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2012年3月11日 (日)

夢のシネマパラダイス438番シアター:海猿

Umizaru 出演:伊藤英明、加藤あい、海東健、香里奈、伊藤淳史、藤竜也

監督:羽住英一郎

(2004年・東宝・120分)2004/06/23・仙台第1東宝

評価★★☆/50点

内容:海上保安官の中でわずか1%しかいない人命救助のエキスパートである潜水士になるため、仙崎大輔ら若者たち14名が過酷な研修に臨んでいた。マスターライセンスを持つ彼は、主任教官からの指示で、落ちこぼれの工藤とバディを組むことになった。そんなある日、仙崎は伊沢環菜という女性と出会い、急速に惹かれあっていく。。

“いつまでプロローグが続くのだろうかと思ってるうちに2時間経っちまった・・・。”

「お前はなぜ潜水士になりたいんだ?」「人命救助をしたいからです。」

「お前は?」「同じく人命救助であります。」

「お前は?」「人命救助であります。」

「お前は?」「もちろん人命救助です。」

これが延々とつづき、、、ラストの締めはもちろん「お前はなぜ潜水士になりたいんだ?」「人命救助です!」

これがホントのリフレインが叫んでるユーミンの顎もはずれましたーーッ。

「、、、ってコラー、その人命救助を全く描いとらんやんけー。お前、何様のつもりだぁーッ

「はい。TVドラマの方でやろうと思いまして、視聴率も稼げると思いますし、もったいぶってみようかと、、、もとい観客を焦らして楽しませてみようかと、左様に。。だから工藤が溺れてる人を助けようとするシーンは編集でチョキチョキさせていただきましたぁっ!こういうのはチョコチョコ小出しにしていけばいいんですよ。固定客は必ずついてきますから。」「おぬしも悪よの~~」「グホホホホ・・・」

、、、、工藤の霊が黙っとらんぞ。

海猿とは海の底で手招きしているサル顔の工藤の御霊のことだったのだ。シーモンキーだよ。

もうね、この映画、工藤がポイ捨てされて死んだ時点でもうどうでもよくなったから(笑)。

ちなみに、、、ケツばかり見せてないで前を見せろや!、、、わたくしの女友達がつぶやいた極めつけの一言でした。

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LIMIT OF LOVE 海猿(2005年・東宝・117分)2006/05/29・盛岡ピカデリー

 監督:羽住英一郎

 出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、大塚寧々、吹越満、藤竜也

 内容:海上保安官である仙崎が潜水士となって早2年が経ち、現在は鹿児島第十管区で機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。そんなある日、鹿児島沖3キロの海上で乗客620名を乗せた大型フェリーの座礁事故が発生する。すぐさまバディの吉岡哲也と現場へ駆けつける仙崎。しかし、船体に30mに渡って亀裂が生じ、沈没までに残された時間はわずか4時間。さらに、彼はそこで偶然乗り合わせていた婚約者、環菜の姿を発見する・・・。

評価★★★★/80点

“クサイ作りと主人公の真っ直ぐなアツさがものの見事にかみ合っている、余計なことは考えなくてもいい王道娯楽一直線映画!”

1作目は完全にTVドラマの前振りのようなかんじで、しかも青春スポ根ものに特化しておきながら肝心の人命救助がほとんど描かれないという、それは例えていうならば高校球児の試合を描かないのと同じようなものであり、1作目に関しては個人的には物足りなさを感じてしまった。

しかし、今回は最初っから人命救助をメインとして、アクセル全開のヒーローものに特化しており、いうならば「ポセイドン・アドベンチャー」はたまた「デイライト」に少々「タイタニック」のラブロマンス要素を足したようなイイとこ取りに徹している単純明快さが、海難救助の最前線をストレートに伝えてくれてオイラとしては良かった。

この映画に何を求めるかといったら娯楽感動路線であることには違いないわけで、そういう意味では、いらない要素を排除した潔くて“クサイ”割り切り方はハリウッドの定番娯楽映画のつくりと大差はなく、日本映画もそういう合理的な考え方ができるようになったか、、とオイラなんかは逆に嬉しくなっちゃったんだけど。

しかもそのような“クサイ”つくりと主人公・仙崎大輔(伊藤英明)の真っ直ぐなアツさがものの見事にかみ合っているのが、この映画の成功ポイントといえるだろう。

しかし、このハリウッド定番娯楽方式には重大な欠点があることも肝に命じておかなければならない。

それは、いわゆる“ご都合主義のオンパレード”というものであり、数多のツッコミどころも含めて好意的に見れるかどうかが映画を楽しめるかどうかの大きなポイントとなる。

今回の映画もそういう点では収穫満載のご都合主義が見られるわけだけど、自分はそういうところも含めて楽しめた。

ハリウッド映画好きには普通に楽しめる映画なのではないかな、と。

永遠に伸びていくと思われる空へとつづく煙突ハシゴに一人を背負い、一人を片手に掴み、片手一本で必死にしがみつく仙崎が、ついに手を離してしまうシーンも、シルベスター・スタローンだったら登ってたぞみたいな(笑)。

でもこの後につづくシーンがまた泣かせるんだよなぁ。

救助隊の仲間たちが次々と潜水許可を打診してくる、決してあきらめない仲間たち。男と男の友情、信頼、アツさに思わずジ~~ン

あるいは仙崎ひとりにヒーローぶりの見せ場を全部持ってかれてたまるかぁっ!という意地の見せ場だったのかも・・・。みんな異常に潜る気マンマンだったし(笑)。

、、、でも、岸壁と目と鼻の先で座礁して、大型フェリーとはいえ、あんなに手こずるかぁ?とか、吉岡が生死の窮地に陥っている時に、しかも早くはしごを登らなければならないその時にクサイ言葉でプロポーズする馬鹿がどこにいる、、、だとか確かにツッコミどころは満載ですた。

しかし、「デイライト」もそうだったけど、生きることへの執念というか絶対に死にたくないという思いが直に伝わってくる映画は好きだな。

“死”で泣かせる映画よりは“生”で泣かせてくれる方があざとさも感じないし、、とは言いつつ、くっさい「タイタニック」で号泣したからなぁ・・・

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THE LAST MESSAGE 海猿(2010年・東宝・129分)WOWOW

 監督:羽住英一郎

 出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也、吹石一恵、香里奈、時任三郎

 内容:巨額を投じた国家プロジェクトとして福岡沖で稼働する天然ガスプラント“レガリア”で火災事故が発生。折しも大型台風が接近、一層の緊張が高まる中、仙崎大輔ら潜水士がレガリアの設計主任・桜木と共に現場へ駆けつける。が、救出作業中に突然爆発が起こり、仙崎たちはレガリア内に取り残されてしまう・・・。

評価★★★/60点

前置きも全くなくいきなり本題に入っていくのは3作目ともなれば通用する作りとはいえ、中身は2作目の焼き直しにしか見えず面白味に欠ける。

3Dメガネをかければ魅力的なのかもしれない絵作りもイマイチだし、吉岡(佐藤隆太)ら仲間たちも土俵際からただ叫ぶばかりで全く活きてこない。

こうなると自分にとっての見所は加藤あいの嫁さんっぷりだけになるんだけど、これがまぁすこぶるヨロシクて

「大輔くんがいないとダメなの~~ッ!」て、、そんなこと言われてみてーっ!

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BRAVE HEARTS 海猿(2012年・東宝・116分)WOWOW

 監督:羽住英一郎

 出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎

 内容:レガリア事故から2年。仙崎は後輩の吉岡とともに、海難救助の最前線に立つ特殊救難隊に所属していた。大輔は妻の環菜との間に二人目の子供を授かり、吉岡はCAの美香という恋人ができるなど、公私ともに充実していた。しかしそんなある日、美香の搭乗するジャンボ旅客機のエンジンが炎上する事故が発生、飛行がこんな状況に陥ってしまう。総合対策室の下川救難課長は最後の選択肢として、東京湾への着水を提案するが、それに成功したとしてもジャンボ機が浮かんでいられるのはわずか20分しかなかった・・・。

評価★★★☆/70点

完全にマイケル・ベイと化した夏のイベント映画といっても過言ではないけど、娯楽作のイロハを完ぺきに押さえた作りは安定感抜群で安心して見ていられる。

また、3.11の震災を経ての絆を全面に打ち出したドラマも見応え十分で大いに感動した。

やっぱ心が疲れてると、こういうご都合主義満載のクッサイ映画でも素直に見れちゃうんだねぇw

いや、でも見た時期いかんにかかわらずこれはよく出来てたと思う。それこそジェリー・ブラッカイマーに売り込んでマイケル・ベイに撮らせても十分耐えられるだろう出来だった。

と思う(笑)。

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(おまけ)

252 生存者あり

21be1638101ff8154778cd12249c2363 出演:伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一、桜井幸子

監督:水田伸生

(2008年・日本・128分)CS

内容:東京で震度5の直下型地震が発生した数日後、地震の影響で海水温度が急上昇し、史上最大規模の台風が発生する。巨大な雹につづき、東京湾からの高潮が凄まじい勢いで都心になだれ込んでくる。その頃、元ハイパーレスキュー隊員の篠原祐司は、妻と娘と銀座で待ち合わせをしていた。しかし、2人は新橋駅で台風によるパニックに巻き込まれてしまう・・・。

評価★★★/55点

奇しくもこの作品、東日本大震災の1週間前に日本映画専門チャンネルでやってて録ってたんだよね。で、震災数日後に見たんだけど、、娯楽映画を見る目では見られなかったのが正直なところ。

特に史上最大の巨大台風直撃によって引き起こされた高潮が都心を襲うさまは津波そのもので、地下鉄駅構内に大量の水が押し寄せるシーンなどは思わず目を背けたくなるほど・・。

それだけの迫力のある見応えありの映像で、映像面では文句の付けようはない。

が、しかし、それに寄り添うべきドラマがドラマとしての体を成していないのが致命的に痛い。

登場人物それぞれにワケありなバックボーンを与えるのはご結構だけど、それが物語を空回りさせる役目しか果たしていなくて、こんなに登場人物の行動原理に共感できないのも珍しいというか・・

研修医・山田孝之のカミツキキャラがいちいち気に障ったけど、元ハイパーレスキュー隊員・伊藤英明のハイパーレスキューを辞めた理由にまで首を突っ込むかねフツーw!?

どうも理解に苦しむ場面が多くて参っちゃった。しかもその空回りしたドラマをスローモーションの多用でさらに盛り上げようってんだからお寒いばかり。ていうかクドすぎるわ

あとは、新橋駅の地下構内だけでしか話が動かないので、それもまぁスペクタクルものとしてみればこじんまりとしすぎてるというか、例えば抜け道があって銀座有楽町方面に移動するとかさ。そういうのがあってもよかったと思うんだけど、シナリオがちゃちいのでどうにもならんわな(笑)。

見る時期が違っていたら★2つだったな。。

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