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2008年6月30日 (月)

欧蹴球狂想曲第44番:スペイン完全優勝!

Photo 熱狂スペイン!!44年ぶり2回目の優勝!

オイラが生きているうちに果たしてスペインはビッグトーナメントで優勝できるのか、という果てなき夢がついに実現しました。ヤッホーイ!

ていうか生まれてから30年、初めてスペインの優勝を見れたっちゅうわけで、これはホントに記念すべき日になりましたゾイ。

しかも全勝優勝は、1984年のフランス以来ということで、今回のスペイン代表はまさに記録にも記憶にも残る名チームになったと思います。素晴らしい!

Photo_2 結局最後に勝つのはいつもドイツというサッカージンクスも、万年2位終わりというバラックのジンクスを打ち破ることはできなかったということかな(笑)。。

まぁそれ抜きにしても今回のスペインは美しく魅せて勝つサッカーを最後まで見せてくれて、やはり優勝に値するのはドイツではなくスペインだった。正当な優勝だね。

さて、布陣は、、、

ドイツ:4-2-3-1     レーマン

         メルテザッカー    メッツェルダー

フリードリッヒ                          ラーム

         フリンクス      ヒツルスベルガー

シュバインシュタイガー   バラック        ポドルスキー

                 クローゼ

 VS     VS     VS     VS     VS     VS

スペイン:4-1-4-1    トーレス

 イニエスタ     シャビ        セスク      シルバ

                   セナ

カプデビラ                            Sラモス

            マルチェナ     プジョル

                 カシージャス

ドイツは得点に係るほとんどをラーム&ポドルスキーの左サイドから得ている中、準決勝ロシア戦でジルコフの縦突破をことごとく防いだセルヒオ・ラモスがどこまでドイツ左サイドの攻撃を食い止めることができるか・・。

そしてスペインは今まで2トップで開始していたのだが、ビジャがロシア戦で負傷し、トーレスの1トップで臨む。ユーロ予選で4-1-4-1は機能していたものの、その多くがビジャの1トップであり、トーレスの1トップというのはアラゴネスはあまり採用してこなかったのだが、今回ドイツ相手にどう機能するか・・。

また、両チームともに中盤5人を並べ、中盤主導権をどちらが握るかも重要なポイント。「攻撃は最大の防御」「ボールを保持していれば攻められることはない」という信条のもと、パスで相手をいなしつつポゼッションを高めていくスペインと、激しいボールプレッシングから電光石火のごとき怒涛の攻撃を繰り出していくドイツ。

そんな中始まった世紀の決戦は、前半10分過ぎまでは生き生きとしたドイツと、カチコチのスペインという構図で始まり、試合の入り方としてはスペインは地に足の着いていない最悪といってもいい立ち上がりだった。

Photo_3 とにかくDF陣も硬いし、中盤でもなかなかリスクを負ってドイツの懐に入っていこうとしないし。ボールの獲りどころがなかなか定まらない。正直どうなることかと思ってたけど。

しかし、前半14分に初めてドイツ自陣に潜り込んだイニエスタが放ったシュートが相手DFに当たってコースが変わり、レーマンがなんとか指先で弾いたところあたりから、スペインが本来の調子を取り戻していく。

22分には、トーレスのヘディングシュートがポストに当たる惜しいシーン。

この試合スペインの攻撃で特徴的だったのは、1トップに張ったトーレスの裏への抜け出しを狙った一発縦パスを頻繁に狙い続け、ポゼッション重視のサッカーをあまり意識しない展開を見せていたことで、逆にドイツの方が左サイドに繋げて組み立てていこうとする意識が強く、戦前の予想とは異なる意外な図式の展開となった。

結局試合を終えてのポゼッション率はドイツの52%、またパス本数もドイツの360本に対し、スペインは314本と明らかに今までのスペインとは違う戦い方、ある意味堅い試合運びを見せたといっていい。

今回のスペインは100%イケイケのサッカーではなく、ある程度のリアリスティックな待ちのサッカーを見せていたことは確かだが、今日の数字はその中でも異彩を放っている。

これはある意味では1トップに張るトーレスを最大限に活かそうとするリバプールの攻撃に近いものがあったと思うが、攻めるだけがスペインではないということを如実に物語る試合巧者ぶりを表わしているように思う。実はどういうわけか驚くほどの堅守なのよ今回のスペイン(笑)。。

Photo_5 さらに、トーレスへの裏への一発縦パスは、高さには強いがスピードには弱いドイツCBに対する作戦だったことは明確で、アタックが5回失敗しても1回勝てば良いというものだったと思うが、案の定その1回が前半33分に訪れることになる。

シャビの一発スルーパスに、カバーに入ったラームとの競り合いを振り切って右足でチョコンと合わせたボールは、ゴール右隅に転がっていき、待望の先制点。トーレスが文字通りエル・ニーニョ=神の子になった瞬間だった。

Photo_6 その後ドイツはバラックが右目まぶたを切るというアクシデントに見舞われ、暗雲が立ち込める。

決勝戦出場も危ぶまれたバラックだったが、やはりこの試合、あまり本調子ではなかったように見受けられた。

1点取ったスペインはいつものようにより引いて相手の出方をうかがい、機を見て速攻に移るというカウンターサッカーへ移行していくが、攻めたいドイツもスペイン守備網に捕まりなかなか思うようにいかない。ここでも堅守を支える聖カシージャスやプジョルをはじめとするDF陣の健闘が光った。

Photo_7 結局最後まで威力を発揮することなく終わったドイツ左サイド。前半を終えて足に裂傷を負ったラームが退いたことで、この試合はジ・エンドだったのかもしれない。

後半頭からヤンゼンが入り、さらに後半開始後ヒツルスベルガー→クラニーを前線に入れてフリンクスをアンカーに置く4-1-3-2にして攻勢をかけるドイツだったが、ヒツルスベルガーがいなくなりバラックがより下がり目になったことで、逆にスペインが中盤でボールを回しやすくなってしまう結果になった。さらにシャビ・アロンソ、カソルラを投入したことで、ドイツの反攻も尻すぼみになってしまった。

Photo_8 グイサがトーレスに代わって入った後半30分からは完全にスペインのペースで、何度も決定的チャンスがあったのに面白いように入らない・・。これはゲルマン魂炸裂か!?とビクビクしてたけど、何事もなく無事に終了。終わってみればドイツに何もさせない完勝だった。

CAMPEONES!CAMPEONES♪CA~MPEONES♪

Photo_9 聖カシージャスがアンリ・ドロネー杯を受け取り、歓喜に揺れる!

サポーターの数ではドイツの方が明らかに多かったけど、熱情のスペインサポも揺れまくり。

みんなよくやった!おめでとう!ありがとう!今度は2年後だ!日本なんてどうでもいい(笑)!

Photo_10 ←69歳アラゴネス、胴上げ、、、っつうか死体を運んでるようにしか見えないんだけど(笑)。葬送の儀礼!?

頑固爺さんアラゴネスもいろいろ批判を浴びながらも、最高の歓喜をスペインにもたらしてくれました。お疲れさまです。

どうやら今大会で退任という路線らしく、後任にはデル・ボスケが内定との噂もあるけど、44年ぶりの優勝ということでどうなるかねぇ。

Photo_11 とにもかくにも今回のスペインは、今まで見てきた代表チームの中でも本当に素晴らしい、見ていて楽しいサッカーをしてくれるチームだったと思います。

2年後、さらに強くなっているスペインを夢見て、、、。

アディオス!ユーロ2008!グラシアス!エスパーニャ!

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