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2008年12月30日 (火)

夢のシネマパラダイス170番シアター:リング&呪怨&着信アリ

リング

1000548_m 出演:真田広之、松嶋菜々子、中谷美紀

監督:中田秀夫

(1998年・東宝・95分)もちろんVideoっしょ。。。

評価★★★/60点

内容:若者たちの間で広まっている呪いのビデオについて取材していたテレビディレクターの浅川玲子は、親類の娘・智子がビデオを見た1週間後に謎の心臓発作で死んだことから調査を始め、うわさのビデオの現物を見つける。自分も死の予告を受けた玲子は、前夫である大学講師の高山竜司に助けを求めるのだが・・・。

“原作を★5つとすると映画は★3つより上は付けられない。”

いまいちノレない原因はビデオの内容。まばたきが無い時点で★-1だし、原作の方が妙な息苦しさがある。

このビデオ見ると本当に1週間後に死ぬ、、、かもしれないと思わせる文章。

このビデオ見たからって1週間後には死なねぇだろうと思わせてしまう映画。

おいおい、映像が文章に負けるってのはどういうことだ。

唯一、映像が原作を上回っていたのは貞子の登場場面だけだなんて・・・。

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らせん(1998年・東宝・97分)Video

 監督:飯田譲治

 出演:佐藤浩市、中谷美紀、真田広之、鶴見辰吾、佐伯日菜子

 内容:息子を海の事故で亡くした医師・安藤は、突然死した男を病理解剖するが、胃の中から数字が羅列された紙切れを発見する。その男がかつての同級生だったことから、第一発見者の高野舞とともに、その謎に挑もうとするが・・・。

評価★★☆/50点

もともと原作からしてホラーの域を脱したSFサスペンス調だったので、これを映像化するというのはどうなんだろう、というのはあったんだけど、バカ正直に完全に理屈オンリーで作った駄作になっちった・・。

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リング0 バースデイ(2000年・東宝・99分)WOWOW

 監督:鶴田法男

 出演:仲間由起恵、田辺誠一、田中好子、麻生久美子

 内容:鈴木光司のベストセラーを映画化した人気ホラーシリーズの完結編。第1作「リング」から30年前に遡り、呪いのビデオテープを生み出した山村貞子の秘密を描く。

評価★★☆/50点

金属音のようなノイズと貞子の一瞬横ステップだけは認めてやるよ。

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ザ・リング(2002年・アメリカ・116分)2002/11/20・MOVIX仙台

 監督:ゴア・ヴァービンスキー

 出演:ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダースン、ブライアン・コックス

 内容:中田秀夫の「リング」をドリームワークスがリメイク。新聞記者でシングルマザーのレイチェルは、見ると7日後に必ず死ぬというビデオテープのうわさを聞く。やがて彼女が発見したテープには、血の波紋、鏡に映る女性、馬の死体、井戸が・・・。

評価★★★/55点

“「ザ」が付くと付かないとでは、、、大して差はない。”

サマラがTVから出てきた時の目がダメダメ。

あの目はエクソシストの目になっちゃってるもんなぁ。青白く光ってたし。

あのね、白目剥かないとダメなのよ。こんなふうに・・・ウxッ。。

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ザ・リング2(2005年・アメリカ・128分)DVD

 監督:中田秀夫

 出演:ナオミ・ワッツ、サイモン・ベイカー、デビッド・ドーフマン

 内容:ハリウッドオリジナル脚本による続編。引っ越しし新たな生活を始めたレイチェル親子だったが、町で起きた怪死事件をきっかけに、息子のエイダンに異変が起き始めた。サマラの呪い、ビデオテープの恐怖が再び2人に襲いかかる!

評価★★/40点

ジュラシックパークばりの鹿の方が断然恐い・・。

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呪怨

Juon_2_thumb 出演:奥菜恵、伊東美咲、上原美佐、市川由衣、津田寛治

監督:清水崇

(2002年・日本・92分)2003/02/06・テアトル新宿

内容:ある日、介護ボランティアをする女子大生の里桂は、寝たきりの老婆の様子を見るためその家を訪れるが・・・。死者の強い恨みや怒りの情が呪いとなって宿るとある一軒家を舞台に、そこに関わった人々と襲いかかる恐怖が描かれる。

評価★★★/55点

“15~20分の同じ内容のショートホラーフィルムを6回続けて観たオイラはその日、相当ヒマだったらしい・・・。”

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呪怨2(2003年・日本・92分)2003/09/03・テアトル新宿

 監督:清水崇

 出演:酒井法子、新山千春、堀江慶、市川由衣、葛山信吾

 内容:ホラー映画への出演が続く女優・原瀬京子は、関わった者たちの悲惨な死や行方不明が後を絶たない呪われた家をレポートするテレビ特番にゲスト出演した。そしてその夜、婚約者の将志の車に乗り家路につく途中、首都高でネコを轢いてしまい・・・。

評価★★★☆/70点

“ふ~ん、ちょっとは頭使うようになったんじゃん。”

これまでは“見せ方”のみに執心していた作り手がやっとで“語り方”にも頭使うようになったと。

例えば前作でいうと15分の同じ内容のショートホラーフィルムの単なる羅列にすぎないレベルだったと思うんだけども、今回はレベルが1段上がったかんじ。

やっぱり見せる怖さと語る怖さが、髪の毛がねじれるように絡み合ってこそ怖さの相乗効果も高まると思うから。最近の和製ホラーはアトラクション化しちゃってるからなぁ・・。

でもホント今回は怖さのツボにハマッちゃった。

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THE JUON/呪怨(2004年・アメリカ・92分)DVD

 監督:清水崇

 出演:サラ・ミシェル・ゲラー、ジェイソン・ベア、ウィリアム・メイポーザー、クレア・デュバル

 内容:東京の大学で福祉を学ぶ留学生カレンは、介護を手伝うため友人の家を訪れる。だが、家の中には人のいる気配がなかった・・・。「呪怨」のハリウッドリメイク版。全米興行成績第1位を獲得したことも話題になったが、日本では鳴かず飛ばずに・・。

評価★★☆/45点

このシリーズは、レンタル屋のカウンターでレンタル料金を払ったときが自分のテンションが1番高い。アドレナリンもこの時にしか出ない・・・。そんなシリーズに成り下がってしまいそう。。

ってそんなん初めから分かってた?

ハイ・・・。

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着信アリ

Chakushinari 出演:柴咲コウ、堤真一、吹石一恵、岸谷五朗、石橋蓮司

監督:三池崇史

(2004年・東宝・112分)DVD

評価★★☆/45点

内容:女子大生・由美が参加した合コンメンバーを次々に襲う怪奇。それは自分の携帯電話に自身の番号で着信がかかり、伝言メッセージには自分の悲鳴にも似た断末魔が録音されていて、しかも着信時刻は3日後。やがて3日後の着信時刻が来ると、不可解な死を遂げていく・・・。

“関心ナシ”

携帯という発想もどっかで見たことあれば、映像もどっかで見たことあるのばっかり。怖くもカユくもない。

最初の犠牲者が出るまでの描写と光の具合と雰囲気だけかな、ゾクゾクきたのは。

ていうか何が1番恐ろしかったって、、企画・原作の秋元康がDVDの特典映像のインタビューで、「男はつらいよ」シリーズみたいに50作目指して頑張りマッスル!って言ってたこと。戦慄・・。この人やりかねないで(笑)。

寅さん、どうぞ祟ってあげて下さい!

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着信アリ2(2005年・東宝・106分)WOWOW

 監督:塚本連平

 出演:ミムラ、吉沢悠、瀬戸朝香、ピーター・ホー、石橋蓮司

 内容:保育士の杏子の携帯にかかってくる不吉な死の着メロ。杏子を救うため、恋人のカメラマン、尚人は事件を追うルポライターの孝子とともに行動を開始する。そしてついに3人は、事件のカギが台湾にあることを突き止める・・・。

評価★★/35点

AMラジオに混線してくる台湾ラジオがウザイ、、てかんじ。。

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着信アリ Final(2006年・東宝・105分)WOWOW

 監督:麻生学

 出演:堀北真希、黒木メイサ、板尾創路、ジャン・グンソク

 内容:韓国に修学旅行で来た安城高校2年C組。が、その最中、女子生徒の一人が死の着メロを受け、予告通りに無残な死を遂げる。その後も鳴り続ける死の着メロ。そして、その死から逃れる唯一の方法は、送られてきた死の予告を誰かに転送することだった・・・。

評価★★★/60点

“自分だったら、、、どうする!?究極の選択ネタ”

まずは設定に、死の着メロを他人に転送すれば死なないという新味を持ち出してきたことには素直に拍手したい。転送という究極の選択ネタを取り入れることで、携帯でしか繋がれない今の若者の希薄な人間関係がいじめ問題と絡めてあらわになっていく様はテーマとしても見応えがある。

転送されまいと生徒たちが携帯を取り合う壮絶なシーンは、まんまリアルなバトルロワイアルものだったし。

さらに、幽霊を倒す方法が、メールを大量に送り込んでサーバーをフリーズさせるというのもなかなか笑えて面白かった、、って笑っちゃダメやん・・(笑)。

日韓の国境を越えてネットカフェにたむろする名もなき若者たちが一致団結して手助けする、しかも「ひとりじゃないよ!」という決めゼリフ付きときたもんにゃ、これは完全に「電車男」やろという・・・。

良くも悪くも不特定多数の人々が結びつくネットや携帯の功罪がテーマとしてあって、意外に最後まで飽きずに見れたかんじ。

ただ、映画を締める方向だけはバカ正直にいつもと同じで一気にトーンダウンしちゃったな。。

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