夏の全国高校野球:花巻東!岩手県勢90年ぶりベスト4!!
オイラがこの世に生まれて31年。ついにこんな日がやって来ようとは。
第91回全国高校野球選手権大会の準々決勝で、おらが県の岩手代表・花巻東が大分県代表・明豊高校と対戦し、延長戦の激闘の末、7-6で勝利。岩手県勢90年ぶりのベスト4に駒を進めた。
試合は、花巻東が4回までに4-0とリードし、投げては先発の菊池雄星が4回までパーフェクトピッチングを披露。
しかし、5回裏、先頭打者に四球で初めてのランナーを出し、左腰あたりを気にし始めた菊池雄。この時、背中に強烈な痛みを感じたという菊池はこの回、犠牲フライで1点取られ、2アウトまで取ったものの、2番手ピッチャー猿川に交代。菊池はレフトに入り、様子を見たものの6回表の攻撃で代打を送られベンチに退いた。
4回表の攻撃時に、バントした菊池雄が1塁上で野手と交錯したことが影響したのかどうかは分からないけど、菊池雄が交代した時点でヤッバイなぁ・・と思ってしまったんだけど。。
案の定、6回裏、明豊は猿川を捕らえ始め、2点を返し4-3。
正直、この時点でオイラの心の中には負けフラグが立ち始め・・・。
打線の方も5回から3番手としてマウンドに上がった明豊・山野をなかなか打ち崩せない。流れは完全に明豊へ。。
そして、8回裏、、1アウト1,2塁からタイムリー2塁打を打たれて同点に。さらに2塁打を打たれて2点加えられて4-6に。。
正直、この時点で終わったと思ったオイラ・・・。
しかし、9回表。
先頭の3番川村から、4番猿川、5番横倉の3連打でなななんんと同点に!!その後1アウト3塁と勝ち越しのチャンスを迎えたものの、この日先発だった今宮が4番手として再びマウンドに上がり、最速154キロを2度出す力投を見せて抑える。
9回裏、ランナー1、2塁となったものの猿川が踏ん張り、ついに延長戦へ。。
仕事しながら携帯のワンセグで食い入るように見るオイラ・・。
延長10回表。1アウトから1番柏葉が内野安打で出る。
ここで小技の効く最強2番バッター佐藤涼平がプッシュバントを成功させるが、1塁上でまたまた交錯。身長155センチと小柄の佐藤涼はまともに頭を強打し、失神!タンカで運ばれる事態になった。
これに発奮した3番川村がセンター前へ勝ち越しタイムリー!7-6に。
10回裏の守りで頭部打撲の治療を終えてピッチに笑顔で現れた佐藤涼に甲子園全体が大歓声!NHKの中継カメラも佐藤涼を捉えて離さない(笑)!
感動にうち震えるオイラ・・。
そして結局最後まで猿川が投げきり、7-6で勝利した。
明豊とは春の選抜でも2回戦で対戦していて、その時は4-0で花巻東が勝っていたが、明豊は夏に向けて打倒花巻東をスローガンに頑張ってきたという。
リベンジとはならなかったものの、最高の舞台で最高の試合を見せてくれた明豊にも拍手です。
そして、花巻東!よくやったー!
夏の1勝だけでも県勢7年ぶり、夏2勝で同36年ぶり!夏3勝はなんと県勢では初、ベスト8進出は41年ぶり!そして今日、90年ぶりにベスト4進出の快挙!大正8年でっせアータ。うちのバアちゃんでさえ生まれてないっちゅうの(笑)。
ていうか、オイラがこの後、生きてるうちに見られるかどうかだから、こりゃ子や孫に語り継がれる歴史を今オイラは垣間見ているわけです。スゴイことなんです、これは。仕事なんてしてる場合じゃないんです、これはww
私立高校には珍しく、菊池雄をはじめほとんどが岩手っ子という花巻東だから、応援にも俄然力が入ろうというもの。
準決勝は愛知・中京か宮崎・都城どちらか。
春の選抜準優勝の花巻東、1回戦ではその選抜決勝で敗れた清峰を地方大会で倒した長崎日大、2回戦は花巻東の佐々木監督がコーチをしていたこともある神奈川・横浜隼人、3回戦は隣県同士の宮城・東北、準々決勝は選抜でも戦った明豊と、因縁めいた対戦を繰り広げてきた。彼らの思いを胸にこのまま初物づくしで優勝までいってもらいたいっスな。
« 夢のシネマパラダイス488番シアター:この素晴らしき世界 | トップページ | 夢のシネマパラダイス60番シアター:マイティ・ハート/愛と絆 »
« 夢のシネマパラダイス488番シアター:この素晴らしき世界 | トップページ | 夢のシネマパラダイス60番シアター:マイティ・ハート/愛と絆 »
コメント