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2008年11月10日 (月)

夢のシネマパラダイス556番シアター:力道山

200511_img_3 出演:ソル・ギョング、中谷美紀、萩原聖人、鈴木砂羽、山本太郎、藤竜也

監督:ソン・へソン

(2004年・韓/日・149分)WOWOW

評価★★★☆/70点

内容:1944年の東京。力士である力道山は、朝鮮出身という理由で先輩力士のいじめや差別に苦しんでいた。しかし、有力なタニマチの援助もあって相撲でも結果を残していき、さらに綾という芸者とも結婚。しかし、関脇まで昇り大関昇進というところで朝鮮人という出自がまたしても大きな障害となってしまう。そこで、意を決した力道山は相撲界に見切りをつけ、国籍や人種にとらわれない場として、西洋のスポーツ・プロレスに活路を見出すのだった・・・。戦後日本最大のヒーロー、力道山の半生を映画化。役作りのために28kg増量したソル・ギョングの熱演は必見。

“世界人と名乗らなければならない悲しみ”

なにせ自分の両親が生まれるかどうかの頃の話なので、オイラにとっては力道山といったら敗戦後日本を支えた伝説のレスラーとしか言えないのだけど、力道山が在日コリアン1世だったことはなぜだか知ってたんだよなぁ。。なんでだろ・・。

でも、大スター力道山の人生の裏にこれほどまでの辛苦があったとは正直目からウロコだった。

ものすごい韓流ブームに沸いていた1,2年くらい前、法事の席で韓国ドラマの話題で盛り上がっていた親戚の会話の中で、ふと「昔は朝鮮人といったら皆顔をそむけて差別してきたのに韓流ブームなんて到底考えられなかったわよねぇ・・」と叔母さんが言ったら皆一様にうなずいていたのが思い出されたけど、在日1世が日本社会で生きていくというのは言葉にならないほどの苦労を伴なっていたのだろうなぁというのがキム・シンラク=力道山の半生を通して痛いくらいに伝わってきた。

富も名誉も名声も手に入れてなお出自を隠さなければならない人生って、、、それは今でも往々にしてあることなのだろうけど、なんとも悲しいことだね。

今回の映画は韓国製作ということで、日本人が作ってたら戦後の復興と昭和というテーマの中で、ノスタルジックさが前面に出たおセンチ全快のヒーロー物語になってたと思うけど、韓国人視点の力道山は彼の孤独と苦悩がやけに胸にグサリと突き刺さるアンチヒーロー物語となってしまった・・・。

ヒーローの孤独としてはあまりにもツラすぎる現実に思わず考えさせられてしまった。

あ、でも、当時の日本を見事に再現した美術・セットには感心したな。 

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アリ(2001年・アメリカ・157分)DVD

 監督・脚本:マイケル・マン

 出演:ウィル・スミス、ジョン・ボイト、ジェイミー・フォックス

 内容:通算61戦56勝(37KO)5敗。1964~74年に活躍し、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と形容された軽やかなフットワークで世界ヘビー級チャンピオンンとして不動の地位を築いたモハメド・アリ。ベトナム戦争への徴兵拒否など、数多くの逸話を残す伝説のボクサーの半生を描いたドラマ。

評価★★★/65点

アリが凄いことも、マイケル・マンが凄いことも、ウィル・スミスが凄いことも大変よく分かった。

しかし、それらが三位一体となって迫って襲ってくるどころか、余裕で見切れてかわしまくれちゃうところがある意味不思議でならないし、なんか肩透かしをくらった気分でちと残念。

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ナチョ・リブレ覆面の神様

Rjxqgxieby 出演:ジャック・ブラック、エクトル・ヒメネス、アナ・デ・ラ・レゲラ、リチャード・モントーヤ

監督:ジャレッド・へス

(2006年・アメリカ・92分)WOWOW

評価★★★☆/70点

内容:メキシコの貧しい修道院で育てられ、大人となった今では料理番として孤児たちの面倒を見るイグナシオ(ナチョ)。彼はルチャ・リブレ(メキシカン・プロレス)のレスラーになってお金を稼ぎ、子供たちに満足な食事を与えようと決意。が、彼が一目ボレした新任の美しいシスター・エンカルナシオンはルチャ・リブレを毛嫌いしていた。そこで彼は、修道院には内緒で試合への出場を決め、奇妙なトレーニングを開始するのだが・・・。

“ジャック・ブラックの怒涛のプロレス一直線体当たり演技に相当救われている。”

ゆるゆるテイストのコント風演出、所狭しとわんさか湧き出してくる変テコキャラ、カラムーチョが合いそうなどこまでもカラッとしたメキシカンな風景、ジャック・ブラックの典型的バカ体当たり演技、妙に心躍るエスニックサウンド。

どれもがツボにハマっておもしろ楽しいのだが、映画としての体幹までもがホントにゆるくて、例えばナチョと修道院の孤児たちとの関係だとかベタでご都合主義的でもいいからもっとあからさまに描いた方がよかった気がする。

ガキの頃からレスラーに憧れていたという夢を抱えてそのまま大人になったようなナチョのキャラクターは少年そのものなんだけど、なぜレスラーとして戦うのかというところがだいぶ中途半端で、そこが映画としてちょっとハジききれていない感を演出しちゃってるんだよね。

子供としての夢と大人として守るべきものがあるという現実との狭間で、ジャック・ブラックのハイテンションだけが変に空回りしちゃってるのが、なんだか惜しい作品かなと。

まぁ、そこも含めて笑える映画ではあるし、裏を返せばそこが「バス男」(2004)で強烈な印象を残した監督ジャレッド・へスの真骨頂なのかもしれないけど。。

どっからどう見てもB級映画という点からすれば、ちょっとオイラの中のハードルが高すぎたかもな・・・。

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