夢のシネマパラダイス109番シアター:ドリームワークスアニメ倉庫
プリンス・オブ・エジプト(1998年・アメリカ・99分)DVD
監督:ブレンダ・チャップマン、スティーヴ・ヒックナー、サイモン・ウェルズ
声の出演:ヴァル・キルマー、ミシェル・ファイファー、レイフ・ファインズ、サンドラ・ブロック
内容:ナイル川のほとりで奴隷の子として生まれた男の子モーセは、ひょんなことからエジプト王国の王子として育てられ、兄のラメセスと仲良く成長していく。しかし、やがて月日が流れ、自分が迫害されているヘブライ民族だったと知った彼は、奴隷の人々を引き連れて国を去る決意をするが・・・。旧約聖書が伝える出エジプト記の壮大な世界を描いたアニメ。
評価★★/40点
オールスター総動員に金かけるよりも、絵とシナリオ作りにその分の金と時間をかけろや!
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シュレック
声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、ジョン・リスゴー
監督:アンドリュー・アダムソン、ヴィッキー・ジェンソン
(2001年・アメリカ・94分)日劇
評価★★★☆/70点
内容:孤独ながら平穏に暮らしていた怪物・シュレックと、ロバのドンキー、美しく活発なお姫様のハラハラドッキドキの冒険ストーリー。第74回アカデミー賞で新設された長編アニメ映画賞を受賞した全編フルCGアニメ。ちなみに日本語吹き替え版ではダウンタウンの浜ちゃんがシュレックを担当。
“大人の観賞に堪えうると聞いて、どんなものかと観てみれば、なんやねん、屁こき&ゲップのベタ下ネタと今流行りのカンフーでつかみはOK牧場てなかんじやないけ。。”
ま、面白かったんですけどね。
どこぞのお国が意気揚々とつくった「ファイナル・ファンタジーでファイナルアンサー??」やらと比べたら天と地ほどの違いがあったわ。
こっちの方がちゃんと血が通ってるなと。それもこれもエディ・マーフィ様サマだったなと。
だってドンキーの顔がエディ・マーフィの顔に見えてきたくらいだもん。。
なんかめちゃくちゃ楽しそうに吹き込みしているエディ・マーフィの顔が浮かんできちゃった。それくらい生き生きしてたな、キャラクターが。
せめてエンドクレジットで声優の吹き込むシーンなんかを挿入してくれたら嬉しかったけど。
他のキャラは、、まあまあってとこかな。
しかし、往年のおとぎキャラたちはいただけなかった。血が通ってなかったもん。その点が大きなマイナス要素。表情の無いカカシが出てくるみたいなかんじで、個人的には相当無意味に思えました。
その点と、ラストで一生醜く暮らしましたとさ、というあれだけのブラックな毒舌で終わるのだったら、劇中もっとやらかしてくれてもよかったんじゃないのかマイク・マイヤーズさんと感じたのは自分だけではないだろう。
美女と野獣を逆手にとるのであれば、もっと暴れさせてもよいものを。
大暴れ男を演じてはいるが、実は根は優しく美女には目がないというデレ男風に描いてくれれば感情移入もしやすかったのに。
この2点を差し引くと★4つにはならず、★3.5ってとこですかね。。
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シュレック2(2004年・アメリカ・93分)MOVIX仙台
監督:アンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー、コンラッド・ヴァーノン
声の出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース
内容:前作でめでたく結ばれたシュレックとフィオナ姫のもとに、フィオナ姫の両親ハロルド国王とリリアン王妃から結婚を祝う舞踏会の招待状が届く。そして2人はドンキーを引き連れ両親の暮らす“遠い遠い国”へ赴くことに。しかし、ハンサムな王子の登場を期待していた国民はシュレックの容姿を見て愕然、国中に動揺が走る。さらに、フィオナ姫と結ばれるはずだったチャーミング王子と、その母ゴッドマザーが2人の仲を裂こうと画策し・・・。
評価★★★/65点
面白いっちゃあ面白いんだけども、後にまでは尾を引かない。
ピクサーアニメは50年後にも変わらず残っているだろうが、これは悲しいかな時代を超えて生き続けるような代物ではない。
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マダガスカル(2005年・アメリカ・86分)WOWOW
監督:エリック・ダーネル、トム・マクグラス
声の出演:ベン・スティラー、クリス・ロック、デヴィッド・シュワイマー、ジェイダ・ピンケット・スミス
内容:ニューヨークの動物園で快適な生活を謳歌しているライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアの仲良し4頭組。そんなある日、マーティがテロリストのペンギンたちと動物園を脱走。連れ戻そうと後を追ったアレックスたち共ども街中で捕らえられてしまい、船に乗せられてしまう。さらに、ひょんなことから4頭はマダガスカル島へと流れ着くのだが・・・。
評価★★★/60点
見せ場の連チャンがないと間がもたないかのようなせわしなさは、まるで狭い檻の中でグルグル回っているだけの動物を見ているかのよう。
アニマルキャラの擬人化は上手いと思うが、もうちょっと観る子供を信じて落ち着きをもって作ってもらいたいもんだ。。
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シュレック3(2007年・アメリカ・93分)WOWOW
監督:クリス・ミラー
声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース
内容:遠い遠い国で幸せな生活を送っていたシュレックとフィオナ。だがある日、フィオナの父ハロルド国王が病に倒れてしまい、シュレックが後継者に指名されてしまう。しかし王様なんてまっぴらごめんのシュレックは、もう一人の王位継承者アーサーを探しに悪友ドンキーと長ぐつをはいた猫を連れて旅立つことに。一方、王国では王位を狙っているチャーミング王子が、おとぎ話の悪役たちをけしかけて王座を狙おうとしていた・・・。
評価★★/45点
“おとぎの国にまで勝ち組と負け組を持ち込まれるといささか萎えちゃう。。”
いい加減シュレックをたらい回しにするのはやめれ、ドリームワークスさん(笑)。。
もう完全にネタ切れやろ・・・。新しいの創造せーや、、って4作目もいくんかいっ
P.S...キューピーマヨネーズが腐りかけて変色したらシュレックの赤ん坊になりそう、、、オェッ。。
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カンフー・パンダ(2007年・アメリカ・92分)WOWOW
監督:マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン
声の出演:ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、ルーシー・リュー、ジャッキー・チェン
内容:平和の谷の村に住むカンフーおたくのメタボパンダ、ポー。ある日、悪のカンフー使いタイ・ランが脱獄し、翡翠城にある龍の巻物を狙って平和の谷を襲おうとする。危機に陥った村では、武術大会が開かれ、タイ・ランと戦う龍の戦士を選ぶことになったが、ひょんなことからポーが龍の戦士に選ばれてしまい・・・。
評価★★★☆/70点
“食べ物が美味そうな映画にハズレはない!”
龍の戦士デブパンダに、タイガー、モンキー、カマキリ、ヘビ、ツルの5匹のカンフーマスター、老師レッサーパンダ、復讐の鬼ユキヒョウ、導師ゾウガメ。。。
これらのキャラを駆使してTVゲームをしたいくらい世界観はよく出来ていて、ベタベタに見えつつもかなり細部まで凝っていて楽しめてしまった。
まぁ、基本フォーマットはどっからどう見ても「スター・ウォーズ」なんだけど(笑)。
シーフー老師とタイ・ランのバトルなんて、マスター・ヨーダとダークサイドに落ちていくアナキンのバトルそのものだし。じゃあ、主人公ポーは、、、ジャバ・ザ・ハット!?んなアホな。。
また、カンフーアクションも各キャラの特徴を巧く引き出しながらコミカルさも加えつつ見応えあるシーンになっていて、しかもコミカルカンフーのレジェンド、ジャッキー・チェンが声を当てているんだから、もう面白くならないはずがない!!
見る前はちょっとバカにしてたけど、「秘伝なんてものは存在しない!今ここにいる自分が全て!真の強さは自分の中にしかない!自分を信じろ!」という直球メッセージもちゃんと響いてきたし、なかなかの良作だったように思うな。
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シュレック フォーエバー(2010年・アメリカ・93分)WOWOW
監督:マイク・ミッチェル
声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース
内容:最愛の妻フィオナと3人のかわいい子どもたちと幸せに暮らしているはずだったシュレック。だが、実情は子供の世話や家事に追われる窮屈な日々・・。そして、怪物としての在りし日の勇姿に思いをめぐらすシュレックに、一人の男がある契約を持ちかけてくる。それは一日だけ恐ろしい怪物としての時間を取り戻すことができるというものだった。シュレックは速攻で契約書にサインするが、途端に別の世界の“遠い遠い国”に飛ばされてしまう・・・。
評価★★☆/50点
自分のいない世界を垣間見ることで普段の何気ない幸せに気付くというプロットは「素晴らしき哉、人生!」(1946)はじめ古典的なネタということもあって、シリーズの中では1番まともなお話になってはいる。
しかし、アンチディズニーをうたっていたはずが味も毒気もなくなって完全にディズニーアニメになってしまっては元も子もない。
気の抜けた炭酸を飲んでしまった気まずさが少々イタイ・・・。
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カンフーパンダ2
声の出演:ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ルーシー・リュー、ジャッキー・チェン、ゲイリー・オールドマン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム
監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
(2011年・アメリカ・90分)WOWOW
内容:前作で龍の戦士となり、マスター・ファイブに名を連ねることになったポーの前に新たな敵が現われる。オオカミを見方に引き入れ、どんなカンフーの技も吹き飛ばす武器を開発し、世界征服を狙うクジャクのシェン大老だ。さっそくシーフー老師の指示で、シェンの野望阻止へと向かうのだが・・・。
評価★★★/65点
ジブリやピクサーとは比べものにならないまでも、良質かつ健全なファミリー向けアニメとして、あるべきひな形を示してくれるという点で間違いなく良作の部類に入る。
飛翔、跳躍、落下、回転といったアニメにしかできないアニメ本来が持つ強みを最大限に活かしたアクションは小気味良く爽快だし、テンポよく繰り出されるユーモアもストーリーに程よく絡んでいてハズレがない。プロットがベタベタすぎて、やや突き抜けた面白さには欠けるものの安心して見ていられる。
マスターファイブの面々をはじめキャラ立ちも良いのでまだシリーズ化いけるでしょww
個人的には嫁さんに食べられる運命にあるwマスター・カマキリがお気に入り♪
しかし、これほどの豪華声優キャストを集めたんだから、このメンツで実写カンフーアクション映画見たいなー。ジャッキーvsヴァンダムなんて夢のようじゃん!
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