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2013年2月24日 (日)

夢のシネマパラダイス180番シアター:いまだに長澤まさみに萌え~~!

モテキ

20120323dvdbd__1_出演:森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、満島ひかり、菊地凛子、新井浩文、金子ノブアキ、リリー・フランキー

監督・脚本:大根仁

(2011年・東宝・118分)WOWOW

内容:金なし夢なし彼女なしの31歳草食系男子・藤本幸世。派遣社員を辞めてライターとして働き始めるが、新しい出会いもなく。。しかしそんなある日、突然“モテキ”が到来した!キュートな雑誌編集者のみゆき、彼女の親友で清楚な年上OLるみ子、ガールズバーの店員・愛、ドSな先輩・素子というタイプの異なる美女たちと急接近し、浮かれまくる幸世だったが・・・。

評価★★★/60点

自分の恋は自分でつかみ取れ!という今どきの月9でも描かないようなド直球なアラサー版青春映画に着地しちゃったけど、J-POPをはじめとするサブカルとコラボした妄想カラオケミュージカルといっていい前半はノリにノッた面白さだった。

しかし、この映画にとってそんな分析はどうでもいい。

なぜならこの映画は長澤まさみその人によってのみ記憶されていくべき作品だからだ。それくらい長澤まさみは神レベルの可愛さ&世界遺産レベルの色気があった。

よく明石家さんまが理想の女性のタイプを妄想全開で面白おかしく言うことがあって、そんな人おらんやろーって総ツッコミ受けるオチがつくんだけど、ここにおったよw!まさに男子全員の理想のタイプ

長澤まさみ演じるみゆきの出演シーンだけをまとめたDVDあったら即買いしちゃうわw

すいません、ドロンしまーす!シュシュシュシュー

、、今度やってみようかな

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岳-ガク-

C0fe825fs_2  出演:小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、石田卓也、石黒賢、市毛良枝、渡部篤郎

監督:片山修

(2010年・東宝・126分)

内容:雄大な北アルプス山系を住処とする男・島崎三歩(小栗旬)。誰よりも山を愛する彼は、山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っていた。そんなある日、山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美(長澤まさみ)がやって来る。彼女は新人女性隊員として着実に成長していくのだったが・・・。

評価★★★/65点

マンガの真面目で淡々とした語り口を逸脱しない作風は好感がもてるし、映し出される山々や登攀シーンは実写ならではの迫力があって見応えがある。

また、原作同様バンバン人の死が描かれるのだけど、人の死がすぐそこにあるというストレートな自然の残酷さと同時に、自然の素晴らしさ、登山の魅力がさわやかに描かれている点も買いだし、山を下りれば地図さえ読めない三歩のキャラも面白く、演じる小栗旬も頑張っている。

しかし、どうしてもこの点数になってしまうのは、原作の一話完結エピソードをちょっと詰め込みすぎたかなぁ感が強くて、しかもそれがワンパターンなのでそっけない印象を持ってしまうんだよね。

まぁ、娯楽映画としては正しいつくりだとは思うんだけど、もうちょっと人物に寄って描いた方がよかった気が・・・。

ここまでがこの映画本来の見方。

で、通の見方ってのが、自然の脅威にいたぶられる長澤まさみを見て萌え~ていう見方なんだよね、ウンw

必死こいて垂直な崖をよじ登るその後ろから抱きつきたいゼー!元カレに殴られ顔面血だらけになったまさみ(呼び捨てw)はオレが守るゼー!遭難者の足を切断する時の狂気の顔がたまらなくイイぜー

はては、一瞬あの世にイッちゃったまさみに心臓マッサージしたいぜーッ!、、ていう見方です

不死身の長澤まさみは永久に不滅です!

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涙そうそう

T0004725 出演:妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、塚本高史、橋爪功、小泉今日子

監督:土井裕泰

(2006年・東宝・118分)WOWOW

評価★★★/55点

内容:沖縄。いつか自分の店を持ちたいと夢見る青年・洋太郎のもとに、高校に合格した異母妹のカオルがやって来て同居することになった。ジャズマンの父親は姿を消し、母親も2人が幼い頃に他界してしまっており、以来どんなことがあってもカオルのことは自分が守ると心に誓った洋太郎。そんな洋太郎はカオルを大学に通わせるために、苦境に遭いながらも昼夜を厭わず働くのだったが・・・。

“「純愛」「兄妹愛」というそれらしいキャッチフレーズを笠に着たトンでも映画”

オイラみたいに萌え度200%の長澤まさみの一挙手一投足を思う存分堪能するにはこれ以上ないもってこいの出来だが、ふとそこから目を転じると、何の実りもない抜け殻のようなエイガが横たわっているばかり。

奇しくもセカチューには長澤まさみが出ているが、セカチューから火の付いた純愛路線映画もついにここまで形骸化してしまったかというかんじ。

洋太郎とカオルの関係性はもちろんのこと、洋太郎と恋人の恵子、カオルと蒸発した父親の関係性などすべてにおいて描き方が希薄で、まるでお触り程度に抑えておいても“純愛”“兄妹愛”という看板を盾に取れば観客も納得するから大丈夫、、、とでも言わんばかりの子供だまし映画に仕上がっている。

その最たるものが洋太郎の死という映画のオチで、これはもうはっきりいって出来の悪い映画の体を保つために映画に抹殺された茶番劇といってよく、これで泣きなさ~い~言われても土台無理がある。

とにかく“純愛”=清く正しく美しく清潔感あふれる関係性というもっともらしい構図がさらなる退化をみせ、そういう関係性を描くには人と人とのつながりをあまり突っ込んで描かなければいいという本末転倒な考え方が跋扈するような純愛をうたう映画なら、そんなのはもう作らない方がよい。

しかし、よくもまぁこんな見えすいた映画を作れたもんだよ、と逆に感心しちゃうんだけど、沖縄という土地の薫りと長澤まさみの「ニィニィ」連呼にうまくカモフラージュされちゃったかな。

長澤まさみじゃなかったら★2つでもいいくらい。

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タッチ(2005年・東宝・116分)WOWOW

 監督:犬童一心

 出演:長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太、RIKIYA、風吹ジュン、小日向文世

 内容:高校生の上杉達也と和也は双子の兄弟で、幼なじみの浅倉南とは家もお隣さん同士の仲。スポーツ万能&成績優秀の弟・和也は野球部のエースとして甲子園出場を目指しており、マネージャーの南も和也をサポートしていた。一方、そんな弟に何をやってもかなわない兄・達也だったが、和也と同じく南に想いを寄せていて・・・。あだち充原作の同名コミックの映画化。

評価★★/40点

“和也の事故シーンをわざわざ律儀に撮らなければならなかったこと自体、すでにこのアニメの映画化の限界が露呈してしまっている。”

原作でストーリーなり世界観なり、全てにおいて鉄板ともいえる定型の枠と起承転結がすでに出来上がっちゃってるので、変に設定変えたり冒険することが土台無理なんだよねこれは。

2時間枠の中で実写化するには到底ムリがある。そんなの初めっから分かってたことなんじゃないのか製作側も。

なのにこんなの映画化して何の意味があるんだ・・・。

いや、、あるぞ。ある!ある!ある!

南じゃなくて、長澤まさみその人。

長澤まさみにとってのアイドル映画が世に1本くらいあってもいいんちゃう。

、、と、勝手に決め付ける以外、ホントに見所が皆無の映画です・・・。

2013年2月11日 (月)

夢のシネマパラダイス106番シアター:特攻野郎Aチーム THE MOVIE

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

Img_548019_34556633_0 出演:リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ジェシカ・ビール、シャールト・コプリー、パトリック・ウィルソン

監督:ジョー・カーナハン

(2010年・アメリカ・118分)WOWOW

内容:戦略家のハンニバルをリーダーに、調達野郎の二枚目:フェイス、飛行機大っ嫌い野郎のメカニック:B.A.、変人野郎のパイロット:マードックで結成された米軍特殊部隊“Aチーム”。今回のミッションはフセインが作った偽ドル札の原版の奪還。あっさりと成功させたAチームだったが・・・。

評価★★★/60点

オッサン版チャーリーズ・エンジェルといった趣だけど、あらゆるツッコミを無効にしてしまうほどの荒唐無稽なバカ一直線映画になっていて、頭カラッポにして見ればそれなりに楽しめる。

安っぽいリーダー、女たらし、強面怖がり屋、イカレポンチと4人のキャラが十分すぎるほど立っているので、ありえない展開&アクションも悪ノリ感覚で見れてしまう。

ただそのぶん、敵のキャラ立ちがかなり弱いのが難点か。バカに対抗するにはその上をいく真剣なバカキャラをあててほしかった。

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チャーリーズ・エンジェル

P1_01 出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ビル・マーレイ

監督:マックジー(McG)

(2000年・アメリカ・98分)DVD

内容:決して正体を現さない謎のボス“チャーリー”のもとに、最高の頭脳と強さを持つ3人の美しいエージェントが集結した!’70年代に一世を風靡したテレビシリーズのリメイク。

評価★★★/60点

個人的には、ベッドで男以上に激しいというディラン(ドリュー)のハミ乳ドライバーズファッションとヨーロレッリホー♪ファッションがイケてる。

あとは、なんだろう。ドリューの男装姿がジェームズ・スペイダーに似てたってことと、ルーシー・リューの役柄っていつも同じかよってことと、日本版チャーリーズ・エンジェルだったら誰がいいかなくらいしか感想が出てこないな。。

ま、お気楽に観れてそこそこ面白いのってそうなかなかあるもんじゃないし、そういう意味では良かったかも。

ちなみにオイラが考えた日本版チャーリーズ・エンジェルキャスト!

ボスレー 船越栄一郎

ノックス 中居正広

髪の毛フェチ男 阿部寛

敵の女 黒木瞳

マッサージ気絶男 中尾彬

ナタリー 篠原涼子

ディラン 綾瀬はるか

アレックス 仲間由紀恵

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チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル

Mo1976 出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーア

監督:マックジー(McG)

(2003年・アメリカ・107分)DVD

評価★★/45点

内容:テロリストに拉致された政府要人救出と、証人保護プログラムのアクセスアイテムの指輪奪還が今回の指令。前作からアクションやCGがさらにパワーアップしている感はあるが、それもこれもデミ・ムーアの怪演っぷりのおかげ!?

“疲れてる時には観ない方が良い。余計に激疲れするから・・・”

実際の彼女たちよりも自分が年下だからなのか、あるいは前作より3人が年くったからなのか分からないけど、、今回は全く魅力を感じなかった。。

ヤクやってるハイな姐さんてかんじで。

元締めデミもケバイねぇ。。

2013年2月 2日 (土)

夢のシネマパラダイス511番シアター:青春音楽物語

BECK

Img229a29f9zikbzj 出演:水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理、松下由樹、中村獅童

監督:堤幸彦

(2010年・松竹・145分)WOWOW

内容:つまらない日々を送る平凡な高校生コユキ(佐藤健)。そんな彼は、ひょんなことからニューヨーク帰りの天才ギタリスト、南竜介(水嶋ヒロ)と出会い、次第に音楽にのめり込んでいく。そんな中、新バンドのメンバー探しをしていた竜介は、ボーカルの千葉(桐谷健太)とベースの平(向井理)をスカウト、飼い犬にちなんで命名したバンド“BECK”を結成する・・・。

評価★★/40点

好きな漫画ベスト10に必ず入れたいほどお気に入りなBECKを20世紀少年を監督した堤幸彦がどう料理するのか期待していたのだけど・・・。

キャスティングに関しては20世紀少年同様に非の打ちどころがないもので、マンガからそのまま出てきたようなかんじで大変ヨロシく、カンニング竹山の斉藤さんを見たときはドツボで思わず爆笑。

が、良かったのはキャスティングだけで、肝心の中身はスッカスカ。

マンガのトレースを意識するあまりボルテージが上がっていかないただのチャラい映画になり下がってしまった。

音の出ないマンガにおいては動線や擬音を駆使したスピード感、汗の張り付いた顔やギターを弾く指の動きのアップ、下からあおったり上から見下ろしたりするアングル、変則的なコマ割りなど様々に見せ方を工夫してリズムとメリハリをつけて音を描かずに音を聴かせている。また、観客の反応や周りの解説、舞台裏のドラマなどで底上げしボルテージの上がったところでいざ演奏と、細かいディテールの積み重ねでマンガとしてのリアリティとテンションを引き出しているのだ。

しかし、映画の方はこのマンガとしてのリアリティを映画におけるリアリティに転換できていない。というかしようとさえしていない。

それはコユキのボーカルを無音にするというのもそうだけど、それ以前に音楽に付随するドラマがあまりにも平板で説得力や切実感に欠けるのだ。

マンガチックな世界観をいかにリアリティあるものにしていくか、例えば社会のルールや決められたレールの上から逸脱しても自分の直感を信じて生きることの意義を竜介がアツく語る場面があったけど、ならばコユキが高校を自主退学するくだりは絶対入れなければならないはずだし、マンガではほとんど触れられなかったコユキの家族についても描く必要性はあったはずだ。

ヘンテコな外人を出すよりも描かなければならないことがあったはず・・。

役者は悪くはない。しかしこの映画には覚悟というものがなかった。

エンディングで流れるオアシスのDon't Look Back In Anger♪に見合うドラマを見たかった。

P.S.コユキの歌声は、BSマンガ夜話での推測によれば透明感のある高音だという。ならば清水翔太あたり!?オーディションやって探し出してこいよー・・ったく。。

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ソラニン(2010年・日本・126分)DVD

 監督:三木孝浩

 出演:宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩、ARATA

 内容:都内の会社に勤める芽衣子はフリーターでバンドマンの種田と付き合って6年。大学時代に軽音サークルで知り合った2人は、多摩川沿いの小さなアパートで一緒に暮らしていた。そんなある日、芽衣子は嫌気の差していた仕事を辞めることに。一方、種田もバイトしながらバンド活動を続けていたが、バイトを辞めてレコーディングに集中し、今回のチャンスを掴めなければバンドを解散することを決意する・・・。

評価★★★/60点

サビに入る前のAメロBメロだけで成り立っているような、、いや、もっといえばAメロに入る前の前奏だけを延々かき鳴らしているような映画といえばいいだろうか。

かなり体温の低いスローな展開なのだけど、これがこの作品の世界観なのだろうか。

だとしても芽衣子(宮崎あおい)がライブでソラニンを熱唱するクライマックスまでもがこのテンションで描かれてはたまったものではない。モラトリアムからの脱却と新たな人生の出発点、それら彼女の存在証明をかけた魂の叫びであるはずなのに、ここに回想シーンをかぶせてくるというのは一体全体どういうことなのか・・。

この演出で映画は一気に凡庸なものに成り下がってしまった。

もー、結局あおいタンをガン見するためだけの映画になっちゃったじゃないか・・・w

しかし、、タバコをくゆらすあおいタンもクゥ~~ッ、イイ

でも、芽衣子と種田の同棲生活の描写は自然なかんじでかなりよく出来てたと思う。エッチになだれ込んでいくくだりとか、あー分かる分かるwってかんじだったし。

そういう日常描写は秀逸だったんだけど、その中から種田の静かな心のもがきみたいなものがちゃんと伝わってくればもっと心に残る映画になったと思うんだけどね・・。

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NANA

Nana 出演:中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴、松山ケンイチ、平岡祐太、伊藤由奈、玉山鉄二、松田龍平

監督:大谷健太郎

(2005年・東宝・114分)MOVIX仙台

評価★★★★/80点

内容:何よりも恋を優先し、東京にいる彼氏のもとに向かう小松奈々と、ロックシンガーを目指す大崎ナナは上京する新幹線の中で偶然出会った。その後、引っ越し先の部屋でも再会を果たし、結局2人は一緒に暮らすことに。性格も生き方も対照的な2人だったが、20歳同士で同じ名前だったこともありすっかり意気投合していく。。。

“隠れNANAファンだったオイラがNANAファンを公言してはばからないようになったのは、この映画化のおかげと言っていい。。”

隠れキリシタンじゃないんだからさ(笑)。

でもよくよく考えてみればおかしな話だよな我ながら。今1番好きなマンガは何?て訊かれたら「BECK」て答えるこのオイラが、似て非なるものとはいっても同じバンドものに括っても差し支えないであろう「NANA」を読んでどこが悪いっつう話やん。

ただ、似て非なるもの、と述べたようにバンドものとして見た場合、BECKとNANAには青年マンガと少女マンガの違い以上の違いがあると思う。

BECKのそれがホンモノならばNANAのそれはファッションと言うことができると思う。BECKはロックそのもの、NANAはロックが醸し出す空気感とオーラを描いていると言い換えることができると思う。だからバンドものオンリーでみるならばBECKの方が断然おもしろいと公言してはばからないわけで。

じゃあ、NANAにとってのホンモノって何かと考えると、やはりホレやすいハチと一途一直線なナナという好対照な2人の存在感に行き着く。

そして磁石の対極が吸い付くようにお互いに引き合って、絆という友情と強力な磁場を形成していき、そこに吸い込まれていくトラネス、ブラストのメンバーたちとともにある種の運命共同体を形作る。

しかもそれは内に閉じこもるのではなく、ビッグバンのごとく外に向かって拡がっていくのだ。

悲劇を予想させる回想形式をとっていることも含めてNANAの世界観の凄いところは、この点にこそあるのだと感じるし、男の自分でもなんなく読めてしまう要因もそこに求められるのだろう。

かつて少女マンガは映画化されにくいと言われてきたものだが、このマンガは逆に映画化しやすい格好の世界観を有しているのだと思う。

そして案の定、映画を観て、やはり自分がNANAに感じた思いに間違いはなかったなと嬉しくなってしまった。

NANAではまさに強力な磁場の醸成場ともいえる恒例の麻雀大会をしっかり出してきたところとか、特にラストのまとめ方に関しては言うことなし。まさに運命共同体が形づくられた歴史の瞬間の1コマで締めてくれたのだから。

また、NANAに対する再確認といえばいいだろうか、やはりNANAというENDLESS STORYは、ハチの物語だけで成立するものではないし、同じくナナの物語だけで成立するものでもない、人間の(おそらく観ている自分自身の)強い部分と弱い部分を補完しあう2人を軸として結ばれなければ成立しないのだということをしっかり確認することができたのも大きかった。

映像として見るとよぉく分かったな。ナナ(中島美嘉)のパートなんて下手すると生理的にも感覚的にも大っ嫌いなDeep Love劇場版のにおいが漂って来かねなかったからなぁ(笑)。

また、NANAにおけるバンドというのはファッションにすぎないと言ったけど、映画を観て、ボーカルに関しては中島美嘉、伊藤由奈というホンモノキャストで何も言うことはないけど、男連中は、、なんだろう、ファッションというかマンガの記号そのものというか。。

タクミ(玉山鉄二)くらいか、うなずけたのは、、、って出番少ねっ。。

しかし、そういう点に違和感を感じることはあったけど、それが1つの大きな穴になることはなく、終わり良ければすべて良しじゃないけど上手くまとめ上げてくれたなというかんじ。

ともかくナナとハチの超強力磁場世界には何ものも抗うことはできないのだ!

それが言いたかった。。

Posted at 2005/09/25

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NANA2(2006年・東宝・130分)WOWOW

 監督:大谷健太郎

 出演:中島美嘉、市川由衣、玉山鉄二、姜暢雄、丸山智己、本郷奏多、成宮寛貴、伊藤由奈

 内容:彼氏にフラれたハチを励まそうと、ナナはハチの憧れのバンド、トラネスのタクミ(玉山鉄二)との出会いをプレゼントする。が、そんなある日、仕事をクビになってしまい落ち込むハチは街で偶然再会したタクミと一夜を共にしてしまい・・・。

評価★★/40点

“どっかのホストクラブにいそうなイケメンのチャラ男とナヨナヨしたブリブリ娘のデキちゃった婚を映画で見せられるのははっきりいってツライものがある。”

一個の映画のストーリーとしてはキビシイと言わざるをえない。

少女マンガのドロドロ劇と陰の部分をまともに描いちゃうとこうなるのかもしれないけど、前作が甘酸っぱい青春&友情ストーリーとして確固とした世界観を確立していただけに今作の出来はちょっとしんどいねぇ・・・。

さらにハチ、レン、シンという要となる主要登場人物の配役交代も続編企画としてはあってはならないものだろう。

市川由衣のハチは原作マンガにより近い雰囲気やキャラクターになっていて最初はすんなり見れたし、なにより萌え度は確実にアップしてたから個人的にはよかったけど、映画が進むにつれて宮崎あおいのハチの方で見たい、という欲求が高まっていってしまったのもたしかで・・・。

いろんな意味で残念という言葉しか浮かんでこない作品になっちゃったな。残念・・。

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東京フレンズ The Movie

P0001261 出演:大塚愛、松本莉緒、真木よう子、小林麻央、瑛太、平岡祐太

監督:永山耕三

(2006年・松竹・115分)盛岡フォーラム

評価★★/35点

内容:東京への漠然とした憧れを抱き、高知の小さな町から上京してきた玲(大塚愛)は、演劇人を目指すひろの(松本莉緒)、OLの涼子(真木よう子)、美大生の真希(小林麻央)らと出会う。やがてギターの隆司(瑛太)に誘われ、バンド「サバイバル・カンパニー」にヴォーカルとして加わった彼女は、夢に向かって歩き出すが・・・。

“目玉焼きにはソースやろ!”

大塚愛の大FANであるオイラからすると、彼女が映画に出てるってだけで大満足、、、といきたいところなのだが、これはあまりにもヒドすぎた・・・。しかし、大塚愛をスクリーンいっぱいに見れたので大甘も大甘の星2っつで。。

でも、なんというか、ユルユルで偏差値低いNANAを見せられたというか、こういうバカ映画を見たのも久々やな(笑)。

とにかくそれぞれの登場人物のプロットに説得力と整合性が感じられないばかりか未回収の中途半端なものになってて、その最たるものが玲(大塚愛)と隆司(瑛太)のNYでのバカップルぶりなのだけど、玲がNYに殴り込みに行く理由もそれを簡単に許しちゃうバンドメンバーの善人ぶりも、隆司の記憶喪失ごっこも、あげくの果てにバンドほったらかしてNYでラブラブ生活!?お店開いちゃおっか、、、って、お前らアホか

そしてハードゲイをカミングアウトする佐々木蔵之介キャラの意味の分からなさ(笑)。北村一輝だろ、フツー。ってそこかよ・・・

とにかくこれだけの豪華キャスト揃えておきながらフツーに見れるのが真木よう子だけって、いったい・・・。

いや、大塚愛ちゃんは悪くないんだよ。シナリオが悪いだけで、、と一応フォロー。。

ただ、、目玉焼きにマヨネーズはないんちゃうか・・・!?

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アイデン&ティティ(2003年・日本・118分)WOWOW

 監督:田口トモロヲ

 出演:峯田和伸、麻生久美子、中村獅童、大森南朋、マギー、岸部四郎

 内容:作詞作曲を手がけるギターの中島、ボーカルのジョニー、ベースのトシ、ドラムの豆蔵の4人組ロックバンドSPEED WAYは、バンドブームに乗ってメジャーデビューを果たし、ファーストシングル「悪魔とドライブ」もヒットして順調な滑り出しを切っていた。しかし、大衆ウケする歌として「悪魔とドライブ」を作ったはいいものの、本当に歌いたい歌との狭間で悩み続けた中島は次の曲作りに悩み続けていた。そんなある日の夜、ボブ・ディラン風の“ロックの神様”が目の前に現れて・・・。みうらじゅんのコミックをクドカン脚本で映画化した田口トモロヲ初監督作品。

評価★★☆/50点

SPEED WAYの音にもアフロ中島にも全くシンパシーを感じないのはともかくとして、中島の彼女・麻生久美子が中島のことをキミ呼ばわりするのがいちいち癪に障ってしかたなかった(笑)。

自称ボブ・ディランがハーモニカで奏でる言葉も、、、相田みつをじゃないんだからさぁ・・・。

トイレであのハーモニカが鳴ったらハッ倒すよ。カレンダーでイヤでも毎日見てんだから相田みつをの言葉(笑)。

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この世の外へ クラブ進駐軍(2003年・松竹・123分)WOWOW

 監督・脚本:阪本順治

 出演:萩原聖人、オダギリジョー、松岡俊介、村上淳、MITCH、前田亜季

 内容:敗戦直後にジャズバンド「ラッキー・ストライカーズ」を組んだ若者たちを主人公に、人生の困難と美しさを描く。サックスの広岡健太郎や「ベースのジョーさん」こと平山たちは、アメリカ進駐軍のクラブ演奏を糧に生活していた。だが、ピアノの明が別のバンドに引き抜かれ・・・。

評価★★★/60点

“アメリカ兵がイチャモンつけたくなるのも理解できるくらいラッキー・ストライカーズのパフォーマンスがショボすぎ。”

もうちょっとなんかこうグヮッとくるものがないんだよなぁ。ここ最近のジャズ人気に便乗しただけなのか!?

それともここ最近「BECK」を読みふけってるがための過剰な思い違いなのか・・・。にしてもジャズが付け焼き刃のように見えて仕方なかったな。

ジャズを支点にして話が展開していくことからも、なおさらそれが気になった。

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