夢のシネマパラダイス169番シアター:広島カープは永久に不滅です!
がんばれ!ベアーズ(1976年・アメリカ・103分)NHK-BS
監督:マイケル・リッチー
出演:ウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィク・モロー
内容:元マイナーリーグの投手で、今はアル中のプール掃除人のバターメイカーは、落ちこぼれたちが寄せ集められた弱小少年野球チーム・ベアーズのコーチに就任した。第1戦で26点も取られ惨敗したチームに呆れ返ったバターメイカーは、以前からピッチングを教えている元恋人の娘アマンダをチームに参加させ、不良少年のケリーもスカウトしてチームを強化していく。
評価★★★★/75点
少年野球をやってたオイラから言わさせてもらうと・・・
面白いですこれ。
笑える笑える!一瞬ギャグ映画ですかと思っちゃうくらい。
わざとデッドボールになれと命令する監督。試合中相手チームのピッチャーに中指おっ立てるおデブくん。監督に反抗して退場するヤンキースのピッチャー。
ま、相当にレベルの低いリーグだわな。
でも野球をやってたからこそ分かる面白さと、あの少年たちに対するシンパシーは永久に不滅です!
-----------------------
ナチュラル
出演:ロバート・レッドフォード、ロバート・デュバル、グレン・クロース
監督:バリー・レヴィンソン
(1984年・アメリカ・138分)NHK-BS
内容:ネブラスカにある農家の青年ロイは、父に教わった野球の腕が認められ、20歳でプロにスカウトされる。しかし、キャンプ地に行く途中でアクシデントに巻き込まれ、体に銃弾を受けてしまう。時を経て、35歳の新人選手としてロイはメジャーリーグ入りを果たすのだが・・・。
評価★★★★/75点
野球映画ほど予定調和の定まっているジャンルもない。いかに映画を盛り上げていくかが作り手の腕の見せ所。
その中でこの映画、主人公のキャラ設定がまさに沢村賞なみ。他は全部2軍キャラ。
そしてこの映画のスゴイところは、この主人公キャラだけで映画を9回完投してしまうことなのだ。
他のチームメートに話の視点が向くことはない。ただひたすら少年の心を持ったままのロイ・ホッブスの夢を追い続ける姿を描くのみなのだ。
フィクションとしての野球映画では珍しい手法だが、この映画の輝かしい勝利といえる。
-----------------------
ミスター・ベースボール(1992年・アメリカ・110分)NHK-BS
監督:フレッド・スケピシ
出演:トム・セレック、高倉健、高梨亜矢
内容:体力的に疲れが見え始めた現役メジャーリーガー、ジャックが日本の中日ドラゴンズにトレードされる。始めのうちはカルチャー・ギャップもなんのそのの活躍をみせていたものの、次第にスランプに陥り始め、大リーグ時代のプライドを捨てきれずに監督の内山と事あるごとに対立。しかし、日本に来ての唯一の理解者であるヒロ子との愛が彼の辛い日々を忘れさせてくれるのだった、、、、が、なんとヒロ子は内山監督の一人娘で、、、。
評価★★★/60点
まあ、いわゆるひとつのですね、ま、ミスターと呼ばれてきた長嶋茂雄さんもですね、この映画のことは大目にみてくれるんじゃないでしょうかねぇ、ええ、ウへへへ、ハイ・・・
まぁいわゆるひとつのですね、、、、??ん?あっ、Hey!カール!Hey!カール、コングラッチュレイション!大会史上3度目の、おめでとうございます。。。
話をもとに戻しますと、まあいわゆるひとつのですね、ま、この映画におきまして、フランス料理のレストランが出てくるわけですけども、なんていうんですか、そこでウエイトレスをしている女性がですね、着物を着ているのにはわたくしも少々ウケましたですけどもね、ええ、ハイ、ウヘッヘエ・・・・あ、そこにバットあるの?あったら振ってみて、うん。
以上、神奈月のものまねでお送りしました、、、。
-----------------------
プリティ・リーグ
出演:トム・ハンクス、ジーナ・デイヴィス、ロリ・ぺティ、マドンナ、ロージー・オドネル
監督:ペニー・マーシャル
(1992年・アメリカ・125分)NHK-BS
評価★★★☆/70点
内容:第二次世界大戦真っ只中のアメリカ、メジャーリーガーたちが次々と戦場へ駆り出され、大リーグの運営は危機を迎えていた。そこで全米女子プロ野球リーグが発足することになり、全米から選ばれた64人の選手が4チームに振り分けられる。その中の1つのロックフォード・ピーチズを率いるのは、昔は大リーグの強打者だったが怪我で引退し、今は酒浸りの生活を送っているジミーだった。1943年から1954年にかけて実在した全米女子プロ野球リーグの選手たちの奮闘を描いたスポーツコメディ。
“プリティじゃないことだけは確かです。。”
初代ピーチズスターティングメンバー!
1番センター “やりまくり”メイ
2番サード “チームのムードメーカー”ドリス・フーフィー
3番キャッチャー “伝説のキャプテン”ドティ
4番セカンド “ノートルダムの傴僂女”マーラ・フーチ
5番ファースト ヘレン・ヘーリー
6番レフト “サインは読めるが字は読めない”シャーリー・ベイカー
7番ショート エレン・スー
8番ライト “子連れ狼”エブリン
9番ピッチャー “打倒姉貴!”キット
監督 “飲んだくれ”ジミー
プリティ度 限りなくゼロ!!
-----------------------
メジャーリーグ3(1998年・アメリカ・100分)NHK-BS
監督・脚本:ジョン・ウォーレン
出演:スコット・バクラ、コービン・バーンセン、テッド・マッギンリー、石橋貴明
内容:前2作のインディアンズに代わって、3Aのサウスカロライナ・バズが舞台。最下位独走のバズの監督は、元インディアンズのペドロとタカを招き、選手にベースボールの素晴らしさを教える。バズはたちまち連勝を重ねるが、オーナー指令でメジャー球団とエキシビジョン試合をやるハメになり・・・。
評価★/25点
「クール・ランニング」(1993)みたいに、野球を知らないような国のド素人たちがメジャー軍団に挑むとかさぁ、、、最低限の新機軸を打ち出さないと3作目ともなると、文字通りただの消化試合だよ、これ。。
-----------------------
ラブ・オブ・ザ・ゲーム(1999年・アメリカ・138分)NHK-BS
監督:サム・ライミ
出演:ケビン・コスナー、ケリー・プレストン、ジョン・C・ライリー
内容:引退をかけてマウンドに上がる大リーグの名投手。完封試合のプレッシャーの中、彼は自らの野球人生、彼から去った最愛の女性との日々を思い返していた・・・。「さよならゲーム」「フィールド・オブ・ドリームス」と野球映画でもお馴染みのK・コスナーの本領発揮作!?
評価★★☆/45点
、、、試合中あんなに回想にふけれるほど大リーグは甘くないと思うんですけど・・・。
さらにさ、桑田でもあんなにマウンドでブツブツ独り言しゃべらないと思うんですけど・・・。
ま、どうでもいいんだけどさ・・・(笑)。
-----------------------
オールド・ルーキー(2002年・アメリカ・128分)NHK-BS
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス、ブライアン・コックス
内容:’99年に35歳でメジャーリーグの投手となったジム・モリスの半生を映画化。怪我でメジャーを断念した過去を持つジムは、高校で弱小野球部の監督を務めていた。しかし、生徒たちの励ましで、デビルレイズの入団テストを受けることに。今なお150キロを超える剛速球は、スカウトの目を釘付けにして・・・。
評価★★★☆/70点
“ケビン・コスナーよりも上手いということだけは確かだ。”
構成とかスゴイ無器用な映画なんだけど、夢とベースボールに対するひたむきさは直に伝わってくる。
モリスのメジャー初登板のごとく直球、直球、直球勝負の映画だったな。だから素直に評価できるのかも。
-----------------------
バッテリー
出演:林遣都、山田健太、蓮沸美沙子、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太
監督:滝田洋二郎
(2006年・東宝・118分)WOWOW
内容:中学入学を控えている天才ピッチャー原田巧(林遣都)は、病弱な弟(鎗田晟裕)の療養のため、祖父(菅原文太)の住む岡山へ家族と引っ越してきた。天才ゆえに他者を寄せ付けない気難しい一面を持っていた巧は、彼の才能に惚れ込んだキャッチャー永倉豪(山田健太)と中学の野球部に入部するが・・・。
評価★★★/60点
野球を扱った作品って、例えば漫画でいえば「巨人の星」からはじまり「ドカベン」「タッチ」、そして今オイラがハマッている「おおきく振りかぶって」に至るまで、やはり長期連載という長いスパンの中で、野球にかける思いや一球にかける思いというのを丹念に紡いでいく中で、その良さがジワジワと伝わってくるものだと思うんだよね。
たった一球投げるのに時には3,40ページ割かないとダメな世界、それが野球を扱った作品だと思うわけ。
で、それをたった2時間足らずでササッと描かれたってたかが知れてるわけで、、、底がどうしても浅くなってしまう。。
でも、これだけ野球オンリーでストレートな青春映画って実はそうあるわけではないので、まぁ新鮮ではあったかな。
ただなぁ、、いかんせん主人公・巧がいけ好かないんだわ(笑)。、、って、そこかよっ。
いや、そこなんですよ。イマイチ乗れなかった理由は・・・。
オイラ、ああいう奴、嫌(笑)。。
« 夢のシネマパラダイス108番シアター:変身/欽ちゃんの仮装大賞ボツ作品!? | トップページ | うたばん狂想曲第25番:オイラが初めて買ったCD&マイ・ベスト50 »
« 夢のシネマパラダイス108番シアター:変身/欽ちゃんの仮装大賞ボツ作品!? | トップページ | うたばん狂想曲第25番:オイラが初めて買ったCD&マイ・ベスト50 »
コメント