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2008年10月23日 (木)

夢のシネマパラダイス532番シアター:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

Pwa03 出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン

監督:セルジオ・レオーネ

(1984年・アメリカ・205分)NHK-BS

評価★★★/65点

内容:マカロニ・ウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネが、ユダヤ人移民のギャング団の年代記を描いた一大叙事詩。1920年代初めのアメリカ、貧しい移民たちの街で、ユダヤ系の悪ガキ6人が仲間になり、禁酒法の裏をくぐって金儲けを始めた。最初は自衛のための団結だったが、たちまち凶悪なギャング集団になっていく。やがて禁酒法が廃止され甘い汁が吸えなくなると、リーダーのマックスは連邦準備銀行の襲撃という無謀な計画に没頭する・・・。

“血は水より濃い”

「ゴッドファーザー」が生涯ベスト1の自分にとっては、どうしても比べてしまう作品なのだが、“血は水より濃い”ということわざのごとく、「ワンス・アポン~」の方が格段に薄っすく見えてしまう。。

まるで卵を1個溶いてフライパンでオムライス作ろうと思ったら、そのフライパンがバカでかくて、伸ばしに伸ばしたあげくペッラペラの薄い生地になってしまった、、みたいな。

そこにノスタルジック風味満載の映像と音楽のケチャップをドバドバかけたかんじ。

ユダヤ系ギャングのクロニクルをゆったりとした時間の流れの中で描こうとしているのは分かるが、どうしても無駄に冗長に感じてしまう。

「ゴッドファーザーPART2」では若かりし日のドン・ヴィトー・コルレオーネに扮したデ・ニーロ。そこではシチリア移民の家族思いの絆にあふれた家族愛の象徴とアメリカン・ドリームの体現者として描かれたヴィトー。

一方、本作では友情の絆に結ばれていながらも結局昔の仲間から逃れ、ひっそりと生きてきたヌードルスのアメリカン・ドリームとはかけ離れた孤独は、ゴッドファーザーとはあまりにも対照的だ。

“家族の映画”ゴッドファーザーは、“友情の映画”ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカより濃い、のである。

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スリーパーズ(1996年・アメリカ・147分)盛岡フォーラム

 監督・脚本:バリー・レビンソン

 出演:ブラッド・ピット、ジェイソン・パトリック、ケビン・ベーコン、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、ブラッド・レンフロ

 内容:’60年代のNY。4人組の少年たちが少年院送りに。そこで残忍な看守による暴力と性的虐待を受ける。10年後、彼らは看守への復讐に乗り出すが・・・。

評価★★★/65点

“善なる人々が行動を怠れば、必ず悪が勝利する・・・byエドマンド・バーク”

善なる人々デ・ニーロ神父の神妙な面持ちが象徴するように映画自体もどこか陰鬱。

ラストの5人が見せるこの映画唯一の笑顔になんとか救われた感はあるけど、もうどうせだったらデ・ニーロが復讐の鬼になって暴れまくってくれる方がまだよかったような・・・。

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