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2008年8月31日 (日)

20世紀少年再読:解けない謎・・

昨年2007年10月から11ヶ月かけて漫画20世紀少年を全巻すみずみまで読み直してきたこの一大企画(笑)、20世紀少年再読。

とにかく1巻1巻の構成が過去・現在・未来を行ったり来たりするので、分かりやすく整理してまとめるのが大変で、逆に浦沢直樹の凄さを実感した次第です。正直今はこの企画から解放された安堵感と達成感で一杯っス。

最終巻で、フクベエに成り代わった新“ともだち”はカツマタ君だったという、自分の記憶の片隅にさえ残っていない人物だったことから始めた20世紀少年再読ですが、一生懸命読み直しても結局解けない謎は残ってしまいました・・・。それを箇条書きしてみます。

謎①1971年(小6)、理科室の水槽の電源を入れ忘れたモンちゃんが、ケロヨン、コンチ、ドンキーを引き連れて夜中に学校に行く。

そして、一人入って行ったドンキーがそこでフクベエの首吊りを見るわけだが(第14巻)、第1巻では校庭に入っていくコマで5人のシルエットが描かれているのだが、この5人目の人物はいったい誰だったのか?

→カツマタ君というのが最も合理的なのだが。。

*関連巻:1巻・14巻・16巻

謎②同じくこの理科室のシーンで、ドンキーが窓から飛び降りた後、フクベエの首吊りトリックの仕掛けが外れてしまう(第16巻)のだが、この後の詳しい描写がない。

果たしてその場にいたヤマネとナショナルキッドの少年(この人物が誰だったのかも謎だが、カツマタ君だと思う)はどう対処したのか?フクベエが隠したかったこの時の真実とは?

→まず、カツマタ君が“死んだ”日=存在を消された日は1970年の夏休みに、駄菓子屋ジジババで宇宙特捜隊のバッヂの万引き犯人扱いされ、フクベエに「おまえは今日で死にました。」と言われた日(21世紀少年上巻)。

この理科室事件はそれからほぼ1年後に起こっている。フクベエに恨みを持っていたカツマタ君はこの時とばかり、フクベエに復讐をしようとして飛びかかったか何かしたのではないかor意識を失ったフクベエを蘇生させ、フクベエとの力関係を対等に持っていった、あるいは逆転させた!?

*関連巻:14巻・16巻

謎③第16巻の謎。

新“ともだち”カツマタ君がヴァーチャルアトラクション(VA)の記憶をインストールしているが、この時のVAでの1969年~1971年までの記憶が基本的にフクベエ視点になっているのはなぜか?そして時おり出てくるのっぺらぼうは何なのか?

→のっぺらぼう=カツマタ君だと思うのだが、となるとどこかしこにカツマタ君視点が混在している可能性があり、ますますわけが分からなくなってきてしまう・・・

謎④秘密基地のある原っぱがボウリング場建設(建てたのは神様)で取り壊されることになり、タイムカプセル(カンカラ)を埋める(1970年の秋ごろ)が、その場面に11人いることが確認できる(第1巻)。

21世紀少年上巻から、ケンヂ・マルオ・ヨシツネ・オッチョ・モンちゃん・ケロヨン・コンチ・ユキジ・ドンキーの9人は確定できる。では残りの2人は誰だったのか?

→21世紀少年下巻から、カンカラに木製のリモコンを入れた人物=カツマタ君の可能性が高いのではないだろうか。残りの1人はフクベエなのか・・・なぁ。

*関連巻:1巻・21世紀少年上下巻

謎⑤フクベエとサダキヨが秘密基地で出会った年が1年ズレているのはなぜか?

第10巻のサダキヨの回想では1970年で、これはサダキヨが転校してきた年なので辻褄が合う。しかし、第16巻のVA内では1969年になっている・・。

→16巻のVA内での出来事は、先に指摘したようにカツマタ君視点が混在している可能性があるので、かなり信憑性は下がるとは思うのだが、しかし、10巻のシーンでは2人とも顔が描かれていないのに対し、16巻のこのシーンのコマにはしっかりとフクベエとサダキヨの顔が描かれているのがなんとも・・・イジワル(笑)。。

ただ、突っ込んだ推理をすれば、この第10巻のサダキヨが出会った少年はフクベエと読者にすり込ませるミスリードで、この人物は実はカツマタ君だったのかも。すなわち、サダキヨが秘密基地で出会ったのはフクベエではなくカツマタ君だった!?

一方、1969年の方は、フクベエとカツマタ君が出会ったシーン、、と強引にこじつけてみる・・。う~ん・・・・(笑)。

*関連巻:10巻・16巻

謎⑥1970年8月29日、首吊り坂の屋敷のお化け事件で、テルテル坊主のシーツの中にいる2人の少年の会話が微妙に違うのはなぜか?

第8巻の小泉響子が入ったVA内(1970年の出来事なのにこのVAは1971年と1年意図的にズラされている)では、右側の少年(サダキヨ)と左側の少年(フクベエ?)は対等に話している。一方、第16巻のVA内(年代のズレはない)の方ではフクベエが一方的に命令口調で話している。

→分かりません。

*関連巻:8巻・9巻・16巻

こんなとこでしょうか。。分かんねぇ~~・・。

他にも、例えば謎⑤でサダキヨが出会ったのがカツマタ君だった可能性が真実だとするならば、21世紀少年上巻でのサダキヨとカツマタ君の会話(サダキヨが転校を伝えるシーン)からしても、サダキヨにとっての“ともだち”は最初からカツマタ君だった可能性があることなど、深読みすればいくらでも答えが出てきてしまう・・・。

また、新“ともだち”カツマタ君と旧“ともだち”フクベエの関係というのもイマイチ分からんし。

はぁ~あ。

もうこうなったら、最後の手段。いいようにこじつけてやる(笑)!

そのこじつけは、考えがまとまったら載せたいと思います。今は無理ポ・・。ガクッ。

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コメント

ども。
私も日々20世紀少年の謎に悩まされている人間ですw
ホントに分らない事だらけですよねー。
でも、私なりに答えられるものもあります!

それは謎⑥です。
確かに8巻のコイズミが聞いた二人の会話と16巻の二人の会話は違いますよね。
これは結論から言うと、16巻の会話が真実です。
基本的に8巻のVAよりも16巻のVAの内容の方が真実に近いと思います。
なぜなら8巻のVA=フクベエが自分に都合のいいように(1970年のウソを始め)作られている。
16巻のVA=カツマタ視点。カツマタには、過去に自分に都合の悪い事はないから、(むしろ真実のVAを作る事によって、ケンジに忘れている事を思い出して欲しいくらいなので)ほぼ真実。

つまり、本当はフクベエがサダキヨに、「『何でこんな事やったんだよ』って聞かれたら『うるさいな、何だっていいだろ』って言えよ」と指示しいるのが真実で、
8巻でそんなコトをフクベエが指示してたら、フクベエが黒い人間なのがバレバレなので、自分が指示したとおりの会話でVAに記憶させた。

というのが真相だと思います!

面白かった

このブログのおかげ3倍楽しく理解しながら読むことが出来ました。
本当に乙です

ブログ、一気に読み倒させていただきました。
膨大な考察文、お疲れ様でした。
面白かったです!ありがとう!

楽しく読ませていただきました。本当にお疲れ様でした

確かに辻褄があわないというか・・・
理解しにくいことが結構あるね。

でも私一番の謎は・・・・
何故ケンジのねーちゃんが・・・

ふくべえ か かつまた君と出来ちゃったのか

作者 女心をわからなすぎ・・・・・

今頃コメント書いて読んでいただけるのでしょうか(笑)。

謎⑤ですが、「1969年」というのは、その次のコマ(文集でしたっけ)以降のことを示していると考えてはいかがでしょうか?

それも含め、自分の中では、極論なしに結構すっきりした解釈ができつつありますが、一番の悩みは、ハットリ君マスクですね。

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