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2008年7月20日 (日)

夢のシネマパラダイス460番シアター:ハリウッド版海猿!

ザ・ダイバー

4_36896 出演:ロバート・デ・ニーロ、キューバ・グッティングJr.、シャーリズ・セロン、アーンジャニュー・エリス

監督:ジョージ・ティルマンJr.

(2000年・アメリカ・128分)DVD

評価★★★★/75点

内容:アメリカ海軍史上、初めての黒人ダイバーが誕生するまでを描く物語。貧しい小作農民の子だったカール・ブラシアは、その泳ぎの才能を生かそうと海軍に入隊し、ダイバーを志望する。しかし、そこで彼を待っていたのは、黒人はコックか雑用係という人種差別の厳しい現実だった。

“「海猿」にはなかったもの全てがこの映画にはある。”

また、キューバ・グッティングJr.の熱演ぶりを見られるという点においても、ただ叫んで撃ちまくるだけのキャラクターしか与えられなかった「パール・ハーバー」になかったもの全てがこの映画にはある。

この映画は人間がしっかりと描けているのだ。

父親の刻んだ言葉“ASNF”(生涯忘れない息子)と父親の写真を心の糧として人種差別吹き荒れる海軍の中で這い上がろうとするカール・ブラシア、しかし実は貧しい小作農民の父親という残像を払いのけるために這い上がろうとするようにも見える彼の姿は、時に傲慢で独りよがりで、時に痛々しくも映る。

そんなブラシアがラストに至って自分一人の力で生きてこられたのではないこと、省みることがなかった家族の大切さ、周りの人たちの大切さに本当の意味で気付いてくれたのは、こちらとしてもこの映画を観た甲斐があったというものだ。

デ・ニーロに関しても、ここ最近はコメディ映画での軽妙演技ばかりが印象に残っていたが、久々にマジな全力疾走熱血デ・ニーロを見られてこれまたこの映画を観た甲斐があったというものだ。

そっかぁ、「愛と青春の旅立ち」に出てきた海軍士官学校の鬼軍曹(ルイス・ゴセットJr.)にもそういう過去があったんだろうなぁ、なんてことまでふと思い浮かべてしまいましたわ。

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守護神

10014318867_s 出演:ケヴィン・コスナー、アシュトン・カッチャー、ニール・マクドノー、メリッサ・サージミラー

監督:アンドリュー・デイヴィス

(2006年・アメリカ・139分)2007/02/23・盛岡フォーラム

評価★★★★/75点

内容:沿岸救助隊に所属し、これまでに200名以上もの遭難者の人命を救ってきた伝説のレスキュースイマー、ベン・ランドール。しかしある時、任務中に大切な相棒を失い、心に深い傷を負ってしまう。第一線から退いた彼は、レスキュー隊員を育成するスクールに教官として赴任する。彼はそこで高校で水泳チャンピオンだったジェイクと出会う。。

“水ものケビン・コスナーの真骨頂”

「さよならゲーム」でバスタブの中でSEXに耽り、「ウォーターワールド」で文字通り水浸しになり、「コーリング」では川に飛び込み、と水ものには相性がいい(?)ケビン・コスナーが今度は海猿になる、ということで、これが面白くならないわけがない(笑)!

いや、実際のところはあんまり期待してなかったんだけど、今回ばかりは相性がホントに良かったみたいだ。

キャラの立て方は非常にベタで類型的だったけど、アシュトン・カッチャーの「愛と青春の旅立ち」を軸にして、自分の立ち位置をわきまえたケビン・コスナーの潔い新旧世代交代を描きつつ、自らを伝説にしてしまう話の作り方はなんとも心憎い巧さで、なかなか見応えがあったように思う。

まぁ両者の顔を立てるにはこういう展開にならざるを得なかったのかもしれないけど。。

ただ、何人救ったのかという記録にこだわるジェイク(アシュトン・カッチャー)に対し、救えなかったのは22人で救った人数はいちいち覚えていないと言うベン・ランドール(ケビン・コスナー)の対照的な答えは、海難救助に対する思いがよく伝わってきて印象的だったし、ベテランと新参者の対比、そして新参者ジェイクの成長という視点に絞って描いたのはハリウッドの定番とはいえ面白かった。

そこらへん、「海猿」よりもかえって良かったかなと。訓練シーンなんかも、より実践的だったし。

そういえば「LIMIT OF LOVE 海猿」で伊藤英明が、男を背負い妊婦を片手一本で掴みながらハシゴにぶら下がるシーンがあったけど、そういうところはけっこう似てたかもね。

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