夢のシネマパラダイス411番シアター:cinema慰霊大社第33柱/世界の片隅で愛を叫ぶ館
cinema慰霊大社とは、オイラが今まで観てきた映画の中で、今後再見する可能性が極めて低い映画たちが怨霊となって祟りを成さないように祀って封印するための施設である。なお、合祀は日々続けられている。。
祭神名票No.234:クジラの島の少女(2002年・ニュージーランド/ドイツ・101分)2007/02/11・東京国立博物館
監督・脚本:ニキ・カーロ
出演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、ラウィリ・パラテーン、ヴィッキー・ホートン
内容:マオリ族の族長一家に生まれた少女パイケア。祖父は、男でない彼女を後継者とは認めようとしない。パイケアは、男たちに負けない努力を積むのだが・・・。因習に縛られた祖父と、それを覆そうとする孫娘の葛藤が、優しく淡々と綴られる。
評価★★★☆/70点
この際伝統などどうでもいい。あのジジイの心無い言葉には絶対に承服できない。
映画を観てるときはパイケアに免じて許してやったが、観終わってから時間が経つとやっぱどうしても引っかかる。
あんな娘、生まれてこなければよかった、なんて。50年後のオイラには言えねえよ。
フン、どうせオイラには伝統なんてありませんよダ。。
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祭神名票No.240:ぼくの国、パパの国(1999年・イギリス・96分)NHK-BS
監督:ダミアン・オドネル
出演:オム・プリ、リンダ・バセット、ジョーダン・ルートリッジ
内容:1971年、マンチェスター郊外の街に住むジョージは誇り高きパキスタン人。彼は英国人女性のエラと結ばれ、6人の息子とひとりの娘に恵まれた。彼の願いは7人の子供たちを立派なイスラム教徒に育てること。しかし、子供たちは全員マンチェスター生まれの現代っ子。結婚式当日まで相手の顔さえ見られないパキスタンの因習を押し付けようとする親父に子供たちは猛反発!ついには家族崩壊の危機に・・・。
評価★★★/60点
日本版なら親父はビートたけしで、オカンは鈴木京香で、息子は・・・・オイ!「血と骨」やんけ、、、
ま、オイラからみるとあの親父さんも窮屈でかわいそうな生き方してるなぁと思っちゃうけど。。でも、奥さんをグーで殴るのは見ててめちゃくちゃ腹立った。
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