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2011年3月19日 (土)

夢のシネマパラダイス27番シアター:ゴッドファーザー

Godfather 出演:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

(1972年・アメリカ・175分)WOWOW

評価★★★★★/100点

内容:シチリアからアメリカに渡って一大マフィア組織を築き上げたコルレオーネファミリーのドン、ヴィトー・コルレオーネ。彼には3人の息子がいたが、彼のお気に入りの三男マイケルは、父の稼業を嫌って堅気の道を歩こうとしている。しかし、敵対する組織にヴィトーが銃撃されたことから、マイケルは暗黒の世界へ足を踏み入れる決意をする。

“わたくしレアル・マドリディスタはここに約束いたします。決して彼女に暴力をふるいません。決して浮気はいたしません。ちゃんとしたビジネスをいたします。命にかけて娘さまを幸せにします。一家で食卓を囲んで食事をするのが夢でした。子供ができたら名付け親になって下さい。父と子と聖霊の御名の下にお誓いいたします。ドン・ギリノチーチ・・・ゴッドファーザー・・・チュッ”

彼女の父親の手に誓いの口づけをした後、かたい抱擁を交わす、、そんな日がいつか訪れるのだろうか・・ww

そしていつか彼女とシチリアへ旅立つのだ。

この映画を観てから憧れつづけたシチリアの風景が強く印象に残っている。

それもそのはず。劇中ニーノ・ロータの「愛のテーマ」が唯一流れる場面。

それがシチリアだった。

マイケルとアポロニアのはかなくも幸せな生活。マイケルにとって最も幸せだったのはおそらくこの土地で暮らした時だったに違いない。

彼女と共にシチリアを歩き回りたいものだ。車に乗るときは注意しながら・・・。

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ゴッドファーザーPartⅡ(1974年・アメリカ・200分)NHK-BS

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン

評価★★★★★/100点

内容:コルレオーネファミリーの2代目首領になったマイケルの苦悩と、父ヴィトーが少年時代からマフィアの顔役へと登りつめていった過去とを交錯させて描く一大叙事詩。続編映画として初めてアカデミー作品賞を1作目に引き続き獲得。

“家族とファミリー、父と子、兄と弟、団結と孤独、裏切りと忠誠、抱擁と粛清、死と生、団欒と崩壊、光と闇、夢と現実、そして未来と過去。これらが重層的に紡ぎあげられるまさにハリウッド帝国最強のドンと呼ぶに相応しい威風堂々たる傑作。”

昔はいい時代だったと懐かしむトムとフランク。

その象徴として描かれるのが一家で食卓を囲む風景であろう。

このシーン、マイケルの場面ではほとんど描かれることはなかったと記憶している。

印象的なシーンはほとんどヴィトーの場面だった。

彼がドン・ファヌッチのせいで店を解雇されてしまった日の夕食。カルメロ夫人と赤ん坊ソニーとのつつましやかながらも、どこか暖かい食卓風景。

そしてジェンコ貿易社で財を成したヴィトーが家族を引き連れて久々にシチリアのコルレオーネ村に帰郷して食卓を囲む風景。唯一ニーノ・ロータの愛のテーマが流れる場面であった。

そしてラスト近くでのマイケルの回想シーンで表れる食卓風景。

どの場面も家族の団欒としての暖かさが伝わってくるのだ。

それゆえ、家族を守ろうとする強さゆえに逆に家族を失っていき、孤独な闘いに追い込まれていく現在のマイケルの孤高の姿が哀しく映る。

父ヴィトーが築き上げた帝国を堅持し、拡張していこうとするマイケル。しかし、そのたびに父ヴィトーの威光を思い知る。

「フレドはあの性格ではこの世界では生き残っていけない」と漏らしたり、「歴史が示している。この世で確かなことは―――人は殺せる」と吐き捨てたりといったマイケルの言動。

遠く父には及ばないということをまざまざと見せつけられる。

この映画の成功は、ヴィトー・コルレオーネの威光によって成されていると言っても言いすぎではないだろう。

昔のよかった時代―――ヴィトーとクレメンザがお隣さん同士だったなんて、泣かせるじゃないですか。

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ゴッドファーザーPARTⅢ

God3  出演:アル・パチーノ、アンディ・ガルシア、ジョー・マンティーニャ、ソフィア・コッポラ

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

(1990年・アメリカ・162分)NHK-BS

評価★★★/60点

内容:マフィアの巨大ファミリーの興亡を壮大なスケールで綴った一大叙事詩の完結編。1974年のPARTⅡで描かれた物語の20年後からストーリーが始まる。老境を迎えたマイケル・コルレオーネは、今もファミリーのドンとして君臨し、組織を合法的な企業に生まれ変わらせるべく、投資や金融にも手を伸ばしていた。そんなマイケルは亡き長兄ソニーの息子ヴィンセントをファミリーの一員として迎え入れる。そしてヴィンセントはファミリーの仕事を嫌うマイケルの息子アンソニーに代わって、後継者の道を歩み始めるのだが・・・。

“自分の映画人生の原体験といえる畏れ多きGODが、何をとち狂ったのか俗世に降ってきてしまった・・・うれしいやら悲しいやら。”

中学生のときにオカンが「ゴッドファーザー」という何やら古い映画をレンタルしてきて、しかもオカンも親父もその映画に相当な思い入れがあるらしく、、、ということで親が観るついでにヒマだからオイラも観てみるか、という軽い感覚で観たのが運の尽き。

メガトンハンマーでドタマ殴られたような衝撃を受けたのだった。

そしてこの時から自分の趣味は映画を観ること、と真っ先に答えられるようになった。

ゴッドファーザーのおかげで映画を観る上でのストライクゾーンがとてつもなく広くなったことも確かで、70年代だろうが40年代だろうが何の気構えもなしに観られるようになったのだ。

ホント良い時期に最高の映画と出会えたもんだとまさに運命のごとく思っている映画なのでございます。

それから時が経って、本作PARTⅢを勇んで観たところ・・・

約3時間長く感じてしまったのが、この映画の神通力が消え失せた何よりもの証拠。

すでに天下を獲った人間の物語を見るのはもともと好みではないけど、さすがのゴッドファーザーもその例に漏れなかったといったところか。

妙に煮詰まった感がして、、、ギリギリ完結。

でも、感慨深くなったのもまた確かで、タリア・シャイアの年の取り方なんかほんとイイ味出してたし。

やっぱ3作合わせて自分にとってのGODなんだ!確定。

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(おまけ)

カリートの道(1993年・アメリカ・144分)NHK-BS

 監督:ブライアン・デ・パルマ

 出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、ジョン・レグイザモ

 内容:1975年のNY、弁護士の力で30年の刑期を5年で出所した麻薬王のカリートは、足を洗ってバハマのパラダイス・アイランドでレンタカーショップを営むことを夢見ていた。しかし、いとこの麻薬取引のトラブルに巻き込まれたカリートは、心ならずも手を血で染めることになってしまう・・・。愛する女のために足を洗おうとしながら、周囲の思惑によって再び悪事に手を出さざるを得なくなる男の姿を追ったギャング映画。

評価★★☆/50点

“街が悪いんじゃなくてテメーが悪りぃんだよ!”

最初、弾ブチ込まれるところから話が始まるのはまだ許せる。回想形式として始まるのもまだ許せる。

しかし、その後よ、問題は。

予定調和に向かって突き進んでいくのなら、もうちょっとスピーディに描いてほしいもんだよ。無駄に長すぎるしダラダラと。

あれじゃ男はホントにかわいそうな動物なんだぐらいにしか伝わってこん。

ほんとは★2つだけど、終盤の追跡劇、逃亡劇が良かったのでちょいプラスしたけど。

「残り5時間で抜かりなくやらなければ・・・」っていう方をメインに描いてほしかったなぁ。

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デンバーに死す時(1995年・アメリカ・116分)WOWOW

 監督:ゲイリー・フレダー

 出演:アンディ・ガルシア、ガブリエル・アンウォー

 内容:仲間のために、仕事で失敗を犯した元ギャング。その愛と死を見つめた作品。

評価★☆/30点

あきれるを通り越すほどのアホな展開。登場人物も中途半端だし、そんなにデンバーが惜しいんかい。

題名通り、おとなしくオネンネしてな。。

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