夢のシネマパラダイス289番シアター:古今東西ロードムービー選
プリシラ
出演:テレンス・スタンプ、ヒューゴ・ウィービング、ガイ・ピアース、ビル・ハンター
監督・脚本:ステファン・エリオット
(1994年・オーストラリア・102分)NHK-BS
評価★★★☆/70点
内容:世代も生き方も違う3人のゲイが、オーストラリアの砂漠のリゾートでショーをするため、プリシラ号と名付けたバスで旅に出る。偏見や家族の問題を抱えつつ、ディスコソングに合わせて口パクしながら踊る3人が華麗で明るい、愛情あふれるロードムービー。
“ケバイ3人の顔よりも、そこに常に群がるハエの方が気になって仕方なかった。。”
大泉洋を全国区に押し上げた北海道発のTV番組「水曜どうでしょう」。その企画でオーストラリア縦断をやった時にもハエがたかってたんだよなぁ。オーストラリアってハエ天国なのねww
おそらく映画スタッフもハエを追っ払おうと悪戦苦闘したあげく、結局あきらめたんだろうな(笑)。
映画自体は、、、まぁ悪くはない。けど、時おり吐き気にも似たキモさが胸をつく・・・。アヴァのウ○コはないだろ。
でも、煙幕を噴出させながら車を走らせてみたいなとは思ったし、この映画で使われている曲は全部好き。特にヴァネッサ・ウィリアムスのSAVE THE BEST FOR LASTをエンドロールに持ってきたのは乙です。
オイラもあのティックみたいに口ずさむ時あるからなぁ。。
ん?違うからねオレは(笑)。
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セントラル・ステーション(1998年・ブラジル・111分)恵比寿ガーデン
監督:ヴァルテル・サレス
出演:フェルナンダ・モンテネグロ、マリリア・ペーラ、ヴィニシウス・デ・オリベイラ
内容:駅の構内で手紙を代筆し、人々の幻想や幻滅を見続けてきた孤独な女性ドーラと、母親を亡くしたひとりぼっちの少年ジョズエの父親探しの旅を描く。二人が自分の求めるものを探す旅に絡めて、ありのままのブラジルを映し出す感動作。ベルリン国際映画祭で金熊賞。
評価★★★☆/70点
“無っ性にアクエリアスが飲みたくなった・・。”
緑の一切ないブラジルの大地の渇きと人間たちの愛の渇き。渇きの相乗効果で観てるこっちが苦しくなってくる・・・。
例えば、山田洋次の描くような日本映画でこのシチュエーションだったらもっとすんなり映画の世界を受け入れることができたかもしれないけど。。ドーラって故乙羽信子に似てたし。
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裸足の1500マイル(2002年・オーストラリア・94分)WOWOW
監督:フィリップ・ノイス
出演:エヴァーリン・サンピ、ローラ・モナガン、ティアナ・サンズベリー、ケネス・ブラナー
内容:1931年、西オーストラリア。アボリジニの混血児を家族から隔離して白人社会に同化させる“隔離同化政策”により、3人の少女が寄宿舎へ。しかし3人は、言葉や習慣を押し付ける施設を脱走し、家に帰ることを決意する。。実話をもとに、故郷までの1500マイル(=2400キロ)を9週間かけて歩き続けた少女たちの物語。
評価★★★★/80点
“なぜ、どのようにして英語が世界共通語になっていったのか、よ~~~く分かった。”
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真夜中の弥次さん喜多さん(2005年・日本・124分)仙台フォーラム
監督:宮藤官九郎
出演:長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ、柄本佑
内容:商家の若旦那で結婚している弥次郎兵衛と、ヤク中の旅役者・喜多八は、実はディープに愛し合う仲だった。しかし、極度の薬物依存でどん底まで落ちてしまった喜多さんは、「リアルが分からない」と弥次さんに不安を訴えるのだった。そこで喜多さんを治すため、何でも願いを叶えてくれるというお伊勢参りへとチョッパーのバイクで旅立つことにするのだが・・・。
評価★★/40点
“リヤルにわからねぇ・・・。”
こう言っちゃなんだけど、WOWOWのドラマWでやるレベルじゃない?
あるいは、三谷幸喜のパパパパパルコ歌舞伎見参!「決闘高田馬場」に対抗して、クドカンの下北北北北北北沢までキターッ歌舞伎見参!「東海道中ビバ眉毛」とか・・・。大人計画とこのメンツで(笑)。
でも、、中村勘三郎のタケちゃんマンは凄かったな。
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ジム・キャリーはMr.ダマー(1994年・アメリカ・110分)Video
監督・脚本:ピーター・ファレリー
出演:ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ、ローレン・ホリー、カレン・ダフィー
内容:リムジンの運転手をしているロイドは、一目惚れした社交界のレディが忘れたスーツケースを届けようと、同居人のハリーと車で追跡。が、中味は誘拐された彼女の夫の身代金だったため、凶悪犯に狙われるハメに・・・。
評価★★☆/45点
なんとしてもあの84年型の“犬”には乗ってみたいゾ!
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ボーイズ・オン・ザ・サイド(1995年・アメリカ・117分)NHK-BS
監督:ハーバート・ロス
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、メアリー・ルイーズ・パーカー、ドリュー・バリモア
内容:レズのブルースシンガー、ジェーン(ウーピー)、エイズ・キャリアを持つOLのロビン(メアリー・ルイーズ・パーカー)、恋人を殺害してしまうほど男運は最低だが恋が生きがいの女の子ホリー(ドリュー)という全くタイプの違う3人がひょんなことから旅に出ることに・・・。旅を通して逆境を乗り越えて友情を深め成長していくさまを描く、男は完全に添え物の女性映画。
評価★★★☆/70点
“その日見終わってからずっとカーペンターズのアルバムをかけ続けてました”
暴力男・病気・無二の親友、、、歌う・笑う&ささやかなウソ・闘う。。。
メアリー・ルイーズ・パーカーとウーピーの3大イメージ。この映画もその例にもれず。
それにしても角刈りマコノヒー、、似合わねぇ(笑)。
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八日目(1996年・ベルギー/仏・118分)DVD
監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ダニエル・オートゥイユ、パスカル・デュケンヌ、ミュウ=ミュウ
内容:ダウン症患者の施設にいるジョルジュは、母親に会うために愛犬を連れて施設を抜け出した。しかし、彼の愛犬をエリート銀行員アリーが運転する車がはねてしまったことから、アリーはジョルジュの面倒をみるハメに・・・。ダウン症候群の青年との奇妙な友情を通して、エリートビジネスマンの男が人生の本当の意味を学んでいくヒューマンドラマ。
評価★★★☆/70点
ジョルジュの唐突の死で終わるあまりにもなラスト、、ハリウッド映画だったら試写の段階で速攻ボツになってただろうな(笑)。
変な贖罪っぽいやり方で始末をつけられてそれを見せられるという放置プレーは、正直いって一気にげんなりくる・・。
せめて、「八日目に神はてんとう虫をつくった。」となってほしかったなぁ。
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ファーザーズ・デイ(1997年・アメリカ・99分)NHK-BS
監督:アイバン・ライトマン
出演:ロビン・ウィリアムズ、ビリー・クリスタル、ナスターシャ・キンスキー
内容:元恋人コレットから息子の存在をほのめかされた弁護士ジャック(ビリー・クリスタル)だが、その息子が家出したので探してほしいと頼まれる。一方、デイル(ロビン・ウィリアムズ)も元恋人コレットから全く同じ内容の話を聞かされ、息子を探す旅の道中で出くわした2人は行動を共にすることに・・・。
評価★★★/65点
“もしあの2人の男に、お前の父親だと言われても断固拒否します!”
だって頭突き男と、運転中にしばしば人を轢いたと錯覚する男でっせ(笑)。
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