夢のシネマパラダイス507番シアター:彼女を信じないでください!?
彼女を信じないでください
出演:カン・ドンウォン、キム・ハヌル、ソン・ジェホ、キム・ジヨン
監督:ぺ・ヒョンジュン
(2004年・韓国・115分)WOWOW
評価★★★★☆/85点
内容:薬剤師の青年と女詐欺師の恋を描いたラブコメ。詐欺罪で服役中のヨンジュは、仮釈放されて姉の結婚式に向かうことに。しかし、列車で出会ったヒチョルの指輪が盗まれ、泥棒に間違われたくない彼女は、必死で取り戻そうとするのだが・・・。
“この映画を信じてください。そしてこの映画を貶める人を信じないでください。”
聞くところによると、韓国では結婚というのはそのカップル同士のイベントというよりも家族対家族、家系に関わる最大のイベントという文化的位置付けの方がいまだに強烈なんだそうで。
結婚する当人が相手方の家族にどう迎えられるか、特に奥さんの方はその点が重要ということで、この映画でもヒチョルの両親はもとより叔父さんから変なオバサン軍団まで選り取り見取り。
その中で悪戦苦闘する“新しい嫁”。無条件でドツボにハマりました。
映画という“ウソ”の中で怒涛のウソをつきつつ“本当のこと”をさらりと見せるこの作品、何度も言うようだけどドツボにハマりますた。。
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恋する遺伝子(2001年・アメリカ・98分)NHK-BS
監督:トニー・ゴールドウィン
出演:アシュレイ・ジャッド、グレッグ・キニア、ヒュー・ジャックマン、マリサ・トメイ、エレン・バーキン
内容:テレビ局で働くキャリアウーマンのジェーン。毎日忙しい日々を送る中、彼女は恋愛がしたいと親友と語り合う。ようやく、新番組のプロデューサーのレイと付き合い始めるのだが、彼にはすでに彼女がいて・・・。
評価★★★/60点
ジェーンの極論武装を「分かる分かる」と納得されちゃ男としてはたまったもんじゃないが、、、特に反論もできなかったりする。。
あの~~、男もさ、無いアタマをフルに使って、一応考えて行動してんのよ。
そこらへんのところ、分かってくれないかなぁ、、、なんて結局いつの間にか出たとこ勝負になっちゃってるオイラ・・・おいおい。
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トゥー・ウィークス・ノーティス
出演:ヒュー・グラント、サンドラ・ブロック、デビッド・ヘイグ、アリシア・ウィット
監督:マーク・ローレンス
(2002年・アメリカ・101分)DVD
評価★★★☆/70点
内容:NYの古い建築物の保存に奔走する熱血女性弁護士ルーシーは、お気に入りの公民館が取り壊されるという話を聞き、街の再開発を進める大手不動産会社の御曹司ジョージに直談判する。そこでルーシーは、公民館は壊さないという条件のもと彼の顧問弁護士になるのだが・・・。職業も性格もライフスタイルも全く正反対な2人が次第に惹かれ合っていくさまをリズミカルに描いたラブコメ。
“ラブコメのアタリハズレの分かれ目はいかに素直かつ安心して見られるかにかかっていると思うのだが、この映画はそのアタリ方が度を越している。。リスクを感じないのも逆に物足りなさが残るんだな・・・。”
冒頭のコミュニティセンターを取り壊すための鉄球にしがみ付いているS・ブロックの姿を見て、あ、こりゃアタリだなと。
ヒュー・グラントについてはもう何も言うことなし。あ、こりゃハズレだなと。
そんで、頑固で気の強すぎる女と、優柔不断なヤワすぎる男の夫婦漫才、あ、こりゃ大アタリだなと。
しかし、、、アタリすぎた・・・。
S・ブロックもH・グラントもバリバリ地じゃなかろうかというくらいハマリすぎていて、価値観も考え方も違うあり得ない2人がくっつく話のはずなのに、最初っからあり得るだろこれと思えてしまう。
渋滞にハマってトイレを我慢できなくなるというのもS・ブロックなら往々にしてありそうだもん(笑)。
想定外が皆無なのも逆に疲れるんだなってことが分かった。。
ただ、ラブコメの作りとしてこの映画は100点だよ、ウン。それだけは言っとく。
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オオカミの誘惑(2004年・韓国・115分)WOWOW
監督・脚本:キム・テギュン
出演:チョ・ハンソン、カン・ドンウォン、イ・チョンア、チョン・タヘ
内容:ソウルにやって来たばかりのごく普通の女子高生ハギョンを、転入先の学園の人気者と隣の高校のアイドル、2人のハンサムが奪い合う!まんま少女漫画の世界です・・。
評価★★/40点
“どこから本気でどこまでが冗談なのかと勘繰りながら見てしまったのが運のツキ。本気度120%まっしぐら映画にオイラの本気度30%じゃはなっからついていけるはずがなかった・・・。”
だって、こいつら高校生!?てとこはまだしも、テソンがハギョンを「お姉さん」と呼ぶのもこれって冗談か言いがかりなんだろ?と途中までマジに思ってたし・・・。
そもそもハギョンにモテモテ男2人が猛アタックする理由が分からない(笑)。
こりゃ、たのきんトリオとか少年隊をリアルタイムで見たことがない、あるいは少女漫画をほとんど読んだことがないオイラみたいな男には、はなっからお呼びじゃない、そういう映画なのかも、ってことで納得。。
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メラニーは行く!(2002年・アメリカ・109分)WOWOW
監督:アンディ・テナント
出演:リース・ウィザースプーン、ジョシュ・ルーカス、パトリック・デンプシー、キャンディス・バーゲン
内容:NYでファッションデザイナーとして成功したメラニーは、市長の息子のアンドリューからプロポーズされ有頂天。しかし、実は彼女には高校時代に結婚し、いまだ離婚を承諾してくれない夫が、故郷のアラバマにいたのだった・・・。
評価★★★/60点
例えて言えば、大阪を舞台にしていながら肝心の人情が抜けているという本末転倒な映画だが、田舎娘と垢抜けない都会娘の双方が板についていたウィザースプーンに免じて★3っつ。
でも、1番人情と男気にあふれていたのはメラニーの恋人アンドリューだったというオチですた。。
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