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2009年6月29日 (月)

夢のシネマパラダイス604番シアター:プライドと偏見

プライドと偏見

20051222_119385 出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシン、ジュディ・デンチ

監督:ジョー・ライト

(2005年・イギリス・127分)CS

内容:18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人姉妹。女性には相続権がない時代、娘たちを路頭に迷わせまいと両親は彼女たちの結婚相手探しに躍起になっていた。そんなある日、ビングリーという大富豪が近所に越してきた。そして舞踏会の夜、次女エリザベスは、ビングリーの親友ダーシーと出会うが、彼の高慢な態度に嫌悪感を募らせていく・・・。ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」の映画化。

評価★★★/65点

コスチュームプレイは大の苦手なオイラ。

しかし、今回は結婚という普遍的なテーマのもと、女性の権利や自由が制限されていた時代的制約の中で、決められた結婚を平気でブチ破るなど、当時としては破天荒な気の強い女性像のエリザベスが、現代のフツーの女性の生き方に難なく通じるところがあって、また彼女を生き生きと演じたキーラ・ナイトレイも素晴らしく、何の抵抗感も抱かずに最後まで見れてしまった。

ここらへんは、現代版「プライドと偏見」ともいえる『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)の製作陣が関わっているのが大きいのかもしれない。

また、舞踏会シーンの画作りの上手さや、「恋におちたシェイクスピア」(1998)をはじめとしてチョイ役でも重厚な存在感を醸し出してしまうことにかけては右に出る者がいないジュディ・デンチはもとより、女ばかり一家の中で温かみのある父親像を演じたドナルド・サザーランドが近年では出色の演技を披露していて、全体としてみても出来の良い作品に仕上がっていると思う。

ただ、最後までフツーに見れてしまったがゆえ、逆に欲が出てくるというか、さくさくとテンポよく進んでいくのはいいんだけど、もうちょっとエリザベスとダーシーの心の機微というのを掘り下げてもらいたかったような・・。

2時間ちょいの映画だけど、あと20分延ばしてもらってもよかったかなぁ。

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シルク(2007年・加/仏/伊/英/日・109分)WOWOW

 監督・脚本:フランソワ・ジラール

 出演:マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀

 内容:19世紀のフランス。絹商人の青年エルヴェ(マイケル・ピット)はエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚し、幸せの只中にいた。そんな中、アフリカ産の蚕が疫病で全滅し、彼の村の製糸工場が打撃を受けてしまう。それを打開するため、彼は最高品質の蚕の卵を買い付けに日本へと赴くことに。蚕業の有力者・原十兵衛(役所広司)に迎えられたエルヴェは、そこで絹のように美しい肌を持つ少女(芦名星)と出会い魅せられていく・・・。

評価★★★/65点

フランスからヨーロッパを縦断し、酷寒のシベリアの平原をひたすら進み、ウラジオストクから日本海を渡り、山形の酒田港から最上川を上り、いくつもの峠を越え、信濃の山奥の村へたどり着くという厳しい道程が、まるでドラえもんのどこでもドアの向こう側にすぐ日本があるかと見紛うくらいあっさりと描かれていて、しかもそれを3往復もしちゃうんだから、そこにあまりリアリティというものを感じられなかったのは否めない。

しかし、これは多分に監督の意図したところなはずで、現実に生きる妻エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)への愛を合わせ鏡のように湯煙わき立つ幻想の世界に生きる言葉を発しない美しい女性(芦名星)に仮託して描き縒り合わせることで、神秘性や寓話性といったものを表現したかったのかもしれない。

しかし、絹のような感触の繊細な映像美に彩られてはいるものの、そこには決定的に抑揚というスパイスがない。

大ざっぱなストーリーとの差し引きゼロで、フランス産ワインとお茶漬けの組み合わせは、なんとも印象の薄っすい味に仕上がっちゃったかんじ。

容れ物は大作仕様だっただけに、よりいっそう薄味が際立ってしまったような・・・。

もうちょっと重みと深みとコクのある説得力のある演出をしてほしかったなぁ。

そんなオイラはやっぱコテコテのハリウッドテイストの方が好みやわ。。

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恋におちたシェイクスピア

Mp278 出演:グィネス・パルトロウ、ジョゼフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、ジュディ・デンチ、コリン・ファース、ベン・アフレック、ルパート・エヴェレット

監督:ジョン・マッデン

(1998年・アメリカ・123分)仙台フォーラム

内容:1593年、芝居熱盛んなエリザベス朝のロンドン。人気戯曲家シェイクスピアはスランプに悩んでいた。ある日、客席の片隅で詩を口ずさむ美しい女性ヴァイオラに目を留めた彼は、歯止めのきかぬ恋に落ちていく。バルコニーでの逢瀬、婚約者のいるヴァイオラとの人目を忍ぶ激しい恋は、シェイクスピアのペンを走らせ、傑作「ロミオとジュリエット」の誕生につながっていくのだった。。

評価★★★★☆/85点

“★4っつまでしか点数を付けられない自分が口惜しい。”

映画でしかシェイクスピア作品に触れたことがない、、しかも『十二夜』ってほとんど知らないんです・・・。

そんな自分がまがりなりにもこの映画の面白さの全てを堪能したとは言いがたいのであって。。ていうか言いたくないんだな、悔しいから。

ただの恋愛映画としても十分楽しめるけど、もっともっと深く味わえる作品なのだから。

綿密な時代考証、虚実入り混じった登場人物の魅力的な造型、言葉の魔術師シェイクスピアの映画に相応しいめくるめく言葉のパワーと、本当によく出来た映画だし、本当は満点にしたい!

でも、シェイクスピア作品をより深く味わってからこの映画をいつかまた観るときのために今は★4っつにしときます。

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華の愛(2001年・香港・120分)NHK-BS

 監督:ヨン・ファン

 出演:宮沢りえ、ジョイ・ウォン、ダニエル・ウー

 内容:1930年代の中国。美しき歌姫ジェイド(宮沢りえ)は大富豪の貴族に5番目の妻として嫁ぎ、何不自由なく暮らしていた。しかし、贅を尽くした豪華な生活も、夫の愛が冷めた後は、ジェイドにとっては何の慰めにもならなかった。そんな彼女の哀しみを癒してくれたのは夫の従姉妹との同性愛にも似た関係とアヘンだった。しかし、栄華を極めた貴族の家にも没落の時が近づいていた・・・。

評価★☆/30点

どこの国の映画に出ても華になる確かな力を秘めた宮沢りえの魅力に酔う、そのただ一点突破のみで作られたような映画。

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鳩の翼(1997年・イギリス・101分)NHK-BS

 監督:イアン・ソフトリー

 出演:ヘレナ・ボナム=カーター、ライナス・ローチ、アリソン・エリオット

 内容:1910年のロンドン。没落した上流階級の娘ケイトは、因習と支配的な叔母によって、貧しいジャーナリストのマートンとの結婚を禁じられていた。そんな時、ケイトは富豪のアメリカ人女性ミリーに出会い、彼女の寛容さに心惹かれる。一方、ミリーはマートンに心を奪われていた。。

評価★☆/25点

18,9世紀のパリやロンドンを舞台にした映画の印象。。

その1.全体的にかったるい

その2.気だるいSEXとヌード

この映画もその例に漏れず・・。

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レジェンド・オブ・フォール(1994年・アメリカ・132分)NHK-BS

 監督:エドワード・ズウィック

 出演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、アイダン・クイン、ジュリア・オーモンド、ヘンリー・トーマス

 内容:戦いの記憶から逃れるため、モンタナの深い山奥の牧場でひっそりと生活を送る元騎兵隊の父と3人の息子たち。時は流れ、息子たちはそれぞれの思いを胸に人生を模索していくが、やがて第1次世界大戦にアメリカが参戦。父の思いとは裏腹に3兄弟は志願してヨーロッパ戦線へと出征していく。

評価★★/40点

バカでかいギョーザの皮を使っているのに、食べてみたら肝心の具が無くて皮の味しかしないってやつ・・。そんな映画。。

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ジョイ・ラック・クラブ(1993年・アメリカ・138分)NHK-BS

 監督:ウェイン・ワン

 出演:キュウ・チン、ツァイ・チン、リサ・ルー

 内容:移民として中国からアメリカに渡り、苦難の人生を送ってきた母親たちと、アメリカ人として生まれ育った娘たちの世代間の相違と心の絆を描いた群像劇。

評価★★★/65点

自分の価値が因習によってがんじがらめになっている事ほど悲惨なものはない。女性ならなおさらだろう。

今ならはっきり言える。一家を仕切るのは、オカンなのだ!、、と。

2009年6月18日 (木)

夢のシネマパラダイス582番シアター:カッコーの巣の上で

Skdlcllev 出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、ウィル・サンプソン

監督:ミロス・フォアマン

(1975年・アメリカ・129分)NHK-BS

評価★★★★★/95点

内容:精神病の疑いで刑務所からオレゴン州立病院へ移送されてきたマクマーフィは、他の患者たちが無気力で病院の言うがままなことに驚き、彼らを厳しく管理する看護婦長ラチェットに反感を抱いた。ある日、患者の大半は任意で入院しているだけで、自分だけが病院の許可なしに退院できないことを知ったマクマーフィは、脱走を計画するが・・・。1960年代に若者たちの反体制文化の象徴として人気を集めたベストセラー小説を原作に、アカデミー賞の主要部門を独占した人間ドラマ。

“バカ笑い男vs決して笑わない女”

毎年アカデミー賞で会場の最前列に陣取り、ツルッパゲのグラサン姿でふんぞり返って満面の笑みを浮かべている御大。

そう、それこそまさにハリウッドのゴッドファーザーに君臨する超大物ジャック・ニコルソン。最近ではいいかんじに歳を重ねた渋みのあるジイさんとなり、角が取れて円くなった悪ノリ演技で作品におかしみと幅と安定感をもたらしている。

が、昔はこの悪ノリに狂気がかった鋭さが加わり、まさに怪優と呼ぶにふさわしい圧倒的存在感と過剰なパワー&オーラを宿していた。

その正気と狂気の境目にあるような強烈な演技を拝めるという点で、西の横綱が「シャイニング」(1980)であるとすれば、間違いなく東の横綱はこの「カッコーの巣の上で」だろう。

徹底的な管理体制のもとにある精神病院という名の洗脳施設で、大仰なバカ笑いが止まらないジャック・ニコルソンと決して笑わないルイーズ・フレッチャーを対立軸として、自由への渇望を求める闘いを描いていくわけだが、社会主義政権下のチェコスロバキアを負われて亡命してきた監督ミロス・フォアマンの出自の影響ともあいまって、より普遍的なテーマという意味合いをもたせるところまで作り上げられている。

しかし、この映画が一筋縄でいかないのは、患者たちの多くが自主的に施設に入所しているという事実であり、さらにいえばマクマーフィ(J・ニコルソン)ですらこの施設の外の社会では生きていけないのではないか、社会からつまはじきにされる存在なのではないかということを、おそらく彼自身が認識してしまっているということだと思う。

そして徹底した憎まれ役となった婦長(ルイーズ・フレッチャー)の冷徹な視線こそ、我々も含めた社会の視線そのものなのだという現実を観る側にうすうす自覚させ突きつける。

実は患者たちにとって居心地のいい場所、そして社会にとっては都合のいい場所。

そういう意味では、「グリーンマイル」(1999)や「ショーシャンクの空に」(1994)といった“プリズン・ムービー”に見られるヒューマニズムの謳歌とは一線を画した作品になっている。

しかし、だからこそネイティブ・アメリカンのデカ男がその壁をブチ破って巣立っていくラストは激しく心を揺さぶるのであり、まさに映画のもつ力、その表現力をまざまざと見せつけられるのだと思う。

ジャック・ニコルソンならこれを見ろ!というなら、オイラは紛うことなくこの映画をあげる。傑作です。

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クワイエット・ルームにようこそ

Quietroom 出演:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、中村優子、妻夫木聡、大竹しのぶ

監督・脚本:松尾スズキ

(2007年・日本・118分)CS

評価★★★☆/70点

内容:28歳バツイチの明日香(内田有紀)は、ある日、見知らぬ白い部屋で目覚めた。しかも身体はベッドに拘束されている。看護士(りょう)の話によると睡眠薬とアルコールの過剰摂取で昏睡状態になり、この精神科の閉鎖病棟に運ばれてきたのだという。自殺の危険性ありと判断された明日香は、そのままこの病棟で監禁状態に置かれることに・・・。

“二日酔い ゲロでうがい ウチの父”

子供の頃、よく見た光景だなぁww。というのはどうでもいいんだけど、、精神病院の閉鎖病棟という世間的にはタブーとされる舞台を、善意というよりはブラックな悪意の方を先行イメージとして抱いてしまうファンキーな松尾スズキが、どう過激な味付けで料理してしまうのか・・・。興味というよりもやや怖いもの見たさに近いものがある中で、まるで毒見でもするかのように観たのだけれど。。

しかし、見た目は鼻水ズルズルでどんなゲテモノフルコースが出てくるのかと思いきや、いざ口に入れてみると、これがあれっ?と思うほど口当たりが良く、はては食べ終わる頃にはかなりズシリとくるシビアな心持ちにさせられながらもすっきりとした余韻を味わわせてくれて、ユニークな松尾スズキワールドに思わず堪能させられてしまった。

特に、内田有紀のハジケっぷりは最高で、ゲロでうがいしちゃったり、自力でオシッコできなくてカテーテル通して排尿してたりと、ひと昔前なら考えられないことしちゃってるし、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」で歌い踊るシーンの楽しさなんかを見ると、女優という仕事を心の底から愛して楽しんでるんだろうなと感慨深く見入ってしまった。

吉岡秀隆との結婚生活で休養してた呪縛から一気に解き放たれてしまったような・・(笑)。

また、つながったゲジ眉が印象的だった妻夫木聡の暴走ぶりなども、重いテーマを扱っている中でいっぱしのエンタメとしてうまくバランスをとることに貢献していたし、蒼井優や大竹しのぶの存在感は言わずもがな、クドカンのダメっぷりも可笑しくてよかった。

しかし、、あとで知ったことなんだけど、ハリセンボンの箕輪の鼻水ってCGだったんだってね(笑)。

CGスゲェーー、、、おいおい。。

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17歳のカルテ(1999年・アメリカ・127分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ジェームズ・マンゴールド

 出演:ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、バネッサ・レッドグレイブ、ウーピー・ゴールドバーグ

 内容:アスピリンを大量に飲んで自殺を図ったスザンナは、境界性人格障害と診断され精神科に入院。そこで彼女は、風変わりな女性たちに出会う。そして彼女たちは、スザンナが見失っていた“自分”を取り戻す道を明るく照らし出してくれるのだった・・・。アンジーがアカデミー助演女優賞を受賞。

評価★★★☆/70点

“車の運転でハンドルを握った途端に人格が変わるウチの親父の症状は、あんなもんじゃない・・・。”

極度のスピード狂。ブレーキ踏まずにカーブ突入shock

自宅駐車場でブレーキとアクセルを踏み間違え、オイラの車に激突!

2台の車の修理代だけで親父のボーナスが、、、消えた。

こち亀の本田の様相を呈する親父の運転する車に、今は誰も乗らない・・・。

2009年6月17日 (水)

夢のシネマパラダイス603番シアター:アイ・スパイ

グッド・シェパード

Goodshepherd 出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ

監督:ロバート・デ・ニーロ

(2006年・アメリカ・167分)CS

内容:第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワードは、秘密結社に加入したことを機に、対敵諜報機関である戦略事務局「OSS」の設立に加わり国の諜報活動に従事していく。そして、戦後OSSを改編し新たに設立されたCIAの幹部になったエドワードだったが、仕事に没頭するあまり家庭との溝は深まっていく・・・。

評価★★★/60点

CIAの任務と家族との狭間で揺れる苦悩という点ではスピルバーグの「ミュンヘン」(2005)をほうふつとさせる内容だけど、しかしどこまでも表情を変えない主人公エドワード(マット・デイモン)の冷めた存在感に最後までノリきれず・・・。

話の構成として時間軸を交錯させるなど工夫をこらしてはいるのだが、いかんせん人物に魅力がないし、絵でいちいち説明しすぎるシーンが目立つのも鼻につく。

また、子持ちの父親役にはたして童顔のマット・デイモンが適役だったのかも、う~む、、とならざるを得ないし、強烈な存在感が逆に浮いたかんじになってしまったアンジーも、なぜあんな男にホレたのかイマイチ分からんし。。

そういう人物設定で説明してほしいところをスーと通り過ぎていって、飛行機から女スパイを突き落とすシーンなんかをこれ見よがしに撮ってしまう始末。もうダメ・・・。

まぁ、動のジェイソン・ボーンと対比してみれば、マット・デイモンかなり頑張ってたのは認めるけど、でも、女装が予想以上にキモかったのでダメ(笑)。。

しかし、ここまで感情のない映画を見せられるというのもあまりない経験やなぁ。。

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リクルート(2003年・アメリカ・115分)WOWOW

 監督:ロジャー・ドナルドソン

 出演:アル・パチーノ、コリン・ファース、ブリジット・モイナハン、ガブリエル・マクト

 内容:エリート学生のジェイムズは、CIAの採用担当者ウォルターにスカウトされる。が、施設での過酷な訓練は、敵と味方、虚構と現実の区別を困難にしていく。やがて、ジェイムズは内部の陰謀に気付くのだが・・・。

評価★★★/60点

こんなアケスケで見え透いたダマし合いを繰り広げるくらいCIAって、、、暇なの??

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ジョニー・イングリッシュ(2003年・イギリス・87分)DVD

 監督:ピーター・ホーウィット

 出演:ローワン・アトキンソン、ナタリー・インブルーリア、ベン・ミラー、ジョン・マルコヴィッチ

 内容:英国諜報局の絶望的に無能なダメ事務員ジョニーは、ミスでエージェント全員を死なせてしまう。おかげでエージェントに任命された彼は、気分だけは凄腕なものの、何もかも完璧に失敗し・・・。

評価★★★/65点

民放の映画枠の格好のヘビーローテーション映画だなww

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コンフェッション(2002年・アメリカ・113分)WOWOW

 監督:ジョージ・クルーニー

 出演:サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ

 内容:70年代アメリカにおいて、伝説の名プロデューサー兼司会者だったチャック・バリスが自らCIAの秘密工作員として殺し屋をしていたと語った衝撃の告白本をもとに、ジョージ・クルーニーが初監督に挑んだサスペンスドラマ。脚本は「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン。

評価★★/40点

ザ・いけ好かない男でSHOW!

緊張感が全く感じられないのは、チャック・バリス本人の自伝がすでに十分すぎるほど脚色めいているからか・・。

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アイ・スパイ(2002年・アメリカ・97分)WOWOW

 監督:ベティ・トーマス

 出演:エディ・マーフィ、オーウェン・ウィルソン、ファムケ・ヤンセン、マルコム・マクダウェル

 内容:アメリカが極秘開発した最新戦闘機が盗まれ、武器商人ガンダーズの手に渡った。国家保安局のアレックスは、無敗のボクシング王者ケリーとコンビを組み、戦闘機の奪回を目指すが、ケリーはすっかり浮かれてしまい・・・。

評価★★/40点

スパイアクションものとしても、ドタバタコメディとしても必要最低限のタガが完全にゆるんでしまっている雪崩を打つツマラなさ。

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スペシャリスト(1994年・アメリカ・110分)盛岡中劇

 監督:ルイス・ロッサ

 出演:シルベスター・スタローン、シャロン・ストーン、ジェームズ・ウッズ、ロッド・スタイガー

 内容:謎の女メイから両親を殺された復讐を果たしたいと、犯罪組織のボスら3人の殺しを依頼された元CIAの爆破専門工作員レイ。彼は確実に標的を捉えていくが・・・。

評価★★/35点

いくつも舞い込んできたであろう似たようなオファーからこの作品を選んだというのは、他のオファーはこれよりもっと悲惨な内容だったってことだろうな(笑)。サブッrain

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スパイ・ゾルゲ(2003年・東宝・182分)2003/06/21・渋東シネタワー4

 監督:篠田正浩

 出演:イアン・グレン、本木雅弘、椎名桔平、上川隆也、葉月里緒菜、小雪

 内容:第2次世界大戦前夜、自らの理想を信じ8年間に渡って日本とドイツの最高機密情報を盗み出してソ連に送り続け、独ソ戦最大の戦い・スターリングラードの戦いにおけるソ連の大勝利を呼び込むに至った国際スパイ、リヒャルト・ゾルゲの実像に迫るサスペンスドラマ。1930年代、ナチス党員のジャーナリストになりすましたソ連の諜報員ゾルゲは、特派員として日本に来日し、ドイツ大使館に潜り込んでいく。やがて彼は上海で面識のあった朝日新聞記者の尾崎秀実と再会。その尾崎ら彼の理想に共鳴した者を協力者に取り込み、ゾルゲ諜報団と呼ばれる一大スパイ組織を着々と作り上げていく・・・。

評価★★/40点

資料VTRとしては活用できるが、スクリーンに映し出された一本の映画としては何ら価値を見出せない。

相撲でいえばまさに死に体な映画。それを3時間見せられるのだから、よくもまぁオイラも辛抱強く最後まで付き合ったと思うよ・・。

初心者に分かりやすく細部まで大げさで余計なくらいご丁寧に描いているのはまさに資料向け。そりゃ3時間かかるわな。

それにしても監督、、演技ヘタ。。

タイムマシンがあったら、どの時代に行きたいか

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タイムマシンがあったら、どの時代に行きたいか?

そりゃ学生時代考古学を専攻していたオイラとしては、やっぱ卑弥呼のいた時代やね。

しかもその年は西暦248年9月5日!!

卑弥呼の死に関連付けられる日です。

手塚治虫が「火の鳥:黎明編」でも示唆しているように、皇室の祖先神・天照大神(アマテラスオオミカミ)の有名な“天の岩戸神話”は実は卑弥呼の死を表わしていて、要はアマテラス=卑弥呼なのではないか・・

つまるところ、天の岩戸神話というのは、皆既日食により太陽神でもあるアマテラス=日の巫女=卑弥呼の霊力が無くなったことを表わしたものであり、しかも卑弥呼のいたと思われる時代、日本で皆既日食が見られた年は西暦248年9月5日しかない・・

つまりタイムマシンでこの日に行くことで、卑弥呼の死を目撃できるのではないかということが1番。

さらに邪馬台国はどこにあったのか、卑弥呼のお墓は常々いわれているように奈良県にある箸墓古墳なのかといったところを全て知りたいッスな(笑)。

あとはこの時代近くでいうと、大和政権の成り立ちとか、古代日本において最大の建築物だったことが明らかになっている出雲大社の成立状況だとか、あとはやっぱ今に至るまで続いている天皇家のルーツなんてのも知りたいわな。

あとは時代は下るけど、壁画で有名な高松塚古墳やキトラ古墳の被葬者なんてのも知りたいなぁ。

海外だったら、イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔になった日かな。西暦30年4月7日だっけか。

他にはノアの方舟とか、アトランティス大陸とか、あとピラミッドって結局何なの?ってところとか、、、となると紀元前2500年くらいか(笑)。。

2009年6月10日 (水)

夢のシネマパラダイス197番シアター:恐怖のウイルス感染★バイオハザード★

バイオハザード

Bhl 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ

監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン

(2001年・アメリカ・101分)2002/09/09・MOVIX仙台

評価★★★/65点

内容:外部と遮断されたバイオ研究所で、人類を滅亡させる新型ウイルスが流出。事態収拾のため特殊部隊が送り込まれるが、ウイルスによってゾンビと化した研究所員たちに襲われ、次々と命を落としていく。隊員のアリスは必死の攻防を繰り広げるが・・・。

“他人がプレイしているTVゲームを横で見ていることほど味も素っ気もないことはない。。この映画にも同じことを感じる。”

冒頭からバイオハザードの世界に難なく入っていけるのはこの映画の巧みさではある。

しかし、ただそれだけという感がどうしても否めない。

自分がTVゲームでプレイしている時に感じる怖さというものはこの映画からは感じられないのだ。

ゾンビにとっ掴まれてガリガリ喰われてしまう時に自分に及んでくる生々しい感触も、次の角を曲がると何かが潜んでいるのではないかという得体の知れない言い知れぬ恐怖もここには無い。

良くも悪くも洗練されてしまっていると言えばいいだろうか。

ま、そりゃ自分がプレイしているという自分主体のTVゲームと、作り手主体の映画とでは、はなっから較差が生じてしまうのは当然といえば当然だけど。

バイオハザードの世界観を表現しきれていたということからすれば、この映画はこれはこれで成功しているといえるのかもしれない。

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バイオハザードⅡ アポカリプス

Biohazard_2 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス、オデッド・フェール

監督:アレクサンダー・ウィット

(2004年・アメリカ・94分)DVD

評価★★★/60点

内容:無事に地下施設から生還したアリスたちは、アンデッドに支配されたラクーン・シティからの脱出を図ろうとするが、脱出口のブリッジは封鎖されていて・・・。

“完全に安心しきって、くつろいで見れてしまうのは、やはり結局のところコントローラを自分が握っているか作り手側が握っているかというところに行き着いてしまう。”

1作目よりもスケールがでかくなっていて見応えがあるのはたしかで、ラクーン・シティの市街戦なんかは、ふと「ブラックホーク・ダウン」を思い浮かべてしまうほどの出来栄え、、、と言ったら言いすぎだな、ハイ。

ところがだ、スケールがでかくなっているのはいいものの、それに比例して面白さが付いてくるのではなく、ミラジョヴォの強さが比例してしまったのが何とも救いようがないところ。。

おかげで超人になっちゃいました、、、ってキン肉マンにでも出とけぇ!!

だから非常に安心して見れちゃうのねこれ・・・。

ん?待てよ。

自分がプレステでバイオハザードやる時はいっつも絶望的な戦いを繰り広げてるんだけど。そこんとこどうなのよ。

安心して見させるのは、この作品においては限りない罪でっせアータ!

だから、要するに、、、ミラジョヴォいらね。。。

あ、そうしないと客来ない?

そっかぁ、、客寄せかぁ、、、ってことにならないでね3作目は。

って作るのかよ!

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バイオハザードⅢ(2007年・アメリカ・94分)WOWOW

 監督:ラッセル・マッケイ

 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン、アシャンティ

 内容:T-ウイルスの感染は世界中へ広がり、地上世界は急速に砂漠化、さらに人類は次々にゾンビ化していく。その中で、地下施設に潜っていたアンブレラ社は、アリス計画なるものを始動させる。一方、アンブレラ社の研究施設から脱走していたアリスは、ウイルスの及ばない安息の地アラスカを目指すが・・・。

評価★★★/60点

はっきりいってバイオハザードという冠を付けてるのがバカらしいくらいかけ離れちゃってる作品になっちゃってて、しかも1作目の偽クローン映画みたいなかんじ。。

そこにプラス「エイリアン4」とヒッチコックの「鳥」かよっ!

さらに、2作目ですでに95万パワーの超人の域に達していた女戦士ミラジョヴォが今回さらなる進化を遂げ、なんとスーパーサイヤ人に変貌!!なんじゃそりゃ(笑)。ドラゴンボール実写版にでも出とけ!

が、一方では、灼熱の砂漠を舞台に、さんさんと降り注ぐ太陽にさらされている渇きまくったアンデッド軍団という設定は今までにない光景で、、、ようするにバイオハザードと思って見なければそれなりに楽しめる作品になってはいる。

しかし、、続編まだいくのかよ・・。次の舞台は宇宙か(笑)!?

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アウトブレイク(1995年・アメリカ・129分)DVD

 監督:ウォルフガング・ペーターゼン

 出演:ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー

 内容:アフリカの小村に派遣された米国陸軍伝染病医学研究所のサムは、そこで未知のウイルスに侵された村人たちが次々と死んでいくのを目の当たりにする。ところが、その直後、カリフォルニアのシーダークリークという町で同じ症状の伝染病が発生してしまう・・・。

評価★★★☆/70点

“警報!警報!レベル4発生!レベル4発生!下手な人間関係を持ちこむことは禁止されています。繰り返します。ヘタクソな人間関係描写は被害を甚大にするだけですので即刻止めてください。”

アメリカ映画にありがちな夫婦愛を織り込んでいるのはまだ許せる。

がしかし、悪役D・サザーランド少将を逮捕したときのモーガン・フリーマン准将の満面の笑みを見たときは思わずブチ切れそうになりましたがな。

いかにもなパターン化されたアメリカ映画なんだよなぁ毎度のことだけども・・。結局全てが安易なハッピーエンドで終わっちゃう。ていうか全然問題は解決されてないままじゃん。

このての題材を扱うならもう一段高いレベルでつくってほしいもんだ。

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ウルトラヴァイオレット(2006年・アメリカ・87分)WOWOW

 監督・脚本:カート・ウィマー

 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー

 内容:21世紀末、新種のウイルスが蔓延。感染した人間はファージと呼ばれ、超人的な知能と運動能力を持つかわりに12年しか生きられない運命にあった。ファージを根絶しようとする政府は掃討作戦を繰り広げるが、ファージも地下組織を結成し反抗を試みていた。そして、ファージ最強の女戦士ヴァイオレットが政府の最終兵器を強奪することに成功するが、それはたった9歳の少年だった・・・。

評価★★/40点

この監督の前作「リベリオン」は少ない予算の中で出来ることを密にやり込んでいる印象があったが、今作は使いこめるだけの予算を得たことで、かえって中身がスカスカになってしまった感が・・・。

無敵のミラジョヴォも正直見飽きたし(笑)。なんかもう女版セガールのキャリアを邁進しているかんじやな。。

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カサンドラ・クロス(1976年・イギリス・128分)NHK-BS

 監督・脚本:ジョージ・P・コスマトス

 出演:バート・ランカスター、リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン、エヴァ・ガードナー

 内容:ジュネーブのWHO本部を爆破しようとしたテロリストが、襲撃に失敗して逃げる途中、誤って細菌に感染。そしてそのままストックホルム行きの大陸横断鉄道に潜り込んでしまう。秘密漏洩を恐れたアメリカ陸軍のマッケンジー大佐は、ポイントを切り換えて列車の進路を変更させ、今は使われていないカサンドラ大鉄橋ごと千人の乗客もろとも爆破しようと目論むのだが・・・。

評価★★★/65点

まるで聖闘星矢の必殺技に使われてそうな題名のカッコ良さから、いったいどんな映画なんだろうと思ってたら、トンでもない惨劇映画だったなww。ラストで半分死んで半分生き残るって・・。

セガールが乗ってたらねぇ(笑)。。

しかし、こういう映画にソフィア・ローレンだとかエヴァ・ガードナーといった大物女優が出てるとは意外だった。

あと、「グラディエーター」(2000)やハリポタシリーズでヨボヨボの爺さんだったリチャード・ハリスの若かりし日の姿を見れたのは収穫だったかも。

夢のシネマパラダイス602番シアター:一番怖いのは、人間なのかも・・!?

ホワット・ライズ・ビニース(2000年・アメリカ・130分)DVD

 監督:ロバート・ゼメキス

 出演:ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー、ジェームズ・レマー

 内容:大学教授ノーマンと妻クレアは、ヴァーモントの美しい湖畔で幸せに暮らしていた。が、クレアは愛娘を大学に送り出したばかりで、心に穴が空いた状態。そんなとき、家の中で不可解な出来事が起こり始める・・・。

評価★★/40点

M・ファイファーに対する苛酷ないじめともいえる糞シナリオの中で女優魂を貫き通した彼女だけは評価してあげたい。

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ゴシカ(2003年・アメリカ・97分)DVD

 監督:マチュー・カソビッツ

 出演:ハル・ベリー、ロバート・ダウニー・Jr.、ペネロペ・クルス、チャールズ・S・ダットン

 内容:女子刑務所の精神科勤務の女性医師ミランダが、ある雨の日、橋の下で奇妙な少女と出会い、そのまま記憶を失くした。目を覚ますと彼女は夫殺し犯として病棟に収容されていた・・・。超常現象の存在を信じないミランダが次々と怪奇現象に襲われるサイコホラー。

評価★★/40点

何が恐いって、アカデミー賞女優の行く末の方がよっぽど末恐ろしいよ・・・。

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“アイデンティティー”(2003年・アメリカ・90分)WOWOW

 監督:ジェームズ・マンゴールド

 出演:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、アマンダ・ピート、クレア・デュバル

 内容:豪雨から逃れるため、田舎町のモーテルに身を寄せた10人の男女が次々と殺された。同じ夜、死刑判決が下った事件の再審理が行われようとしている。モーテルで起こる連続殺人、死刑囚の再審理、この2つにはどんな関連があるのか・・!?

評価★★★☆/70点

“やっぱりレイ・リオッタはいつものレイ・リオッタだった。。”

信用できないもんこの人(笑)。絶対何か裏がある、、ってまさか囚人だったとは思わなかったけども。

しかし、いろいろツッコミどころはあれど、純真なボクちゃんはものの見事にヤラれますた。。

車に轢かれた奥さんが首をザックリ切ってるのに生きてるところとか、レイ・リオッタの背中に血のりがベットリ付いてるところとか、車が爆破しちゃったのに遺体が出てこないとか、今から考えてみればあからさまなヒントは数多くあったのだけども、まさか多重人格者の脳内妄想、はては子供が凶暴な殺人鬼の人格だったとは・・・。むむむ。

脳内妄想だから辻褄が合わなくてもいいわけだし、してやられたなぁ。。

90分という長さもちょうど良く、意外なめっけもんでした。

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レイクサイドマーダーケース(2004年・東宝・118分)仙台フォーラム

 監督:青山真治

 出演:役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる

 内容:子供の中学受験を控える藤間、関谷、並木家。勉強合宿のために湖畔の別荘に集まったが、並木俊介の愛人が押しかけ、殺害されたことで事態は急変。3家族は事件の隠蔽を企むが・・・。

評価★★★/55点

まるで静かな湖面のごとく波風が立たぬ範囲で狭ッ苦しい箱の中にこじんまりと丸く収めてしまったかんじ。これじゃ映画じゃなくてもいい。

大胆かつ大仰にすくい上げてほしかった者としては、これは120%舞台でこそ映える作品なのでは。

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フォーガットン(2004年・アメリカ・91分)WOWOW

 監督:ジョセフ・ルーベン

 出演:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ、アルフレ・ウッダード

 内容:一人息子を事故で亡くし、母親はその死から立ち直れずにいた。しかしある日、彼女の周辺から息子の存在していた痕跡が一切消えてしまう。夫までも子供など最初からいないと言う。自分の記憶すら信じられず全てが曖昧になっていく恐怖と、襲いかかる不可解な現象を描くサスペンス・スリラー。

評価★★/40点

こんなトンでも映画を作らなければならないほど今のハリウッドはネタ切れ状態なのか・・・。

いかにX-ファイルが偉大で凄いTVシリーズだったのか、こういう映画見るとしみじみ分かる(笑)。。

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ダーク・ウォーター(2004年・アメリカ・105分)CS

 監督:ウォルター・サレス

 出演:ジェニファー・コネリー、アリエル・ゲイド、ジョン・C・ライリー、ティム・ロス、ピート・ポスルスウェイト

 内容:離婚調停中のダリアは、元夫と5歳の娘セシリアの親権をめぐって争っているが、娘の養育に適した暮らしを確保しなければならないというプレッシャーとも闘わなければならなかった。そんな中、NYのルーズベルト島にある古びたアパートの9階の一室で新生活を始めることになった母娘ふたり。しかし、ある日、ダリアは寝室の天井に黒い染みがあることに気付き・・・。鈴木光司原作、中田秀夫監督の「仄暗い水の底から」(2001)のリメイク作。

評価★★★★/75点

まず、監督が「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」のブラジル人監督ウォルター・サレスということで、ハリウッド進出第一作とはいえホラー映画というなんとまぁ畑違いの場を選んだものだとビックリしちゃったんだけど。

しかし、フタを開けてみれば、これがまたホラー映画というジャンルに収まりきらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていてビックリ。

とともに、アメリカ人監督の感性ではすくい取ることができないところにまで目が行き届いているという点でも、ハリウッド漬けになっていない監督起用は吉と出ているし、ウォルター・サレスの才覚にも舌を巻くばかりだ。

まずもって、水が必要不可欠の重要なキーワードになっている中で、日本の梅雨時のジメジメ感とはまた違った暗くて冷たい湿度を表現しているのが特筆もので、ハリウッド映画でここまで陰鬱な雨の描写というのは、デビッド・フィンチャーの「セブン」(1995)以来なのではなかろうかと思うくらい印象的だった。

さらに、そこにコンクリート製の老朽アパート群が墓標のように佇むNYの孤島ルーズベルト島の異様なロケーションが輪をかけた不気味さを醸し出していて、シングルマザーの主人公の内面をじわじわと圧迫していくのもヨロシイ。ていうか、実際にある島なのねこれってshockww

また、さらに特筆すべきなのがジェニファー・コネリーの演技で、中田秀夫のオリジナル作における黒木瞳も印象的だったけど、今回のジェニファーの母性が滲み出てくる存在感には一気に引き込まれてしまった。完全に演技派女優になったなというかんじ。

ホラーというフォーマットを借りて、母娘の人間ドラマをより強調させて描いた今回の作品は理想的なリメイクになったといえるのではないだろうか。

ウォルター・サレスの今後の活躍も楽しみ。

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ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ

Imge82023947u87yo 出演:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー

監督:ジョン・ポルソン

(2005年・アメリカ・102分)仙台フォーラム

内容:NYに暮らす心理学者のデビッドは、妻アリソンを自殺で亡くしてしまう。それを目の当たりにした9歳の娘エミリーは、以来、心を閉ざしてしまった。そのためデビッドは娘の心が癒えるようにとNY郊外の湖のほとりにある町へ引っ越した。それでもなかなか心を開かないエミリーは、いつしかチャーリーという想像上の友達と遊ぶようになるのだが・・・。

評価★★/40点

しっかり長時間、煮詰めなきゃならない料理をわずか10分で仕上げてしまうような、まるでド素人が作ったような映画。

鼻の穴が震えるまで怯え続けるダコタ・ファニングと「シャイニング」のジャックなみの変なオジさん、ロバート・デ・ニーロをただ撮りたい、それを絡ませれば面白いんじゃないか、、ついでにストーリーに一癖つけよう、という企画会議の机の上にあるようなテキストをそっくりそのまま丸投げしただけ。

ことは拙速を尊ぶとは言うが、これはあまりにもヒドイ・・。

2009年6月 2日 (火)

レアル・マドリー狂想曲第62番:ペレス会長復帰&ぺジェグリーニ監督就任!

1243941368_extras_albumes_0 ←左からフロレンティーノ・ペレス会長、アルフレッド・ディ・ステファノ名誉会長、マヌエル・ぺジェグリーニ新監督

結局5連敗を喫して今シーズンのリーガを終えた我が愛しのレアル・マドリーは、リーガ閉幕の翌日である6月1日にフロレンティーノ・ペレスが無投票当選で3年ぶりに会長に復帰した。これといった対立候補がいない中、さらに立候補を取り下げた候補もいて、結局ペレス以外に立候補者が出ずに、6月14日に予定されていた選挙を経ることなく会長選出の運びとなった。

そして、その翌日である今日、新監督としてビジャレアルのチリ人監督、マヌエル・ぺジェグリーニが就任することになった。

リーベルやサンロレンソなど15年間南米で監督業をした後、5年間指揮したビジャレアルではショートパスを多用する南米スタイルを基調としながら、ヨーロッパスタイルを程よく融合させ、人もボールも動く華麗なサッカーを完成させて欧州屈指の強豪に育て上げた手腕は確かなもので、満を持してビッグクラブへ進出ということになる。

どういうふうにレアルを変えていくのか非常に楽しみなところだけど。

さて、ペレスといえば、ギャラクティコ(銀河系)と呼ばれたスーパースター軍団が思い出されるけど、今回も獲得候補にはクリスチアーノ・ロナウド、カカ、リベリー、イブラヒモビッチといった名前がズラリと並んでいる。

ただ、各紙報道によると、今夏の獲得は4,5人になるようで、ロナウド獲得だけに大金を積むようなことはしないという話も出ているので、はてさてどうなることやら・・。

オイラ的には、カカ、シャビ・アロンソ、シルバ(リベリー)、マイコン、クリシの5人獲れれば言うことなし!あるいはここにイブラヒモビッチ、テベス、ビジャのうち1枚が入ってきてもいいんだけど。欲張りすぎ(笑)!?

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