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2008年8月14日 (木)

夢のシネマパラダイス485番シアター:子供には刺激が強すぎる!?監督:伊丹十三

マルサの女

42661121 出演:宮本信子、山崎努、津川雅彦、大地康雄、桜金造、マッハ文朱、大滝秀治、室田日出男

監督・脚本:伊丹十三

(1987年・東宝・127分)NHK-BS

評価★★★/65点

内容:税務署の調査員をしている板倉亮子は、ある日、ラブホテルなどを経営する実業家の権藤が脱税しているのではないかという疑念を抱き調査を始めるが、くせ者の権藤はなかなか尻尾をつかませない。国税局査察部に配属が決まり、晴れてマルサの一員となった亮子は、上司の花村らとともに再び権藤の内偵を進める。。脱税の取締りを担当する国税局査察部の通称マルサと呼ばれる査察官たちの活躍を描いた社会派エンターテインメント。

“枯渇することのない欲望に執着するオスとメスの生態を赤裸々に捉えたニッポン裏側観察記”

看護婦のおっぱいチューチューから開幕したときはどうなることかと思ったけども。

とにかく出てくるキャラ出てくるキャラがまるで本能に従う動物のごときアクの強さで、観てるこっちは完全に胸焼け状態。。

ゴミをあさり貧乏人にも情け容赦のない味噌っかす女、板倉さんはミュージカルのアニーに見えてくるし、そしてなにより権藤社長。手塚治虫のマンガに出てくる名悪役アセチレンランプやろ。頭にロウソク立てたら、まんまじゃないスか。

そう考えると、なんかマンガチックなのだけども、しかしこれはやはり妙に生々しいすえたニオイのするアブノーマルなれっきとした映画なんだよね。二度と観ないけど(笑)。。

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マルサの女2(1988年・東宝・127分)WOWOW

 監督・脚本:伊丹十三

 出演:宮本信子、津川雅彦、丹波哲郎、大地康雄、益岡徹、三國連太郎

 内容:ベテランの域に差し掛かった板倉亮子に、東大を卒業したばかりの部下がついた。そんな亮子の今回のターゲットは、宗教法人を隠れ蓑に私腹をこやす大悪人、鬼沢鉄平。ヤクザや大物政治家とも繋がりがある鬼沢の罪を暴こうと亮子らはあの手この手を使って追いつめていく。。

評価★★★/65点

岡本麗オバさまのスカートがまくり上がってパンツひけらかしてるんだから、もう何でもありだな・・・。

鬼沢(三國連太郎)の怨念と執念が映画全体を取り巻いていて、板倉亮子をはじめとするマルサたちの執念がまるでバブルがはじけてしまったかのように鎮まってしまっているのは、やや物足りない。

強さ、弱さ、おかしさ、哀しさ、エロさ。人間の裏の裏まで見せびらかした三國連太郎に圧倒されたといったところか。いや、たしかに凄かったわ。

実は単なるコマのひとつに過ぎなかった鬼沢の怨念・・・。

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ミンボーの女(1992年・東宝・123分)NHK-BS

 監督・脚本:伊丹十三

 出演:宮本信子、大地康雄、村田雄浩、宝田明、中尾彬

 内容:サミットの開催を控えている名門ホテル、ロイヤルコートは、ヤクザの逗留を許している危機管理の甘さを理由に開催権をライバルホテルに奪われてしまった。ヤクザを排除しようと考えた総支配人は、経理マンの鈴木とベルボーイの若杉をヤクザ担当に任命する。しかし、素人の彼らはヤクザの術中にはまって金をむしり取られてしまい、さらに悪化した事態に頭を悩ませるホテル側は、ミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士・井上まひるを雇うことに・・・。

評価★★★★/75点

ハエやゴキブリを追い落とすアースジェットのごときジェット噴射口撃で毅然とまくし立てる宮本信子が痛快!

血尿を出して身を粉にしてまで闘った大地康雄にも泣きの一票!

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お葬式

51w18kfezfl 出演:山崎努、宮本信子、菅井きん、大滝秀治、財津一郎、江戸屋猫八、高瀬春奈

監督・脚本:伊丹十三

(1984年・日本・124分)DVD

評価★★★/65点

内容:「新しき土」などで知られる名監督・伊丹万作の息子で、俳優やエッセイストとして第一線で活躍していた伊丹十三が、初めて監督に挑戦した人間喜劇。俳優の井上侘助は、妻で女優の千鶴子の父親が急死したとの知らせを受けて、マネジャーの里見とともに妻の両親が暮らす別荘に駆けつけた。多くの親類縁者が訪れ、葬儀の準備が着々と進められていく中、侘助と千鶴子は「冠婚葬祭入門」というビデオを見て本番に備えるが・・・。

“高瀬春奈がお昼のトーク番組に出てきたときに、なぜか無性に悶々としたことを覚えている・・・。”

当時小学生だった自分の記憶中枢の奥深くに焼き付けられたアレ・・・。わき毛が生えてるのがまたなんともエロレロ、、でございまして。。

はぁ~あ・・・(笑)。

でも、超高級車に乗ってやって来るボッタクリ御前様や、お通夜の酒盛りを早々と終わらせたい奥方連中とまだ飲み足りない殿方連中の丁々発止など、エンタメとしてカユイところにも手が届く気の利いた巧い描写の数々はさすがとしか言いようがない。

はぁ、、、死んだらああやってオイラも寄ってたかって覗き込まれるのか。。

あ゛っ、ヤバ、オレ長男だったんだ・・・

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タンポポ(1985年・東宝・115分)Video

 監督・脚本:伊丹十三

 出演:山崎努、宮本信子、渡辺謙、安岡力也、大滝秀治、役所広司、黒田福美、加藤嘉

 内容:タンクローリーの運転手ゴローと助手のガンは、街道沿いの寂れたラーメン屋に立ち寄り、ひょんなことからこの店を町一番のラーメン屋に立て直すことになった。女主人タンポポとともに、ゴローは究極のラーメン作りを目指し、様々な食通たちの助けを得て極上のラーメンを完成させる。メインのストーリーとは無関係な、食べ物にまつわる13のエピソードが随所に挿入されるユニークな構成の作品。

評価★★★/65点

これは“食べる”映画ではない。“吸う”映画だ!

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静かな生活(1995年・東宝・121分)NHK-BS

 監督・脚本:伊丹十三

 出演:山崎努、柴田美保子、渡部篤郎、佐伯日菜子、今井雅之

 内容:絵本作家を目指すマーちゃんの家族は、作家のパパと優しいママ、予備校生の弟オーちゃん、そして知的障害を抱えながらも音楽の才に恵まれた兄のイーヨーの5人。ある日、オーストラリアの大学へ講師として招かれたパパはママと一緒に渡航することになり、留守番のイーヨーとマーちゃんの“静かな生活”が始まる。。原作はノーベル賞作家、大江健三郎の連作短編小説。

評価★/25点

大林宣彦にエロ薬を飲ませたような筆致と描写が非常にキモ悪くて胸焼け起こしそう(笑)。。

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