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2009年5月31日 (日)

欧蹴球狂想曲第47番:バルサ3冠

Photo 先日ローマで行われたCL決勝バルサ×マンUは、バルサが2-0で完勝し、3シーズンぶり3回目のビッグイヤーを果たした。

しかも、リーガ、CL、スペイン国王杯の3冠を達成し、スペイン勢初の快挙を成し遂げてしまった。

永遠のマドリディスタであるオイラからすると、なんとも悔しいところだけど、今シーズンのバルサの強さと美しさは認めざるを得ないわな。

Photo_2 次のバロンドール最右翼といわれる超絶技巧の異次元タレントであるメッシを中心に据え、スペイン代表でも中盤の軸を担う世界最高MFコンビのシャビ&イニエスタ、世界最高の右ラテラルであるダニエル・アウベス、また前線でもエトー&アンリの完全復活と、タレントの質はまさに世界最高。

ここにセルジ・ブスケツやピケなどの新顔が加わり、シーズン前にロナウジーニョ&デコというメガクラックを売り払う大ナタを振るい、戦力値及びペップことグアルディオラ新監督の力量にも不安視の声が挙がっていたものの、フタを開けてみれば逆にチームとして底上げされたかんじ。

Photo 昨シーズンと比べても、メッシにしてもエトーにしてもアンリにしても今シーズンの方が怪我もなく好調をキープしていたし。

戦力外とも言われていたエトーはリーガ得点王を争う位置まで復活し、昨シーズンは鳴かず飛ばずだったバルサ2年目のアンリもバルサのスタイルにすっかり慣れ、アーセナル時代の輝きを取り戻した印象だし、あとはなんといってもイニエスタやな。

ロナウジーニョとデコを完全に超えたかんじで、そのプレーぶりと質の高さは見てて空恐ろしくなってくるくらいに凄みを増している。メッシの陰に隠れているけど、ハンパない技術力だわさ。

Photo_2 そして、クライフの薫陶を受け、ドリームバルサの一員として活躍したグアルディオラが、あの頃のチームを超えるほどのチームを監督1年目にして作り上げたというのもスゴイの一言。

ていうか監督1年目で3冠って、フツーありえねぇーしww。。

あとは落ちてくだけだな(笑)。

今夏のプレシーズン、我が愛しのレアル・マドリーは新会長のもとでかなりの入れ替えがあるはずだけど、バルサの移籍市場での動きも気になるところだな。

今シーズン前のレアルのように、動きは少なく戦力の熟成と守りに入るのか、それとも積極的に移籍市場に打って出るのか。まぁ、どのチームにもある程度の新陳代謝は必要だけど、完璧なチームだけに難しいところだろうな。

Photo_3 さて、CL決勝にアジア人として初めてピッチに立ったマンUのパク・チソンだったけど、ホロ苦い試合になっちゃったな。惜しいシーンもあったんだけどねぇ。

次は日本人がプレーしてるところを見たいけど、夢のまた夢か・・。

2009年5月25日 (月)

夢のシネマパラダイス190番シアター:ブレイブ ワン

ブレイブ ワン

Ccdedab2ccdedcdd 出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、メアリー・スティーンバージェン

監督:ニール・ジョーダン

(2007年・アメリカ・122分)WOWOW

内容:NYでラジオパーソナリティをしているエリカ・ベインは、婚約者デイビッドとの結婚式を間近に控えていた。が、ある夜、2人は散歩中に3人組の暴漢に襲われ、デイビッドは亡くなってしまう。なんとか一命をとりとめたエリカは、恐怖と復讐心から一丁の拳銃を手に入れるが・・・。処刑人として自ら悪を裁くもうひとりの自分に目覚めた女性を描くアクション・サスペンス。

評価★★★☆/70点

「タクシードライバー」(1976)の少女が30年後、同じNYで銃を持つ処刑人になったという意味でみれば、かのトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)とかなりリンクするところもあって興味深く見られるし、なにより一線を越えれば誰もが人殺しになれてしまうという紙一重の恐怖を圧倒的な眼力の存在感で演じたジョディ・フォスターから片時も目を離すことができない。

感情のないような怖い顔の裏に隠された憎しみや悲しみ、自分の中の見知らぬ他人をのぞいてしまった恐れや迷いといった様々な思いがうずまいている複雑な様を、グリーンの瞳に閉じ込めながら、ラジオDJとしての静謐な語り口の中で、また“最後の善人”テレンス・ハワードとの微妙なやり取りの中で難なくこなしてしまう。

そして、モラルとアンモラルの狭間に観る者を引きずり込み、深く考えさせることに十分すぎるほどの説得力をもたせたジョディ・フォスターはやはりスゴかった。

最初は正当防衛、次が他人の救出、そして最後が裁きと、なにか9.11後のアメリカをそのまま見せられているような、そんな時代の今を切り取った映画でもあるのかもしれない。

「死ぬのは簡単、生きるのは大変」、、、まさに言い得て妙な映画ですた。どんとはれ。。

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ドミノ

6dca47c0f334c60c 出演:キーラ・ナイトレイ、ミッキー・ローク、エドガー・ラミレス、ルーシー・リュー、クリストファー・ウォーケン

監督:トニー・スコット

(2005年・米/仏・127分)DVD

評価★★★/60点

内容:名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてロンドンに生まれたドミノ・ハーヴェイ。何不自由ない環境に恵まれるも、父は彼女が幼いときに亡くなり、母は再婚相手探しに奔走する日々。家族愛を知らずに育った彼女は、トップモデルとして活躍するが、彼女の心が満たされることはなかった。そんなある日、彼女は新聞に載っていたバウンティハンター(賞金稼ぎ)の募集広告を目にする・・・。

“時間軸をズラしたり、過剰で派手な映像トリックを使ってドミノ・ハーヴェイのスリリングな人生を描こうとしているが、それがだんだん小細工にしか見えなくなってきて、逆に本質的なものが何も見えずに邪魔になってくる・・・。”

とにかくあっち行ったりこっち来たりで何かとせわしない映画なのだが、ストーリー的にやってることは、愛情を捨てた女とクールになりたい男どもの退屈人生脱出計画で、すごく単純で単調。

骨太にできる自信がなくてああいう背伸び感覚の手法になったのか、とも勘繰りたくなるが、まぁ、トニー・スコットはいつもそうだからな。。

しかし、結局ドミノ・ハーヴェイとは何者だったのかがよく分からなかったというのが正直なところ。いっそのことジェリー・ブラッカイマーあたりに任せた方が逆に良かったんじゃないw!?

唯一、ビバヒルメンバーの自虐ネタはツボに入ったけどね。葉っぱを吸ってるイアン・ジーリングや、本当は父親コンプレックスのガキだった!ブライアン・グリーンの方にリアリティを感じてしまったのはオイラだけか・・?

しかし、キーラ・ナイトレイ胸ないなぁ、、と思ってたら実物もなかったな・・・(笑)。

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ファイト・クラブ

1716 出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム・カーター

監督:デビッド・フィンチャー

(1999年・アメリカ・139分)新宿文化シネマ

評価★★★/65点

内容:ヤング・エグゼクティブのジャックは不眠症と鬱状態を抜け出せず、カウンセリングに通う日々を送っていた。が、カリスマ性のあるタイラーと知り合い、秘密の組織“ファイト・クラブ”に入会。最初は殴り合うことでお互いを認め合うという集まりに過ぎなかったのだが、次第に社会に不満を持つ男たちが集まってきて、遂にはテロ行為をおっ始め・・・。偽善に満ちた現代を挑発するD・フィンチャー監督の衝撃作。

“ていうか不眠症のヤツがこれ観たらすぐ寝れると思うんだよね・・・”

2時間恍惚感と倦怠感がいっしょくたに脳みそに押し寄せてきて、頭だけがパニくってグッタリきます。

それが当ファイト・クラブの強みでございます。

それでも眠れない方は神通力も失せてきた教祖デビッド・フィンチャーの“パニック・ルーム”をご利用いただきますと倦怠感だけをジワジワと感じることができますので、こちらと合わせてご利用ください。

2009年5月23日 (土)

夢のシネマパラダイス245番シアター:クローズZERO

クローズZERO

Crowszero_1 出演:小栗旬、やべきょうすけ、黒木メイサ、桐谷健太、岸谷五朗、高岡蒼甫、山田孝之

監督:三池崇史

(2007年・東宝・130分)WOWOW

評価★★★☆/70点

内容:偏差値最低&最凶最悪の不良学生の巣窟、私立鈴蘭高校。いまだかつて鈴蘭を制覇した者がいない中、現在は芹沢(山田孝之)率いる最大派閥を最右翼として日々抗争が繰り広げられていた。そんな鈴蘭にある日、暴力団組長の息子である滝谷源治が転入してくる・・・。

“笑撃のバカ映画”

頭スッカラカンにして何も考えずに楽しめる偏差値最低のバカ映画って日本映画にあまりないんだけど、今回の三池映画はそのド真ん中をいくようなクソバカ映画だった。最大のホメ言葉だからねこれw。

群雄割拠と下克上が支配する鈴蘭高校を舞台に繰り広げられる超ワルどものてっぺんを目指す天下布武への道!

どっからどう見てもバカです・・・。話だけ聞けば、なんかワンピースと似たようなかんじだけどね(笑)。

なんかマンガの見開きのコマに擬音でズッドォーーンannoy!!と大見得を切ったようなシーンと迷いのないバカ台詞のオンパレードに、終始笑いのツボにハマッて面白おかしく見ちゃったな。

しかし、ラストの天王山大決戦で、黒木メイサの歌をかぶせてきたのにはまた別なサブッrainな笑いになっちゃったけど・・・。

でもこの超ワルども、なにげに手順をしっかり踏んでせっせと多数派工作に勤しんでるのよね(笑)。こいつら高校生ちゃうやんけーと思っちゃうけど。

ま、何も考えずに見るのが三池流だからいいんだけどさ。。ハリウッド行ってズドンと一発バカ映画を撮ってもらいたいな。タランティーノよ誘ってくれ。。

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火山高(2001年・韓国・108分)渋谷東急3

 監督・脚本:キム・テギュン

 出演:チャン・ヒョク、シン・ミナ、キム・スロ、グォン・サンウ、コン・ヒョジン

 内容:生徒達と教師が学園の覇権をかけて闘う異色アクション。17年間もの覇権争いが続く“火山高”。そこに転校してきたギョンスは、その強大なパワーに目をつけられ、武術の極意を記した秘伝書を巡る争いに巻き込まれていく。。

評価★★★☆/70点

“何が1番ウケるってMAX級のおバカ映画なのに、作り手の映画にかける情熱がビシバシと伝わってくること。少年ジャンプ黄金時代の正統な後継者は韓国にあり!!”

サッカーW杯での韓国の熱さ、まさに赤い悪魔・レッドデビルの熱狂と情熱の波を目の当たりにすれば、少年ジャンプ黄金時代のバカ正直な熱血さを今再現できるのは韓国しかありえない。

日本じゃ今となってはまず無理。

男を“漢”と書き、闘った相手を“友”と呼んだ、そんなことがお笑いにならずにまかり通った時代はもう過去のものとなった日本では。。

ジャンプ黄金時代に小・中・高校と過ごしてきたオイラでさえも思わず笑っちゃうシーン満載だった本作品。というか今のオイラにはお笑いおバカB級ムービーにしか見えないんだ、、、ああ、あの頃にはもう戻れない・・・。

今のジャンプはすっかり雰囲気変わっちゃってるしね。

ま、韓国映画の裾野の広さと情熱に乾杯!ゴチになりました。

<追記>*オイラにとってのジャンプ黄金時代とは、80年代中頃~90年代中頃だと思ってます。幽遊白書、スラムダンクの終了でジャンプ黄金時代は終わったかなと。

しかしこの火山高は80年代のマンガですね明らかに。

キン肉マン、北斗の拳、ドラゴンボール、キャプ翼、星闘星矢、魁!男塾、ハイスクール奇面組、シティハンター、こち亀、ジョジョの奇妙な冒険etc..とにかくものすごいラインナップだったなぁ。まさに熱血!

そんな時代の雰囲気も今回の火山高は見事に継承してくれました。

(初記)2002/12/26

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マルチュク青春通り(2004年・韓国・118分)WOWOW

 監督・脚本:ユ・ハ

 出演:グォン・サンウ、イ・ジョンジン、ハン・ガイン、イ・ジョンヒョク

 内容:軍事政権下にある1978年の韓国。新興住宅地カンナムでもガラの悪いことで評判のマルチュク通りにある男子高校に転校してきたヒョンスは、ブルース・リーに憧れる高校2年生。通学中のある日、上級生に絡まれていたウンジュという美少女を助けるが、一目で恋に落ちてしまう・・・。

評価★★★/60点

“迫り来るオバハン、悶えるサンウ!マル秘青春悶々通り・・・てか。”

原題が“マルチュク通り残酷史”というだけあって、残酷な時代背景とともに青春の残酷な一面を友情と恋愛と暴力をもって映し出していく。

青春には生傷が絶えないが、この映画で描かれる傷は深くて重い。

そして押さえつけられ鬱屈していたエネルギーが、ブルース・リーの形を借りて「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロばりに爆発し、「韓国の学校なんて最低でクソ喰らえ!」とブチ叫ぶヒョンスの姿がとにかく印象的だった。

しかし、中途半端なシークエンスの連続だけだったと感じられることも否めず、ひとつの映画作品としても残酷な一面をさらけ出してしまった気がする。惜しいと言うべきなのか・・・。

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凶気の桜(2002年・東映・122分)WOWOW

 監督:薗田賢次

 出演:窪塚洋介、RIKIYA、高橋マリ子、須藤元気、原田芳雄

 内容:若きナショナリストの山口ら幼なじみ3人は東条英機版ネオナチともいうべき結社“ネオ・トージョー”を立ち上げる。特注の白い戦闘服を身にまとった彼らは、育った町・渋谷から汚いゴミを一掃しようと、日々街中でチーマー狩りに勤しんでいた。そんな彼らを右翼系の政治結社・青修同盟の会長も一目置いていた。が、やがて3人は青修同盟と対立する暴力団との抗争の渦に巻き込まれていく・・・。

評価★★★/55点

まった叫んでるよアイツは、、、

お前だよ窪塚ァ!

お前なぁ、そのハゲ頭みがいてよく考えてみろ。美味そーを、まいうそーって言う連中のバカ頭と一緒によく考えてみろ。

渋谷だけが日本じゃねえんだよ!

岩手さ来てみれ!

何もねぇから・・・w。

2009年5月17日 (日)

夢のシネマパラダイス601番シアター:パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス

Photo 出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ

監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ

(2006年・メキシコ/スペイン・米・119分)2007/10/23・盛岡フォーラム

評価★★★★/80点

内容:1944年のスペイン。スペイン内戦終結後もフランコ政権に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父親を亡くした少女オフェリアは身重の母親カルメンと共にこの山奥へやって来る。ゲリラ鎮圧にあたるビダル将軍と再婚したカルメンは、自らの手元で子供を産ませようとするビダルに強引にこの地に呼び寄せられたのだ。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみをつのらせるオフェリア。そんな夜、彼女は昆虫の姿をした妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れ、そこで迷宮の守護神パン<牧神>と出会う・・・。

“ファンタジーの本質をこれほど的確についた作品はいまだかつてない。”

いまだかつてこれほど残酷で暗く悲しいファンタジー映画というのを見たことがない。

それくらい心にズシリと重くのしかかってくるような作品だった。

スペイン内戦についてその歴史的背景など、もっとちゃんとした知識があればと観る方としては反省しちゃったけども。。

戦争、仕立て屋だった父の死、日に日に衰弱していく身重の母、残忍な義父と、オフェリアを取り巻く過酷な現実は小さな少女ひとりの力ではどうにも抗しがたいものがある中で、おとぎ話の童話好きな彼女が生み出したもう一つの空想世界、それが地底の魔法の国。

ファンタジーとは逃避の文学であるとはよくいわれるが、それは一見たしかにそうなのだが、しかし、別な視点でみれば、ファンタジーというものがツライ現実を回避し、なおかつ生きるための勇気を呼び起こすための最適な糧であるということは、「ハリー・ポッター」や「ピーターパン」「オズの魔法使い」など古今東西のファンタジー作に共通するものであることは捉えておかなければならない。

その点でみれば本作はまさにファンタジーというものの本質を突いているといっていい。

しかも、その中で本作は、振り子でいうところの最果ての地に位置する作品であり、多くのファンタジーが生きるための勇気を異世界での冒険を通して獲得し成長して現実世界に帰って来るというパターンを踏襲しているのに対し、今回のお話はそんな生易しいものではなく、現実の困難にひとり孤独に直面し直視しつづける中で、強い自己犠牲精神のもとその魂が異世界(または死後の世界)へと永遠に旅立つ、つまり魂の解放の物語になっているのだ。

しかしこれ、数あるファンタジーの中でもかなり稀有なタイプのお話で、今思いつくところでは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だとか、ナルニア、あとはギリで「フランダースの犬」くらいしかないだろう。

しかし、その中でも今回の作品ほど端的かつ強烈な形でなおかつどこまでも遠慮のないファンタジーを見せられるというのは今だかつてなかった気がする。

戦争という死の恐怖と痛みを伴なう過酷な現実のかたわらにポッカリと空いた薄暗い穴から続いていく異世界。

孤独な少女の、身重の母をなんとか助けたい、そして生まれたばかりの弟を助けたいという切なる願い。

その思いを結実させるためにやって来た妖精と与えられた三つの試練・・。

「銀河鉄道の夜」におけるカムパネルラとジョバンニの旅が単なる夢だったのかもしれないということと同様、地底の魔法の国は少女の頭が作り出した単なる空想世界だったのかもしれない。

しかし、戦争という逃げ場のない圧倒的な現実と義父という極悪非道な怪物に囚われたダークな世界、そして魔法の国のファンタジーという無限の創造の物語とプリンセスというヒロインに夢と希望が託されるイノセントな世界、この2つの世界が対峙しなおかつ絡み合いながら確固として存在していたのもまたたしかなのだ。

そしてその2つの世界が影響し合い、ダークなこちら側の世界があちら側の世界を侵食していき、隔てていた一枚の壁が取り払われたとき、現実が幻想を一気に喰いやぶり呑み込んで覆いつくしてしまう。

そのグロテスクで悪夢のような光景はなんとも恐ろしく見るに堪えないほど残酷なものなのだが、しかしそれを描くことで、物語性を超越したところにある人間本来のもつ本質をえぐり出していくのだ。

そしてその極めつけとなるラストの悲劇は、「フランダースの犬」と思えば涙なしでは見られないシーンなのだけど、ネロとパトラッシュが天使に連れられ天に上っていくように、オフェリアの魂も解放され、母親の王妃が待つ魔法の国へと旅立っていったのだろう。

何度でも言おう。ファンタジーの本質というものをこれほど的確に突いた作品はいまだかつてない。

スゴイの一言に尽きる。

ただ、、、グロいシーンがホンマにグロかったのでw、弱冠差し引いてこの点数・・・。

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ライラの冒険/黄金の羅針盤

01 出演:ニコール・キッドマン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、サム・エリオット、エヴァ・グリーン、クリストファー・リー、ダニエル・クレイグ、イアン・マッケラン(声)、フレディ・ハイモア(声)、クリスティン・スコット・トーマス(声)、キャシー・ベイツ(声)

監督・脚本:クリス・ワイツ

(2007年・アメリカ・112分)DVD

内容:英国オックスフォード。現実世界とは似て非なるパラレルワールドであるこの世界では、人々はダイモンと呼ばれる守護精霊とともに生きている。幼い頃に両親を亡くした12歳の少女ライラもパンタライモンというダイモンと常に一心同体。そんな彼女の周囲で子供たちが行方不明になる事件が相次ぎ、ついに親友ロジャーまでもが姿を消してしまった。持ち前の好奇心を活かして捜索に乗り出した彼女は、北の地へ子供たちが連れ去られていることを突き止め、黄金に輝く羅針盤を手に北の地を目指すが・・・。

評価★★☆/50点

LOTRを世に送り出したニューラインシネマだけに、次なるファンタジー3部作として送り出された今回のライラの冒険には期待してたのだけど、ものの見事に肩透かしを食らっちゃったかんじ。

とにかく拙速にもほどがある展開で、現実世界とは似て非なるパラレルワールドというせっかくのユニークな世界観の設定がしっかりとかみ砕かれないまま矢継ぎ早に進んでいくので、なかなかスリリングな冒険の中に入っていくことができない・・。

なんか、ジェットコースターに乗ろうとしたら、身長が低くて乗れなくて下で見ているようなかんじといえばいいだろうか、、、このウズウズをどうにかしておくれ(笑)。

どうせだったらLOTRみたいに3時間くらいにすればよかったのに。。

かなりヒステリックで反抗的なライラや、体感温度を一気に下げるコールター夫人(N・キッドマン)の意味深な行動など、一筋縄ではいかなそうなキャラ設定は魅力的だっただけに、かえって後味の悪い消化不良な印象を抱いてしまった。

しかもこれだけ豪華なメンツを揃えておきながら・・・。

画面から伝わってくる冷気以上に寒さを感じたお寒い内容の映画でございました。

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ベオウルフ(2007年・アメリカ・114分)WOWOW

 監督:ロバート・ゼメキス

 出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、ロビン・ライト・ペン、アンジェリーナ・ジョリー

 内容:古代デンマーク。戦士ベオウルフは、人々を苦しめる呪われし巨人グレンデルの討伐に成功する。が、グレンデルの妖艶な母親の魔の手がベオウルフに降りかかろうとしていた・・・。

評価★★/40点

“アンジーのフルコーティングヌードに5万点!”

あれって、オッパイの型とったのかなぁ、、ってお前はいったい何を見とるんじゃいっ(笑)!でも、はっきりいってそれしか印象に残らなかったんですけど。。

「ゲド戦記」(2006)に匹敵するどっちらけ映画だった。

パフォーマンス・キャプチャーを駆使したアクションもカックンカックンしてて薄っぺらいし、化け物には己の肉体のみで立ち向かうしかないとか言って素っ裸になるバカ男、しかもアソコをうまく隠し通す手練手管はまるで「オースティン・パワーズ」そのもの(笑)。

何なんだこりゃ。。センスないよこの映画・・・。

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ピノッキオ(2002年・イタリア・111分)NHK-BS

 監督・脚本:ロベルト・ベニーニ

 出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、カルロ・ジュフレ、キム・ロッシ・スチュアート

 内容:ジェペット爺さんが丸太から作った人形、ピノッキオ。言葉を話して動き回り、お爺さんの心配やコオロギの忠告も聞かずに、やすやすと世間の誘惑に負けてしまうのだが・・・。嬉々として飛び跳ねる50歳のベニーニをキモイと見るかカワイイと見るかはあなたの自由です!?

評価★☆/25点

“子供には見せられません・・・”

というのが真っ正直な感想・・・。

だって、横山ノックかアホの坂田がピノキオをやってるんでっせ。映画じゃなくて演芸場の世界やろ(笑)。

ジェペット爺さんを演じるならまだしも、なぜにハゲッピオになる必要がある。口のまわりは青ヒゲだし・・。夢もなにもあったもんじゃない。

子供には見せられん!

2009年5月 8日 (金)

欧蹴球狂想曲第46番:CL準決勝

Photo 08-09UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝が先日行われ、アーセナルに完勝したマンUが連覇を狙って2年連続で決勝に進出。

そしてもう一方の試合、カンプノウでの1stlegを0-0で終えたチェルシー×バルサは、スタンフォード・ブリッジで激闘を展開。

チェルシー戦前のクラシコで、大量6点を叩き込んで圧倒的勝利を飾ったバルサだったが、堅牢強固な守備と高速カウンターを持ち味とするチェルシーの前にはさすがのバルサも攻めあぐね・・。

Photo_2 ←しかも、前半早々にエッシェンがスーパーダイレクトミドルボレーを決めてチェルシーが先制!

ここから、ポゼッション攻撃のバルサと堅守速攻のチェルシーという構図が延々と続くわけだけど、チェルシーのホームであるにもかかわらずポゼッション60%を超えるバルサはやっぱりスゴイなと。

結局、バルサの枠内シュートは劇的イニエスタの1本だけだったのだけども、それにしたってチェルシーの強い圧力がかかる中で、あれだけ悠々とボール回しをできてしまうというのはやっぱり凄い。

トラップ、パス、状況判断といったスキルを選手各々が高いレベルで保持していて、特にメッシと中盤シャビ&イニエスタは異次元の域。。生っ粋のマドリディスタであるオイラからみても今のバルサは見ていて美しくて楽しい。羨ましい・・・。

Photo_3 一方のチェルシーは、ドログバが最後の詰めをことごとく逃がしてしまい、決勝行きを決める決定的な追加点を奪うことができない。

ドログバがペナルティエリア内で倒されたり、ピケのハンド?があったりとかチェルシーにPKが与えられてもおかしくないビミョーな判定もあったんだけど、六平直政に似てるレフェリーは笛を吹かず(笑)。

ほんとビミョーな判定だったと思うけど、ちょっとチェルシーには厳しい判定だった気もしないではない。

Photo_4 ←バラック詰め寄ってます。。

とはいえ、後半21分にアビダルが一発レッドで退場になっていたので、チェルシーとしては、やはり追加点を取れなかったのが痛い。決定的チャンスはあったんだけどねぇ。。

その中、一人退場で後がないバルサは、それでも攻めの姿勢を崩さず果敢にチェルシー陣内に攻め入っていく。

Photo_5 そしてそして、後半ロスタイムにイニエスタが値千金の同点ゴール!!

これで1-1になり、2試合トータルでは1-1、アウェイゴール2倍方式で2-1でバルサが決勝に勝ち上がった。

これでローマで行われる決勝戦は、マンU×バルサという横綱決戦に。

2009年5月 3日 (日)

レアル・マドリー狂想曲第61番:歴史的大敗クラシコ・・

Photo 昨年冬のカンプノウでのクラシコで負けて以来、後半戦17勝1分という脅威的ハイペースで最大12あったバルサとの差を4まで縮めてきた我が愛しのレアル・マドリーが挑む頂上決戦!

、、と意気込んだものの、蓋を開けてみたら、、バルサ圧勝・・・。レアルの夢はここに無残にも潰えました。。

Photo_2 CL準決勝2ndlegを控えるバルサの過密日程と、そのCLチェルシー戦でDFの要マルケスが戦線離脱したこともあり、レアル有利といわれていた戦前予想の中で、前半序盤にイグアインの先制もあって、これは勝ったかと思ったんだけどねぇ。。

その後わずか6分間で逆転されちゃうんだから・・。

今日の構図としては、、、       

Realmadridvsbarcelona        カシージャス

 カンナバーロ     メッツェルダー

 Sラモス            エトー             エインセ

  アンリ                メッシ

             ラス           ガゴ     

  ロッベン      イニエスタ       シャビ     マルセロ

 アビダル           トゥーレ・ヤヤ        Dアウベス

           イグアイン         ラウル

            プジョル         ピケ

                  バルデス

Photo_3 今日のクラシコでのキーとなったマッチアップとしては、ロッベン×アビダル、アンリ×Sラモス、ラス&ガゴ×シャビ&イニエスタという構図があって、本当だったらここにメッシ×エインセというのも加えられるはずだったのだけど、レアルのメッシ対策をあざ笑うかのようにメッシはかなり中に入ってきて、トップ下に近いところで終始プレー。

そのためエアーポケットのようにメッシのところがフリーになってしまい、バルサのメッシ→アンリの1点目はそれが顕著に表れた得点となった。

さらにレアルとして誤算だったのが、アンリ×Sラモスのところで、Sラモスどうしちゃったんだというくらいアンリにいいようにやられてしまった。

Photo_4 でも、それにしたって今日のSラモスは守備面でのプレーが軽かったなぁ・・・。

あとはシャビ&イニエスタの鬼キープ力ねw。凄すぎるというか次元が違いすぎるよあれは。。

レアルの攻め手はロッベンとイグアインの強引なドリブルのみ。第3第4の動きで流動性と連動性をもたせるバルサとは大違いの個頼みだけでは到底バルサに敵うはずはなかった・・・。ていうかこれまた歴史的大敗を喫したリバプール戦でもそれは露わになっているんだけど。。

これで、バルサのリーガ優勝はほぼ決まったといってよく、、、はぁ~あ。。まぁ残り4試合精一杯頑張ろうや。

2009年5月 1日 (金)

夢のシネマパラダイス600番シアター:ロマンスとスキャンダラスとサスペンスは紙一重・・!?

ディスタービア

Obqjpzuzmv 出演:シャイア・ラブーフ、キャリー=アン・モス、デヴィッド・モース、サラ・ローマー、アーロン・ヨー

監督:D・J・カルーソー

(2007年・アメリカ・104分)WOWOW

内容:父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケールは学校で教師を殴る事件を起こし、3ヶ月間の自宅謹慎処分に。しかも家から30m離れると警察へ通報される発信機を足首に付けられてしまう。ヒマを持て余すケールは、隣に越してきた少女アシュリーのことが気になり、双眼鏡で近所の覗き見を始める。が、そんなある日、裏手に住む一人暮らしの男ターナーが挙動不審な行動をしていることに気付き・・・。

評価★★★★/75点

オープニングの自動車事故が1番インパクトがあったというのはどうなんだろうと思っちゃうくらい裏表なしのB級サスペンスだったけど、ヒッチコックの「裏窓」(1954)をティーン向けにアレンジした手軽さは面白かったし、シャイア・ラブーフもやけに上手い。

さらに、隣の女のコのサラ・ローマーもカワイイとくりゃ、久々にオイラのB級魂は萌え上がっちゃいますた・・。

お決まりのパターンに終始し、デヴィッド・モースも“いつもの”デヴィッド・モースで(笑)、ツッコミどころ満載の映画ではあったけれど、なかなかのB級ポップコーンムービーだったんじゃないかな。オイラ的にはこの映画は買いでっス。

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ホワイト・ライズ

Middle_1124207125 出演:ジョシュ・ハートネット、ダイアン・クルーガー、ローズ・バーン、マシュー・リラード

監督:ポール・マクギガン

(2004年・アメリカ・116分)NHK-BS

評価★★★☆/70点

内容:冬のシカゴ。広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシューは結婚を目前に控えた身。そんなある日、マシューはホテルのレストランで2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサを見かける。彼はそこに残されたホテルのカードキーから、あるアパートの一室にたどり着くが、その部屋にいたのは同じリサという名を持つ見知らぬ女性だった・・・。

“ストーカーの後ろにはストーカーがいた・・・。”

というトンでもな映画。。

というのはさておき、話のつくりとしてはかなり上手くできていて、最後まで引きずり込まれるようなミステリーロマンスになっているのだけど、しかし、これほど後味の悪さが残っちゃうのも珍しいわな。

まぁ、恋愛てのは一面残酷な部分もあるのだけども。アレックス(ローズ・バーン)に利用されてポイ捨てされるルークしかり、マシュー(ジョシュ・ハートネット)に裏切られポイ捨てされるレベッカしかり、悪意のないひたむきな嘘をつき続けなければならなかったアレックスしかり・・。

でも、イイ男とイイ女のカップルの足下には、悲しい男と悲しい女の傷ついた屍が何体も横たわっているんだろうな、、と考えるとやっぱ残酷ww。

かくいうオイラも屍になる方だからなぁ・・・weep。ガクッ。

何の前知識もなく観たけど、ダイアン・クルーガーとローズ・バーンも魅力にあふれていたし、話も面白かったし、思わぬめっけもんの映画だったと思う。

って、これ、フランス映画のリメイクだったのね。。

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ストーカー(2002年・アメリカ・96分)DVD

 監督・脚本:マーク・ロマネク

 出演:ロビン・ウィリアムズ、コニー・ニールセン、ミシェル・バルタン、ゲイリー・コール、エリック・ラ・サール

 内容:DPEショップに勤めるサイは、常連客である家族が現像に出すフィルムに固執していた。写真にはいつも家族の幸せそうな姿が写っていたのだ。その家族の一員になりたいと願う彼の妄執は次第にエスカレートしていき・・・。

評価★★★/55点

主人公にするなよっ!という話。。

ストーカーの視点で描くというのは一見挑発的で、ロビン・ウィリアムズの怪演あっての賜物だったとも思うが、いかんせん誰にも感情移入できないのはツライ・・・。

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ピアノ・レッスン(1993年・アメリカ・121分)NHK-BS

 監督・脚本:ジェーン・カンピオン

 出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル、サム・ニール、アンナ・パキン

 内容:ニュージーランドの入植者スチュワートのもとに嫁ぐため、エイダは娘のフローラと1台のピアノとともにスコットランドを旅立った。口をきかないエイダにとってピアノはいわば分身だったが、迎えに来たスチュワートはピアノは重すぎると浜辺に置き去りにした。スチュワートの友人ベインズは、自分の土地とピアノを交換し、エイダにピアノをレッスンしてくれれば返すと持ちかける。ところが2人は別なレッスンに明け暮れてしまう・・・coldsweats01。カンヌ国際映画祭作品賞のほか、アカデミー賞でも主演女優・助演女優賞などを受賞。

評価★★★/60点

、、、前張りも付けないで何をやってるんだこのオッサン。。スカートの中に顔を突っ込んでナニをやってるんだこのオッサン!!

という印象が今となっては強いんだけど(笑)、男と女、愛と性、文明と自然を繊細かつ途切れない映像美で包んだ女流監督ジェーン・カンピオンの手腕はさすが。

しかし、やはり、戸板のすき間から覗き見える淫らなレッスンは、、要するにイイっス。。おいおい・・

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硝子の塔(1993年・アメリカ・108分)WOWOW

 監督:フィリップ・ノイス

 出演:シャロン・ストーン、ウィリアム・ボールドウィン、トム・べレンジャー

 内容:離婚したばかりのキャリア・ウーマンであるカーリーは、マンハッタンのとある高級マンションに引っ越してくる。しかし、そのマンションはハイテク装置に制御させた隠しカメラが全室に仕掛けられ、なおかつ彼女の部屋は以前、謎の殺人事件が起こった場所だった。。

評価★★★/65点

トンだマンションの変態オーナーだけど、あれだけのハイテク装備に囲まれて覗き見できたら誰だってハマッちゃうんじゃない?

現にアメリカでは、リアリティ・ショーと呼ばれるTV番組の過激さなんてハンパないらしいし、それが極端に行き着く先には、この映画や「トゥルーマン・ショー」(1998)みたいなものにたどり着いちゃうんじゃないかな。

朝から晩まで途切れることがないワイドショー漬けの日本も近い将来こうなっちゃうかも!?と考えると、内容は完全にVシネレベルだけど、そんなにバカにもできない映画なのかも。。

江戸川乱歩の小説やヒッチコックの「裏窓」(1954)など、昔から“のぞき”というのは格好の題材だったけど、現実の世界の過激さに映画の方がどんどん追い立てられてるといった印象を持ってしまうな。

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セックスと嘘とビデオテープ(1989年・アメリカ・100分)NHK-BS

 監督・脚本:スティーブン・ソダーバーグ

 出演:ジェームズ・スペイダー、アンディ・マクダウェル、ピーター・ギャラガー

 内容:有能な弁護士ジョンとその妻アンは、外見上は理想的な夫婦だったが、実は2人はセックスレス夫婦で、しかもジョンはひそかに妻の妹シンシアと関係を持っていた。そんなある日、町にジョンの大学時代の友人グレアムが引っ越してくる。性的不能の彼は、セックスについての告白をする女性を撮影したビデオテープをコレクションしていて、アンとシンシアを撮影に誘うのだが・・・。長編デビュー作となったソダーバーグが、カンヌ国際映画祭で作品賞を獲った異色ドラマ。

評価★★/45点

だって分っかんねぇもん。ビデオにセックス話だけ撮って興奮する奴の気持ちが・・。

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危険な情事(1987年・アメリカ・120分)NHK-BS

 監督:エイドリアン・ライン

 出演:マイケル・ダグラス、グレン・クローズ、アン・アーチャー、スチュアート・パンキン

 内容:弁護士のダンは妻と娘の留守中に、取引先の出版社で働く女性アレックスと一夜を共にする。ダンの方は一夜の浮気のつもりだったが、彼女はしつこくダンにつきまとい、やがて異常な行動で彼の家庭を崩壊の危機にさらし始めた・・・。アレックスに扮したグレン・クローズの狂気に満ちた演技が話題に。

評価★★★☆/70点

例えばマイケル・ダグラスの役を石田純一と考えてみれば、いかにこの男が救いようのないダメ男かというのが如実に分かろうというもの(笑)。グレン・クローズがストーカー女じゃなかったら、2人の情事は長く続いたやろ。

だから例えば、グレン・クローズと奥さんがタッグを組んでマイケル・ダグラスをとっちめるとか。女性視点で撮ればまた別な展開になったんじゃないかな。

だって、これじゃただのエイリアンだもん(笑)。

しかも、とってつけたようなハッピーエンド。まぁ、長続きしないだろうけどね、あの夫婦・・・。

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マネキン(1987年・アメリカ・91分)NHK-BS

 監督:マイケル・ゴットリーブ

 出演:アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル、G・W・ベイリー、ジェームス・スペイダー

 内容:彫刻家志望の青年ジョナサンは就職したデパートで1体のマネキンと再会する。それは、彼がクビにされたマネキン工場で精魂込めて作ったたった1体の“芸術作品”だった。が、なんとそのマネキンには古代エジプトの女性、エマの霊魂が宿っていて、ジョナサンの前でだけ人間として動き出したのだ・・・!?2人(?)の愛をファンタスティックに描いたラブロマンス。

評価★★★/60点

アブない話になっていないことが1番アブない。。

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張り込み(1987年・アメリカ・117分)NHK-BS

 監督:ジョン・バダム

 出演:リチャード・ドレイファス、エミリオ・エステヴェス、マデリーン・ストウ、エイダン・クイン

 内容:シアトル。漫才コンビのような刑事クリスとビルに、脱獄した警官殺しが現れるであろう恋人マリアの家を張り込む指令が下る。が、クリスがマリアに一目惚れしてしまい、あげくの果てに一夜を共にするまでの関係になってしまう・・・。

評価★★★/60点

何の映画と勘違いしてたんだろうオイラ。もっとエロイ映画かと思ってたのに・・・w

まさか魚臭いオッサンが出てくる映画とは思いもよらなかった。。

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