夢のシネマパラダイス423番シアター:ソウ
出演:ケアリー・エルウェズ、ダニー・グローバー、モニカ・ポッター、リー・ワネル
監督:ジェームズ・ワン
(2004年・アメリカ・103分)2004/11/10・ヴァージンTOHOシネマズ
評価★★★/65点
内容:「ここは何処だ?」目を覚ましたゴードンとアダムがいたのは、朽ちたバスルームだった。2人の足はそれぞれ鎖でつながれ、彼らの間には死体が。「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬこと。」犯人からの残酷なメッセージが、彼らを死の淵へと追いつめていく・・・。
“あっ、そう・・・。”
映画を観終わった後の第一印象、、、なんじゃそりゃ(笑)。
しかしあの人形といい、“ゲーム”といい、死体の凝った見せ方といい、それこそデビッド・フィンチャーの「セブン」「ゲーム」、シャーリズ・セロンの「コール」etc..をモロに連想してしまったり。どこかで見たな的なネタ目白押しでイマイチ乗れず。
なんだろう、やっぱあの部屋に鎖でつながれた男2人と死体が1体というシチュエーション、それオンリーで攻めてもらいたかったと観終わって特に強く感じてしまう。
変な肉付けはいらなかった。それでもラストだまされただろうし。
ところで話はいきなり逸れるけど、この映画を観ていて、あるお話が頭にこびりついて離れなくなって仕方なかった。
それは「世にも奇妙な物語」シリーズで1番自分が強烈に印象に残っているエピソードで、キムタクが出てたやつで。
真夜中の駅、キムタクが猛ダッシュでトイレに入って用を足していると、ちょうど目の前の壁に「真夜中にこのトイレを使った人は一生出られなくなる」という落書きが・・。
気にもかけずにキムタクは普通にトイレから出ようとするが、なぜかトイレの入口のドアが押せども引けども全く開かない。終電も過ぎたため駅員に施錠されたと考えたキムタクは、しかたなくトイレの中で一泊することを決める。
、、が、そのトイレの中には様々なおどろおどろしい不気味な落書きが書かれてあって、、、「午前0時になるとジャックが殺りに来る」「この壁の中に誰かがいる」「お前は死ぬ」、「259(ジゴク)←(しかも鏡文字)」、「ここから逃げようとすると首を吊る」etc..
と午前0時、トイレの外から足音が、、、キムタクは恐怖体験でヘナヘナになりながらもなんとか戦慄の一夜を過ごすのだった・・・。
と夜が明けて、、、ドアが開く。。
ななななんんとこのドア、横に引っ張るスライド式のドアだったのだ!チャラーン♪
なんのことはない、駅員はカギなどかけてはいなかった、、、というオチの後にさらなるオチがあるのだが・・・。
今回の「SAWソウ」の中で、手がかりとして出てくるハートマークや×印を見て、そんなんことを思い浮かべてしまった。
2番煎じじゃないけど、何かが足りない、そんな映画だった。
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ソウ2(2005年・アメリカ・100分)WOWOW
監督・脚本:ダーレン・リン・バウズマン
出演:ドニー・ウォールバーグ、ショウニー・スミス、トビン・ベル、フランキー・G
内容:猟奇的連続殺人犯ジグソウを執拗に追う女刑事ケリーに呼び出され、凄惨な殺人現場に立ち会った荒くれ刑事のエリック。現場に残されたヒントからアジトを突き止めたエリックたちはジグソウをあっけなく捕まえる。が、その部屋に設置されたモニターにはジグソウが新たに仕掛けたゲームに挑む8人の男女の姿が映し出されていた。しかもその中の1人はエリックの息子で・・・。
評価★★★/60点
映画全体がゲーム脳に犯されていて、映画の思考活動が単純にパターン化してしまっているのがイタイ。
そのため驚きよりも文字通り痛さの方だけが際立ってしまった哀しきCERO12対象映画。
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es〔エス〕
出演:モーリッツ・ブライプトロイ、クリスティアン・ベッケル、オリバー・ストコフスキー
監督:オリバー・ヒルツェヴィゲル
(2001年・ドイツ・119分)DVD
内容:1971年にアメリカで起きた事件がベースの問題作。ある大学の心理学部が実験の被験者を募集。集まった20人の男たちは看守役と囚人役に分かれて、模擬刑務所で2週間を過ごすことに。しかし、彼らはすぐに“役”に支配され、恐るべき行動を見せ始める・・・。
評価★★★★/75点
戦争犯罪の過程と縮図を如実に垣間見てしまった気がする。虐殺、強奪、レイプ、、、この映画の中では服従と暴力と没個人化といっていたけど。
いや、戦争といった大げさなものでなくとも、イジメとかにも通じるような、そんな気味の悪さ・・・。
でも、あの狭い暗室独房に入れられたら間違いなくオイラ発狂するね。閉所恐怖症あな恐ろしや~。
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π【パイ】(1997年・アメリカ・85分)WOWOW
監督・脚本:ダーレン・アロノフスキー
出演:ショーン・ガレット、マーク・マーゴリス、スティーブン・パールマン
内容:世界の全ては数字で解明できると信じるマックス。彼は自ら発明したスーパーコンピュータで、毎日、株式市場の予測を行っていた。ある日、彼はとある数字を見つけ解析したが・・・。緊迫感のあるモノクロ映像とデジタル音源の斬新な融合が特徴的で、アメリカでカルト人気を呼んだSFスリラー。
評価★★☆/50点
脳ミソをツンツンするところで、どうしてもアラレちゃんがウ○コをツンツンする名場面(?)がオーバーラップして、ますます正常には見てられなくなった。。
ツンツン、、、ズキューーン、メッキュ~ン、ドッヒューーン。。。逝ってきまーす。ンチャ♪
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