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2012年12月31日 (月)

夢のシネマパラダイス204番シアター:ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク

371a232968a7dfdf9f8c8e81157b3c39 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ルーニー・マーラ

監督:デヴィッド・フィンチャー

(2010年・アメリカ・120分)WOWOW

内容:2003年。ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグは、恋人にフラれた腹いせに、女子学生たちの顔写真を並べてランク付けするサイトを作ってしまう。しかしそのサイトには瞬く間にアクセスが集中、マークの名は学内に知れ渡る。そして彼の技術に目を付けたエリート学生に、学内の出会い系サイト立ち上げへの協力を持ちかけられるが、マークはそれを蹴って寮の親友エドゥアルドと学生達の交流の場となるウェブサイト“フェイスブック”を立ち上げる。するとそれは瞬く間に登録者を増やし、急速に拡大していくのだったが・・・。

評価★★★/60点

FacebookはおろかSNSさえ全く疎いオイラは、こいつらがいったい何をしゃべくりまくっているのか、何をそんなに揉めているのかイマイチ理解できず・・・。

天地がひっくり返ってもハーバード大生になれないオイラは三流大学と揶揄されるエリカ(ルーニー・マーラ)にしか感情移入できなかった。

怒涛の会話劇で2時間引っ張るデヴィッド・フィンチャーの手腕には脱帽するしかないんだけど、会話劇であらわになるべき内面が全く見えてこず、ただただ正論を振りかざすザッカーバーグと蚊帳の外からブーブー口出しをしてくる取り巻き連中の通じ合うことのない状況しか描かれない120分はやはり退屈で・・・。

120分にわたって表情ひとつ変えないばかりか心情のひとつさえ吐くことのないザッカーバーグをそう描くことに決めたフィンチャーのしたたかな意図を読み解くのは難しい。

しかし、次から次へ新たなコミュニケーションツールが開発されネットがソーシャル化していく一方、下世話で殺伐としたディスコミュニケーション環境と自意識が肥大化していくアンソーシャルな実社会を皮肉る象徴としてザッカーバーグというキャラクターが形作られたのかもしれない。

エリカのフェイスブックページに友だち申請するザッカーバーグの人間的な行動(しかしここでも表情はあくまで虚ろ)で終わるラストからは、しゃべれどもしゃべれども伝わらない空虚な天才の本音が垣間見えて気の毒に思えたw

まぁ、でも平均年齢60以上のアカデミー会員の脳ミソに近いオイラは、主人公がどもって×2どもりまくる「英国王のスピーチ」の方をとってしまうんだなぁ

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(ハル)

Img_1489355_62550124_0 出演:深津絵里、内野聖陽、山崎直子、宮沢和史、戸田菜穂

監督・脚本:森田芳光

(1996年・東宝・118分)NHK-BS

内容:(ハル)というハンドルネームでパソコン通信を始めた速見昇は、映画フォーラムサイトで(ほし)と知り合いメール交換をするようになる。仕事も恋もうまくいかない(ハル)と、恋人の死から立ち直れない(ほし)。2人はメール交換を通じて信頼関係を築いていき、やがて、(ほし)の住む盛岡に出張することになった(ハル)はそこで会おうと提案するが・・・。

評価★★★☆/70点

ほしと同じく盛岡のハズレの田舎に住んでいる自分は、ほしはどの辺に住んでるんだろうとか、やっぱ冷麺はぴょんぴょん舎でしょーwとか思いながらバリバリ地元目線で見てしまったけど、なかなかに心温まる作品だったと思う。

なによりパソコン通信という味わいのある響きと、モデムにつなぐ時の懐かしい響きに思わず胸キュンこういう時代もあったんだよなぁ。。

ネット上でも今より人を信用できた時代、例え会ったとしても気恥ずかしくない言葉遣いの書き言葉でやり取りされる2人のメールの内容がありがちなんだけどイイんだよね。

しかもそれをオーソドックスな字幕処理のみで描いてしまう森田芳光の度胸も大したもので、なにかサイレント映画でも見ている気分になってくる。

ほしとローズが姉妹だったという展開は、そりゃないだろーwと引いちゃったけど、“はじめまして”で終わるウブなラストシーンに擦れた気持ちもどっかに吹っ飛んでいった。

「ユー・ガット・メール」の2年前に作られていたというのも驚きだけど、そういう点では先見性もあったということなのかな。

しかし、あれから10年ちょいでパソコンはおろか携帯でも光回線でスイスイとネットしているんだからスゲェ進歩だよなぁ~。

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ザ・インターネット(1995年・アメリカ・114分)NHK-BS

 監督:アーウィン・ウィンクラー

 出演:サンドラ・ブロック、ジェレミー・ノーサム、デニス・ミラー、ダイアン・ベイカー

 内容:プログラマーのアンジェラ・ベネットは自宅でソフトのエラーチェックを生業とする日々を送っていたが、そんなある日彼女の元へ一枚のディスクの分析依頼が送られてきた。そして調べてみると、そこには国家機密のデータが保存されていた。しかし、送り主である依頼人は飛行機事故で死亡。アンジェラにも魔の手が迫っていた・・・。

評価★★★/65点

デートで見た以上の記憶がなかったんだけどw、今見るとマッキントッシュとかダイヤルアップ接続音とかフロッピーディスクとか懐かしい響きに囲まれて、なんだか嬉しい気分♪

ネットでピザを注文したり航空券を予約したりSOHOというワーキングスタイルであったり、家から一歩も出ずにPCだけで日常生活が完結してしまうというのも目が点になったものだけど、今やそんなの当たり前。まさか自分がネットでマンガを売るまでになるなんて当時は思いもしなかったけど。。

でも考えてみればこの映画が公開された2年後にはiMacを買ってパソコンデビューしてるんだからなぁ。

逆にいえばWindows95が世間を席巻したまさにその時にこういうタイムリーな映画を作れてしまうハリウッドのアンテナ感度には感心してしまわざるをえない。

まぁ、サスペンスとしては凡庸そのものだけど、活きのいいサンドラ・ブロックを見てるだけで個人的には大変満足できる作品だ。

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