓きに一気にテンションを下げられてしまったわけだけど、最初のリーグ4節で1勝1分2敗。この開幕1ヶ月の取りこぼしが最後まで響いてしまった。
第7節アウェイでのクラシコでなんとかドローに持ち込み勝ち点8差で踏みとどまったものの、年内最後の17節終了時には16差をつけられ、リーガは終焉。
そして、成績が上がってこないとつきまとってくるのがチーム内のゴタゴタ。レアルもご他聞にもれずやらかしてくれ、ますますこちらのテンションは下がっていった・・。
まずその先鞭をつけたのがロナウド。リーガ第3節で2ゴールを決めながらもゴールを祝わず、「悲しいから祝わなかった」発言で物議を醸した。
さらに今季のロッカールームのゴタゴタを象徴したのがキャプテンとしてチームを引っ張ってきたカシージャスと監督モウリーニョの確執だ。
第17節の年内最後の試合マラガ戦でスタメンを外され、次の新年最初の第18節ソシエダ戦も控えに回されるも、その試合でアダンが1発レッドで退場し、即スタメン復帰。その後数試合こなすも1月中旬に行われた国王杯で手指を骨折してしまい、レアルは急遽ディエゴ・ロペスを補強。2ヶ月半戦列を離れ、4月始めに戻ってくるものの、モウリーニョはディエゴ・ロペスを使い続け、結局その後1試合も使われることはなかった・・。
カシージャスが戦列を離れている間、正GKとして君臨し、クラシコやCLなどビッグマッチでも好セーブを連発したことからすれば、ディエゴ・ロペスをファーストチョイスで使い続けるというのはフツーのクラブでは当然のことだろう。
が、控えに回されるのがレアルとスペイン代表でキャプテンを務めるマドリディスモの体現者であるとすれば話はややこしくなってくる。いや、実際ややこしくなってしまった・・。
カシージャスを控えに回していることに関して、「監督にとって全ての選手は平等に1選手にすぎず、平等に扱われることを当然のごとく受け入れる選手とは何の問題も生じない。しかし、自分は他の選手よりも上の存在だと勘違いしている選手とは問題が生じる」とコメントし、カシージャスを暗に批判した。
それに対し、当のカシージャスは無言を貫き、ベンチに座り続けた。
カシージャスこそ、まさに真の男である!
一方モウリーニョは、カシージャスを擁護する発言をしたぺぺを干してしまう小っちぇえ男だぜww
結局チームをかき回すだけかき回してチェルシーに去っていったモウリーニョ。過去2シーズンで最強バルサと互角に渡り合えるまでにした手腕は認めなければならないが、目につくもの全てを敵とみなすやり方は、3シーズン目にして自チームのシンボルでさえも標的にしてしまう度を越したものになってしまった。
チャレンジャーとして臨むにはこの手法はそれなりに効果があるのだろうし、バルサに水を開けられていた最初の2シーズンはそれなりに上手く回っていたのだけど、リーガを制しCL優勝を狙う王者としての振る舞いを求められる今季のレアルにとってはもはや最大の害悪以外のなにものでもなかった・・・。
3月はじめに、1週間で国王杯クラシコ、リーガクラシコ、CLマンU戦を3連勝した時が今シーズンのハイライトだったな。
が、終わってみればリーガ2位、CLベスト4、国王杯準優勝かぁ。。うーん、、あともう一手が、、溜め息しか出てこないわなぁ・・。
しかし、選手たちは総じてよくやったと思う。
特に最終ラインをしっかり引き締めたSラモスと、今季も規格外の個人能力を発揮したロナウドがMVP級。
あとは、20歳のラファエル・ヴァランが大ブレイクを果たしたのが収穫か。
来シーズンはヴァランはもちろん、2年目のモドリッチにも期待がもてるし、怪我で今季ほとんど棒に振ったマルセロの復活にも大いに期待したい。
まぁとにかく早く新監督決めてくれないと。アンチェロッティ?バイエルンを最強に導いたユップ・ハインケス?はたまたジダンww??
いつ決めるの?
今でしょ!!いや、7月のプレシーズンまでホント時間ないんだってば
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