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2008年6月12日 (木)

欧蹴球狂想曲第36番:ユーロ5日目:ポルトガル突破!

今日から各グループふた周り目。今日はグループA。

まずは勝ち点3同士のポルトガル(FIFAランク11位)×チェコ(同6位)の天王山から。

Photo 監督のフェリペ・スコラーリがユーロ後にチェルシーの監督になることが決定し、5年に渡るポルトガル代表におけるまさに集大成となる今回のユーロ。

目指すは優勝。願わくばスペインとの決勝戦になれば言うことなし!

さて、まずは布陣から、、

チェコ:4-1-4-1     チェフ

         ウイファルシ      ロゼフナル

グリゲラ                          ヤンクロフスキ

                 ガラセク

          マチェヨフスキー     ポラク     

 シオンコ                           プラシル  

                  バロシュ

 VS    VS    VS    VS    VS    VS    VS

ポルトガル:4-2-3-1  ヌノ・ゴメス

     シモン                       ロナウド

                   デコ

          モウチーニョ       ぺティ

 パウロ・フェレイラ                      ボジングワ

            カルバーリョ      ぺぺ

                   リカルド

ポルトガルは初戦トルコ戦と同じメンバー。チェコの方は、コレルの代わりに前回大会得点王のミラン・バロシュを前線に据え、中盤にロシツキーの代役1番手と目されていたマチェヨフスキーを入れてきた。

Photo_2 試合は前半8分にいきなりデコが先制点を入れる。

デコが起点となった攻撃からロナウドがヌノ・ゴメスとのワンツーから抜け出しシュートを放つもののチェフに弾かれる、、、がそこに詰めていたデコが押し込んで先制!

この試合、結局1ゴール1アシスト、さらにダメ押しの3点目に繋がる早いリスタートをロナウドに送ったのもデコであり、今日のマン・オブ・ザ・マッチを選ぶとすれば間違いなくデコだろう。

ポルトガルの心臓を担うデコがこのままいぶし銀の活躍を見せれば頂点にたどり着くのも夢ではない。そんなことを感じさせる試合内容だった。

Photo_3 チェコも前半17分、CKからシオンコが同点ヘッドを決めて、その後も鋭い寄せから縦に早いサッカーを繰り出し、ポルトガルのリズムを狂わせる時間帯もあったのだが、後半に入ると、ますますデコが存在感を見せつけ、それに引っ張られるようにロナウドも尻上がりにパフォーマンスを上げていく。

そしてその2人によって後半18分流れるような勝ち越しゴール!

Photo_4 さらに後半ロスタイムには、一瞬のスキを突いた素早いデコのリスタートから、DFライン裏に一気に抜け出したロナウドがゴール前に走りこんでいたクアレスマに流し楽々とゴールを陥れた。

フツーに強いっス。。

これでスイス×トルコ戦の結果、ポルトガルが1位突破を果たすことになった。おそらく準々決勝の相手はクロアチアになることが予想されるのだけど、今の個と組織が融合したサッカーを見せられればベスト4は固いだろう。

3戦目のスイス戦は主力を温存することが予想され、休養も取れるだろうし、目指せ!スペイン×ポルトガルの決勝を!

次は、勝ち点0同士、崖っぷちのトルコ×スイス。

布陣は、、

トルコ:4-1-4-1   ヴォルカン

       エムレ・アシュク     セルヴェト

アルティントップ                    ハカン・バルタ

             メフメト・アウレリオ

ギョクデニズ    トゥメル     トゥンジャイ     アルダ

                 ニハト                

 VS    VS    VS    VS    VS    VS    VS

スイス:4-4-2 デルディヨク  ハカン・ヤキン

 バルネッタ                        べーラミ

           フェルナンデス   インレル

 マニャン                       リヒトシュタイナー

           センデロス      ミュラー

                 ベナッリョ

トルコはエムレが負傷、その他にもギョクハン・ザンやカズムが初戦から外れた。スイスもフレイが初戦で負傷、シュトレラーも臀部を痛めてベンチにも入ることができなかった。

Photo_5 この両者、実は2006ドイツW杯の欧州予選のプレーオフで対戦しており、スイスがトルコを倒してW杯チケットをもぎ取ったという経緯がある。

しかもその対戦で大乱闘も起こっており、まさに因縁の再戦ということになった絶対に負けられない戦いになったのだが、それを天も見越したのか、試合開始直後から暴風雨が襲い掛かり、ピッチは見る見るうちに水を含んでいく。

その中で繰り広げられる激しいぶつかり合い、肉弾戦。。

Photo_6 ボールと足がとられる最悪のピッチコンディションの中で、スイスはDFライン裏へのロングパスと縦に早い戦法に切り替える一方、ビルドアップから細かいパスサッカーを身上とするトルコはなかなかリズムをつかむことができない。

そんな中、前半32分。シンプルに裏へのボールを送り続けていたスイスがついに先制する。

センデロスの1発ロングパスが裏へ抜け出したデルディヨクへ渡り、豪快に飛び出してきたヴォルカンをかわして、ゴール前のハカン・ヤキンへパス。雨のピッチでボールが止まるもののハカン・ヤキンが押し込んだ。スイス1-0。

しかし、後半雨が降り止み、ピッチコンディションが戻ったことで、形成が逆転してしまう。

後半12分、左サイドからニハトのクロスを後半から投入されたセミフがヘッドで決め同点。

Photo_7 そしてスイスの再三の決定的チャンスを防ぎきったトルコは、後半ロスタイムに左サイドから持ち込んだアルダがそのまま強烈なシュートを撃ち込み逆転ゴールを決めてしまった。

呆然とするスイスサポーター・・・。

スイスとしては後半38分にあったビッグチャンスを決めきれなかったのが痛かった。

これで、トルコはチェコと並んで勝ち点3を獲得。第3戦での直接対決も凄いことになりそうだけど。トルコのDF陣も満身創痍だし大変だぞこれは。

逆にスイスはグループリーグ敗退が決まってしまった。

開催国は2国とも敗退だなこりゃ・・。まぁ良いサッカーしてるんだけどねぇ。

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