欧蹴球狂想曲第47番:バルサ3冠
先日ローマで行われたCL決勝バルサ×マンUは、バルサが2-0で完勝し、3シーズンぶり3回目のビッグイヤーを果たした。
しかも、リーガ、CL、スペイン国王杯の3冠を達成し、スペイン勢初の快挙を成し遂げてしまった。
永遠のマドリディスタであるオイラからすると、なんとも悔しいところだけど、今シーズンのバルサの強さと美しさは認めざるを得ないわな。
次のバロンドール最右翼といわれる超絶技巧の異次元タレントであるメッシを中心に据え、スペイン代表でも中盤の軸を担う世界最高MFコンビのシャビ&イニエスタ、世界最高の右ラテラルであるダニエル・アウベス、また前線でもエトー&アンリの完全復活と、タレントの質はまさに世界最高。
ここにセルジ・ブスケツやピケなどの新顔が加わり、シーズン前にロナウジーニョ&デコというメガクラックを売り払う大ナタを振るい、戦力値及びペップことグアルディオラ新監督の力量にも不安視の声が挙がっていたものの、フタを開けてみれば逆にチームとして底上げされたかんじ。
昨シーズンと比べても、メッシにしてもエトーにしてもアンリにしても今シーズンの方が怪我もなく好調をキープしていたし。
戦力外とも言われていたエトーはリーガ得点王を争う位置まで復活し、昨シーズンは鳴かず飛ばずだったバルサ2年目のアンリもバルサのスタイルにすっかり慣れ、アーセナル時代の輝きを取り戻した印象だし、あとはなんといってもイニエスタやな。
ロナウジーニョとデコを完全に超えたかんじで、そのプレーぶりと質の高さは見てて空恐ろしくなってくるくらいに凄みを増している。メッシの陰に隠れているけど、ハンパない技術力だわさ。
そして、クライフの薫陶を受け、ドリームバルサの一員として活躍したグアルディオラが、あの頃のチームを超えるほどのチームを監督1年目にして作り上げたというのもスゴイの一言。
ていうか監督1年目で3冠って、フツーありえねぇーしww。。
あとは落ちてくだけだな(笑)。
今夏のプレシーズン、我が愛しのレアル・マドリーは新会長のもとでかなりの入れ替えがあるはずだけど、バルサの移籍市場での動きも気になるところだな。
今シーズン前のレアルのように、動きは少なく戦力の熟成と守りに入るのか、それとも積極的に移籍市場に打って出るのか。まぁ、どのチームにもある程度の新陳代謝は必要だけど、完璧なチームだけに難しいところだろうな。
さて、CL決勝にアジア人として初めてピッチに立ったマンUのパク・チソンだったけど、ホロ苦い試合になっちゃったな。惜しいシーンもあったんだけどねぇ。
次は日本人がプレーしてるところを見たいけど、夢のまた夢か・・。
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