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2011年3月21日 (月)

夢のシネマパラダイス288番シアター:飛びたがる男たち!

スカイ・クロラ

20070623005109 声の出演:菊池凛子、加瀬亮、谷原章介、山口愛、竹中直人、栗山千明

監督:押井守

(2008年・日本・121分)CS

内容:平和というものを実感させるための見世物として企業間で戦争が行われているある時代。その戦争とは思春期の姿で成長を止め、戦争で死なない限り生きつづける宿命にある“キルドレ”による空中戦だった。そんなキルドレのひとり、カンナミ・ユーイチは、女性司令官クサナギが指揮をとる前線基地に配属されるが・・・。

評価★★★☆/70点

いつも通り何の前知識もなしで見たもんだから、押井作品の今までの例にもれず今回もキルドレやらジンロウやら分からん用語が出てきて、前半は何がしたい映画なのかイマイチ分からず・・。

でも、見終わってみると全てのピースがカチリとハマって、押井作品を見てはじめてスッキリと納得できてまた見たいと思わせられてしまった。。まさかこんな日が来るなんて・・・(笑)。

とはいえ、今回の作品、「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」(1984)における終わることのない円環構造の迷宮、「機動警察パトレイバー2」(1993)の平和の裏に隠された欺瞞、「攻殻機動隊」(1995)や「イノセンス」(2004)が問いかける自己存在という概念の危うさといったこれまでの作品のテーマを踏襲するものになっていて、集大成的な作品になっている。

とともに、押井作品の入門編としても最適で(あくまでも見終わっていえることww)、押井を見るならまずはこれ!と言ってもいいんじゃないかなと。。

つーか、監督になって30年経って入門編というのもすごい話だけどw、この疑り深くて小難しいオッサンにしては驚くくらい真っ当で真っ直ぐなメッセージを投げ込んできたという印象で、はじめて押井映画に出てくる犬がカワイイと思えたww

思えば、エヴァの搭乗員は14歳の子供だったけど、これは多分に大人と子供の境界線-思春期-の不安定さにドラマを見出すからだろう。

これはガンダムのニュータイプにも当てはまると思うんだけど、今回のキルドレという設定もタバコやSEXといったシニカルな大人味をふりかけつつも本質は同じだと思う。

大人と子供の境界線を外側へ踏み越えようとすることはすなわち自立を表わすもの。

それを今回は無敵のパイロット・ティーチャーへの挑戦として描写しているのだけど、この映画における自立とは死であり、永遠の生(=永遠の日常)からの脱却だ。

この映画で自立を描くには、ラストで青空から生還することは許されないのだ・・。

逆に、境界線の内側に足を踏み出せばその先にあるものは自殺という選択肢であり、なんつー救いようのないお話しなんだとも思ってしまうけど、例え行く先に不幸が待っていようとも、引きこもってないで外に向かって飛び出してみろ!というメッセージを押井監督なりの回りくどい言い回しで送り出したってことなんだろう、、、やっぱ小難しいオッサンだよねていう・・(笑)。

ラストのラストに何人目かの新たな“ユーイチ”が基地に入隊してきて閉じた輪が再び開かれるわけだけど、これもそのメッセージに則っていえば、例え失敗してもまた挑めばええやん!ていうことなんじゃないのかな、と。

リアルで地続きな空想世界の構築は圧倒的ながら、その中で繰り広げられる魂のないキャラたちの猿芝居合戦にはいつも辟易していたことを思えば、今回の押井映画はよく出来ていたなとは思う。。

脚本を押井自身ではなく、伊藤ちひろが担ったことがけっこう大きかったりしてww

よし、押井さん!これからシナリオは外注しなはれ(笑)!

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スペース カウボーイ

2000026 出演:クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー

監督:クリント・イーストウッド

(2000年・アメリカ・130分)MOVIX仙台

評価★★★/60点

内容:ロシアの通信衛星が故障。かつて空軍の英雄的存在だったフランクはNASAからの修理依頼に、元飛行士4人の現役復帰を条件に承諾する。アメリカ初の宇宙飛行士になりそびれた40年前の屈辱を晴らすべく、男たちは宇宙へ飛び立つ!

“やっぱりご老人なのか、まるで死に急ぐかのようにパッパと一本調子で話を進めていくやり方が映画の魅力を半減させている。”

ていうかぶっちゃけ前半部分を引っ張ってラストで打ち上げ、という構成でもよかったかな、と思っちゃう。それくらい前半はディテールとして輝いていた。

しかもまだまだ磨けば輝きが増すディテールの原石が星空のごとく散らばってましたよ。

なのに中途半端に足早にほったらかして、打ち上げ後の後半に突入しちゃった。

んでせっかくの原石が、まるで部品が宇宙空間に散らばって壊れていく衛星のごとくボロボロになっちゃったかんじ。

もっと優しく扱ってあげないとダメッすよイーストウッドお爺さま。

しかし最後まで老人と若者は打ち解けあうことがなかったなぁ。。

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アルマゲドン

Armageddon 出演:ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ベン・アフレック、リヴ・タイラー

監督:マイケル・ベイ

(1998年・アメリカ・150分)仙台第1東宝

評価★★/45点

内容:スペースシャトルの爆発事故が起きた1時間後、無数の隕石群がNYに降り注ぎ、瞬時にして世界一の大都市は壊滅状態に陥った。さらに、テキサス州に匹敵する大きさの小惑星が地球に向かって接近していることが判明!!衝突すれば地球は壊滅してしまう。NASAでは地球終焉までの残り時間を18日間と分析し、様々な打開策が検討されたが、小惑星の地中深くで核爆発させて軌道を変えるしか他に手はなかった。そこでハリーをリーダーとする石油採掘のプロ8人に白羽の矢が立つ。

“隕石が地球にぶつかることの危険性よりも、危険人物スティーブ・ブシェーミが地球に帰還してくることの方がよっぽど危険だ・・・。”

真のアルマゲドンはS.ブシェーミだった!!

途中から隕石なんてどうでもよくなってくるもん(笑)。

だってヤバ過ぎるもん、S.ブシェーミ。隕石の毒気にやられたのか、宇宙空間の無重力でおかしくなったのか、いや最初からどこかおかしかったんだけどね。

だってすでに達観の域に達してるでしょあの男。

アブナイっしょフツーに。縛り付けて正解です(笑)。

そしてラスト見事に地球に降臨してくる。いや、再臨か。

どうなる!地球、、、。

浦沢直樹の漫画「20世紀少年」に出てくる“ともだち”ってあんなかんじじゃなかろうか。

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6デイズ/7ナイツ

Vwds4274 出演:ハリソン・フォード、アン・ヘッチ、デビッド・シュワイマー、ジャクリーン・オブラドース

監督:アイバン・ライトマン

(1998年・アメリカ・103分)WOWOW

評価★★★/60点

内容:南海のパラダイス、マカテア島でバカンスを楽しむ予定だった雑誌編集者のモンローが、島で唯一のパイロット、クインに頼んで島を出発する。しかし悪天候のため、2人を乗せたセスナ機が無人島に不時着。南の楽園でのサバイバル生活が始まる。やがて、どこからか彼らの前に海賊が現れ・・・。

“アン・ヘッチに+1。”

縄はあるわ、火は簡単につくわ、ナタにノコギリはあるわ、双眼鏡はあるわ、鳥はいるわブタもいるわ水もあるわ・・・無人島である必要がどこにある??

それじゃ話にならなくなっちゃうから海賊にご登場いただきました。

って海賊かよおい、、、、なんつう稚拙な発想。。

撃たれて殺された挙句海に投げ捨てられた人もあんなんじゃ浮かばれませんなぁ。。

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ライトスタッフ(1983年・アメリカ・160分)NHK-BS

 監督・脚本:フィリップ・カウフマン

 出演:サム・シェパード、エド・ハリス、スコット・グレン、デニス・クエイド

 内容:1957年、ソ連がスプートニクの打ち上げに成功したことから、NASAは今まで以上に宇宙計画に本腰を入れざるを得なくなった。宇宙パイロットとして選ばれたのは、一匹狼的な男っぽさと冷淡さの同居したアラン(スコット・グレン)をはじめとする7人で、彼らは様々な試験を受けて訓練を重ねる。。トム・ウルフの同名ノンフィクションを原作に、1950年代末にマーキュリー計画の飛行士に選ばれた7人の男とその妻たちの生活や友情、葛藤を描いたヒューマンドラマ。

評価★★★/65点

“大気圏に挑戦しつづけた男たちを描いたれっきとした歴史大作映画”

モハベ砂漠の荒野を馬で駆け抜けるように大空を疾駆するイエーガー(サム・シェパード)の姿は、西部を開拓したフロンティア・スピリットにあふれたカウボーイそのもの。

そして一匹狼的な職人気質を備えた孤高の姿はフツーにカッコ良い。

ラスト、地平線の彼方から真っ黒になりながら凛として現れるイエーガーは、まるで「西部警察」の大門警部=渡哲也のようで、男でもホレるよあれは(笑)。

このイエーガーだけでも骨太な映画には十分すぎるのだけど、ここにさらにスコット・グレン、エド・ハリス、デニス・クエイドらが扮するアメリカの宇宙飛行士第1期生の過酷かつ人間臭い物語が絡んでくるわけだから、正直胸焼け起こしちゃうくらいお腹いっぱい。

このての映画でまさかIntermission休憩時間があるとは思わなかったけど、でもそういう点ではこの宇宙飛行士の映画はれっきとした歴史映画なのかもしれないな。昔の歴史大作映画ってIntermissionが多いじゃん。ってそこかよ・・・

それにしても、25%の確率で生きて帰ってこれない仕事って、、、なんじゃそりゃだな(笑)。。

2011年3月20日 (日)

あいのり2:第7話でんじ危うし!?

でんじに告って見事に玉砕しながら、あいのりにまた出てやる!と捨て台詞を吐いて帰国したヤマジ。

もうあの顔を見ることはないだろうと思ってたら、、、LUXのCMに出てきやがってーーッww

旅に行ってから髪に潤いがなくて~~、、って相変わらず爆笑させてもらったけど、どこまでまとわり付いてくるのか・・

で、前回女性新メンバーが2人加わりますた。

Prof09 ←まずは21歳のユイ。立教大に通いながら自称wアイドルをやってる不思議系・・。

あの~、、オレ、、ダメですこの人(笑)。話し方といい小倉優子のものまね芸人じゃん!

コリン星からやって来た正真正銘のバカ女てかんじで、しかもアイドルってフツー恋愛禁止ちゃうのww?

キーパーの予測通り顔売りに来たとしか思えないんだけど。。

したっけばそのキーパーが惚れちゃってるんだから、、、頼むよオーピーピーw

Prof10 ←もう一人は「人生のテーマはバラ!」と豪語する爆裂Gカップお嬢様ハカマイ。

これも、、これもっていう言い方もあれだけどw、ダメですこれも・・。

だってさ~、、ブラジャーしろよ!、、ってそこかよッ

まぁ、ハカマイのことはまだよく分からないけど、、要するにオイラが言いたいのは、、

Cカップのちゃむの方が断然イイってこと!

そう、それが言いたかったのさオレはww。特にテンションのちゃむは最高ッスねマジで。

あの開けっ広げな笑顔見ると元気出るわー。

そのちゃむは川平にホの字なんだけど、その理由が超イラッとするけどカワイイから、、だって・・。10年前に同じこと言われてみたかったよ・・トホホ。三十路過ぎの男がこれ言われたら人間として逆にちょっと問題ありだからな

でも川平の矢印がいまだに誰にも向いてないのが意外だなぁ。

一方、ちゃむに矢印向いてる崖っぷち男ゴリラーは今回は見せ場満載の大活躍!

具合を悪くしたちゃむに薬を買ってきてあげる健気な姿、そしてバングラデシュチャンピオンとのレスリング対決で一気に株を上げたかんじ。

でも、ちゃむから薬をもらったお礼にバナナを2本もらって喜ぶ姿はゴリラそのもの(笑)。あれが1番ウケたな。

そしてそして、2度目の新メンバー強制合流が発動!しかも新メンバーは男子!

前回はコバッちの告白により全員難を逃れたわけだけど、今回は誰かが帰国することになりそう。

で、その候補はズバリ本命が、でんじ、なのかなと。。

ハカマイに「あまりガツガツいくタイプじゃなくて、ぶっちゃけ告白されるのを待ってる」とカミングアウトするシーンがあって、今回の副題が“受け身”ということからも、おそらくはでんじが去る伏線なんだろうと。

女子メンバー会議の音頭をとっているのがハカマイという点からしても、その確率は高いと思うな。

川平はちゃむが止めるだろうし、キーパーはちゃむとチーム農大を結成しててこれまたちゃむが止めるだろう。ゴリラーも頑張りが評価されてきてるみたいだし、、やはり残るはでんじ。

そのでんじも危機感を感じたのか、ゴリラーのとこに行ってゴリラー誰かに告らないの?って急き立てる始末。。株を下げたぜーこれは(笑)。

唯一旅のリーダーとして皆にあてにされているという利点はあるのだろうけど・・。

TVを見るかぎりでは女性メンバーともかなり話している印象はあるのだけど、草食男子はこの旅では見限られる運命にあるのかもしれない・・。

でんじが30歳だっけ?で他が全員20~23歳つうことで、年の差も意外に大きかったりして。。

前回独走だったゴリラーはハカマイが言うようにまだ見ていたい。ここで生き残れば次の強制合流は女性だろうし、頑張ってちゃむに告るところまでいけるだろ。例え玉砕しようともそこまで行ければゴリラーにとっては大成功だろうし。

、、でんじだなぁ、うん。。

2011年3月19日 (土)

夢のシネマパラダイス331番シアター:2012年何かが起こる!?

2012

Movie2012 出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリバー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローバー、ウディ・ハレルソン

監督:ローランド・エメリッヒ

(2009年・アメリカ・158分)

内容:ロスに住む売れない作家のジャクソンは、別れた妻ケイトのもとに暮らす子供たちと久々に再会し、イエローストーン国立公園にキャンプに来ていた。そこで彼はチャーリーという男から「地球滅亡の日が迫っている」という話を聞く。程なくしてロスを巨大地震が襲い・・・。

評価★★★/60点

TUBEが毎年夏唄を熱唱するように、、小林幸子が毎年暮れに豪華衣装を身にまとうように、、はたまた小津安二郎が家族を、山田洋次が寅さんを撮り続けたように、、、ローランド・エメリッヒは飽きることなくディザスターパニックを撮り続ける。もはやその大破壊大会は恒例行事といってよく、しかも概ね駄作というのも変わることがない(笑)。

しかし、これほど超大作という看板が似合う監督もいないだろう。

それだけでもこの人の存在価値はあるというもので、風流と抑揚など何のその、大スターマインばりの特大花火の打ち上げ方だけは熟知している。ただそれ“だけ”ww

今回の作品もそれだけで2時間40分もたせてしまうのだから恐れ入る。

後半は急速にダレるものの、落下と上昇、死の猛追と逃避ダッシュという上下左右を存分に駆使した前半のスペクタクルは見応えがあった。

飛行機での離陸シーンを3回リフレインするなんて反則技に等しいのだけど、それを気にさせないほどの画を見せてくれたと思う。

後半、飛行機からドデカイ船に舞台が移ってから尻すぼみしてしまったのも落下と上昇という上下を使えないことがアダになったといえよう。

ただ、この一大スペクタクルに驚がくするよりも、徹頭徹尾ご都合主義に彩られた展開に思わず笑ってしまうことの方が多く、もうこれは例えていうならばジェイソンとかのホラー映画のお決まりの展開に笑ってしまうことと同じレベルなんだよねww

だからこの監督の映画は恒例のイベントムービーとして見るっきゃないわけ。そうやって地球の行く末をあたたかく見守りましょ。。

こういう大雑把な映画にツッコミ入れるバカらしさにようやっと気付いたオイラなのでした・・・w

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日本沈没

2006jul01 出演:草彅剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博、吉田日出子、石坂浩二

監督:樋口真嗣

(2006年・東宝・135分)盛岡中劇

評価★★★☆/70点

内容:地球科学の田所博士は深海調査艇<わだつみ6500>による調査で、海底プレートの急速な沈降により日本列島が1年後に沈没することを予見し、危機を訴えるが学会は聞く耳をもたない。しかし時を待たず、地殻変動の波が日本列島を次々と襲い、犠牲者が増大。内閣総理大臣・山本尚之は事態を重く受け止め、鷹森文部科学大臣を危機管理担当大臣に置き、日本人の避難先確保に動き出す。そんな中、<わだつみ6500>のパイロット・小野寺は、ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子と出会う。

“ドラマ部分の耐震偽装により、「日本沈没」沈没か!?なぬっ?”

基本的にこの映画は、日本各地を襲う火山噴火や大地震、巨大津波、崩壊していく大都市といった日本列島が沈没していく様を迫力満点で描いた災害シーンと、逃げまどう人々や株価の暴落、空港閉鎖、都市機能の麻痺、はたまた国宝を海外へ運び出したり、流浪の日本人受け入れを拒否する各国の反日デモにいたるまで、日本沈没によって引き起こされるであろう社会的事態をニュース映像を駆使しリアリズムと臨場感たっぷりに描くという一大シミュレーション映画の体裁をとっている。

そして、この俯瞰的かつ大局的なマクロの視点を背景に、潜水艇パイロット小野寺俊夫(草彅剛)と東京消防庁のハイパーレスキュー隊員阿部玲子(柴咲コウ)の恋愛パート。地球物理学の権威田所博士(トヨエツ)の日本沈没阻止作戦パート。危機管理担当大臣鷹森沙織(大地真央)の政府対策パート。もんじゅ焼き屋「ひょっとこ」の女将(吉田日出子)と常連客の被災パートという、政治家から一般庶民に至るまで満遍なく振りまいたミクロな視点を取り入れてストーリーを展開させている。

こう見るとまさに超大作にふさわしいてんこ盛り映画といえるのだけど、おらがご当地が瓦解していくシーンや一面黒い灰で覆われた中に横たわる何体もの遺体を前に放心状態になっている女性など印象に残ったり圧倒されたシーンは多々あり、最後まで飽きずに見られたは確かだ。

しかし、一方では、全体的にまとまりに欠けるというかそれぞれのパートがバランスよく繋がらない、まるで短編集を寄せ集めて長編にしたかのような安っぽさと構成力の無さには出来の悪さを強く抱いてしまった。。

この出来の悪さの1番の要因は、それぞれのパートをつなぎとめるために必要な“生き抜く”という人間力にそれぞれの登場人物が乏しいことにあると思うのだが、特にメインとなる小野寺と阿部の恋愛パートがほとんど求心力を持たない脆弱な描写になっているのはいただけない。

それゆえラストで小野寺がN2爆弾もろとも体当たりしていく特攻作戦も何かヤケのやんぱちみたいなかんじで、なんだか逆に白々しい作り話にしか見えなくなっちゃって、それまでのリアリズムが一気に雲散霧消してしまう・・・。

この点では、大駄作「アルマゲドン」の方がまだちゃんとしている。

あの駄作には、父(B.ウィリス)と娘(リブ・タイラー)という親子愛が通底としてあり、それゆえ父が娘の恋人(ベン・アフレック)の代わりに核爆弾とともに犠牲になるというくだりには一応説得力があった。

また、人間描写に優れた「ディープ・インパクト」も同じく特攻作戦で事態を打開するわけだが、なぜこの映画ではあざとさを全く感じずに号泣できてしまうのかといえば、これも家族や恋人、父娘などの人間模様や生きざま、果ては死にざまに至るまでの人間ドラマをしっかり描けているからに他ならない。

しかし、この「日本沈没」には人間の生きざまと呼べるものが全くといっていいほど描かれていないのだ・・・。

今回の「日本沈没」は、「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」よりは猶予期間なしのリアルタイムで異常気象が襲ってくる「デイ・アフター・トゥモロー」の方に近いのかもしれないが、それでもやはり必死に生き抜こうとする人間力に両者では雲泥の差があるように思う。

だって、小野寺(草彅)のフラフラぶりと神出鬼没ぶりを見れば一目瞭然じゃん(笑)。相当にこのキャラクターは映画の味を薄くしてしまっているように思えてならないんだけど・・・。

また、原作のキャラ設定を変えて阿部玲子をレスキュー隊員にしているわりには見せ場がオープニングのレスキューシーンしかないし、あげくの果てに小野寺に自分から迫っといて拒否られてるし。。意味ないよあのシーンは(笑)。

はっきりいって茶番にしか見えなくなってくるんだよな2人の恋愛劇が・・・。

この映画にとってはどう考えてもマイナスだったと思う。

だからまぁ個人的には、もんじゃ焼き屋の女将をはじめとする(吉田日出子がイイ味出してるんだこれがまた)人々の等身大の視点から見据えた日本沈没と、スーパーヒーロー柴咲コウ(草彅くんはあまりにも力不足・・・)の活躍を主軸に据えた方が良かったと思うのだけどねぇ。

結局のところ本作は、「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」と比べると、自己犠牲の理由付けと説得力があまりにもおざなりであり、そこら辺は日本人はいまだに神風精神が抜けきらないのかなぁなんて思ったり。。また、構成が似ている「デイ・アフター・トゥモロー」と比べても、生き抜こうとする執念と人間力に乏しいのは一目瞭然。

スペクタクルな特撮映像には圧倒されただけに、ドラマ部分と人間描写の耐震偽装により映画の良さが相殺されたのが残念でならない。

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日本沈没(1973年・東宝・140分)CS

 監督:森谷司郎

 出演:藤岡弘、いしだあゆみ、小林桂樹、滝田裕介、二谷英明、丹波哲郎、島田正吾

 内容:小笠原諸島の小島が一夜にして海底に没し、調査に向かった潜水艇の操縦士・小野寺と海底火山学者の田所は、海底の異変を発見した。日本列島にはさらに異常が続き、楽天的な政府関係者や学者たちの中にあって、田所はただ一人、日本沈没を予言する。田所の言葉に首相はひそかに調査を依頼し、D計画本部を発足させた。そして、彼の日本沈没説を裏付けるように次々と異変が発生する・・・。

評価★★★★/80点

“デスノートに出てくるワタリ老人のネタ元って、この映画に出てくるワタリ老人!?”

って思ったんだけど、単なる偶然なのかな。

というのはさておき、映画の方はリメイク版(2006)の方を先に見てたので、どうしても比較してしまうのだけど、このオリジナル作の方が重量感があって見応えがあったな。

リメイク版のCG満載の特撮映像には敵わないものの、理屈を良い意味でこねくり回す説得力と勢い、また田所博士(小林桂樹)や山本総理(丹波哲郎)をはじめとする人間臭さと、彼らから滲み出てくる切迫感はそれを補ってあまりあり、一方リメイク版はそこがスッカスカ。

やはりそこらへんは戦後30年しか経っていない焼け野原の記憶がまだ残っているオリジナルと、戦後60年経って危機管理意識の薄れた地に足のついていない時代の違いなのかなと。

特に、日本沈没の危機に対してジタバタするよりはむしろ何もしない方がいいという論が出てくるのはかなり衝撃的で、しかもその極論に嘘臭さを感じないほど緊迫感と迫力ある人間ドラマが描き出されていたように思う。

島国日本と日本人像について考えさせられる映画でもあったかな。

沈む日本、みんなで沈めば恐くない、、ってか(笑)。。

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ノウイング(2009年・アメリカ・122分)WOWOW

 監督:アレックス・プロヤス

 出演:ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン

 内容:宇宙物理学者ジョンの息子が通う小学校で、50年前に埋められたタイムカプセルを開ける式典が行われた。そこで息子が受け取ったのは数字だけが並んだ紙だった。その数列に興味を持って調べたジョンは、過去に起きた大惨事にまつわる数字であることを突き止めるが・・・。

評価★★★/65点

数字にまつわる都市伝説とか、「ダ・ヴィンチ・コード」に出てきたフィボナッチ数列、海外ドラマLOSTの謎の数字etc..数字ネタには思わず引き込まれてしまう性分のオイラからすると、前半はかなりテンポもよく、ディザスターパニックとしては上々の滑り出し。

50年前、小学校でタイムカプセルに入れた一枚の紙、、なんか20世紀少年の“よげんの書”を連想させるけど、そこに書かれた数字の羅列が大災害が起こる日付と死亡者数を表わしているというのは好奇心のツボを押されたかんじで、大風呂敷の広げ方としてはこれ以上ない展開ww

、、、だったのだけれど、その風呂敷のたたみ方で期待と緊張が一気に弛緩してしまった・・・。

完全にシャマランじゃんっ(笑)!

挙句の果てに地球まで完全消滅させる力技にはちょっと白けちゃった。。

ただ、ヒネリが全くなく進んでいく中で、ニコラス・ケイジの十八番である深刻顔だけは終始真実味を持たせていて、ブーたれる一歩手前で映画をすんなり見させる所までには踏みとどまらせている。

まぁでも1番の見所は災害シーンだろうね。

地下鉄脱線転覆とジェット機墜落、交差点での衝突シーンは決定的瞬間を見てるような錯覚に陥るほどよく出来ていてビツクリ。ジェット機墜落シーンなんて2回繰り返して見てしまった。

あ、あと、オイラの愛車マツダアクセラが出てきたのもビックリしたww

しかもカッコいいんだわこれがまた。さすがアクセラ坊主、世界に羽ばたきおった

それにしても、一昔前は地球危うしといえば隕石だったのに、最近は太陽フレアが流行りなのね。。

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ディープ・インパクト(1998年・アメリカ・121分)

 監督:ミミ・レダー

 出演:ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、リリー・ソビエスキー、モーガン・フリーマン

 内容:14歳の少年が発見した巨大彗星が1年後に地球に衝突することが判明!政府は彗星の軌道を変えようとするが失敗してしまい、地下巨大都市を作り限られた人だけを避難させようとするが・・・。

評価★★★★/80点

“あの~、つかぬ事をお聞きしますが、、、日本は沈没ですか・・・?”

彗星衝突までのタイムリミットが1年近くもあるということで、描けるネタの幅が相当広がるわけだけど、この映画は脇目もふらずにただタイムスケジュールに沿って型式的にきちっとおさめてくるだけのやり方をとっている。

計画は失敗に終わりましたの一言であっけなく片付けるフリーマン大統領の会見シーンなんかはその典型で、ほんとにあっけなく事はトントン拍子で運んでいく。

しかしその形式的な描き方が家族愛というシンプルなテーマをより際立たせているのはたしかで、ハマれば確実に泣けます。

そういうオイラも泣いたくちで・・・。

、、、で、日本はホントにどうなるんだ。。

夢のシネマパラダイス27番シアター:ゴッドファーザー

Godfather 出演:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

(1972年・アメリカ・175分)WOWOW

評価★★★★★/100点

内容:シチリアからアメリカに渡って一大マフィア組織を築き上げたコルレオーネファミリーのドン、ヴィトー・コルレオーネ。彼には3人の息子がいたが、彼のお気に入りの三男マイケルは、父の稼業を嫌って堅気の道を歩こうとしている。しかし、敵対する組織にヴィトーが銃撃されたことから、マイケルは暗黒の世界へ足を踏み入れる決意をする。

“わたくしレアル・マドリディスタはここに約束いたします。決して彼女に暴力をふるいません。決して浮気はいたしません。ちゃんとしたビジネスをいたします。命にかけて娘さまを幸せにします。一家で食卓を囲んで食事をするのが夢でした。子供ができたら名付け親になって下さい。父と子と聖霊の御名の下にお誓いいたします。ドン・ギリノチーチ・・・ゴッドファーザー・・・チュッ”

彼女の父親の手に誓いの口づけをした後、かたい抱擁を交わす、、そんな日がいつか訪れるのだろうか・・ww

そしていつか彼女とシチリアへ旅立つのだ。

この映画を観てから憧れつづけたシチリアの風景が強く印象に残っている。

それもそのはず。劇中ニーノ・ロータの「愛のテーマ」が唯一流れる場面。

それがシチリアだった。

マイケルとアポロニアのはかなくも幸せな生活。マイケルにとって最も幸せだったのはおそらくこの土地で暮らした時だったに違いない。

彼女と共にシチリアを歩き回りたいものだ。車に乗るときは注意しながら・・・。

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ゴッドファーザーPartⅡ(1974年・アメリカ・200分)NHK-BS

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン

評価★★★★★/100点

内容:コルレオーネファミリーの2代目首領になったマイケルの苦悩と、父ヴィトーが少年時代からマフィアの顔役へと登りつめていった過去とを交錯させて描く一大叙事詩。続編映画として初めてアカデミー作品賞を1作目に引き続き獲得。

“家族とファミリー、父と子、兄と弟、団結と孤独、裏切りと忠誠、抱擁と粛清、死と生、団欒と崩壊、光と闇、夢と現実、そして未来と過去。これらが重層的に紡ぎあげられるまさにハリウッド帝国最強のドンと呼ぶに相応しい威風堂々たる傑作。”

昔はいい時代だったと懐かしむトムとフランク。

その象徴として描かれるのが一家で食卓を囲む風景であろう。

このシーン、マイケルの場面ではほとんど描かれることはなかったと記憶している。

印象的なシーンはほとんどヴィトーの場面だった。

彼がドン・ファヌッチのせいで店を解雇されてしまった日の夕食。カルメロ夫人と赤ん坊ソニーとのつつましやかながらも、どこか暖かい食卓風景。

そしてジェンコ貿易社で財を成したヴィトーが家族を引き連れて久々にシチリアのコルレオーネ村に帰郷して食卓を囲む風景。唯一ニーノ・ロータの愛のテーマが流れる場面であった。

そしてラスト近くでのマイケルの回想シーンで表れる食卓風景。

どの場面も家族の団欒としての暖かさが伝わってくるのだ。

それゆえ、家族を守ろうとする強さゆえに逆に家族を失っていき、孤独な闘いに追い込まれていく現在のマイケルの孤高の姿が哀しく映る。

父ヴィトーが築き上げた帝国を堅持し、拡張していこうとするマイケル。しかし、そのたびに父ヴィトーの威光を思い知る。

「フレドはあの性格ではこの世界では生き残っていけない」と漏らしたり、「歴史が示している。この世で確かなことは―――人は殺せる」と吐き捨てたりといったマイケルの言動。

遠く父には及ばないということをまざまざと見せつけられる。

この映画の成功は、ヴィトー・コルレオーネの威光によって成されていると言っても言いすぎではないだろう。

昔のよかった時代―――ヴィトーとクレメンザがお隣さん同士だったなんて、泣かせるじゃないですか。

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ゴッドファーザーPARTⅢ

God3  出演:アル・パチーノ、アンディ・ガルシア、ジョー・マンティーニャ、ソフィア・コッポラ

監督・脚本:フランシス・フォード・コッポラ

(1990年・アメリカ・162分)NHK-BS

評価★★★/60点

内容:マフィアの巨大ファミリーの興亡を壮大なスケールで綴った一大叙事詩の完結編。1974年のPARTⅡで描かれた物語の20年後からストーリーが始まる。老境を迎えたマイケル・コルレオーネは、今もファミリーのドンとして君臨し、組織を合法的な企業に生まれ変わらせるべく、投資や金融にも手を伸ばしていた。そんなマイケルは亡き長兄ソニーの息子ヴィンセントをファミリーの一員として迎え入れる。そしてヴィンセントはファミリーの仕事を嫌うマイケルの息子アンソニーに代わって、後継者の道を歩み始めるのだが・・・。

“自分の映画人生の原体験といえる畏れ多きGODが、何をとち狂ったのか俗世に降ってきてしまった・・・うれしいやら悲しいやら。”

中学生のときにオカンが「ゴッドファーザー」という何やら古い映画をレンタルしてきて、しかもオカンも親父もその映画に相当な思い入れがあるらしく、、、ということで親が観るついでにヒマだからオイラも観てみるか、という軽い感覚で観たのが運の尽き。

メガトンハンマーでドタマ殴られたような衝撃を受けたのだった。

そしてこの時から自分の趣味は映画を観ること、と真っ先に答えられるようになった。

ゴッドファーザーのおかげで映画を観る上でのストライクゾーンがとてつもなく広くなったことも確かで、70年代だろうが40年代だろうが何の気構えもなしに観られるようになったのだ。

ホント良い時期に最高の映画と出会えたもんだとまさに運命のごとく思っている映画なのでございます。

それから時が経って、本作PARTⅢを勇んで観たところ・・・

約3時間長く感じてしまったのが、この映画の神通力が消え失せた何よりもの証拠。

すでに天下を獲った人間の物語を見るのはもともと好みではないけど、さすがのゴッドファーザーもその例に漏れなかったといったところか。

妙に煮詰まった感がして、、、ギリギリ完結。

でも、感慨深くなったのもまた確かで、タリア・シャイアの年の取り方なんかほんとイイ味出してたし。

やっぱ3作合わせて自分にとってのGODなんだ!確定。

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(おまけ)

カリートの道(1993年・アメリカ・144分)NHK-BS

 監督:ブライアン・デ・パルマ

 出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、ジョン・レグイザモ

 内容:1975年のNY、弁護士の力で30年の刑期を5年で出所した麻薬王のカリートは、足を洗ってバハマのパラダイス・アイランドでレンタカーショップを営むことを夢見ていた。しかし、いとこの麻薬取引のトラブルに巻き込まれたカリートは、心ならずも手を血で染めることになってしまう・・・。愛する女のために足を洗おうとしながら、周囲の思惑によって再び悪事に手を出さざるを得なくなる男の姿を追ったギャング映画。

評価★★☆/50点

“街が悪いんじゃなくてテメーが悪りぃんだよ!”

最初、弾ブチ込まれるところから話が始まるのはまだ許せる。回想形式として始まるのもまだ許せる。

しかし、その後よ、問題は。

予定調和に向かって突き進んでいくのなら、もうちょっとスピーディに描いてほしいもんだよ。無駄に長すぎるしダラダラと。

あれじゃ男はホントにかわいそうな動物なんだぐらいにしか伝わってこん。

ほんとは★2つだけど、終盤の追跡劇、逃亡劇が良かったのでちょいプラスしたけど。

「残り5時間で抜かりなくやらなければ・・・」っていう方をメインに描いてほしかったなぁ。

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デンバーに死す時(1995年・アメリカ・116分)WOWOW

 監督:ゲイリー・フレダー

 出演:アンディ・ガルシア、ガブリエル・アンウォー

 内容:仲間のために、仕事で失敗を犯した元ギャング。その愛と死を見つめた作品。

評価★☆/30点

あきれるを通り越すほどのアホな展開。登場人物も中途半端だし、そんなにデンバーが惜しいんかい。

題名通り、おとなしくオネンネしてな。。

2011年3月17日 (木)

レアル・マドリー狂想曲第74番:7季ぶりに呪縛解き放つ!

Photo 約5ヶ月間更新せずにいたレアル・マドリー狂想曲、、、そりゃクラシコでコテンパンにやられてバルサに独走を許す展開では萎えるわなぁww

がしかし、ついについに我が愛しのレアル・マドリーが今朝やってくれはりました!

7季も遠ざかっていたCLベスト16の壁をついに打ち破ったのであります!

ユーべ、ローマ、リバプール、バイエルンなどことごとく辛酸を舐め続けてきたCL決勝T1回戦の壁、、しかも今回の相手は鬼門中の鬼門リヨン。昨季をはじめ幾度と無くこの仏王者に阻まれてきた最大の壁である。

スタメンは、、、

                   ベンゼマ

     ロナウド          エジル         ディマリア

            アロンソ         ケディラ

  マルセロ                            Sラモス

             カルバーリョ     ぺぺ

                  カシージャス

ロナウドが全治10日の足の負傷からギリで間に合い、現時点でのベストメンバーといえる布陣。

Photo_2 この5ヶ月で何が変わったか、という点ではトップがイグアイン(長期負傷離脱中)からベンゼマに変わったことだけなのだけど、昨シーズン加入してから全くパッとしていなかった旧リヨンの怪物がついに目覚めてくれますた!

ここ1ヶ月で7試合9得点とまさに覚醒ともいえる大爆発!今日も後半21分に貴重な2点目をもぎ取ってくれた。

マンCからアデバヨールを緊急補強したことにより尻に火がついたのか、いや、FW不足の中でレアルの9番を背負っている重荷をしっかり受け止めいい意味で開き直ったのだと思いたいけど、顔つきもキリッと締まったイイ顔になってるし、結果がついてきてることで自信に満ちあふれているかんじ。とにかくプレーに迷いが感じられないのが良いね。

エースの座、勝ち取ってくれました!こんな心強いことはないぜよ!

Photo_3 あと評価を上げてるといえば、先制弾を叩き込み、2点目の起点にもなったマルセロだろう。

攻撃8:守備2で信じられないマークミスから失点することが多かったレアル最大の穴ともいえた左ラテラルが今や代えのきかないピースになった。ロベカルの後継者はやはりマルセロだった!!(?)ww

Photo_4 3点目を決めたディマリアも今や欠かせない選手。

前線の守備の起点、さらに高速カウンターの起点として十二分な働きをしている。強いていえば内に切れ込んでのシュートが弱っちいことだろうか・・w

そして、カカを完全に脇に追いやるに至ったエジルも、ジダンの後継者とまで言われるくらい評価はうなぎ上り

まとわりつくようなボールキープ力、スルスルっと抜けていくドリブルに絶妙スルーパス、、ハンパないッス。

脇でもアデバヨール、グラネロ、アルベロア、ラスなどしっかりした働きをしており、チーム力は上昇しているといっていい。

2試合トータル4-1でリヨンに完勝したレアル。試合後もっと歓喜するのかと思ったんだけど、淡々とピッチを後にするイレブンを見て、これはまだ始まりでしかないんだという気概が見られてまだまだやってくれそうなかんじがしたな。

Photo_5 あとは、打倒バルサ!これが果たされない限りはまだモヤモヤ感は拭えませんで(笑)。

4月にクラシコと国王杯決勝でブチ当たるので、もう絶対打ち破ってほしい!

アッラ・マドリー!!

Photo_6 ←試合前には、日本の大震災に対するエールが。嬉しいかぎりです。

我が愛しのレアル・マドリーはオイラの心にいつもあります。

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