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2011年3月19日 (土)

夢のシネマパラダイス331番シアター:2012年何かが起こる!?

2012

Movie2012 出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリバー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローバー、ウディ・ハレルソン

監督:ローランド・エメリッヒ

(2009年・アメリカ・158分)

内容:ロスに住む売れない作家のジャクソンは、別れた妻ケイトのもとに暮らす子供たちと久々に再会し、イエローストーン国立公園にキャンプに来ていた。そこで彼はチャーリーという男から「地球滅亡の日が迫っている」という話を聞く。程なくしてロスを巨大地震が襲い・・・。

評価★★★/60点

TUBEが毎年夏唄を熱唱するように、、小林幸子が毎年暮れに豪華衣装を身にまとうように、、はたまた小津安二郎が家族を、山田洋次が寅さんを撮り続けたように、、、ローランド・エメリッヒは飽きることなくディザスターパニックを撮り続ける。もはやその大破壊大会は恒例行事といってよく、しかも概ね駄作というのも変わることがない(笑)。

しかし、これほど超大作という看板が似合う監督もいないだろう。

それだけでもこの人の存在価値はあるというもので、風流と抑揚など何のその、大スターマインばりの特大花火の打ち上げ方だけは熟知している。ただそれ“だけ”ww

今回の作品もそれだけで2時間40分もたせてしまうのだから恐れ入る。

後半は急速にダレるものの、落下と上昇、死の猛追と逃避ダッシュという上下左右を存分に駆使した前半のスペクタクルは見応えがあった。

飛行機での離陸シーンを3回リフレインするなんて反則技に等しいのだけど、それを気にさせないほどの画を見せてくれたと思う。

後半、飛行機からドデカイ船に舞台が移ってから尻すぼみしてしまったのも落下と上昇という上下を使えないことがアダになったといえよう。

ただ、この一大スペクタクルに驚がくするよりも、徹頭徹尾ご都合主義に彩られた展開に思わず笑ってしまうことの方が多く、もうこれは例えていうならばジェイソンとかのホラー映画のお決まりの展開に笑ってしまうことと同じレベルなんだよねww

だからこの監督の映画は恒例のイベントムービーとして見るっきゃないわけ。そうやって地球の行く末をあたたかく見守りましょ。。

こういう大雑把な映画にツッコミ入れるバカらしさにようやっと気付いたオイラなのでした・・・w

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日本沈没

2006jul01 出演:草彅剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博、吉田日出子、石坂浩二

監督:樋口真嗣

(2006年・東宝・135分)盛岡中劇

評価★★★☆/70点

内容:地球科学の田所博士は深海調査艇<わだつみ6500>による調査で、海底プレートの急速な沈降により日本列島が1年後に沈没することを予見し、危機を訴えるが学会は聞く耳をもたない。しかし時を待たず、地殻変動の波が日本列島を次々と襲い、犠牲者が増大。内閣総理大臣・山本尚之は事態を重く受け止め、鷹森文部科学大臣を危機管理担当大臣に置き、日本人の避難先確保に動き出す。そんな中、<わだつみ6500>のパイロット・小野寺は、ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子と出会う。

“ドラマ部分の耐震偽装により、「日本沈没」沈没か!?なぬっ?”

基本的にこの映画は、日本各地を襲う火山噴火や大地震、巨大津波、崩壊していく大都市といった日本列島が沈没していく様を迫力満点で描いた災害シーンと、逃げまどう人々や株価の暴落、空港閉鎖、都市機能の麻痺、はたまた国宝を海外へ運び出したり、流浪の日本人受け入れを拒否する各国の反日デモにいたるまで、日本沈没によって引き起こされるであろう社会的事態をニュース映像を駆使しリアリズムと臨場感たっぷりに描くという一大シミュレーション映画の体裁をとっている。

そして、この俯瞰的かつ大局的なマクロの視点を背景に、潜水艇パイロット小野寺俊夫(草彅剛)と東京消防庁のハイパーレスキュー隊員阿部玲子(柴咲コウ)の恋愛パート。地球物理学の権威田所博士(トヨエツ)の日本沈没阻止作戦パート。危機管理担当大臣鷹森沙織(大地真央)の政府対策パート。もんじゅ焼き屋「ひょっとこ」の女将(吉田日出子)と常連客の被災パートという、政治家から一般庶民に至るまで満遍なく振りまいたミクロな視点を取り入れてストーリーを展開させている。

こう見るとまさに超大作にふさわしいてんこ盛り映画といえるのだけど、おらがご当地が瓦解していくシーンや一面黒い灰で覆われた中に横たわる何体もの遺体を前に放心状態になっている女性など印象に残ったり圧倒されたシーンは多々あり、最後まで飽きずに見られたは確かだ。

しかし、一方では、全体的にまとまりに欠けるというかそれぞれのパートがバランスよく繋がらない、まるで短編集を寄せ集めて長編にしたかのような安っぽさと構成力の無さには出来の悪さを強く抱いてしまった。。

この出来の悪さの1番の要因は、それぞれのパートをつなぎとめるために必要な“生き抜く”という人間力にそれぞれの登場人物が乏しいことにあると思うのだが、特にメインとなる小野寺と阿部の恋愛パートがほとんど求心力を持たない脆弱な描写になっているのはいただけない。

それゆえラストで小野寺がN2爆弾もろとも体当たりしていく特攻作戦も何かヤケのやんぱちみたいなかんじで、なんだか逆に白々しい作り話にしか見えなくなっちゃって、それまでのリアリズムが一気に雲散霧消してしまう・・・。

この点では、大駄作「アルマゲドン」の方がまだちゃんとしている。

あの駄作には、父(B.ウィリス)と娘(リブ・タイラー)という親子愛が通底としてあり、それゆえ父が娘の恋人(ベン・アフレック)の代わりに核爆弾とともに犠牲になるというくだりには一応説得力があった。

また、人間描写に優れた「ディープ・インパクト」も同じく特攻作戦で事態を打開するわけだが、なぜこの映画ではあざとさを全く感じずに号泣できてしまうのかといえば、これも家族や恋人、父娘などの人間模様や生きざま、果ては死にざまに至るまでの人間ドラマをしっかり描けているからに他ならない。

しかし、この「日本沈没」には人間の生きざまと呼べるものが全くといっていいほど描かれていないのだ・・・。

今回の「日本沈没」は、「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」よりは猶予期間なしのリアルタイムで異常気象が襲ってくる「デイ・アフター・トゥモロー」の方に近いのかもしれないが、それでもやはり必死に生き抜こうとする人間力に両者では雲泥の差があるように思う。

だって、小野寺(草彅)のフラフラぶりと神出鬼没ぶりを見れば一目瞭然じゃん(笑)。相当にこのキャラクターは映画の味を薄くしてしまっているように思えてならないんだけど・・・。

また、原作のキャラ設定を変えて阿部玲子をレスキュー隊員にしているわりには見せ場がオープニングのレスキューシーンしかないし、あげくの果てに小野寺に自分から迫っといて拒否られてるし。。意味ないよあのシーンは(笑)。

はっきりいって茶番にしか見えなくなってくるんだよな2人の恋愛劇が・・・。

この映画にとってはどう考えてもマイナスだったと思う。

だからまぁ個人的には、もんじゃ焼き屋の女将をはじめとする(吉田日出子がイイ味出してるんだこれがまた)人々の等身大の視点から見据えた日本沈没と、スーパーヒーロー柴咲コウ(草彅くんはあまりにも力不足・・・)の活躍を主軸に据えた方が良かったと思うのだけどねぇ。

結局のところ本作は、「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」と比べると、自己犠牲の理由付けと説得力があまりにもおざなりであり、そこら辺は日本人はいまだに神風精神が抜けきらないのかなぁなんて思ったり。。また、構成が似ている「デイ・アフター・トゥモロー」と比べても、生き抜こうとする執念と人間力に乏しいのは一目瞭然。

スペクタクルな特撮映像には圧倒されただけに、ドラマ部分と人間描写の耐震偽装により映画の良さが相殺されたのが残念でならない。

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日本沈没(1973年・東宝・140分)CS

 監督:森谷司郎

 出演:藤岡弘、いしだあゆみ、小林桂樹、滝田裕介、二谷英明、丹波哲郎、島田正吾

 内容:小笠原諸島の小島が一夜にして海底に没し、調査に向かった潜水艇の操縦士・小野寺と海底火山学者の田所は、海底の異変を発見した。日本列島にはさらに異常が続き、楽天的な政府関係者や学者たちの中にあって、田所はただ一人、日本沈没を予言する。田所の言葉に首相はひそかに調査を依頼し、D計画本部を発足させた。そして、彼の日本沈没説を裏付けるように次々と異変が発生する・・・。

評価★★★★/80点

“デスノートに出てくるワタリ老人のネタ元って、この映画に出てくるワタリ老人!?”

って思ったんだけど、単なる偶然なのかな。

というのはさておき、映画の方はリメイク版(2006)の方を先に見てたので、どうしても比較してしまうのだけど、このオリジナル作の方が重量感があって見応えがあったな。

リメイク版のCG満載の特撮映像には敵わないものの、理屈を良い意味でこねくり回す説得力と勢い、また田所博士(小林桂樹)や山本総理(丹波哲郎)をはじめとする人間臭さと、彼らから滲み出てくる切迫感はそれを補ってあまりあり、一方リメイク版はそこがスッカスカ。

やはりそこらへんは戦後30年しか経っていない焼け野原の記憶がまだ残っているオリジナルと、戦後60年経って危機管理意識の薄れた地に足のついていない時代の違いなのかなと。

特に、日本沈没の危機に対してジタバタするよりはむしろ何もしない方がいいという論が出てくるのはかなり衝撃的で、しかもその極論に嘘臭さを感じないほど緊迫感と迫力ある人間ドラマが描き出されていたように思う。

島国日本と日本人像について考えさせられる映画でもあったかな。

沈む日本、みんなで沈めば恐くない、、ってか(笑)。。

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ノウイング(2009年・アメリカ・122分)WOWOW

 監督:アレックス・プロヤス

 出演:ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン

 内容:宇宙物理学者ジョンの息子が通う小学校で、50年前に埋められたタイムカプセルを開ける式典が行われた。そこで息子が受け取ったのは数字だけが並んだ紙だった。その数列に興味を持って調べたジョンは、過去に起きた大惨事にまつわる数字であることを突き止めるが・・・。

評価★★★/65点

数字にまつわる都市伝説とか、「ダ・ヴィンチ・コード」に出てきたフィボナッチ数列、海外ドラマLOSTの謎の数字etc..数字ネタには思わず引き込まれてしまう性分のオイラからすると、前半はかなりテンポもよく、ディザスターパニックとしては上々の滑り出し。

50年前、小学校でタイムカプセルに入れた一枚の紙、、なんか20世紀少年の“よげんの書”を連想させるけど、そこに書かれた数字の羅列が大災害が起こる日付と死亡者数を表わしているというのは好奇心のツボを押されたかんじで、大風呂敷の広げ方としてはこれ以上ない展開ww

、、、だったのだけれど、その風呂敷のたたみ方で期待と緊張が一気に弛緩してしまった・・・。

完全にシャマランじゃんっ(笑)!

挙句の果てに地球まで完全消滅させる力技にはちょっと白けちゃった。。

ただ、ヒネリが全くなく進んでいく中で、ニコラス・ケイジの十八番である深刻顔だけは終始真実味を持たせていて、ブーたれる一歩手前で映画をすんなり見させる所までには踏みとどまらせている。

まぁでも1番の見所は災害シーンだろうね。

地下鉄脱線転覆とジェット機墜落、交差点での衝突シーンは決定的瞬間を見てるような錯覚に陥るほどよく出来ていてビツクリ。ジェット機墜落シーンなんて2回繰り返して見てしまった。

あ、あと、オイラの愛車マツダアクセラが出てきたのもビックリしたww

しかもカッコいいんだわこれがまた。さすがアクセラ坊主、世界に羽ばたきおった

それにしても、一昔前は地球危うしといえば隕石だったのに、最近は太陽フレアが流行りなのね。。

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ディープ・インパクト(1998年・アメリカ・121分)

 監督:ミミ・レダー

 出演:ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、リリー・ソビエスキー、モーガン・フリーマン

 内容:14歳の少年が発見した巨大彗星が1年後に地球に衝突することが判明!政府は彗星の軌道を変えようとするが失敗してしまい、地下巨大都市を作り限られた人だけを避難させようとするが・・・。

評価★★★★/80点

“あの~、つかぬ事をお聞きしますが、、、日本は沈没ですか・・・?”

彗星衝突までのタイムリミットが1年近くもあるということで、描けるネタの幅が相当広がるわけだけど、この映画は脇目もふらずにただタイムスケジュールに沿って型式的にきちっとおさめてくるだけのやり方をとっている。

計画は失敗に終わりましたの一言であっけなく片付けるフリーマン大統領の会見シーンなんかはその典型で、ほんとにあっけなく事はトントン拍子で運んでいく。

しかしその形式的な描き方が家族愛というシンプルなテーマをより際立たせているのはたしかで、ハマれば確実に泣けます。

そういうオイラも泣いたくちで・・・。

、、、で、日本はホントにどうなるんだ。。

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コメント

スィーずさん、こんばんは。
ご訪問、コメント、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いしますm(__)m

「ディープ・インパクト」は映画館で見ました。
その当時を思い出すと、結構、地球破滅のピンチを扱った映画が多かったように思います。偶然なのか、そういう流行だったのか、よく分かりませんが。
その中では、「ディープ・インパクト」は優れていますよね。私のツボにはまりました。「アルマゲドン」より好きです。
「日本沈没」は・・・言わずもがなですね(笑)

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