20世紀少年再読⑮
オッス!オラ15巻!サクッと行きまひょ。
2015年、、中央アジアでは一切の出入国が禁止されるなど、ウイルス感染による被害は世界を覆い始めていた。
そんな中、ローマ法王の訪日が決まり、万国博覧会の開会セレモニーに出席することが決まる。しかし、元ヤクザ者だったルチアーノ神父が法王が暗殺される可能性を見抜き、日本へやって来て歌舞伎町警察署で蝶野将平に取調べを受けるが、蝶野に必死でそのことを説明する。
それを理解した蝶野は、新宿歌舞伎町教会へ彼を連れて行き、仁谷神父やカンナ、オッチョらに法王が暗殺されることを告げる。
街で、死んだはずのともだち=フクベエを見かけたことが何か関係しているのかもしれないと考えるオッチョ。
しんよげんの書には、“ばんぱくばんざい、、、そして世界大統領が誕生するだろう。2015年西暦が終わるだろう。”とある・・・。
さっそくカンナはタイマフィアの首領チャイポンと中国マフィアのボス王暁鋒に話をつけ、自警団を結成し、旧知の仁谷神父に会いに新宿視察にやって来るローマ法王を守るべく立ち上がる。
ローマ法王来日。
案の定、法王を狙ってともだちの一団が新宿に張っていたが、ことごとく自警団が見つけていく。が、その一団はことごとく何かを口の中で噛んで即死してしまう。
そして、最も危険な人物“13番”=田村マサオだけが見つからない。
その頃、万丈目は、万博開会式セレモニーで“ともだち”の遺体と法王が対面することを知らされる。「史上最大のショーになる!!全人類の前で、あのニセモノがホンモノに変わる瞬間だ。」
開会のファンファーレが鳴り響き、すさまじい大歓声の中、新宿視察を無事終えたローマ法王が舞台上に現れる。
すると、舞台中央にあった奇妙なドームが静かに開き、“ともだち”が祭壇に祀られている。
、、、と、生き返ったともだち(とはいってもカツマタ君)が法王のもとに歩み寄っていくのを見計らって、太陽の塔のモニュメントの上から“13番”がライフルを向けて3、4発撃つ
と、舞台ではローマ法王を救ったともだちが瀕死の重傷を負い、倒れていた。ともだちは蘇えり、法王を身を挺して救ったのだ。。。
オッチョ「奴は永遠の命を与えられたどころか、本当の神になった・・・。」
そして、1週間後、ともだちは完全な復活を遂げた!
その頃、世界各地で防毒マスクにスーツ姿のセールスマンが数多く見かけられた。
カパッと開いたスーツケースから噴出された霧は、美しい虹になった。
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そして、世界は滅亡した・・・。
舞台はともだち暦3年へ移る。。。
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