レアル・マドリー狂想曲第75番:★クワトロクラシコ初戦★執念のドロー
クラシコで最後に勝ったのは07-08シーズン、2008年5月7日。。
それ以来クラシコ5連敗(得点2・失点16)の屈辱を味わってきた我が愛しのレアル・マドリー。
今季のリーガ第13節では0-5の大敗を喫してしまい、歴然とした力の差を見せつけられたわけだけど、あろうことか国王杯決勝、CL準決勝でもクラシコが実現してしまい、今日から約3週間のうちに4回対戦しなければならない憂き目に・・。
バルサのワンマンショーを4回見せられなければならないなんて罰ゲームにも程があるッちゅうねんww
でも、マドリディスタとしてはイヤでも見る他なく、、、
カシージャス
カルバーリョ アルビオル
Sラモス マルセロ
ぺぺ
アロンソ ケディラ
ロナウド ディマリア
ベンゼマ
VS VS VS VS VS
ペドロ ビジャ
メッシ
イニエスタ シャビ
ブスケツ
アドリアーノ アウベス
ピケ プジョル
バルデス
布陣は以上の通り。
レアルは前節ビルバオ戦でぺぺをアンカーに置く布陣をテスト。それなりの結果を得たと判断したのか、モウリーニョはこの布陣を敷いてきた。
しかもエジルを外した!!これは完全に予想外だった・・。
試合後にシャビが「レアルは自分たちのプレースタイルを放棄し、ロングボールを放り込むだけのカウンターに終始した」と苦言を呈したけど、この布陣ではロナウド、ディマリアの高速カウンターしか攻め手はなく、たしかにレアルは自分たちのサッカーを放棄したといえるのかもしれない。
しかし、歴然とした力の差を自覚した中で、チャレンジャーとして臨んだモウリーニョ采配はオイラ的には致し方なしというかんじで、裏を返せばバルサの強さはそれだけ絶対的だということ。悔しいけど。。
今日の試合でもポゼッション率は69%バルサが保持している。。ベルナベウで7割方ポゼッションするっつうのはこの地球上ではバルサただ1チームしかいないだろう。。
しかし、モウリーニョ采配は抜群の効果を上げることになる。
アンカーに陣取ったぺぺが門番としてメッシを封印。イニエスタにはほとんど仕事をさせなかったのだから。
そしてアグレッシブな守備からレアルが押し込む展開も見られ、ポゼッション率では大きく差が開いたものの枠内シュート数など他の数字上ではほぼ互角の展開に持ち込んだ。コーナーはバルサ0に対しレアルは8本。空中戦ではレアルに分があるため、なんとかセットプレーで決めておきたかったところだけど。。
が、後半7分、、アルビオルがビジャを倒し痛恨のペナルティ&レッドカード退場。先制を許してしまう・・。
モウリーニョvsバルサでは10人になってしまうことが多いモウリーニョみたいだけど、今回はレッドでも致し方なしだったか・・。でも、ホームなんだしイエローでもいいじゃんw
これで残り40分を10人で戦わなくてはならなくなったレアル、、またベルナベウ大虐殺事件が繰り返されるのか、、が今回はカルバーリョ、アルビオル、ぺぺとCBが3枚いたので、アルビオルが抜けた所にぺぺがそのまま下がって使えたことで1枚交代カードを浪費しなくて済んだことが幸いした。
ベンゼマ→エジル、アロンソ→アデバヨール、ディマリア→アルベロアとカードを10分間で立て続けに切ったモウリーニョ。
そしてついに後半37分、マルセロPKゲットー!!
でもなんでアウベス退場じゃねぇんだよっ
このまま試合終了となり、勝ち点差を縮められなかった中でバルサのリーガ優勝は決定的になったわけだけど、ベルナベウの観衆が拍手を送ったように、非常に見応えのある一戦だったと思う。
間を置かずに迫っている国王杯決勝、そしてCL準決勝。あと3回対戦する中で、モウリーニョはどういう策を練ってくるのか。。
またぺぺをアンカーに置くのか。ていうかそれしかないんだろうけど。
それを見越してペップはどう対処してくるのやら。
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