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2009年5月31日 (日)

欧蹴球狂想曲第47番:バルサ3冠

Photo 先日ローマで行われたCL決勝バルサ×マンUは、バルサが2-0で完勝し、3シーズンぶり3回目のビッグイヤーを果たした。

しかも、リーガ、CL、スペイン国王杯の3冠を達成し、スペイン勢初の快挙を成し遂げてしまった。

永遠のマドリディスタであるオイラからすると、なんとも悔しいところだけど、今シーズンのバルサの強さと美しさは認めざるを得ないわな。

Photo_2 次のバロンドール最右翼といわれる超絶技巧の異次元タレントであるメッシを中心に据え、スペイン代表でも中盤の軸を担う世界最高MFコンビのシャビ&イニエスタ、世界最高の右ラテラルであるダニエル・アウベス、また前線でもエトー&アンリの完全復活と、タレントの質はまさに世界最高。

ここにセルジ・ブスケツやピケなどの新顔が加わり、シーズン前にロナウジーニョ&デコというメガクラックを売り払う大ナタを振るい、戦力値及びペップことグアルディオラ新監督の力量にも不安視の声が挙がっていたものの、フタを開けてみれば逆にチームとして底上げされたかんじ。

Photo 昨シーズンと比べても、メッシにしてもエトーにしてもアンリにしても今シーズンの方が怪我もなく好調をキープしていたし。

戦力外とも言われていたエトーはリーガ得点王を争う位置まで復活し、昨シーズンは鳴かず飛ばずだったバルサ2年目のアンリもバルサのスタイルにすっかり慣れ、アーセナル時代の輝きを取り戻した印象だし、あとはなんといってもイニエスタやな。

ロナウジーニョとデコを完全に超えたかんじで、そのプレーぶりと質の高さは見てて空恐ろしくなってくるくらいに凄みを増している。メッシの陰に隠れているけど、ハンパない技術力だわさ。

Photo_2 そして、クライフの薫陶を受け、ドリームバルサの一員として活躍したグアルディオラが、あの頃のチームを超えるほどのチームを監督1年目にして作り上げたというのもスゴイの一言。

ていうか監督1年目で3冠って、フツーありえねぇーしww。。

あとは落ちてくだけだな(笑)。

今夏のプレシーズン、我が愛しのレアル・マドリーは新会長のもとでかなりの入れ替えがあるはずだけど、バルサの移籍市場での動きも気になるところだな。

今シーズン前のレアルのように、動きは少なく戦力の熟成と守りに入るのか、それとも積極的に移籍市場に打って出るのか。まぁ、どのチームにもある程度の新陳代謝は必要だけど、完璧なチームだけに難しいところだろうな。

Photo_3 さて、CL決勝にアジア人として初めてピッチに立ったマンUのパク・チソンだったけど、ホロ苦い試合になっちゃったな。惜しいシーンもあったんだけどねぇ。

次は日本人がプレーしてるところを見たいけど、夢のまた夢か・・。

2009年5月17日 (日)

夢のシネマパラダイス379番シアター:パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス

Photo 出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ

監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ

(2006年・メキシコ/スペイン・米・119分)2007/10/23・盛岡フォーラム

評価★★★★/80点

内容:1944年のスペイン。スペイン内戦終結後もフランコ政権に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父親を亡くした少女オフェリアは身重の母親カルメンと共にこの山奥へやって来る。ゲリラ鎮圧にあたるビダル将軍と再婚したカルメンは、自らの手元で子供を産ませようとするビダルに強引にこの地に呼び寄せられたのだ。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみをつのらせるオフェリア。そんな夜、彼女は昆虫の姿をした妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れ、そこで迷宮の守護神パン<牧神>と出会う・・・。

“ファンタジーの本質をこれほど的確についた作品はいまだかつてない。”

いまだかつてこれほど残酷で暗く悲しいファンタジー映画というのを見たことがない。

それくらい心にズシリと重くのしかかってくるような作品だった。

スペイン内戦についてその歴史的背景など、もっとちゃんとした知識があればと観る方としては反省しちゃったけども。。

戦争、仕立て屋だった父の死、日に日に衰弱していく身重の母、残忍な義父と、オフェリアを取り巻く過酷な現実は小さな少女ひとりの力ではどうにも抗しがたいものがある中で、おとぎ話の童話好きな彼女が生み出したもう一つの空想世界、それが地底の魔法の国。

ファンタジーとは逃避の文学であるとはよくいわれるが、それは一見たしかにそうなのだが、しかし、別な視点でみれば、ファンタジーというものがツライ現実を回避し、なおかつ生きるための勇気を呼び起こすための最適な糧であるということは、「ハリー・ポッター」や「ピーターパン」「オズの魔法使い」など古今東西のファンタジー作に共通するものであることは捉えておかなければならない。

その点でみれば本作はまさにファンタジーというものの本質を突いているといっていい。

しかも、その中で本作は、振り子でいうところの最果ての地に位置する作品であり、多くのファンタジーが生きるための勇気を異世界での冒険を通して獲得し成長して現実世界に帰って来るというパターンを踏襲しているのに対し、今回のお話はそんな生易しいものではなく、現実の困難にひとり孤独に直面し直視しつづける中で、強い自己犠牲精神のもとその魂が異世界(または死後の世界)へと永遠に旅立つ、つまり魂の解放の物語になっているのだ。

しかしこれ、数あるファンタジーの中でもかなり稀有なタイプのお話で、今思いつくところでは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だとか、ナルニア、あとはギリで「フランダースの犬」くらいしかないだろう。

しかし、その中でも今回の作品ほど端的かつ強烈な形でなおかつどこまでも遠慮のないファンタジーを見せられるというのは今だかつてなかった気がする。

戦争という死の恐怖と痛みを伴なう過酷な現実のかたわらにポッカリと空いた薄暗い穴から続いていく異世界。

孤独な少女の、身重の母をなんとか助けたい、そして生まれたばかりの弟を助けたいという切なる願い。

その思いを結実させるためにやって来た妖精と与えられた三つの試練・・。

「銀河鉄道の夜」におけるカムパネルラとジョバンニの旅が単なる夢だったのかもしれないということと同様、地底の魔法の国は少女の頭が作り出した単なる空想世界だったのかもしれない。

しかし、戦争という逃げ場のない圧倒的な現実と義父という極悪非道な怪物に囚われたダークな世界、そして魔法の国のファンタジーという無限の創造の物語とプリンセスというヒロインに夢と希望が託されるイノセントな世界、この2つの世界が対峙しなおかつ絡み合いながら確固として存在していたのもまたたしかなのだ。

そしてその2つの世界が影響し合い、ダークなこちら側の世界があちら側の世界を侵食していき、隔てていた一枚の壁が取り払われたとき、現実が幻想を一気に喰いやぶり呑み込んで覆いつくしてしまう。

そのグロテスクで悪夢のような光景はなんとも恐ろしく見るに堪えないほど残酷なものなのだが、しかしそれを描くことで、物語性を超越したところにある人間本来のもつ本質をえぐり出していくのだ。

そしてその極めつけとなるラストの悲劇は、「フランダースの犬」と思えば涙なしでは見られないシーンなのだけど、ネロとパトラッシュが天使に連れられ天に上っていくように、オフェリアの魂も解放され、母親の王妃が待つ魔法の国へと旅立っていったのだろう。

何度でも言おう。ファンタジーの本質というものをこれほど的確に突いた作品はいまだかつてない。

スゴイの一言に尽きる。

ただ、、、グロいシーンがホンマにグロかったのでw、弱冠差し引いてこの点数・・・。

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エアベンダー(2010年・アメリカ・103分)WOWOW

 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン

 出演:ノア・リンガー、デヴ・パテル、ニコラ・ペルツ、ジャクソン・ラスボーン、ショーン・トーブ

 内容:気・水・土・火の4つのエレメントによって均衡が保たれていた世界。しかし火の国が武力にものをいわせ気の国に侵略、世界の秩序は崩壊する。そんな中、水の国のベンダー(エレメントを操ることができる者)であるカタラ兄妹はアンという少年と出会う。実はその少年こそ4つのエレメントを習得し世界を平和に導く唯一の存在アバターだった。一方、火の国の王子ズーコが彼らを捕らえることを命じられ探索に乗り出し・・・。

評価★★★/60点

現実世界を舞台に壮大なホラ話を吹いてきたシャマランだが、今回はクソ真面目におとぎの国のお話だけで勝負してきた、、、

、、のだが、シャマランといわれなければ全く分からないほど没個性化してしまい、フタを開けてみればただのボンクラファンタジーw

とはいえ、今までの作品をみてもストーリーテリングは幼稚そのものだったのでボンクラになることは容易に想像できたものの、ここまで世界観が空疎だとお話になりません・・・。

まぁ、マンガチックな映像は嫌いではなかったのでこの点数付けたけど、これで3部作は厳しいんじゃないすかね。。

なんか「ライラの冒険」とダブったし・・。

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ライラの冒険/黄金の羅針盤

01 出演:ニコール・キッドマン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、サム・エリオット、エヴァ・グリーン、クリストファー・リー、ダニエル・クレイグ、イアン・マッケラン(声)、フレディ・ハイモア(声)、クリスティン・スコット・トーマス(声)、キャシー・ベイツ(声)

監督・脚本:クリス・ワイツ

(2007年・アメリカ・112分)DVD

内容:英国オックスフォード。現実世界とは似て非なるパラレルワールドであるこの世界では、人々はダイモンと呼ばれる守護精霊とともに生きている。幼い頃に両親を亡くした12歳の少女ライラもパンタライモンというダイモンと常に一心同体。そんな彼女の周囲で子供たちが行方不明になる事件が相次ぎ、ついに親友ロジャーまでもが姿を消してしまった。持ち前の好奇心を活かして捜索に乗り出した彼女は、北の地へ子供たちが連れ去られていることを突き止め、黄金に輝く羅針盤を手に北の地を目指すが・・・。

評価★★☆/50点

LOTRを世に送り出したニューラインシネマだけに、次なるファンタジー3部作として送り出された今回のライラの冒険には期待してたのだけど、ものの見事に肩透かしを食らっちゃったかんじ。

とにかく拙速にもほどがある展開で、現実世界とは似て非なるパラレルワールドというせっかくのユニークな世界観の設定がしっかりとかみ砕かれないまま矢継ぎ早に進んでいくので、なかなかスリリングな冒険の中に入っていくことができない・・。

なんか、ジェットコースターに乗ろうとしたら、身長が低くて乗れなくて下で見ているようなかんじといえばいいだろうか、、、このウズウズをどうにかしておくれ(笑)。

どうせだったらLOTRみたいに3時間くらいにすればよかったのに。。

かなりヒステリックで反抗的なライラや、体感温度を一気に下げるコールター夫人(N・キッドマン)の意味深な行動など、一筋縄ではいかなそうなキャラ設定は魅力的だっただけに、かえって後味の悪い消化不良な印象を抱いてしまった。

しかもこれだけ豪華なメンツを揃えておきながら・・・。

画面から伝わってくる冷気以上に寒さを感じたお寒い内容の映画でございました。

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ベオウルフ(2007年・アメリカ・114分)WOWOW

 監督:ロバート・ゼメキス

 出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、ロビン・ライト・ペン、アンジェリーナ・ジョリー

 内容:古代デンマーク。戦士ベオウルフは、人々を苦しめる呪われし巨人グレンデルの討伐に成功する。が、グレンデルの妖艶な母親の魔の手がベオウルフに降りかかろうとしていた・・・。

評価★★/40点

“アンジーのフルコーティングヌードに5万点!”

あれって、オッパイの型とったのかなぁ、、ってお前はいったい何を見とるんじゃいっ(笑)!でも、はっきりいってそれしか印象に残らなかったんですけど。。

「ゲド戦記」(2006)に匹敵するどっちらけ映画だった。

パフォーマンス・キャプチャーを駆使したアクションもカックンカックンしてて薄っぺらいし、化け物には己の肉体のみで立ち向かうしかないとか言って素っ裸になるバカ男、しかもアソコをうまく隠し通す手練手管はまるで「オースティン・パワーズ」そのもの(笑)。

何なんだこりゃ。。センスないよこの映画・・・。

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ピノッキオ(2002年・イタリア・111分)NHK-BS

 監督・脚本:ロベルト・ベニーニ

 出演:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、カルロ・ジュフレ、キム・ロッシ・スチュアート

 内容:ジェペット爺さんが丸太から作った人形、ピノッキオ。言葉を話して動き回り、お爺さんの心配やコオロギの忠告も聞かずに、やすやすと世間の誘惑に負けてしまうのだが・・・。嬉々として飛び跳ねる50歳のベニーニをキモイと見るかカワイイと見るかはあなたの自由です!?

評価★☆/25点

“子供には見せられません・・・”

というのが真っ正直な感想・・・。

だって、横山ノックかアホの坂田がピノキオをやってるんでっせ。映画じゃなくて演芸場の世界やろ(笑)。

ジェペット爺さんを演じるならまだしも、なぜにハゲッピオになる必要がある。口のまわりは青ヒゲだし・・。夢もなにもあったもんじゃない。

子供には見せられん!

2009年5月 8日 (金)

欧蹴球狂想曲第46番:CL準決勝

Photo 08-09UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝が先日行われ、アーセナルに完勝したマンUが連覇を狙って2年連続で決勝に進出。

そしてもう一方の試合、カンプノウでの1stlegを0-0で終えたチェルシー×バルサは、スタンフォード・ブリッジで激闘を展開。

チェルシー戦前のクラシコで、大量6点を叩き込んで圧倒的勝利を飾ったバルサだったが、堅牢強固な守備と高速カウンターを持ち味とするチェルシーの前にはさすがのバルサも攻めあぐね・・。

Photo_2 ←しかも、前半早々にエッシェンがスーパーダイレクトミドルボレーを決めてチェルシーが先制!

ここから、ポゼッション攻撃のバルサと堅守速攻のチェルシーという構図が延々と続くわけだけど、チェルシーのホームであるにもかかわらずポゼッション60%を超えるバルサはやっぱりスゴイなと。

結局、バルサの枠内シュートは劇的イニエスタの1本だけだったのだけども、それにしたってチェルシーの強い圧力がかかる中で、あれだけ悠々とボール回しをできてしまうというのはやっぱり凄い。

トラップ、パス、状況判断といったスキルを選手各々が高いレベルで保持していて、特にメッシと中盤シャビ&イニエスタは異次元の域。。生っ粋のマドリディスタであるオイラからみても今のバルサは見ていて美しくて楽しい。羨ましい・・・。

Photo_3 一方のチェルシーは、ドログバが最後の詰めをことごとく逃がしてしまい、決勝行きを決める決定的な追加点を奪うことができない。

ドログバがペナルティエリア内で倒されたり、ピケのハンド?があったりとかチェルシーにPKが与えられてもおかしくないビミョーな判定もあったんだけど、六平直政に似てるレフェリーは笛を吹かず(笑)。

ほんとビミョーな判定だったと思うけど、ちょっとチェルシーには厳しい判定だった気もしないではない。

Photo_4 ←バラック詰め寄ってます。。

とはいえ、後半21分にアビダルが一発レッドで退場になっていたので、チェルシーとしては、やはり追加点を取れなかったのが痛い。決定的チャンスはあったんだけどねぇ。。

その中、一人退場で後がないバルサは、それでも攻めの姿勢を崩さず果敢にチェルシー陣内に攻め入っていく。

Photo_5 そしてそして、後半ロスタイムにイニエスタが値千金の同点ゴール!!

これで1-1になり、2試合トータルでは1-1、アウェイゴール2倍方式で2-1でバルサが決勝に勝ち上がった。

これでローマで行われる決勝戦は、マンU×バルサという横綱決戦に。

2009年5月 3日 (日)

レアル・マドリー狂想曲第61番:歴史的大敗クラシコ・・

Photo 昨年冬のカンプノウでのクラシコで負けて以来、後半戦17勝1分という脅威的ハイペースで最大12あったバルサとの差を4まで縮めてきた我が愛しのレアル・マドリーが挑む頂上決戦!

、、と意気込んだものの、蓋を開けてみたら、、バルサ圧勝・・・。レアルの夢はここに無残にも潰えました。。

Photo_2 CL準決勝2ndlegを控えるバルサの過密日程と、そのCLチェルシー戦でDFの要マルケスが戦線離脱したこともあり、レアル有利といわれていた戦前予想の中で、前半序盤にイグアインの先制もあって、これは勝ったかと思ったんだけどねぇ。。

その後わずか6分間で逆転されちゃうんだから・・。

今日の構図としては、、、       

Realmadridvsbarcelona        カシージャス

 カンナバーロ     メッツェルダー

 Sラモス            エトー             エインセ

  アンリ                メッシ

             ラス           ガゴ     

  ロッベン      イニエスタ       シャビ     マルセロ

 アビダル           トゥーレ・ヤヤ        Dアウベス

           イグアイン         ラウル

            プジョル         ピケ

                  バルデス

Photo_3 今日のクラシコでのキーとなったマッチアップとしては、ロッベン×アビダル、アンリ×Sラモス、ラス&ガゴ×シャビ&イニエスタという構図があって、本当だったらここにメッシ×エインセというのも加えられるはずだったのだけど、レアルのメッシ対策をあざ笑うかのようにメッシはかなり中に入ってきて、トップ下に近いところで終始プレー。

そのためエアーポケットのようにメッシのところがフリーになってしまい、バルサのメッシ→アンリの1点目はそれが顕著に表れた得点となった。

さらにレアルとして誤算だったのが、アンリ×Sラモスのところで、Sラモスどうしちゃったんだというくらいアンリにいいようにやられてしまった。

Photo_4 でも、それにしたって今日のSラモスは守備面でのプレーが軽かったなぁ・・・。

あとはシャビ&イニエスタの鬼キープ力ねw。凄すぎるというか次元が違いすぎるよあれは。。

レアルの攻め手はロッベンとイグアインの強引なドリブルのみ。第3第4の動きで流動性と連動性をもたせるバルサとは大違いの個頼みだけでは到底バルサに敵うはずはなかった・・・。ていうかこれまた歴史的大敗を喫したリバプール戦でもそれは露わになっているんだけど。。

これで、バルサのリーガ優勝はほぼ決まったといってよく、、、はぁ~あ。。まぁ残り4試合精一杯頑張ろうや。

2009年5月 1日 (金)

夢のシネマパラダイス51番シアター:ロマンスとスキャンダラスとサスペンスは紙一重・・!?

ディスタービア

Obqjpzuzmv 出演:シャイア・ラブーフ、キャリー=アン・モス、デヴィッド・モース、サラ・ローマー、アーロン・ヨー

監督:D・J・カルーソー

(2007年・アメリカ・104分)WOWOW

内容:父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケールは学校で教師を殴る事件を起こし、3ヶ月間の自宅謹慎処分に。しかも家から30m離れると警察へ通報される発信機を足首に付けられてしまう。ヒマを持て余すケールは、隣に越してきた少女アシュリーのことが気になり、双眼鏡で近所の覗き見を始める。が、そんなある日、裏手に住む一人暮らしの男ターナーが挙動不審な行動をしていることに気付き・・・。

評価★★★★/75点

オープニングの自動車事故が1番インパクトがあったというのはどうなんだろうと思っちゃうくらい裏表なしのB級サスペンスだったけど、ヒッチコックの「裏窓」(1954)をティーン向けにアレンジした手軽さは面白かったし、シャイア・ラブーフもやけに上手い。

さらに、隣の女のコのサラ・ローマーもカワイイとくりゃ、久々にオイラのB級魂は萌え上がっちゃいますた・・。

お決まりのパターンに終始し、デヴィッド・モースも“いつもの”デヴィッド・モースで(笑)、ツッコミどころ満載の映画ではあったけれど、なかなかのB級ポップコーンムービーだったんじゃないかな。オイラ的にはこの映画は買いでっス。

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ホワイト・ライズ

Middle_1124207125 出演:ジョシュ・ハートネット、ダイアン・クルーガー、ローズ・バーン、マシュー・リラード

監督:ポール・マクギガン

(2004年・アメリカ・116分)NHK-BS

評価★★★☆/70点

内容:冬のシカゴ。広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシューは結婚を目前に控えた身。そんなある日、マシューはホテルのレストランで2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサを見かける。彼はそこに残されたホテルのカードキーから、あるアパートの一室にたどり着くが、その部屋にいたのは同じリサという名を持つ見知らぬ女性だった・・・。

“ストーカーの後ろにはストーカーがいた・・・。”

というトンでもな映画。。

というのはさておき、話のつくりとしてはかなり上手くできていて、最後まで引きずり込まれるようなミステリーロマンスになっているのだけど、しかし、これほど後味の悪さが残っちゃうのも珍しいわな。

まぁ、恋愛てのは一面残酷な部分もあるのだけども。アレックス(ローズ・バーン)に利用されてポイ捨てされるルークしかり、マシュー(ジョシュ・ハートネット)に裏切られポイ捨てされるレベッカしかり、悪意のないひたむきな嘘をつき続けなければならなかったアレックスしかり・・。

でも、イイ男とイイ女のカップルの足下には、悲しい男と悲しい女の傷ついた屍が何体も横たわっているんだろうな、、と考えるとやっぱ残酷ww。

かくいうオイラも屍になる方だからなぁ・・・。ガクッ。

何の前知識もなく観たけど、ダイアン・クルーガーとローズ・バーンも魅力にあふれていたし、話も面白かったし、思わぬめっけもんの映画だったと思う。

って、これ、フランス映画のリメイクだったのね。。

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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981年・アメリカ・125分)NHK-BS

 監督:ボブ・ラフェルソン

 出演:ジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラング、ジョン・コリコス、マイケル・ラーナー、アンジェリカ・ヒューストン

 内容:不況下の1930年代。フランクは、職を求めてロサンゼルスに向かう途中、カリフォルニアの町はずれに建つガソリンスタンドの安食堂に立ち寄った。フランクが機械技術者と知った食堂の主人ニックに、ここで働かないかと誘われ承諾したフランクだったが、次第にニックの妻コーラに惹かれていき・・・。

評価★★★/60点

一応、名作小説の4度目の映画化ということで見たんだけども、どっからどう見てもB級エロティックサスペンスという趣の昼メロの域を出ない話のつくりと、脇見運転はよしましょうというフザケたオチにかなり拍子抜け。

ていうか、話の構成と展開が驚くほど場当たり的で粗さが目立って感情移入すらままならなかったのは痛くて、ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの演技が図抜けていただけに、草野球にプロの一流選手が出ちゃってるようなアンバランスさは気になった。

西野カナが歌っているように、独りぼっちはイヤだし自由になりたいしドキドキする恋はしたいし、けど危険な賭けはしたくないから、やっぱり土地に根を張って生きたいという現実女の胸の内と、定住しちゃうと行きずりの恋も危険な賭けも、ようするに遊べねーじゃんという夢見男の複雑な内面の絡み合いをこそ、肉体の絡み合いより見たかった気もする・・。

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ピアノ・レッスン(1993年・アメリカ・121分)NHK-BS

 監督・脚本:ジェーン・カンピオン

 出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル、サム・ニール、アンナ・パキン

 内容:ニュージーランドの入植者スチュワートのもとに嫁ぐため、エイダは娘のフローラと1台のピアノとともにスコットランドを旅立った。口をきかないエイダにとってピアノはいわば分身だったが、迎えに来たスチュワートはピアノは重すぎると浜辺に置き去りにした。スチュワートの友人ベインズは、自分の土地とピアノを交換し、エイダにピアノをレッスンしてくれれば返すと持ちかける。ところが2人は別なレッスンに明け暮れてしまう・・・。カンヌ国際映画祭作品賞のほか、アカデミー賞でも主演女優・助演女優賞などを受賞。

評価★★★/60点

前張りも付けないで何をやってるんだこのオッサン。。スカートの中に顔を突っ込んでナニをやってるんだこのオッサン!!

という印象が今となっては強いんだけど(笑)、男と女、愛と性、文明と自然を繊細かつ途切れない映像美で包んだ女流監督ジェーン・カンピオンの手腕はさすが。

しかし、やはり、戸板のすき間から覗き見える淫らなレッスンは、、要するにイイっス。。おいおい・・

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硝子の塔(1993年・アメリカ・108分)WOWOW

 監督:フィリップ・ノイス

 出演:シャロン・ストーン、ウィリアム・ボールドウィン、トム・べレンジャー

 内容:離婚したばかりのキャリア・ウーマンであるカーリーは、マンハッタンのとある高級マンションに引っ越してくる。しかし、そのマンションはハイテク装置に制御させた隠しカメラが全室に仕掛けられ、なおかつ彼女の部屋は以前、謎の殺人事件が起こった場所だった。。

評価★★★/65点

トンだマンションの変態オーナーだけど、あれだけのハイテク装備に囲まれて覗き見できたら誰だってハマッちゃうんじゃない?

現にアメリカでは、リアリティ・ショーと呼ばれるTV番組の過激さなんてハンパないらしいし、それが極端に行き着く先には、この映画や「トゥルーマン・ショー」(1998)みたいなものにたどり着いちゃうんじゃないかな。

朝から晩まで途切れることがないワイドショー漬けの日本も近い将来こうなっちゃうかも!?と考えると、内容は完全にVシネレベルだけど、そんなにバカにもできない映画なのかも。。

江戸川乱歩の小説やヒッチコックの「裏窓」(1954)など、昔から“のぞき”というのは格好の題材だったけど、現実の世界の過激さに映画の方がどんどん追い立てられてるといった印象を持ってしまうな。

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セックスと嘘とビデオテープ(1989年・アメリカ・100分)NHK-BS

 監督・脚本:スティーブン・ソダーバーグ

 出演:ジェームズ・スペイダー、アンディ・マクダウェル、ピーター・ギャラガー

 内容:有能な弁護士ジョンとその妻アンは、外見上は理想的な夫婦だったが、実は2人はセックスレス夫婦で、しかもジョンはひそかに妻の妹シンシアと関係を持っていた。そんなある日、町にジョンの大学時代の友人グレアムが引っ越してくる。性的不能の彼は、セックスについての告白をする女性を撮影したビデオテープをコレクションしていて、アンとシンシアを撮影に誘うのだが・・・。長編デビュー作となったソダーバーグが、カンヌ国際映画祭で作品賞を獲った異色ドラマ。

評価★★/45点

だって分っかんねぇもん。ビデオにセックス話だけ撮って興奮する奴の気持ちが・・。

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殺しのドレス(1980年・アメリカ・105分)WOWOW

 監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ

 出演:マイケル・ケイン、ナンシー・アレン、アンジー・ディキンソン、キース・ゴードン、デニス・フランツ

 内容:夫との夜の営みだけでは満たされない人妻ケイトは、マッチョな男に襲われる妄想に浸る日々を送っていた。ある日、ふらりと訪れた美術館で見知らぬ男と行きずりの情事に至るケイトだったが殺害されてしまう。事件を目撃した娼婦と、ケイトの息子が犯人捜しに乗り出すが・・・。

評価★★★☆/70点

洋モノのポルノ映像かと見まがうばかりの官能的な女性の裸から幕を開ける映画にロクなものなんてあるわけないwという自分の中の常識はこの映画には当てはまらないようだ。

猥雑でエキセントリック、艶めかしくて粘着質なデパルマのエッセンスがふんだんに盛り込まれていて、途中から犯人捜しなどどうでもよくなってくる

というより、ヒッチコックのサイコのオマージュをこれ見よがしにひけらかす作風と、二面性を示す鏡というアイテムからマイケル・ケインが犯人であることはバレバレなのだけど、そんな分かりきったことよりデパルマのめくるめく映像世界を楽しむ方を優先してしまう。

80年代という昔懐かしだから許される品の無さとチープさもご愛嬌、今見るとなんだか不思議な魅力と味わいのする映画なのだ。

女性視点で悶々とした性を映し出す生々しさも新鮮だし、エロティック・サスペンスというジャンルの上でもかなり上位にくる作品だと思う。

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