レアル・マドリー狂想曲第72番:2010-2011リーガ開幕!モウリーニョ初戦!
2シーズン無冠で宿敵バルセロナに水を開けられている我が愛しのレアル・マドリー。CLは毎度16強止まり、クラシコも惨敗と、レビュー書く気も失せてしまい早6ヶ月・・。
今季は最高のシーズンでありますように
シーズンオフに我が道を往くカリスマ監督、ジョゼ・モウリーニョを新監督に迎え入れたマドリーは、レアルひと筋16年のカピタン・ラウルをシャルケへ、在籍15年のグティをフェネルバフチェへ放出。
ひとつの時代が終わった・・・。
そして、ラウルの背番号7を受け継いだのは、CR9改めCR7ことクリスティアーノ・ロナウド!
新たなサイクルと伝説を作りだしてもらいたいものでッス。
←レアルの新加入選手たち(左からセルヒオ・カナレス、ディ・マリア、ペドロ・レオン、サミー・ケディラ、リカルド・カルバーリョ、メスト・エジル)
ラシン・サンタンデールから来たセルヒオ・カナレスは弱冠19歳だが、レフティとそのプレースタイルからもグティの再来といってもいい逸材。ラシンでもう1年プレーする話もあったが、カカの長期離脱もあり今季のチーム構想に入った。今日のマジョルカとの開幕戦は4-2-3-1のトップ下でいきなりスタメンを張ったけど、マジョルカの粘り強いチェックに遭い、なかなか自分本来のプレーをさせてもらえなかった印象。でもこれからの成長が楽しみ
ディ・マリアはアルゼンチン代表として南アW杯全試合出場を果たした22歳のサイドアタッカー。昨季ベンフィカで才能を開花させ一気にブレイク、トントン拍子でレアルに加入する運びとなった。今日の試合は左サイドアタッカーとして先発したが、まだまだチームにフィットしているとは言いがたいのが現状・・。
ペドロ・レオンはバジャドリーからヘタフェを経てレアルに来た23歳。右のサイドアタッカーとしては昨季リーガで最も活躍した選手だろう。今のところはロナウド、ディマリアの控え扱いだけど、出番は意外に多いのではないかと思う。
シュツットガルトから来たケディラは無尽蔵の運動量で中盤をカバーする23歳の守備的MF。南アW杯での活躍も記憶に新しく、いずれはドイツ代表の主将も務められるだけのステータスを備えている。バイエルン行きが定石の中、あえてレアル行きにチャレンジした決意は買いたい。リーガのサッカーに早く慣れて頑張って欲しいな。
リカルド・カルバーリョは言わずと知れたモウリーニョの右腕で、ポルト、チェルシーとモウリーニョの下で切磋琢磨してきた。そのカルバーリョも32歳、昨季は足の怪我でチェルシーでは不完全燃焼ともいえるシーズンを送ったが、レアルでもう一花咲かせてもらいたいところ。今日の試合では及第点は挙げられる出来だったと思う。
最後はブレーメンからやって来たメスト・エジル。21歳の若武者は先のW杯で最も輝いたタレントともいってもいい逸材で、そのプレースタイルはダビド・シルバに似ている。今日はベンチスタートだったが、近いうちにスタメンの座に据わるであろうポテンシャルを兼ね備えており、ロナウド以上に見ていたい選手かな。
今日の試合ではこの6人中5人がピッチに立ったけど、まだチームにフィットしているとは言えず、チーム作りはまだ試行錯誤の段階かと。
バルサが完成されているだけに、ここでいきなり引き離されるのは痛いところだけど、今日の開幕戦を見るとう~ん、、と考え込んでしまうわな。。
今現在、代えの利かない選手というのは、カシージャス、Sラモス、アロンソ、ロナウドの4人といってよく、他の7枚をどうはめ込んでいくのかモウリーニョの手腕に賭けるしかない。。オイラ的にはいずれここにエジルが入るであろうことを期待してるんだけどもね。
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