夢のシネマパラダイス12番シアター:ハンサム★スーツ
ハンサム★スーツ
出演:谷原章介、塚地武雅、北川景子、佐田真由美、大島美幸、中条きよし、伊武雅刀
監督:英勉
(2008年・日本・115分)WOWOW
内容:定食屋を営む33歳の琢郎は、デブでブサイクな容姿から全く女性に縁がない。アルバイトにきた美人の寛子にもあっさりフラれる始末。落ち込んだ琢郎は、スーツの新調に訪れた紳士服屋で、着るだけでハンサムになれるというハンサムスーツを手に入れるが・・・。
評価★★★☆/70点
映画というよりは、テレビで「世にも奇妙な物語」の一篇を見ているようなかんじだけど、ハンサムスーツにあげくの果てにブスーツ!というまんまのネーミングからしても、チープさは最初っから折り込みずみなわけで、それを思えばそこそこ楽しめる一品になっていると思う。
今までだったら、例えばCGメイクアップを駆使した「マスク」(1994)だとか、あるいは「カンナさん大成功です!」(2006)のように美男美女俳優がおデブやブサイク顔になるという例はあれども、ブサイク役とハンサム役の役者を別個に2人起用するというのは今までありそうでなかったことで、その安直さがことのほかハマッていて、そういう意味では開き直ってる映画はやっぱ面白いなと。
また、役者2人が上手いんだ。
まぁ、上手いというか、そのまんまなんだけどw、特に谷原章介の異常なほどのハジケっぷりは笑えちゃうくらいで、でもどっからどう見てもハンサムなんだよね(笑)。
それを自覚しつつ、笑いに振り切れる演技を披露した谷原章介はなかなかのもんだなと思ったけど。ハンサムは何やってもハンサムなんだなぁ、、ズルイ。。
そのズルイ谷原章介に対し、キモい塚地も自然体の演技wで対抗してて面白かった。
しかし、森三中の大島美幸の中から北川景子が出てくるラストのオチって、回りまわって結局は見た目が1番ってことなんじゃ・・!?しかも、大島の捨て駒っぷりも容赦ない使い方だし。
まぁ、脚本が大島の夫である鈴木おさむだから出来たことなんだろうけど。この見透かしたようなラストは、オイラ的にはビミョーだったかな。。
でも、オイラも欲っスィ~なぁ、ハンサムスーツ。
ハンサムスーツ着ればカネなしコネなしオンナなしの状況もちょっとは変わるんじゃないかなと妄想してみたりするオイラなのですた・・・。
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愛しのローズマリー(2001年・アメリカ・114分)WOWOW
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
出演:グィネス・パルトロウ、ジャック・ブラック、ジェイソン・アレクサンダー、ジョー・ヴィテレッリ
内容:知的でユーモアがあり、スリムな美女ローズマリーに出会ったハル。でも、他の人から見れば彼女の容姿はどっからどうみてもブタ。実は彼は催眠術で心の美しい女性に魅かれるようにされていたのだ!人を外見でしか見ることができない人々への皮肉を、痛烈なジョークで笑い飛ばす恋愛コメディ。監督は「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟。
評価★★★★/75点
学生時代、片思いしてたカワイイ女友達がわんこそば大会で入賞したことがあった。
まさか、、、術にかかってたってことはないよなオレ、と本気で思ったよ(笑)。
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