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2009年3月23日 (月)

夢のシネマパラダイス228番シアター:世界中がアイ・ラブ・ユー

ラブ・アクチュアリー

Love_2 出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、コリン・ファース、キーラ・ナイトレイ

監督・脚本:リチャード・カーティス

(2003年・英/米・135分)2004/02/18・仙台フォーラム

内容:「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家R・カーティスが初監督に挑み、人種も職業も異なる19人の人々が織り成す様々な恋愛模様と愛情の物語をクリスマスと絡めてロマンティックに描いた群像ラブ・コメディ。豪華キャストはもちろんだが、劇中で流れる絶妙な選曲は必聴。必ずやサントラを買いたくなるはず!

評価★★★★★/100点

“今オレにどんな憎しみや怒りを買う言葉をかけても無駄だぜ。映画を観終わった今この時だけは、さすがのオレも愛であふれかえってるからな(笑)!”

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ニューイヤーズ・イブ(2011年・アメリカ・118分)NHK-BS

 監督:ゲイリー・マーシャル

 出演:ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・リュダクリス・ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンク

 内容:大晦日のNY。毎年恒例のタイムズスクエアでのカウントダウンイベントを取り仕切り準備に大わらわのクレア。そのイベントが見える病院に入院している頑固親父スタン。延命治療を断っているスタンを見守る看護師エイミー。レコード会社のパーティのケータリングを任されたローラ。ローラの元カレでタイムズスクエアでのライブを控えた人気歌手ジェンセン。友だちとカウントダウンを見に行く約束をした15歳の少女ヘイリー。新年への期待と希望しかない大晦日に彼らが織りなす恋模様とは・・・。

評価★★★/60点

はっきり言おう!年明け早々に見たのがそもそもの間違いだった

NYマンハッタンを舞台にしたグランドホテル形式の作劇自体は悪くはないのだけど、単調なエピソードをただ詰め込んだだけという感は否めず・・。自分とリンクしてくるような話がなかったことが大きかったとも思うけど、新年を迎えるカウントダウンに心躍る高揚感を雰囲気だけ味わうというのはなにか物足りなさが残る。

ルイ・アームストロングやシナトラなど音楽の使い方は上手かっただけにちょっと残念。

エンドロールのNG集を温かい目で見られるほどの感慨が本編にあればなぁ。。デニーロなんてかなりもったいない使い方だしw

しかし、その中でもミシェル・ファイファーとザック・エフロンのパートは「ローマの休日」をもじった「NYの休日」になっていて印象的ではあった。

P.S. 年越しは自分はゆく年くる年を見ながら家で静かに過ごしたい派ですw

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ホリデイ

Holidaybt3 出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドワード・バーンズ

監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ

(2006年・アメリカ・135分)WOWOW

内容:ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)とロスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)。クリスマス前に共に失恋した傷心の2人は、インターネットを介して出会い、お互いの家を交換して2週間の休暇を過ごすホーム・エクスチェンジをすることに。やがてアイリスはアマンダの仕事仲間マイルズ(ジャック・ブラック)と、一方のアマンダはアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)と出会い恋に落ちるのだが・・・。

評価★★★★/75点

涙を一滴もしぼり出すことができない不器用な女アマンダが涙を流すまで、そして涙がドボドボと溢れ出てくる哀れな女アイリスが笑顔を取り戻すまでを、ホーム・エクスチェンジという環境の変化とそこで始まる恋愛模様を軸に同時並行で描いていくのだけど、休暇も女もおらへんオイラからすると、イイ男とイイ女の道楽にしか見えないのが悔しいところ・・・

ジャック・ブラックまでシャウトを封印して好感度上げようとしちゃって、、何やってんだよって言いたくなったけどさ(笑)。

でも、キャメロンは相変わらず音痴だったし、ケイトはますますキャシー・ベイツっぽくなってたし、ジュード・ロウは子持ちのパパという役どころを新鮮味たっぷりに演じてくれたし、結局のところ映画としては面白楽しく見れてしまった。

また、ハリウッドの生き字引きで90歳の元脚本家アーサー爺さんとアイリスの交流もかなり良い話に仕上がっていて、映画自体も下ネタ描写を除けばハリウッドの往年のロマコメ映画の小洒落た香りを漂わせており、そこらへんは女性監督ならではの味わい深さと品の良さがあったように思う。

ただ、せっかくイギリスを舞台にしているのだから、もっとなんかこうイギリス特有のユーモアセンスを織り込んでもらいたかったように思うんだけど、まぁハリウッドそのものというべきキャメロンにそれを求めるのは酷だよな。

しかし、現実を忘れさせてくれる、いわば非現実空間に身を置くのが休暇の理想とするならば、これほど夢のようなホリデイはないだろう。羨ましいかぎりっス。。

オイラにそんな夢のようなホリデイがやって来る日は訪れるのだろうか、、、と考えると鬱になってきた・・・。

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ノッティングヒルの恋人

3001243 出演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エヴァンス、ジーナ・マッキー

監督:ロジャー・ミッチェル

(1999年・アメリカ・123分)1999/09/15・ジョイシネマ1

評価★★★★/80点

内容:ロンドンのノッティングヒルで本屋を営むウィリアムと美しいハリウッド女優のアナ。偶然の出会いから始まった2人の恋の行方は如何に!?

“シュールだけど素敵!”

アナ・スコット(J.ロバーツ)がたとえ一般人だったとしても、あのヒステリックで高飛車度満点な女はオイラは願い下げでっす。。。

だって、けっこう最低な傷つけ方してない?この女。“ヘナヘナ”ウィリアム(ヒュー・グラント)くんも従順すぎるよちょっと(笑)。

ただ、ハリウッド大物女優とつぶれかけた本屋の店主であるごく平凡な男という、まるでジュリア・ロバーツを一躍スターダムにのし上げた「プリティ・ウーマン」の逆バージョンのような体裁を取りながら、終始ハリウッドから遠く離れたロンドンの下町・ノッティングヒルを舞台に、しかもウィリアムの現実的視点からあくまで逸脱せずに夢のような恋物語を紡いでいるのが素直に共感できる所以なのではないかな。

さらにそこに英国ユーモアがたっぷりと振り掛けられて全体的にセンスの良い小粋な作品に仕上がったと思う。ジュリア・ロバーツが出ているにもかかわらずね・・・(笑)。

アメリカが舞台だったら面白くなかっただろうね。

ウィリアムの取り巻き連中も、同居人スパイクをはじめとして妹ハニーや友人たちなど皆よかった。アナ・スコット以外はね、、、おいおい。

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ユー・ガット・メール(1998年・アメリカ・119分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ノーラ・エフロン

 出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、グレッグ・キニア

 内容:小さな絵本店を切り盛りするキャサリンの目下の宿敵は、大手書店チェーンの御曹司ジョー。彼女のストレス解消法はメル友とのEメールのやり取りだったが、なんとその相手は・・・。

評価★★★★/75点

自分の生涯ベスト1映画である「ゴッドファーザー」をベタ褒めしている映画を貶めるなんてそんなこと僕にできるはずがないじゃありませんか。

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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年・アメリカ・102分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ウディ・アレン

 出演:アラン・アルダ、ウディ・アレン、ドリュー・バリモア、ルーカス・ハース、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、エドワード・ノートン、ゴールディ・ホーン

 内容:NYのリッチな弁護士一家を中心とする人々の恋愛模様を綴ったミュージカル・コメディ。ウディ・アレンが往年のミュージカル映画にオマージュを捧げ、演技派役者を揃えつつ吹き替えなしの歌声に彩られた一作に仕上げている。

評価★★★☆/70点

かなり鼻につくウディ・アレンが出てなければ★4っつにしたのに・・・(笑)。。

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フレンチ・キス(1995年・アメリカ・111分)Video

 監督:ローレンス・カスダン

 出演:メグ・ライアン、ケヴィン・クライン、ティモシー・ハットン、ジャン・レノ

 内容:パリでフランス美人と恋仲になってしまった婚約者を取り戻すため、極度の飛行機恐怖症と闘いながらパリへ飛んだアメリカ女性ケイトは、途中で何やら怪しげなフランス人男性リュックと出会う。性格もなにもかも違う2人はやがてひょんなことから一緒に婚約者を探し始めることになるのだが・・・。

評価★★★★/75点

“メグ・ライアンとフレンチキスできるなら前の座席にいる奴にションベンかけることなんて容易い!!(一応ネタバレですw)”

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めぐり逢えたら(1993年・アメリカ・104分)NHK-BS

 監督・脚本:ノーラ・エフロン

 出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、ロス・マリンガー

 内容:妻を亡くしたショックから立ち直れないシアトル在住の建築家。彼の8歳の息子がラジオの身の上相談に電話。それを聞いていたボルチモアに住むアニーは彼に運命の赤い糸を感じてしまい・・・。

評価★★★★/80点

映画の恋に恋している映画だけど、好き勝手にプロットを押し付けがましくするようなことはせず、さらりと笑いの要素も加えて描いたサジ加減は秀逸。

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