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2008年6月18日 (水)

夢のシネマパラダイス435番シアター:韓流恋愛模様

僕の彼女を紹介します

Bokuno 出演:チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク、キム・テウク、チャン・ホビン、チャ・テヒョン

監督・脚本:クァク・ジェヨン

(2004年・韓国・123分)2004/12/23・プラゼール

評価★★/40点

内容:犯人と間違えてうっかり取り押さえてしまったのが恋の始まり。正義感あふれる熱血美人婦人警官ギョンジンと、心優しい高校教師ミョンウの2人は瞬く間に恋に落ちる。強気な彼女と穏やかな彼氏、2人の触れ合いが明るい笑いを交えて描かれるが、突然の別離から奇跡の愛の物語が始まる。。

“漫画と昼ドラのチヂミ仕立ては最初の10分で飽きがくる・・。”

「猟奇的な彼女」はハマって、こっちは全くハマれない。なんでだろう。

て考えること自体すでに「猟奇的~」の二番煎じの匂いがプンプン、、、て考えること自体ラストのオチでブッ飛んだ。

こいつら確信犯じゃん。もう付いてけないわ・・・。

にしてもチョン・ジヒョンの使い方がなんというか見ててイタかったなぁ。1回から9回まで味方の援護なしに投げきって玉砕したピッチャーみたいな。

しかもこのピッチャーがゴメンの一言も言えないような根性曲がりのブンブン丸で、相方のキャッチャーはブンブン丸のイエスマンである単なるやわな金魚のフン。おかげでブンブン丸の投球が逸れて当たって死んじゃったけど。。

ブンブン丸と金魚のフン。

しかしこのブンブン丸。実は双子のうりふたつの兄が、いや姉か、がいて登板予定だったのが交通事故にあって帰らぬ人となってしまった。。。

、、ってタッチじゃん、それ!じゃあ金魚のフンは南ですか!?なんじゃこりゃ。

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誰にでも秘密がある

4_11265 出演:イ・ビョンホン、チェ・ジウ、チュ・サンミ、キム・ヒョジン、チョン・ジェヒョン

監督:チャン・ヒョンス

(2004年・韓国・101分)WOWOW

内容:女心を知り抜いた完璧な男をめぐり、美人三姉妹が繰り広げる恋模様を描いたセクシー・コメディ。ミヨンは二枚目実業家のスヒョンに一目惚れし付き合い始める。ところがスヒョンは、人妻の長女ジニョンや恋愛経験ゼロの次女ソニョンにも巧みなアプローチをかけ・・・。

評価★★★★/75点

ふと、もし伊丹十三が監督してたら、、、淫ら好きでいやらしいオイラの頭中で伊丹バージョンを想像しだしたら、もうどうにも止まらない♯♪

だって妹の結婚式直前に姉貴がその新郎とヤッちゃうわけでしょ。しかも騎乗位で・・・。これはやっぱ伊丹さんじゃないと(笑)。

ヤバイ、、、誰にでも秘密があるって、、、オイラの場合は趣味が妄想ってことじゃん!?

半分冗談はさておきこの映画、伊丹十三が監督してなくて本当にヨカッタ。おいおい。。

映画を完璧に清潔に締めていた必殺仕事人イ・ビョンホンの爽やかスマイルは、オイラになんて出来っこねえよ、というひがみにしかならないのでどうでもいいんだけど、何といってもチェ・ジウのキャラクターに触れずにはおれまい。

恋愛経験ゼロの27歳処女。

冬ソナなどのTVドラマは1度も見たことがないので、自分にとっては記念すべきチェ・ジウ初体験だったのだけれど、伊達に韓流の看板を背負ってるんじゃないのよ!みたいなオーラを纏っていて、とにかくこの次女のキャラが図抜けて良かった。

だからぁ。伊丹さんに撮らせてればさぁ、、、ハッ、またまた妄想が・・。

な、なにせ小学生の時分に家族で見てしまった「お葬式」が衝撃的だったものですから。

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春の日は過ぎゆく(2001年・韓国・113分)NHK-BS

 監督:ホ・ジノ

 出演:ユ・ジテ、イ・ヨンエ、ぺク・ソンヒ、パク・イナン、シン・シネ

 内容:録音技師の青年サンウはある日、ラジオ局のDJをしている女性ウンスから仕事の依頼を受けた。それは、自然の音を採集するというもの。2人は録音のための小旅行をする中で打ち解けあい、いつしか恋に落ちていく。しかし、2人の恋は時が経つにつれ、春の日が過ぎゆくようにすれ違っていくのだった・・・。

評価★★★/60点

“女心は分からないそのまんまの体現者イ・ヨンエと、未練タラタラやさ男ユ・ジテの愛の不条理日記に理性を保ったままのオイラは中盤以降ついていけず・・・。”

「親切なクムジャさん」での冷め切った般若と「オールド・ボーイ」での偏執的な微笑を先に見ていたため、自然の中に溶け合っていくような優しい表情にはやや面食らった感が・・。

さらに車に引っかき傷つけるかよサンウさん。

まぁ、たしかに気持ちの整理がつかないやり場のなさを感じるほどこのバツイチの大人のお姉さんの行動は純真な年下の男のコにはわけ分からんのかもしれないけど。いや、オイラも分からなかったんだけどさ・・(笑)。勝手気ままな女にしか見えないし。

これが大人の都会派的な恋愛なのよなんて、もしさらっと言ってきたらそれこそ車に傷つけてこっちから別れてやるみたいな気になるけど、実際そういうオーラを出してたからなぁウンス姐さんは。

だからとっとと踏ん切りつけろよサンウよ!と途中から思ってしまったのだけど、恋は思案の外とはよく言うもんで、恋愛まっしぐらだと理性なんて途中からすっぽ抜けちゃうもんなぁ。分かる、分かるよサンウ。

しかし、理性を保った平常な時に外野から見てしまうと、ああ、男ってなんでこんな未練がましいんだ、、、と我ながら見てて恥ずかしくなっちゃうんだわさ。。。

なんだ、オイラすっかり感情移入してたんやん・・・。

自然の音の旋律と緩やかな映像、そこに静かに佇む人間、、、落ち着く映画だったのもたしかだ。「バスと女は去ったら追うもんじゃない。」は名言だったし。

でも、この点数がいっぱいいっぱいなんだよなぁ・・。

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美術館の隣の動物園(1998年・韓国・108分)NHK-BS

 監督・脚本:イ・ジョンヒャン

 出演:シム・ウナ、イ・ソンジェ、アン・ソンギ、ソン・ソンミ

 内容:結婚式場に勤めるチュニ(シム・ウナ)のアパートに見知らぬ若い男が訪ねてきた。男は部屋の元住人タヘの恋人だったが、タヘは他の男と婚約していた。同情したチュニは、期限付きで彼を部屋に置くが・・・。

評価★★★/60点

少女マンガのにおいがプンプンしてイマイチのれず。

なんだろう、、、ファンタジー恋愛とでもいえばいいだろうか。チュニとチョルスが共同して作るシナリオによる劇中映画はファンタジー恋愛でもいいのだが、実際のチュニとチョルスの恋愛への過程にはもう少しリアリティが欲しかった気がする。

特にこの映画の核となるチュニとチョルスの奇妙な共同生活にはもうちょっとひねりとスパイスを利かせてもらいたかった。

なにかまるでお見合いで結婚した夫婦が心を通い合わせていくようなレベルで、フツーに夕飯を食べてるところなどすでに土台が出来上がっちゃってて、プラスアルファで積み上げられるものが薄いわけよ。

しかし、その薄さをシム・ウナという希代の女優の魅力が最大限引き伸ばしてくれて、飽きることなく見られたのは特筆できるかな。

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子猫をお願い(2001年・韓国・112分)NHK-BS

 監督・脚本:チョン・ジェウン

 出演:ぺ・ドゥナ、イ・ヨウォン、オク・ジヨン、イ・ウンシル

 内容:高校時代からの仲良し5人娘は卒業後もしょっちゅう集まっていた。しかし、選んだ道や環境の違いから次第に距離が開き始め・・・。5人をつなぐ捨て猫ティティの姿を織り込みながら、夢や悩みに揺れ動く20歳の微妙な心情をみずみずしく描いた青春群像劇。

評価★★★/65点

“等身大女のコ5人組よりもカワイイ子猫よりも、ヘリウムガスが1番印象的。”

うーむ、、、男のオイラから見ると一応分かったつもりになって見てはいたけど、やっぱどこかで限界があるのかも。

女のコ5人組の感情の起伏を軸にして、5人の青春と夢と現実をとらえ、観る側の自分にもそれが反映してきて、今ここにいる自分の青春をも振り返させる、、、。

それができていればこの映画は自分の心に残ったと思うが、イマイチ映画から自分に反映してくるものがなかった。

人間にとって最高の宝、財産は絶対に友だちだと思うんだけど、この映画はそのことにある種残酷な形で正面から向き合っている作品ではあるんだ。

でも、ノドの奥になにかが引っかかってしまうような、そんな後味が残った映画だった。

ま、“白線流し”には勝てまへんわなぁ。

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